2016年11月11日

●「トランプの勝利を予言した評論家」(EJ第4399号)

 大方の予想を裏切って、誰もが予想していなかったドナルド・
トランプ氏が第45代大統領になることが決まったのです。英国
のEU離脱に続く衝撃的なニュースです。
 それにしても、勝利会見のトランプ氏が一転してまともだった
ので、1000円下落した日経平均が下落分を取り戻し、10日
午前10時現在、1万7千円台を取り戻しています。しかし、ト
ランプ氏はそれほど甘い人間ではありません。選挙中に公約した
ことは、全部ではないにせよ、実現を図ろうとするはずです。
 ところで、既にこのテーマのEJの読者にはお知らせしている
ように、トランプ大統領の実現を今年の5月の段階で公言してい
た人がいます。評論家の副島隆彦氏です。8月18日付、EJ第
4342号のその部分を再現します。
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 2016年5月3日、共和党のインディアナ州予備選でトラン
プが勝った。当日、競争者のテッド・クルーズ候補(テキサス州
上院議員)が選挙戦から撤退した。これで、トランプの勝ちが決
まった。
 このあと5月12日にトランプは、アメリカの共和党の実力者
で下院議長のポール・ライアン(若い。46歳)と話をつけた。
これでトランプは共和党の大統領候補指名を確実にした。ポール
・ライアンと何を話したか。「私たちの間には今もいくつかの相
違点がある。しかし、大きいところでは意思一致(合意)」でき
た」と互いに承認し合った。これは「トランプ=ライアン・ステ
ートメント(宣言)」と呼ばれるべきものだ。共和党本部がトラ
ンプに折れたのだ。
 どうやら、ここでドナルド・トランプが、次のアメリカ大統領
になる流れが生まれた。そして私は5月22日に「トランプが大
統領になる」と決断した。自分なりに10日間真剣に考え込んだ
あとでの結論だった。            ──副島隆彦著
      『トランプ大統領とアメリカの真実』/日本文芸社
                   http://bit.ly/2b0mMYc
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 これは大胆な予言です。もし、外れれば著名な評論家の名声に
も傷がつくことにも考えられます。しかし、本選が始まるとトラ
ンプ氏の暴言やスキャンダルもあって、一貫してメディアの世論
調査では、クリントン氏のリードが続いたのです。
 さらに、両候補による3回のテレビ討論を経て、さらにクリン
トン氏が有利に選挙戦を進め、「ヒラリー圧勝」が伝えられても
副島氏はひるまず、10月になると『ヒラリーを逮捕、投獄せよ
/Lock Her Up』(光文社) という本を上梓して、オクトーバー
・サプライズとしてクリントンは沈むと主張したのです。この本
の第1章の冒頭には次のように書かれています。
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 世界は大きな変動期に入っている。いま起きつつある事態を、
先へ先へと私は予測、予言してゆく。まず、アメリカ国民の怒り
を、テレビ番組の司会者やコメンテイターたちの、怒鳴り声での
ヒラリー糾弾の様子を知ってほしい。「ロック・ハー・アップ」
「ヒラリーを捕まえろ、牢屋に入れろ」のアメリカ全土を揺るが
しているアメリカ国民の叫び声が現にあるのだ。
 トランプ支持者たちは、全米のどこの会場でも、毎日、「ヒラ
リーを逮捕せよ、投獄せよ」と怒号している。これは国民政党で
ある共和党の多数意見だ。今やアメリカ国民の多数意見だ。それ
が「ロック・ハー・アップ!ロック・ハー・アップ!」は、「ヒ
ラリーを逮捕せよ、投獄せよ」の大合唱である。それなのに日本
国民はこの事実をほとんど知られていない。  ──副島隆彦著
    『ヒラリーを逮捕、投獄せよ/ロック・ハー・アップ』
                         光文社刊
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 いくらなんでも「ロック・ハー・アップ!」は激し過ぎると思
うかもしれませんが、実はトランプ氏の集会では、支持者からこ
の叫び声は、何回も何回も繰り返されていたのです。
 トランプ氏が正式に共和党の大統領候補の指名を受けた共和党
全国大会は、2016年7月18日〜21日にわたって、オハイ
オ州クリーブランドのクイッケン・ローンズ・アリーナで開催さ
れ、その初日の模様は日本でもテレビで報道されましたが、大会
の2日目に起きたことは報道されていません。何が起きたかにつ
いて、副島氏の本から引用します。
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 ・・・大会2日目、予備選から撤退したニュージャージー州知
事のクリス・クリスティーが登壇した。彼はトランプへの支持も
そこそこに、民主党の指名獲得を確実にしているヒラリー・クリ
ントンを糾弾した。国務長官時代の私用メール問題について「模
擬裁判」を始めた。会場から「有罪!」「牢屋にぶち込め!」と
声が上がった。
 ・・・同じ日、ニューハンプシャー州下院議員のアル・バルダ
サロがラジオ番組に出演した。大使ら4人が死亡した2012年
のリビア米領事館襲撃事件(=ベンガジ事件)について、当時国
務長官だったクリントンは「国家反逆罪で銃殺されるべきだ」と
言い放った。          ──副島隆彦著の前掲書より
─────────────────────────────
 「私用メール問題」といっても多くの日本人は、ことのいきさ
つを知らないから、確かにルール違反ではあるが、そんなに悪い
ことではないのではないかと思う人が多いと思います。
 日本では閣僚クラスの政治家でも平気で私用のスマホを使って
電話したり、メールを送受信しています。安倍首相もドコモの携
帯電話で電話し、タブレットを使い、LINEでスタンプまで送
っています。だから、国務長官が私用メールを使うことをそんな
に深刻な犯罪だとは思っていないのです。しかし、クリントン氏
の私用メール問題は、ベンガジ事件に関連しており、きわめて深
刻なのです。      ──[孤立主義化する米国/084]

