2016年04月01日

●「日本の重要工事を握るベクテル社」(EJ第4249号)

 仮定の話ですが、東日本大震災は、米国のHAARPと日本の
地球深部探査船「ちきゅう」が協力すれば、人工地震として起こ
すことは十分可能です。しかし、日本の探査船が国にとってマイ
ナスなことをするはずがないと誰でも考えます。
 ところが、地球探査プロジェクトは日米共同運営で行われ、米
国の技術に依存する部分も大きく、米国の意向にも左右される面
が多いのです。それに日本は米国に甘いところがあり、知らない
うちに協力させられてしまうことも十分考えられます。
 実際に日本は、安全保障の面で非常にリスクのある工事を米国
の特定業者に請け負わせているのです。その特定業者とは、米国
カルフォルニア州サンフランシスコに本拠を置く総合建築業を営
む多国籍企業です。
 ベクテル社については、1月26日のEJ第4203号でも取
り上げていますが、明石海峡大橋下の海底のボーリング調査に参
加しているのです。ここは、1995年の阪神淡路大震災の震源
地なのです。とても偶然とは思えないのです。
 そのことをほとんどの国民は知りません。なぜなら、メディア
ではそのことを一切報道しないからです。ウィキペディアの「ベ
クテル」によると、ベクテル社は、青森県の日本原燃六ヶ所再処
理工場の工場設備建設に技術参加しています。
 なお、ベクテル社の日本法人は、オーバーシーズ・ベクテル・
インコーポレーテッド株式会社として、東京都千代田区丸の内に
本社が置かれています。ちなみに内閣府の1989年と1991
年の資料だけでも、ベクテル社は次の5件の工事を受注している
のです。
─────────────────────────────
 ●1989年
  ・羽田西側旅客ターミナルビル建設工事
   ──日本空港ビルディング(株)
  ・東京湾横断道路川崎人工島緩衝工事設計
   ──日本空港ビルディング(株)
 ●1991年
  ・関西国際空港旅客ターミナルビル(南工区)新築工事
   ──関西国際空港(株)
  ・東京湾横断道路川崎川崎人工島工事
   ──東京湾岸道路(株)
  ・アジア太平洋トレードセンター建設工事(その1)
    ──ウィキペディア「ベクテル」http://bit.ly/1SlW5pd
             ──内閣府 http://bit.ly/1SlVXpG
─────────────────────────────
 上記の「東京湾横断道路川崎川崎人工島工事」というのは、い
わゆる「アクアライン(海ホテルPA)」の工事のことです。い
うまでもなく、ここは東京湾のなかです。日本は、内閣府がから
んでいながら、どうしてこんな大事な場所を外国の建築事業会社
に工事を委託するのでしょうか。
 これに関して「天下泰平」というサイトでは、次のように述べ
ています。
─────────────────────────────
 首都圏は、基本的に「東京湾の外」である東北地方から千葉沖
で巨大地震が発生する限りは、房総半島が防波堤の役割を果たし
直接東京湾内に大津波が襲って来る可能性は低いようですが、こ
ういった「東京湾の中」で大地震が発生した場合などは、大津波
が首都圏に壊滅的な被害をもたらす場合があります。
          ──「天下泰平」 http://bit.ly/1Ry132x
─────────────────────────────
 このほかにも、内閣府は、羽田国際空港や関西国際空港などの
工事もベクテル社に発注していますが、これは日本の安全保障に
とってきわめてリスクの高いことをやっているといえます。日本
政府(自民党)はどうしてこのような危険なことをするのでしょ
うか。しかも、このことは国民に知らされていないのです。
 「天下泰平」のサイトには、ベクテル社のロゴについて興味深
い話題を提供しているす。
─────────────────────────────
 今回話題に出てきたベクテル社の「ロゴ」は、地球の世界地図
に社名が入ったものですが、この地図はなぜか“太平洋”が中心
となっています。
 これは、日本の旧五千円札に描かれた地球と同じデザインであ
り、この五千円札の地球は、新渡戸稲造が「願わくば我、太平洋
の橋とならん」の意気込みで、第2次世界大戦前の悪化した日米
関係の改善のために努力したことを象徴してデザインされたもの
と言われています。
 ベクテル社も“メーソン企業”であり、新渡戸稲造もまた“メ
ーソンメンバー”であったと言われていますが、一部では太平洋
の裏に彼らの象徴でもある「ピラミッド」があるから、この世界
地図を使っているとも噂されています。個人的には、この太平洋
は、かつての大帝国「ムー」があった場所であり、ベクテル社は
それを自らの社名で覆って封印(?)しているかのようにも見え
ますが、ムー大陸の一部だった日本、ムーの末裔である日本人を
彼らが狙っているのも、そんなところにも理由があるのかもしれ
ません。      ──「天下太平」 http://bit.ly/1Ry132x
                     添付ファイル参照
─────────────────────────────
 ベクテル社は超大企業でありながら、非上場の同族会社であり
その実体は知られていません。現在は、創業者の曾孫ライリー・
ベクテルが現在の最高経営責任者を務めています。会社の所有と
経営はベクテル一族に担われており、ライリー氏は総資産30億
ドル(2009年)を有する米国を代表する富豪の一人になって
います。米政府にも強い影響力を持っており、米政府から圧力を
受けると日本政府は断ることは事実上できないと考えられます。
          ────[現代は陰謀論の時代/062]

≪画像および関連情報≫
 ●日本人は知ってはいけない/モンサントとベクテル社
  ───────────────────────────
   ここに、モンサント社とならぶ、もう一つの悪魔、ベクテ
  ル社が登場する。第二次大戦前後のベクテル社とモンサント
  社の幹部には、核物理学者ローレンスなど共通メンバーが多
  い。いずれもロックフェラーの兄弟会社と断言してもよい。
  「ベクテル社」は年間売上4兆円を超す世界最大の企業であ
  りながら、株式非公開の個人企業であるため、日本での知名
  度は高くない。
   主に初期の核開発にモンサントと共に携わり、ベトナム戦
  争後はサウジアラビアやイランなど中東オイルマネーの利権
  と結びつき巨利を得てきた会社である。主力はエネルギー利
  権で、わけても原発建設が大きい。
   CIAと完全に結びつき、アメリカの闇権力と指摘されて
  いて、ケネディ暗殺やベトナム侵攻などの背後にベクテルの
  姿がかいま見えている。まさにロックフェラーの本質を体現
  した中核会社なのである。
   モンサントはベクテルと協調して、世界の水利権を手中に
  収め続けてきた。それが、どのような姿勢だったのか、ここ
  に端的な例を紹介する。1999年、ベクテル社と、ボリビ
  アのコチャバンバ市民との間で紛争が起こった。元々ロック
  フェラーから幹部を送り込まれている世銀やIMFは、破綻
  管理国家のインフラを民営化することを要求してきた。
                   http://bit.ly/1kv4ndz
  ───────────────────────────

ベクテル社のマークと旧五千円札.jpg
ベクテル社のマークと旧五千円札
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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