ておきたいと思います。テロの起きた日と死者の数を次に示して
おきます。
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◎パリのテロ
・2015年11月13日/死者130人
◎ベルギーのテロ
・2016年04月22日/死者 32人
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これら2つのテロはイスラム国の犯行であるとされています。
イスラム国が犯行声明を出しているからです。しかし、これら2
つのテロには、不可解なことがたくさんあるのです。
パリのテロは、フランスのパリ市街と郊外のサン=ドニ地区の
商業施設で、イスラム国の戦闘員と見られるジハーディストのグ
ループが銃や爆弾を使って起こした同時多発テロです。広範囲に
多発的にテロは起きています。
ベルギーのテロは、大勢の人が集まる首都のブリュッセルのブ
リュッセル空港およびマールベーク駅で連続爆破テロとして発生
し、32人が死亡しています。
このテロについて、ネット上では「やらせ」ではないかという
情報が広がっているのです。少なくともイスラム過激派の犯行で
はないという情報もあります。ちなみに、「ジハーディスト」と
いうのは、聖戦を信じる兵士という意味です。
ひとつの証拠は、ジハーディストが無差別に人々を攻撃すると
きには、ある特徴のある行動を取るとされていますが、パリのテ
ロではそういう行為を見たという証言はないという点です。これ
について、ベンジャミン・フルフォード氏は、次のように述べて
います。
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ジハーディストが攻撃をするとき、周囲の人々に「コーランを
唱えてください」と声をかける。イスラム教では同胞を殺すこと
を戒めている。イスラム教徒でコーランを読めない人間はまずい
ないので、そうして同胞がいないことを確認するのだ。
ところが、事件の現場にいた人たちからこの確認行為を見たと
いう証言は一切、なかった。この一点だけでもテロ実行犯がイス
ラム教徒でな証拠となろう。──ベンジャミン・フルフォード著
『99%の人類を奴隷にした「闇の支配者」最後の日々/
アメリカ内戦から世界大改変へ』/KKベストセラーズ
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「やらせのテロ」に付き物の現象というものがあります。代表
的なものは次の3つです。
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1.何らかの方法で事前予告がある
2.クライシスアクターが登場する
3.犯行をあらわす動画公開がある
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1は「何らかの方法で事前予告がある」ことです。
これについては、パリのユダヤ人コミュニティに「近くフラン
スで大規模テロがある」と伝わっていたのです。さらに最大の被
害を出したバタクラン劇場では事件当日は警備員がなんと全員休
暇中だったというのです。
911では、崩壊したWTCビルに勤務する3000人のユダ
ヤ人には直前に「出勤するな」という指令が届いてるのです。W
TCの崩壊で死亡したユダヤ人は、たまたま当ビルに訪れていた
2人だったといいます。偶然に起きる事故ではないのですから、
事前予告は出せるはずです。
ベルギーのテロに関しては、「ブリュッセルはテロに狙われて
いる」という警告が出ていたことをベルギー当局自体が認めてい
ます。オランダ政府は、CIAからの情報として、同じ情報を入
手し、それをベルギー政府に伝えていると発表しています。
それだけではないのです。トルコのエルドアン大統領は演説で
「ブリュッセルのテロ」を演説で警告しているのです。しかし、
ベルギー政府は何の対策も講じなかったのです。さらにブリュッ
セル空港の警備を担当していたウクライナ人が連続事故の当日に
限って不在だったのです。これは事前に犯行が伝えられていたこ
とを物語っています。
2は「クライシスアクターが登場する」ことです。
ところで「クライシスアクター」とは何でしょうか。一応ウィ
キペディアに次の説明があります。何となく嫌々説明している感
じのウィキペディアです。
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クライシスアクターとは、偽りの報道を作成するさいに登場
するとされる役者を指す言葉である。crisis actor
──ウィキペディア http://bit.ly/1X6sfb7
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テロが起きればほとんどの場合、多くの人が死にます。仮にテ
ロが「やらせ」の場合でも、亡くなる人が出るのですが、そのテ
ロを一層深刻なものに見せるため、怪我人や死体役を演ずる役者
が大勢登場するのです。
ネットに登場する一番有名なクライシスアクターを添付ファイ
ルにしてあります。この泣いている女性は、2012年7月20
日に、コロラド州の都市オーロラにある映画館で発生した銃乱射
事件(12名死亡)、2012年12月14日にコネチカット州
サンディフック小学校での銃乱射事件(26人死亡)、2013
年4月15日のボストンマラソンの爆発テロ事件、そして、今回
のパリのテロ事件にいずれも登場しているのです。
写真を見る限り、同じ女性であると思います。どうしてこの女
性はテロにばかり登場するのでしょうか。惨事を演出するための
アクターと考えれば納得がいきます。「3」については、明日の
EJで述べます。 ──[現代は陰謀論の時代/120]
≪画像および関連情報≫
●テロが起きてもゆるい警備 パリは危険な街なのか?
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フランスは常にのんびりしている。2015年11月13
日、パリ市内および近郊で同時多発テロが発生した。多くの
市民が死傷し、特に市内バタクラン劇場ではおびただしい死
傷者が出た。事件を受け、オランド仏大統領は非常事態宣言
を発令。警察権限の強化などが行われた。
これらニュースを日本から見ていると、フランスはとんで
もなく危険な場所に変貌してしまったかのように思える。テ
ロから数ヶ月経った今も「パリで暮らして大丈夫ですか?」
という連絡をもらうことが、しばしばある。確かに普段、定
期的にパリの情報が入ってくるわけでもないお茶の間に、連
日テロの報道が流れれば、「パリはなんと危険な街になった
のか」という印象を与えてしまうだろう。
もちろんテロ直後は市民の間にも不安が渦巻いていた。周
囲の日本人でも、親の勧めで学業半ばに帰国を決めた学生は
いたし、会社から派遣されている駐在員の中には、妻と子供
を先に日本に返した人もいた。観光客は一気に減り、普段予
約が取れないレストランも、簡単に予約が取れるようになっ
た。明らかにパリの街は沈み、一気に出歩く人が減った。し
かし、今も人の数に若干の名残はあるものの、いつでもパリ
は(少し皮肉を込めて)マイペースである。
http://exci.to/290zSmY
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一番有名なクライシスアクター



エジプトをはじめとする中東諸国で起きた無差別テロでは同じイスラム教徒の同胞信者を殺していますし、スンニ派とシーア派の宗派対立でもイスラム教徒の同胞信者を嬉々として殺しています。 ですから、ベンジャミン・フルフォードという、客観的事実と個人的妄想の混濁した虚偽情報を発信するジャーナリストの主張を信じないで下さい。また、「信じても30%以下の範疇」に留めて下さい。