目しています。この人の凄いところは、疑問が起きると、そのこ
とを知ると思われる人を見つけ出し、実際にその人に会って、徹
底的に聞き出すことです。青山氏の本には、そういう質問と回答
が満載されています。123便の遺体には、通常の飛行機事故の
遺体と決定的に違うものがあったからです。
その遺体はどんな状態だったのでしょうか。
乗員4名と乗客1名の司法解剖を担当した群馬大学医学部の古
川研教授は、123便の遺体の状況を次のように述べています。
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機体前部の遺体には損壊や焼損が目立ち、衝撃のすさまじさと
主翼の燃料タンクの火災の影響を受け、焼損遺体の中には部位も
判然としないものがあり、通常の家屋火災現場の焼死体をもう一
度焼損したようにみえた。(略)──群馬県医師会活動記録『日
航機事故に対する法医学の対応』/昭和61年10月1日発行
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「通常の家屋火災現場の焼死体をもう一度焼損したようもの」
──素人の考え方では、きっとジェット燃料はそれだけ燃焼力が
強いのだろうと考えます。しかし、ジェット燃料は灯油に近いと
いわれます。灯油を頭からがぶって自殺した人の遺体を見ても炭
化するまで焼けることはないといわれています。
青山透子氏は、事故当日の朝、早い時間に現場に足を踏み入れ
た消防団の人々の情報を基に、現場に漂っていた臭いから推定さ
れるものについて、元自衛隊関係者、軍事評論家、大学の研究者
などに質問をしています。なお、臭いについては、JAL123
便の墜落現場であることは伏せて質問しています。
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≪質問1≫
ガソリンとタールの臭いが充満し、長時間燃える物質は何か。
その結果、人間の体が炭のようになる状態(完全炭化)のもの
は何か。
≪答え≫
ガソリンとタールを混ぜて作ったゲル状燃料である。
≪質問2≫
なぜそれが人間の体を炭にするのか。
≪答え≫
化学薬品によってゲル状になったガソリンであるため。これが
服や皮膚に噴射されて付着すると、そのすべてが燃え尽き、結
果的に炭状になる。
≪質問3≫
これはどこで手に入るのか。
≪答え≫
一般にはない。軍用の武器である。その武器は、燃料タンクを
背負い、射程距離は約33メートルで、歩兵が用いるものであ
る。第二次世界大戦中は米軍で使用された。M1、M2の2種
類がある。昔の武器というイメージがあるが、戦後は米軍から
自衛隊に供与されていた。現在も陸上自衛隊の普通科に携帯放
射器として配備されている。これはM2型火炎放射器の改良型
である。噴射回数十回まで可能。噴射用圧縮空気タンクを連結
している。今でも駐屯地祭でデモストレーションしている。
≪質問4≫
それはどこにあるのか。
≪答え≫
陸上自衛隊普通科歩兵、化学防護武器隊で、相馬原普通科部隊
にもある可能性が高い。 ──青山透子著/河出書房新社
『日航123便/撃墜の新事実/目撃証言から真相に迫る』
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JAL123便の墜落現場には、ガソリンとタールの臭いが強
く漂っていたといいます。これは正確には「ゲル状燃料」といい
ます。ガソリンとタールを混ぜて作るのです。
驚くべきなのは、その燃料を使うのは軍用の兵器であるという
ことです。具体的な名称は「携帯放射器」、これはM2型火炎放
射器の改良型です。そうであるとすると、123便の墜落現場で
火炎放射器が使われたことになります。なぜ、そのような兵器を
墜落現場で使う必要があったのでしょうか。
その後、青山透子氏は、その話を元自衛官に話したところ、次
のようにアドバイスされたそうです。「話があまり核心に近づく
と、妨害や脅迫が増えてくるから、気を付けた方がよい」と。し
かし、そういう以上は、その事実こそ核心中の核心である何より
もの証拠であるといえます。この火炎放射器の話は、青山透子氏
の発見であり、まさしく新事実です。
123便墜落現場にいち早く入った80人のほどの一団、これ
は普通の自衛隊員ではないと思います。ある特定任務を持つ特殊
部隊である可能性があります。彼らの目的は乗客乗員の救出では
なく、標的機やミサイルの衝突の痕跡を消すことと、もうひとつ
火炎放射器を使うことにあります。何に使うのかは、あえて書か
ず、推測におまかせします。これについて青山透子氏は、怒りを
もって次のように述べています。
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万が一、このような状況を作り出した人たちがいたとすると、
恐ろしいなどということを超えて背筋が凍るような話である。も
しこの武器によって遺体が完全炭化してしまったとすると、それ
を命じた人、それに従った人たちは今どうしているのだろう。そ
の事実を闇に葬ってしまうことで、罪から逃れたと勘違いしてい
るのではないだろうか。その危険性をしっかりと認識せず、検証
することもないままだとすると、次の事故、事件につながる可能
性は非常に大きい。今こそ事故の原因を明らかにしなければなら
ない理由はそこにある。 ──青山透子著の前掲書より
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──[日航機123便墜落の真相/039]
≪画像および関連情報≫
●日航123便、墜落原因の続報/東海アマブログ
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青山透子氏は、1985年に墜落し、すでに33年を経て
風化した現地の再調査を繰り返す中で、驚異的な新証拠を発
見した。墜落現場の遺物をたくさん持ち帰り、精密検査をし
たところ、多量のベンゼン環が発見されたのである。
ベンゼン環は、123便ジェット燃料には決して含まれな
いもので、これは青山氏が、最初の現地調査で、捜索隊が現
地に到着したとき、「ガソリンとタールが混合したような激
しい臭気に満ちていた」との証言と、遺体の炭化度の凄まじ
さから、これは墜落時に漏洩したジェット燃料火災によるも
のでなく、人為的に「火炎放射器」によって、遺体と現場が
焼かれていたことの非常に明瞭な証拠である。
また、墜落時に、米軍は墜落機を追尾して、現地を確認し
即座に救助隊を送り込んだのだが、日本政府が、これを阻止
し、米軍による救助を拒否し、さらに自衛隊の先遣隊が、そ
の日のうちに現地に到着していた証拠があった。
これらの事実について、公的資料から明らかにされている
にもかかわらず、政府もマスコミも、まるで統制されている
ように、一様に口をつぐんでいるのは、フクイチ事故の被曝
障害の実態を絶対に報道しないことと同じである。この先遣
自衛隊が、火炎放射器を使って、まだ生きていた遺体ごと現
場を焼却し、証拠隠滅を図ったとみて間違いない物証が出て
きたわけである。 https://bit.ly/2RL2138
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M2火炎放射器
写真週刊誌フォーカスなどの当時の写真を見ても、通常の焼死体の遺体ばかりの写真で、ここまで誇張した遺体など誰も見てません。青山と池田は、小説家です。朝鮮人の司馬遼太郎と同じで、見てもいない事を見たように想像して書いたのです。
また、自衛官の首つり写真だって、その日時・場所・撮影者は不明で、合成写真かもしれませんし、「出所根拠不明の虚偽情報を鵜呑みにする人の頭は、どうかしている」と思うわけです。