2016年04月18日

●「南九州地震は15年に起きている」(EJ第4260号)

 2016年4月14日(木)午後9時26分、熊本県を震源と
する最大震度7の強い地震が発生したのです。地震の規模を示す
マグニチュードは、6・4と推定されています。
 翌15日までに強い余震が何回も続き、多くの人を不安に陥れ
ましたが、行政の避難所の対応も必ずしも十分ではなく、避難所
にいても不安なので、家屋の倒壊を免れた人は、15日の夜は家
に戻って寝た人が多かったのです。
 ところが、16日午前1時25分、今度は14日よりも大きな
地震が起き、多くの家屋が倒壊し、死者41人、9万2000人
が避難する大災害になってしまったのです。2つの地震について
以下にデータをメモしておきます。
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    ◎第1の地震
     2016年4月14日、午後9時26分
     マグニチュード6・4/最大震度6弱
     死者 9人/4万4000人避難
    ◎第2の地震
     2016年4月16日、午前1時25分
     マグニチュード7・3/最大震度6強
     死者41人/9万2000人避難
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 気象庁は、当初第1の地震を本震と発表していましたが、16
日になって、第2の地震が今回の一連の地震の本震であると見解
を変えています。これでは、何もいっていないのと同じです。
 マグニチュード7・3といえば阪神淡路大震災と同じです。高
速道路やビルが崩壊するレベルです。一般家屋ならひとたまりも
ありません。日本は何回も地震を経験していながら、気象庁や地
震学者や地震の専門家は、地震が起きるたびにテレビに出てきて
毎回同じような後づけの説明を繰り返すのみです。地震は予知で
きてこそ最大の防災対策になります。しかし、彼らは、科学の限
界を錦の御旗にして、「予知は不可能」という空しい発言を繰り
返すのみです。
 さて、この熊本地震についても人工地震ではないかという見解
がネット上に多く出ています。たまたまこの問題を取り上げてい
るEJが、スルーするわけにはいかないと思うので、いろいろな
角度から取り上げて検討していくことにします。
 ところで南九州地震といえば、不思議なことがあります。20
15年13〜14日のことです。南九州で巨大地震が発生し、1
万8000人が津波に呑まれたというニュースが日本ではなく、
米国や欧州のメディアを駆け巡ったのです。震源地は川内原発に
ほど近い地域であるというのです。
 この地震はけっしてデマではないのです。確かにその日にマグ
ニチュード7の地震が発生し、九州では緊急警報が携帯電話で鳴
り響いたからです。しかし、実質的な被害はほとんどなく、報道
も少なく、地震に慣れている日本人にはほとんど記憶には残って
いないのです。この地震について伝える朝日新聞デジタルの記事
を示しておきます。
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 (2015年11月)14日午前5時51分ごろ、鹿児島・薩
摩半島西方沖を震源とする地震があり、鹿児島市などで震度4を
観測したほか、九州〜近畿地方で震度3〜1の揺れがあった。気
象庁によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグ
ニチュードは7・0と推定される。強い揺れがあった地域では今
後、1週間程度は最大で震度3程度の余震が起きる可能性がある
としている。             http://bit.ly/1SmyIlj
─────────────────────────────
 この地震について、「地震は必ず予知できる!」の著者である
村田俊治東京大学名誉教授は、事前に予知していたのです。その
ことに触れているサイトの記事を紹介します。村田教授について
は、15日のEJ第4259号で紹介しています。
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 2015年11月14日に九州は鹿児島県でマグニチュード7
という非常に大きな地震が起こったことは、記憶に新しいと思い
ますが、地震予知界では知らない人はいない!とまでいわれてい
る東京大学名誉教授の村井俊治名誉教授が事前に予測していたと
いうのです!
 そんな地震予知情報知らなかったよ?村井氏の最新情報ってど
こで手に入るの?と思われたかもしれませんが、村井さんが顧問
を務める地震科学探査機構(JESEA)という団体が、216
円/月でメールマガジン(メルマガ)という形で情報を有料発信し
ているのです。
 実はこのメルマガの中で、村井さんは2015年11月の鹿児
島薩摩半島沖でのM7・0大地震を予測していたのです。実際に
は、鹿児島周辺地域が地震の要注意地震発生地帯ということで、
薩摩半島から大隈半島に地面の沈降が確認されたことで、しばら
く警戒が必要という風にアナウンスしていたわけです。
                   http://bit.ly/1Nv6oWA
─────────────────────────────
 311が人工地震であると疑う人は、この南九州地震について
も人工地震であり、失敗であったというのです。南九州で人工地
震を起こし、川内原発が放射漏れを起こすというシナリオを実行
しようとしたテロであるというのです。
 それに偶然の一致でしょうが、この日も今回の熊本地震と同じ
14日であり、震源の深さは10キロなのです。何らかの寡頭勢
力が執拗に九州で人工地震を起こそうとしているのでしょうか。
 ちなみに、熊本地震の発生時刻と同時刻に関東でも地震があっ
たのですが、これは同時に関東と南九州で人工地震を起こす計画
があり、関東の方は失敗したと主張している人もいます。これに
ついて地震関係者は関東の地震と熊本地震は無関係であるといっ
ています。     ────[現代は陰謀論の時代/073]

