もテーマに取り上げています。EJは1998年10月15日か
らスタートした日刊メールマガジンですが、スタートから約7ヶ
月後の1999年5月25日から13回にわたって、「日本航空
123便墜落事故(御巣鷹山事故)」を取り上げています。EJ
第132号〜EJ第144号までの13回です。これが評判なり
EJの購読者数は一挙に増加したのです。
その後、読者の強い希望によって、2003年に新しい情報に
基づき、御巣鷹山事故を26回にわたり再現連載しています。さ
らにそれに続いて、大韓航空機墜落事件についても28回連載し
ています。
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◎御巣鷹山航空機事故再現
EJ第1051号(2003年2月24日)〜
EJ第1079号(2003年4月 4日)
◎大韓航空機撃墜事件
EJ第1105号(2003年5月14日)〜
EJ第1132号(2003年6月20日)
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これら2つの事故には大きな疑惑があります。御巣鷹山事故に
しても、いまだになぜあのような悲惨な事故が起きたかというこ
とが解明されていません。
大韓航空機撃墜事件については、もっと大きな疑惑に包まれて
います。2003年6月20日のEJでは、このテーマのしめく
くりとして、この事件を次の4つにまとめています。
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1.この事件は偶発的な事故ではあり得ず、何者かがある目
的のために何らかの工作をした結果起きたものである。
2.大韓航空007便のパイロットや乗員が何者かと共謀し
てスパイ目的で領空侵犯を起こしたものではないこと。
3.007便はサハリン上空でソ連戦闘機によってミサイル
攻撃されたが、海上に着水し生存者がいることは確実。
4.生存者がいることについて、当のソ連と米国は最初から
確認しており、両国で共謀しその事実を隠蔽している。
──EJ第1132号(2003年6月20日)
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一昔前であれば、航空機事故の原因は飛行機の機体やシステム
の故障──エンジンや油圧システムなどの機体のトラブルや悪天
候がほとんどだったのですが、現代の高度に発達したハイテク機
では、機体や天候が原因で起きる事故はほとんどなく、もっぱら
人為的なミス──すなわちヒューマン・エラーが、原因の主流に
なっています。そして、この人為的な原因のなかに含まれるのが
人為的に引き起こされる事故です。大韓航空機撃墜事件は、まさ
にこれに該当します。
2014年も8つの航空機事故が発生しており、920人が死
亡しています。
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1. 1月 5日
サウジアラビア航空2841便
ボーイング767─3WOR/死者0人
2. 2月16日
ネパール航空183便
デ・ハビランド・カナダDHC─6/死者18人
★3. 3月 8日
マレーシア航空370便
ボーイング777─200ER/行方不明239人
★4. 7月17日
マレーシア航空17便
ボーイング777─200ER/死者298人
5. 7月23日
トランスアジア航空222便
ATR72/死者48人
6. 7月24日
アルジェリア航空5017便
マクドネル・ダグラスMD─83/死者116人
7. 8月10日
セパハン航空5915便
IrAn─140/死者39人
★8.12月28日
インドネシア・エアアジア8501便
エアバスA320─216/死者162人
http://bit.ly/1LT8Hkn
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この8件の航空機事故のなかでも奇怪なのは、3月と4月に起
きたマレーシア航空機の事故です。同じ航空会社で同じ旅客機、
しかも、世界で最も安全性が高いといわれるボーイング777タ
イプの200ERがわずか4ヶ月足らずの間に2つの事故を起こ
しているのです。
しかも、370便の場合は行方不明で、現在も発見されていま
せん。現在、米国は超高性能な軍事衛星を配備し、地球上くまな
く監視しています。それに加えて、地上に配置してあるレーダー
は、数100キロ先の小さな鳥ですら感知できる精度を誇ってお
り、あんなに大きいボーイング777が見つからないはずがない
のです。
それから、12月28日のインドネシア・エアアジア8501
便の事故もマレーシアに関係があるのです。そうなると、マレー
シアに関係する航空機が同じ年に3回の事故を起こし、行方不明
者を含む実に699人が死亡したことになります。何かおかしく
ないでしょうか。偶然に起こった事故とは、とうてい思えなない
奇怪さです。 ── [航空機事故の謎を探る/001]
≪画像および関連情報≫
●370便はなぜ消息を絶ったのか?/2015年3月
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マレーシア航空370便が消息を絶ってから1年になるが
今もなおブラックボックスはおろか機体の破片すら発見され
ておらず、墜落位置も特定されていない。しかし、国際的な
協力体制のもとで、文字通り地球規模の捜索活動が展開され
た結果、消息を絶つまでのおおまかな流れが明らかとなり、
墜落想定海域も絞りこまれつつある。だが、民間航空史上最
大のミステリーとも呼ばれる事件の闇は深く、解明が進むに
つれて新たな謎も浮かび上がってきた。
まず、マレーシア航空機はインド洋南部の陸地から遠く離
れた、人類がほとんど活動していない海域に、それも機体が
大きな損傷を受けていない状況で墜落した可能性が最も高い
と考えられている。その根拠はいくつかあるが、レーダーや
通信の記録、人工衛星からの情報に加えて、破片や遺体が発
見されていないことなどだ。もし、墜落前に機体が大きな損
傷を受けていたなら、破片は広範囲に飛散しており、どこか
に漂着している可能性が高いのである。
そのため、マレーシア航空機は最後の瞬間まで正常に飛行
しており、恐らくは燃料切れによって墜落した可能性が最も
高いとの見方が主流となっている。いちおう、インド洋上空
で撃墜されたとの説も唱えられているものの、客観的な根拠
に乏しく、単なる陰謀論の域を出ない。いずれにせよ、本来
は北京へ向かうはずのマレーシア航空機が、なぜ、どのよう
ないきさつで正反対の南へ進路を変更したのかが、原因究明
の大きな焦点とされている。 http://bit.ly/1KIzz6S
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マレーシア航空/ボーイング777─200ER