≪画像および関連情報≫
 ●クリントン攻撃に終始した共和党全国大会
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   ドナルド・トランプの公式指名は最終日の木曜日になると
  予測されていたが、大多数の代議員はトランプに投票したた
  め、昨日の大会の初めに突然、指名を獲得したことが公表さ
  れた。今日三日目を迎えた大会は、トランプとの党内統合及
  び政策について語ることより、クリントンを攻撃することで
  共通の目的を見出したようである。ニュージャージー州知事
  のクリス・クリスティは一連の度重なる不運により、主に苛
  立ちからヒラリー・クリントンを攻撃し始めた。クリスティ
  はトランプにオバマ大統領に任命された全ての閣僚を解雇す
  ることを容易にする法律改正を提案したと伝えた。
   トランプは最初の副大統領の選択として、オハイオ州知事
  のジョン・ケイシックを希望していたが拒絶されたため、残
  されたショート・リストから社会保守派のインディアナ州知
  事マイク・ペンスを選択する結果になった。指名を公表する
  数日前、イバンカを含むトランプの子供達はペンスに会い彼
  を承認したようである。トランプとペンスは多数の政策にお
  いて著しい違いがあるため、両氏の間には既にぎこちない雰
  囲気があるが、ペンスを選択したことで、指名に必要な12
  37を無理なく獲得し、19日トランプは共和党大統領候補
  者として正式に指名を受けた。中絶や同性結婚に反対する強
  力な社会保守派の代議員らは、そのような課題で立場が頻繁
  に変わるトランプを信用していなかったため宗教を最も重視
  すると宣言し、社会政策で極右派であるペンスを副大統領に
  選択したことが著しく効果的であったようだ。
                   http://bit.ly/2fEKCqN
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クリス・クリスティー知事.jpg
クリス・クリスティー知事
posted by 平野 浩 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 孤立主義化する米国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ドナルド・トランプ大統領候補の勝利!!! 新時代の幕開け!!!

とても、タメになるココの情報に、いつも感謝しております!  ヒラリー・クリントンのように、自分の財団に世界中からカネを呼び込み、そのカネに従った政策を行う汚職犯罪者は、有権者たちから、LOCK HER UP! と罵倒されて当然です!



(下記のインサイダー情報を知って驚愕しました。)


官公庁の裏金ネットワークの恐怖= 公安警察が仕切る恐怖の裏金ネットワークの実態!  要人は、尾行監視に警戒して下さい。

■『 公安当局の尾行監視の実態 』
https://wordpress89431.wordpress.com/2016/10/25/%E3%80%8E-%E5%85%AC%E5%AE%89%E5%BD%93%E5%B1%80%E3%81%AE%E5%B0%BE%E8%A1%8C%E7%9B%A3%E8%A6%96%E3%81%AE%E5%AE%9F%E6%85%8B-%E3%80%8F/
Posted by ひろみ at 2016年11月11日 15:18
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