2008年02月06日

●3つの要素から生まれた地球温暖化(EJ第2259号)

 現在、地球温暖化による異常気象がやがてわれわれの生活にさ
まざまな不都合をもたらすことを疑う人はいないと思います。し
たがって、道路特定財源の暫定税率の延長には絶対反対の人も環
境税に関してはなぜか寛容なのです。
 なぜ、こうなったかというと、ノーベル平和賞に結びついたア
ル・ゴア氏の映画『不都合な真実』をはじめとするあらゆる環境
キャンペーンの成果であると考えられます。
 しかし、環境問題にはおかしなことがたくさんあります。明ら
かなウソがまことしやかに強調されたり、ひとつ一つの現象に対
する科学的説明が十分でなかったり、ささいなことを針小棒大に
訴えたりしているからです。
 そこで、EJでは今日からテーマとして地球温暖化問題を取り
上げることにします。何が正しくて、何が間違っているのか――
題して「地球温暖化懐疑論」です。
 2008年1月26日(土)に今年はじめての『朝まで生テレ
ビ』/テレビ朝日――があったのです。今回は環境問題がテーマ
として取り上げられました。そのときのテーマと出席パネラーは
次の通りです。
―――――――――――――――――――――――――――――
      ――「朝まで生テレビ」/テレビ朝日
            『検証!地球温暖化論』
  田原総一郎 ・・・ 総合司会
  浅岡 美穂 ・・・ NPO気象ネットワーク
 ◎伊藤 公紀 ・・・ 横浜国立大学教授
  江田けんじ ・・・ 無所属/衆議院議員
 △江守 正多 ・・・ 国立環境研究所
  王  曙光 ・・・ 拓殖大学教授
  小池百合子 ・・・ 自民党/衆議院議員
  崎田 裕子 ・・・ 環境カウンセラー・ジャーナリスト
  野口  健 ・・・ アルピニスト
  福山 哲郎 ・・・ 民主党/衆議院議員
 ◎薬師院仁志 ・・・ 帝塚山学院大学教授
 △山地 憲治 ・・・ 東京大学教授
―――――――――――――――――――――――――――――
 EJのテーマとして環境問題を取り上げよう考えていた私は、
この番組を録画し、繰り返し視聴したのです。出席者の中で△印
がついている人は地球温暖化問題の専門家であり、◎印の人はそ
の懐疑論者です。環境問題に一家言を持つ政治家も3人参加して
おり、パネラーの構成はバランスが取れていたと思います。
 推進派と懐疑派が入り乱れて、4時間にわたって熱心な議論が
展開されたのですが、推進派と懐疑派の議論は引き分けというこ
とで終わったと思います。どちらも相手を説得できないで終わっ
た感があるからです。
 東京大学教授の渡辺正氏は、地球温暖化は次の3つの要素から
生まれたといっています。
―――――――――――――――――――――――――――――
   「科学」:地球の平均気温は明らかに上りつつある
   「仮説」:人間活動の出すCO2が温暖化を進める
   「憶測」:地球温暖化は人間の生活に悪影響を生む
―――――――――――――――――――――――――――――
 現在、「科学」「仮説」「憶測」の3点セットを「事実」とみ
て政府や業界は「対策」を実施している(?)のですが、本当に
それは効果を上げているのでしょうか。
 地球温暖化対策に使われる国費は、2006年度も2007年
度も「約1兆円」だったのですが、洞爺湖サミットが予定されて
いる2008年度はさらに増えて、「1兆4000億円」に達し
ているのです。
 年間1兆円は大金です。しかし、地球温暖化対策といわれると
何となく反対できないムードなのです。しかも、その金額は年々
増えていくことは確実です。これに関しては与野党ともに仕方が
ないと思ってしまっているようです。
 渡辺正教授は、次の2つの問いを出しています。あなたはこれ
に対して答えられるでしょうか。
―――――――――――――――――――――――――――――
   1.今の日本でCO2の排出量を減らせるのか
   2.もし、減らせたらいったい何が起こるのか
―――――――――――――――――――――――――――――
 1に関しては、改めて検討しなければならないテーマですが、
2に関して渡辺正教授は、きわめて単純・簡単であるとして、次
のように述べています。
―――――――――――――――――――――――――――――
 「京都議定書」についても、あの約束に関係する国々のCO2
 排出量は世界全体の3割。うち約5%減らそうという話ですが
 すると全体の排出量の約1.5%を減らす話でしかない。今の
 ところ無理そうだけど、たとえ議定書通りに運んでも、化石燃
 料を掘り続けるなら、50年後にやってくる状況が、51年目
 のどこかで必ず来るだけ。だから、温暖化の「防止」などあり
 えず、ほんのわずかな「先送り」だよね。だから、「温暖化防
 止」という言葉を見たり聞いたりするたびに、ああこの人は、
 何一つ自分で考えていないんだな、と思ってしまう。
 ――『暴走する「地球温暖化論/洗脳・煽動・歪曲の数々」』
                       文藝春秋社刊
―――――――――――――――――――――――――――――
 地球温暖化の3つの要素である「科学」「仮説」「憶測」――
「仮説」と「憶測」は十分検証する必要があるのは当然ですが、
渡辺正教授は「科学」ですら怪しいといっています。ここで「科
学」というのは「地球の平均気温は明らかに上りつつある」とい
う内容です。平均気温は本当に上っているのでしょうか。
 明日から、これらの数ある疑問について、ひとつずつていねい
に検討して行きます。    ――[地球温暖化懐疑論/01]


≪画像および関連情報≫
 ・朝まで生テレビ「環境問題」のコメント
 ――――――――――――――――――――――――――――
 先週の金曜日のテロ朝の「朝まで生テレビ」のテーマは環境問
 題であった。私としては『環境問題はインチキである』と、日
 頃から主張しているので興味本位に見てみたが、やはり期待し
 た方がバカであった!・・・。パネリストの中には一部、現状
 の環境問題が『マネーゲーム化』しているという事を熟知して
 おられる方が出ていたが、どうしても『マネーゲーム化』とい
 う言葉までは発しても、その先にある【中国】という言葉を発
 する事は出来なかった!恐らく番組のプロデューサーに口止め
 されていたのであろう!?・・・
   http://blogs.yahoo.co.jp/its_netservice/39713690.html
 ――――――――――――――――――――――――――――

「暴走する地球温暖化論」.jpg
posted by 平野 浩 at 04:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 地球温暖化懐疑論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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