2018年11月08日

●「それは自衛隊の仕組まれた計画か」(EJ第4886号)

 EJでは、自衛隊の標的機がJAL123便の尾翼に衝突した
のは、あくまでアクシデントであると考えています。しかし、青
山透子氏は、もしかすると、123便にぶつけるつもりはなくて
も、123便を一応の標的として狙ったのではないかと考えてい
るようです。これは青山透子氏の仮説です。
 青山氏がそうではないかと考える根拠は、JAL123便には
次の3つの要素が揃っていることです。
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      1.機長の制服が完全に消えている
      2.JA8119には事故歴がある
      3.機長が自衛隊出身のパイロット
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 つまり、こういうことです。護衛艦「まつゆき」では、JAL
123便を敵機と想定し、国産ミサイル開発の誘導プログラムを
使って標的機を誘導しますが、すれすれのところで衝突は避ける
よう誘導して、データを収集します。データ収集が護衛艦「まつ
ゆき」の重要任務なのです。
 しかし、万が一衝突という事態になったとき、自衛隊として、
なんらかの保険が必要である──それが上記の3つの要素に適合
する飛行機であるというわけです。青山透子さんは、これについ
て、次のように書いています。
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 修理の事故歴のある飛行機が、飛行中の夕刻から夜にかかる時
間に突発的事態が発生した。その前日の8月11日まで防衛庁発
表では、国産ミサイルの開発研究で洋上訓練を行っており、護衛
艦「まつゆき」も試験運転の最中というのは紛れもない事実であ
る。これらをつなぎ合わせて考えてみると、何が見えてくるのだ
ろうか。
 試運転中に国産ミサイル開発の誘導プログラムのデータ取りが
必要であったとすれば、何かあった場合の保険として飛行機に事
故歴のあることが絶対の必要条件であったのではないだろうか。
そして、民間出身のパイロットではなく、自衛隊出身のパイロッ
トならばもみ消せるかもしれないという点が十分条件とすれば、
両者が揃うことが必要十分条件であると言える。さらに、万が一
の場合も考えると、日中よりも夕刻から夜にかけての暗さが好都
合であった、とも考えられる。 ──青山透子著/河出書房新社
          『遺物は真相を語る/日航123便墜落』
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 この場合、過去に事故歴のある飛行機と自衛隊出身のパイロッ
トという2つの条件は絶対に揃う必要があります。しかし、パイ
ロットは変更になることがよくあります。
 日本航空の場合、JA8119に高濱機長が乗務するというス
ケジュールが決まるのは、通常は1か月前です。しかし、よほど
のことがない限り、この日の高濱機長の乗務の変更はあり得ない
のです。どうしてかというと、この日の高濱機長の乗務は、佐々
木副操縦士の機長昇格実技審査を兼ねていたからです。
 そうであるとすると、対象として選ぶ飛行機は、JA8119
(日本航空123便)しかあり得ないということになります。自
衛隊がそのような計画を本当に実施するとは常識では考えられな
いことですが、仮説としては成立します。青山透子氏は、その仮
説を立証するためにも、墜落現場にある遺物の鑑定や分析をはじ
めたと自著に書いています。
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 全体の安定性を優先する裏に、実は隠したい何かが潜んでおり
その究極の理由は、他者のためでも国益のためでもなく、自己満
足や保身である場合が多い。隠したい側の人間は、特に自覚する
ほどの小心さに支配され、あらゆるプレッシャーに耐えて組織と
の折り合いをつけて生きる術を身につけてきた人間とも言える。
そういう人は異論や違和感のあるものは受け入れ難い。おそらく
この仮説についてもそうであろう。
 もし少数者が主流となり得る方法があるとすれば、それは絶対
的証拠物の提示である。それが出てこないと多数者は異論を支持
することに安心できないのである。そこで、御巣鷹の尾根に残さ
れた遺物から、科学的方法によって推定の裏付けができないだろ
うかと考えて、その証拠物を分析することにしたのである。
                ──青山透子著の前掲書より
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 もうひとつ、青山氏の本でないとわからない関連情報がありま
す。それは1978年に大阪空港で起きた日航機のしりもち事故
を担当した検査官の自殺です。1987年3月17日付の夕刊各
紙が伝える報道は次の通りです。
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 1987年3月17日の各紙夕刊報道によれば、17日の早朝
午前五時頃、機械電子検査検定協力職員で元運輸省東京航空局羽
田駐在航空機検査長のS・Tさん(57歳)が、浴室で殺虫剤を
飲んで死んでいるのを家族が見つけた、とある。遺書もあったた
め、日航ジャンボ機墜落事故で群馬県警から事情聴取を受けたこ
とに気落ちしての自殺とみている。Tさんは、1978年に大阪
空港で起きた日航機しりもち事故当時、検査官をしていた。事実
上の飛行許可である耐空証明を出していたことから、同月10日
から群馬県警特捜本部より参考人として事情聴取を受けていた。
運輸省航空局は、大変なショックを受けている、しりもち事故担
当の検査員の年長者であり、非常にまじめでおとなしい人だった
と語っている、とある。     ──青山透子著の前掲書より
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 JAL123便墜落事件で、520人が亡くなっただけではな
く、自衛隊にも日本航空にも複数の自殺者が出ています。そう考
えると、この事件の真相を明らかにする責務が関係者全員にある
と思います。このまま幕引きはできないのです。
         ──[日航機123便墜落の真相/056]

≪画像および関連情報≫
 ●安倍首相と中曽根元首相の発言の類似性
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   先日、あるジャーナリストと会談をした際、彼は思わず、
  「まさか自衛隊がそんなことするはずないじゃないですか」
  とおっしゃった。その根拠を尋ねるとうーんと沈黙された。
  つまり、誰でも心の中に、まさか、という思いがあって、ど
  うしてもその現状を受け入れがたいという心理が働く。私が
  ヒューマン・リソース、人的資源戦略や顧客心理の授業をし
  ていた時に、よく学生たちと一緒に考えてきた心理である。
   「まさか、そんな事は起きないと思っていた」は、重大な
  事態が何か起きてからでは、特にプロならば言い訳にはなら
  ない。一般的なニュースを見ても、例えば「いつもおとなし
  いあの人がまさか殺人者とは」、「一家で仲が良さそうだっ
  たのにまさか親子で殺し合いとは」とか・・よくある近隣関
  係者へのインタビューの会話である。まさかという「魔の棲
  む坂」を登って冷静に上から見てみると、下からでは見えて
  こない何かが見えてくるのである。
   さて今回は、第一章で重点的に読んでほしい部分を取り上
  げる。今日において防衛費が膨張し続けている中で、現在の
  安倍首相は長距離巡航ミサイルと一基約1千億円の陸上配備
  型弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」2基導
  入を検討しているそうだが、この話は実は1985年8月7
  日の中曽根康弘元総理大臣の言動と非常に似ている。日航1
  23便墜落の5日前、防衛庁(当時)は地対艦ミサイル部隊
  新設と地対空ミサイル部隊の新型パトリオットミサイルへの
  切り替えを国防会議で公式に報告した。
                  https://bit.ly/2OrFdTl
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JA8119/JAL123便.jpg
JA8119/JAL123便
posted by 平野 浩 at 00:00| Comment(0) | 日航機123便墜落の真相 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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