2018年08月31日

●「墜落直後の日航の不可解な諸行動」(EJ第4840号)

 JAL123便が飛行トラブルに陥っているという最初の情報
を知ったとき、おそらく日本航空の幹部は真っ青になったと思い
ます。何しろ、この飛行機には乗客乗員が524人も乗っており
もし墜落すれば、まず、生存者は望めず、全員死亡という最悪の
事態になると、日本航空として経営上深刻な状況に陥ってしまう
からです。
 まして、日航としての安全対策にミスがあったとすれば、大変
なことになります。したがって、どこよりも早く情報を入手し、
事故調に調査の主導権をとられないようにすることが必要になり
ます。その結果、日航は次の2つの仮説をあえて主張し、事故調
の調査をリードしようとしたのです。
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          1.R5ドア破損説
          2. リンク破損説
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 「R5ドア破損説」は、日航がカンパニー(日航社内の無線通
信)で入手した情報であり、日航が主導権が取れる情報です。何
らかの原因で、R5ドアが破損し、機内に急減圧が起き、突風が
吹いて、後部圧力隔壁が破壊されたのではないかという説です。
 この場合、R5ドアは落合氏の座っていた「56C」の座席に
近いので、落合氏がR5ドアの破損に気がついていたかどうかを
確認する必要があります。
 「リンク破損説」のリンクとは、垂直尾翼の取り付け金具のこ
とです。この金具が衝撃によって引きちぎれ、垂直尾翼が破壊さ
れたのではないかという考え方です。これも「56C」の席に近
いので、これについても落合氏に確認する必要があります。
 2人の日航の役員が、手術をしてから20時間しか経っていな
い15日午前中に、強引に落合由美氏の病室(そのときは集中治
療室)を訪れたのは、この2つの仮説に深く関係する事実を落合
由美氏に確認したかったのです。
 しかし、落合氏は十分回復しておらず、推測ですが、肝心なこ
とはほとんど聞き出せなかったのではないかと思います。しかし
落合証言は公表されています。これは,落合氏に面会した日航の
2人の役員のメモに基づく証言──第1回の落合証言ということ
になります。これは、8月22日のEJ第4833号でご紹介し
ていますが、以下に再現します。
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 私は56Cの座席で雑誌を読んでいた。回りの状況はいつもと
変わりなかったが、(離陸から13分後の)午後6時25分ごろ
「パーン」という音が上の方でした。そして耳が痛くなった。ド
アが飛んだかどうかはわからない。
 床下やその他で、爆発音は聞えなかった。同時にキャビン(客
室)内が真っ白になり、キャビンクルーシート(客室乗務員用座
席)の下のベントホール(差圧調整口)が開く。床は持ちあがら
なかった。ラバトリー(便所)上部の天井もはずれた。同時に酸
素マスクがドロップ。プリレコーデット・アナウンス(あらかじ
め録音された緊急放送)が流れ出した。この時ベルトサインは消
えていなかったと思う。
       ──角田四郎著『疑惑/JAL123便墜落事故
      /このままでは520柱は瞑れない』/早稲田出版
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 この第1回の落合証言には、日航の仮説に都合の良いウソが混
じっています。まず、いえることは、証言が手術から20時間後
で集中治療室に入っている病人とは思えないほど、理路整然とし
ていることです。これは落合氏を見舞った役員が書いたものと考
えざるを得ないのです。
 日航が確認したかった「R5ドアの破損」については、落合氏
から、何の言及もなく、それに御巣鷹山の墜落現場から発見され
たR5ドアは、ガラスは割れていたものの、R5ドア自体には異
常がなかったことから、「R5ドアの破損」の仮説は完全に消え
ています。
 証言のなかに、「ラバトリー(便所)上部の天井もはずれた」
という表現があります。このラバトリーは落合氏の席に近く、本
当であれば、ラバトリーの天井に穴が空いたことを意味すること
になります。それなら急減圧は起こり、「リンク破損説」を立証
する証拠になるといえます。
 しかし、これについては落合氏は、後にこの証言自体を全否定
しています。角田史郎氏は、次のように述べています。
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 後に私が取材した日航のパイロットの一人は、「アレは、まっ
たくの捏造です。日航の誰がやったかも判っています。私は記事
が出た後で落合さんに聞いてみましたが、『私はあんなこと言っ
たおぼえはないわよ』と言っています」と話してくれた。
                ──角田四郎著の前掲書より
─────────────────────────────
 とくに「同時にキャビン(客室)内が真っ白になり、キャビン
クルーシート(客室乗務員用座席)の下のベントホール(差圧調
整口)が開く」の部分は、まったくの捏造であるというのです。
「キャビンクルーシート(客室乗務員用座席)の下のベントホー
ル」は、アシスタント・パーサーである落合氏は教育されておら
ず、知るはずがないのです。それにキャビンクルーシートは、落
合氏の席からは離れているし、ましてその下のベントホールがみ
えるはずがないのです。
 しかし、リンク破壊説は、ラバトリーの天井には穴が開いてい
ないという時点で否定されています。それに加えて、相模湾から
上がった垂直尾翼の一部を見ても、リンクは引きちぎれておらず
仮説として成立しないのです。実際に、その後日航側は何の発言
もしなくなりましたが、これは運輸大臣から、緘口令を敷かれた
と、当時の渡辺広報部部長はいっています。
         ──[日航機123便墜落の真相/010]

