2018年10月10日

●「横田基地着陸を拒否した真の理由」(EJ第4865号)

 すべては、海自の護衛艦「まつゆき」から発射された標的機が
間違ってJAL123便の垂直尾翼にぶつかり、破壊したことか
らはじまったのです。垂直尾翼が破壊されると、油圧系統もほと
んどダメになるので、飛行機は操縦不能に陥ります。
 こういうことが起きたさい、国として普通の感覚であれば、何
はともあれ、123便に乗っている524人の乗客乗員をいかに
救出するかについて、あらゆる手立てを講ずるはずです。
 しかし、この墜落事件において書かれた多くのレポートを見る
限りにおいて、自衛隊は救出に全力を尽くさず、むしろ救出の邪
魔をしているようにしか見えないのです。その最大の邪魔な存在
は、自衛隊が絶対に認めていない浜松基地発進の2機のファント
ム戦闘機です。
 既に述べているように、この日航機墜落事件についてのボイス
レコーダー記録は、音声でなく、文字で公開されています。これ
ならいくらでも改ざんできますし、都合の悪い部分はカットでき
ます。生のボイスレコーダー記録は、33年経った現在でも公開
されていないのです。
 事故調最終報告書によると、事故当日の午後6時37分前は、
JAL123便は、機内で起きたトラブルの対応に追われながら
も、ACC(東京航空交通管制所)と交信し、それを傍受した日
航羽田社用無線で日航が123便を何回か呼び出しています。し
かし、37分から44分の7分間は、管制所との交信はまったく
なくなっています。ただ、その途中の40分には、ACCが唐突
に123便に対して周波数の切り換えを要求しています。
 一体何があったのでしょうか。この間の事情について、池田昌
昭氏は、次のように推測しています。
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 ところでこの37分から44分の7分間に極端に管制所とJA
L123便との交信が減っている理由はなにか。わたくしはそれ
を緊急発進した軍用機との交信、もしくは誘導指示態勢にあった
軍用機に誘導されるために、その誘導に従っていくために精一杯
だったのではないかと推測する。つまり37分から44分の間の
軍用機との交信は、意図的にボイスレコーダーから削除されてい
る可能性がないわけではない。そして46分には相模湖まで戻っ
てきているのである。そして横田基地着陸進入コースに乗り、横
田に着陸態勢にあったのである。機内では「予告なしに着陸する
場合が・・」とのスチュワーデスのアナウンスがなされていたの
である。しかも、横田基地は合計13回、JAL123便にたい
して、「横田の管制官にコンタクトを取るように」「横田滑走路
は進入スタンバイができている」ことを繰り返し、繰り返しJA
L123便に伝えている。しかしながらJAL123便便は、こ
の横田管制官の呼び掛けにたいして、まったく応答していないの
である。応答できなかったのである。 ──池田昌昭著/文芸社
 『御巣鷹山ファイル2/JAL123便は自衛隊が撃墜した』
─────────────────────────────
 池田氏の推測によると、このとき、JAL123便は横田基地
に降りる寸前だったことになります。その証拠に横田基地からは
13回もJAL123便にコンタクトを取るよう求めているので
すが、123便はそれに一切応答していないのです。
 一体何があったのでしょうか。そのとき、JAL123便は、
ほぼ完全に横田基地への着陸態勢をとり、何とか着陸できる状態
にあったのです。しかし、それを邪魔したのは、浜松基地発進の
2機のファントム戦闘機です。事故調はこの音声を消すために、
ボイスレコーダーの公開を文字でのやり取りにしたのです。音声
をカットすると、不自然になってしまうからです。
 池田昌昭氏は、JAL123便と軍用機のやり取りを次のよう
に再現しています。例の仮説形式の対話のスタイルです。
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軍用機:横田に着陸すると、機体の垂直尾翼が欠けているし、車
 輪も出ないし、機体はコントロールを失っているので、人家に
 甚大な被害が発生するから絶対に阻止する。
123:胴体着率できる。
軍用機:横田基地付近には米軍住宅もあり、また普通民家も密集
 しているので、アメリカとの問題が重大なことになる。
123:もう滑走路が見えているし、横田へのランディング・コ
 ースに完全に乗っている。
軍用機:横田への着陸は絶対阻止する。
軍用機:JAL123便は、被要撃信号「スコーク77」を発し
 ている。「スコーク77」を発した以上は必然的に要撃機の指
 示にい従わなければならない。
軍用機:そんなことは、機長が何より良く知っているはずだ。
軍用機:レフトターンするように。 ──池田昌昭著/文芸社
 『御巣鷹山ファイル3/JAL123便は自衛隊が撃墜した』
─────────────────────────────
 垂直尾翼を失って操縦機能のほとんどを失いながらも、123
便の高濱機長は、4つのエンジンをコントロールして横田基地へ
の着陸態勢に入ったのです。そして横田基地と交信しようとした
ときに、自衛隊のファントム戦闘機2機が突然現れ、スクランブ
ルをかけてきたのです。そのとき、機長としてすべてを悟った高
濱機長は、次のようにつぶやいています。時刻は午後6時46分
33秒のことです。
─────────────────────────────
 これはもうだめかもわからんね。/JAL123便高濱機長
                ──午後6時46分33秒
─────────────────────────────
 悲痛な心の叫びです。しかし、高濱機長は本心は、まだ諦めて
はいなかったのです。戦闘機の指示にしたがい、機首を御巣鷹山
の山岳部の方に向けて、今度はレタス高原への着陸することを考
えて、その場所を探したのです。
         ──[日航機123便墜落の真相/035]

≪画像および関連情報≫
 ●18時47分から55分までのボイスレコーダー記録
  ───────────────────────────
  47分:123便は千葉の木更津へレーダー誘導するよう求
   め、東京ACCは真東へ進むよう指示し、「操縦可能か」
   と質問すると、123便から「アンコントローラブル(操
   縦不能)」と返答がきた。その後、ACCは、東京アプロ
   ーチの無線周波数へ変更するよう求め、123便は了承し
   た。
  48分:無言で123便から機長の荒い呼吸音が記録されて
   いる。
  49分:JALがカンパニーラジオ(社内専用無線)で3分
   間呼び出しを行ったが、応答はなかった。
  58分:東京ACCが123便を呼び出した。123便から
   「アンコントロール」と無線が入ってくる。ACCと横田
   のRAPCONが返答、RAPCONは、横田基地が緊急
   着陸の受け入れ準備に入っていると返答。東京ACCも東
   京アプローチの無線周波数へ変更するよう求め、123便
   が了承する。
  54分:JALも呼び出しを行ったが応答はなかった。12
   3便から現在地を尋ねられ、東京ACCが羽田から55マ
   イル(100km)北西で、熊谷から25マイル(45k
   m)西と告げる。
  55分:(この時だけ「日本語にて申し上げます」と前置き
   して)東京アプローチから、羽田と横田が緊急着陸準備を
   行っており、いつでも最優先で着陸できると知らせ、航空
   機関士が「はい了解しました」と返答する。この言葉が、
   123便からの最後の交信となった。
                  https://bit.ly/2C0V60c
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横田基地への着陸を拒んだファントム戦闘機.jpg
横田基地への着陸を拒んだファントム戦闘機
posted by 平野 浩 at 00:00| Comment(0) | 日航機123便墜落の真相 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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