2018年10月19日

●「御用コメンテーターの青山本批判」(EJ第4872号)

 杉江弘氏という人がいます。航空評論家でエッセイストと称し
ています。元日本航空の機長で、ジャンボジェット(B747型
機)の飛行時間で世界一の記録を更新中です。ジャンボジェット
操縦のプロです。航空機事故が起きるとよくテレビに出てきて、
解説を担当し、多くの著作があります。私も、杉江氏の本を数冊
持っています。
 しかし、杉江氏は、いわゆる青山本の内容にについては、手厳
しく、「内容は妄想」と切り捨てています。これに関して、青山
透子氏は杉江氏の本を「便乗本」であるとして、ネットで強く反
論しています。
 青山透子氏は、これに関してJAL123便の遺族からの次の
メッセージをもらったとし、遺族の了解をとって、その内容を自
身のブログに掲載しています。
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 元日航パイロット、杉江弘氏の『JAL123便墜落事故』/
宝島社/2017・12・22の本が出版されました。(買うま
でもない本で)立ち読みですが、貴方の「青山本」は妄想だと決
めつけています。パイロットは技術者でなく、運転手です。事故
調査には全くの素人で、これは日航と話をする際、出て来るパイ
ロットと議論すると直ぐに分かります。その他、「謀略説」は、
100%有り得ないとか、再発防止策が急がれるとか、全く漫談
です。しかも、事故の真実は明解に特定していません。事故原因
が分からずに再発防止とは理解不能です。目撃証言の重要性を杉
江氏、日航、事故調は無視しています。
        ──あるJAL123便墜落事故の遺族の意見
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 いろいろな分野で有名になると、メディアが注目してテレビな
どに出演を依頼したり、雑誌にインタビューが載ったりします。
日本の場合、どの政権でもそうだとはいいませんが、安倍政権の
場合は、そういう人を政府はていねいにウオッチしており、政府
側に取り込もうとします。有名人に反政府的発言をされると、政
権のダメージが大きくなるからです。
 安倍政権は、テレビのコメンテーターの発言をチェックしてお
り、問題発言をするコメンテーターは、テレビ局に指示を出して
少しずつ出演回数を減らさせ、しかるべき時期にコメンテーター
の契約を打ち切るようにしているといわれています。
 政府批判などをしなければ、航空機に関する話題が出ると、す
ぐテレビ局から出演依頼があり、露出度が高くなります。ジャー
ナリスト、作家、コメンテーター、評論家などにとっては、メデ
ィアの露出度が上がると、本も売れるし、テレビ出演のギャラも
上がるので、いいことづくめです。かくして多くの「御用コメン
テーター」が誕生することになります。
 青山透子氏は、杉江弘氏の著書に関連して、次のように反論し
ています。
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 そのご遺族は、真摯に事故原因を見つめ直そうと再調査を願う
人を陥れるために、いつも御用コメンテーターなどが出てきて、
事故調の報告を擁護して、それがすべて正しいと錯覚させると語
っていました。もう一度お伝えしますが、事故調査報告書のデー
タ表示、書いた内容そのものの信憑性を疑ったのは群馬県前橋地
検で、担当検事がそれについて遺族会の前で明言しています。そ
の結果不起訴となったのです。
 つまり、裁判にならなかったために、事故調査委員以外の人間
がブラックボックス(FDR,CVR)の中をのぞいたわけでは
ないし、正式に情報公開されていないのです。従って、彼らが書
いているものをそのまま鵜呑みにしていること、それ自体がおか
しいのでは、ということから、そのズレを、複数の目撃者から指
摘して追及したのが本著(青山透子氏の本)です。
 この御用コメンテーターが生のデータを直接見れるはずもなく
ましてや杉江氏は御巣鷹にも行っていないのでしょう。さらに、
ご遺族にインタビューしたわけでもない人間にとやかく言われる
筋合いはありません。            ──青山透子氏
                  https://bit.ly/2J5dneA
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 添付ファイルを見ればわかるように、青山本と杉江氏の本はと
てもよく似ています。つまり、青山本がベストセラーになったの
で、それに便乗しようとして、わざと表紙を似せてデザインした
ものと思われます。もっともこれは杉江氏には関係ないかもしれ
ませんが、もしかすると、杉江氏にはある筋から、青山本の反論
本を書いてくれという依頼があったとも考えられます。青山本を
多くの国民が信ずると、政府としてはきっと困るからでしょう。
事故調の最終報告書は、それほど矛盾に満ちた代物であるからで
す。陰謀論というなら、事故調報告書の方がよほどその名にふさ
わしいと思います。青山透子氏に寄せられた元日航関係者からの
声も以下にお伝えしておきます。
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 青山さんの本、感銘しました。本に書かれた事故当時の日航上
層部の動きは事実です。私もはっきり「外部犯行で米軍」と言わ
れて口留めされました。仕事をスムーズに運ぶために、最低限の
人間は知っている必要があったので、当分その後の部員にも引き
継ぎました。出所は判りませんが、今考えれば、方便に米軍とし
た方が諦めの心情から、説得と納得に収まりが良かったのでしょ
う。この事が世に出るのはもっと先と思っていました。元社員と
して自らの責任を感じます。拝
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 何とか着陸しようとする123便の邪魔をし、山の方に誘導し
たうえで、ミサイルを発射して墜落させる。さらに墜落現場では
救助するどころか、火炎放射器を使って生存者を含めて焼き尽く
す──とてもおぞましくて人間のやることではありません。
         ──[日航機123便墜落の真相/042]

≪画像および関連情報≫
 ●青山透子氏の公式ブログより
  ───────────────────────────
   ちょっと皆様とご一緒にその「なぜ」について、考えてみ
  ましょう。
  @災害派遣待機命令が発令されたが、その後出動ではなく、
   中止命令が出たのはなぜか。
  A8月12日、夜23時頃、一番先に捜索のため到着した機
   動隊員32名の案内を頼まれた地元民たちに対して、道案
   内を頼んでおきながら機動隊員から、「その場所は違う、
   こっちだ」と根拠のない主張をされた。墜落現場はスゲノ
   沢だと言うと、「いいやそこではない、中ノ沢だ、上官の
   命令だ」と強く言われた。人にものを頼んでおきながら、
   命令とはどういうことか?なぜ、地元の土地に詳しい人の
   意見をわざと無視したのか?
  Bなぜ一番先に到着した機動隊員は、わざと足が遅く、ゆっ
   くり歩くのか、おかげで、倍の時間がかかり、夜明けまで
   墜落現場にたどり着けなかった。
  C夜中、ヘリが墜落現場上空にずっとホバリングして、モノ
   の上げ下げをしていたが、何をそんなに急いで上げ下げし
   ていたのか。
  D後からの幹部の発表では、一機たりとも危なくてヘリを飛
   ばしていないというが、事故当夜、私たちが目撃した墜落
   現場上空にいた多数のヘリは、亡霊か?
  E自衛隊ヘリの合図を頼りに墜落現場まで行けると歩いたら
   結局全く違った場所に連れていかれたのはなぜか。
                   https://bit.ly/VioWnD
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よく似ている二冊の本.jpg
よく似ている二冊の本
 
posted by 平野 浩 at 00:00| Comment(0) | 日航機123便墜落の真相 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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