≪画像および関連情報≫
 ●御巣鷹山JAL123便の真実
  ───────────────────────────
   ここへ来て御巣鷹山JAL機墜落に関して情報がどっと流
  れ出てきています。このような国家機密の重大事案であって
  も、政権交代による権力の移行につれ、前自民党政権の最大
  の闇として、暴かれ出されて来ています。
   圧力隔壁の破損により尾翼が吹き飛び、ダッチロールしな
  がら迷走して墜落したとされているJAL機のフライトレコ
  ーダーによる交信記録を聞いてください。ただ、当然これは
  政府により捏造されていますから、真実は隠匿され録音から
  消され政府に都合よく作り変えられています。ただ、当時の
  パイロット達の悲痛な叫びが聞き取れ、思わず目頭が熱くな
  り、彼らの無念と絶望の真実を少しでも後世に伝えて行かな
  ければと思っています。この映像による交信記録によれば、
  ほぼマスコミ報道されている通りの状況推移であった事がわ
  かります。しかし多くの不自然な部分や謎の部分が判明して
  きています。
   落合由美さんは日本航空の客室乗務員。当日は非番で12
  3便に乗り合せていました。尾翼が吹き飛んだと時のパーン
  という高い乾いた大きな音は、落合さんの証言の通りですが
  実は、この音の6分前から123便の操縦席では、追尾して
  くる何者かを確認して逃れようと行動を始めているのです。
  ボイスレコーダーなどの分析記録によると、操縦クルーや乗
  客の一部がその謎の飛行物体を目撃しているようなのです。
  事故調査委員会はそういう事実も知ったうえで、あくまで圧
  力隔壁破損が垂直尾翼破壊の原因であることで、決定してし
  まっています。         https://bit.ly/2BPVAI7
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JAL123便の失われた垂直尾翼.jpg
JAL123便の失われた垂直尾翼
posted by 平野 浩 at 00:00| Comment(1) | 日航機123便墜落の真相 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
事故調が資料を「情報公開法」施行前に廃棄したので全ては謎です、国際民間航空機関の規定によると新しい事実が分かった場合再調査しなければならいそうですが、テレ朝だけが伝えた123便か落下した可能性のある部品が発見されてます、自民党政府が真実の追求をしたいのならその他の水没したままの垂直尾翼の破片やテレ朝の報道した金属片も回収して再度今の技術で再調査すべきです。

垂直尾翼は設計上頑丈な構造になっているそうですが、事故後全世界の同じ機体を検査すると垂直尾翼のボルトの緩みやネジ折れなどが発見されたそうです、事故機自体も飛行中は最後尾トイレのドアが閉まらない時があったとか(地上では閉まる)。

最後に123便は短距離で大人数の乗客を運ぶSRの機体です、離着陸の回数も多く当然機体の負担も大きいでしょうし、しりもち事故も起こしてますのでその辺に原因がある気もしますが事故の原因究明がされていないので、あえて言えば自衛隊誤射説。米軍撃墜説も全否定できる状況ではありませんね。
Posted by 瀬田博之 at 2018年09月02日 10:50
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