≪画像および関連情報≫
 ●「九州南部大地震計画」を取り上げているサイトの記事
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   やっぱり、「九州南部大地震」計画、実際にあったようで
  すね。そして、見事、失敗した。悪魔の邪悪な計略を天は喜
  ばない。今後も、間抜けな失敗は続きます。
   日本を守る八百万の神(つまり、我々のご先祖さま)は、全
  力で邪神と戦っている。私RKも、わが祖先にして長篠の戦
  で討死した武将、長沢主膳正正(ただまさ)の支援を得て、
  戦います。2015/11/16
   私ではありませんがうちの会社で、九電の仕事をやってる
  部隊があります。発電所や変電所の伝送工事やってるんです
  が、10月に入れてた工事が九州全域すべて作業停止食らっ
  たと言っていました。理由は川内原発の再稼働のためといわ
  れたようですが、なんでこっちが関係あるのかわからないよ
  うな感じでした。本人たちは電力の発電グループのほうが発
  言力が強いからとかで納得していました。終わってみれば人
  工地震テロの為に工作か何かしてたんでしょうね。九州中の
  原発、変電所なんかに工事で入ると、変なものを目撃されて
  困るという理由だったのかな。少しマメに話しながら、変な
  工事にストップがかかったときは、コメントあげるようにし
  ます。              http://bit.ly/20MtTSH
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2015年11月/南九州地震の情報.jpg
2015年11月/南九州地震の情報
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
地震の予知は、電磁波・超低周波を定点観測することによって可能になるわけです。

2015年11月14日の南九州沖の地震を村井氏が予知していたということは、米国支配者層によるHAARPを用いた人工地震ではなく、自然地震であったことを物語ります。 なぜなら、地中下・海洋下の地殻変動に起因した電磁波・超低周波の発生と、HAARPによる上空の電離層を経由しての電磁波・超低周波の発生には、質的・量的に明確な違いが現れるからです。

村井氏が、この「明確な違い」に気づかずに去年11月の南九州沖の地震を予知したはずがありませんから。

それに、日本国の原発の所在地はほぼ全て断層帯の上の海岸沿いに位置しているわけですから、地震が起これば、『原発テロを狙った人工地震だ』と疑われてしまうことになります。

南九州沖の2015年11月14日の地震と今回2016年4月14日の熊本震災に関する判断・評価として、村井氏が予知していた以上、『自然地震だ』という至極当然な結論になります。

地震は100%予知できることを人工地震だと騒いでいる陰謀論者に教えてあげましょう。





Posted by WRA at 2016年04月18日 09:29
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