2016年02月29日

●「電離層に電磁波ビームを照射する」(EJ第4226号)

 国際宇宙ステーションが2011年7月に完成し、人がそこに
行き来するようになってから、宇宙が非常に身近に感じられるよ
うになっています。しかし、「宇宙」というのはどこにあるので
しょうか。われわれは「宇宙」についてどれほど知っているので
しょうか。
 この宇宙に関連するのが電離層です。HAARPは「電離層に
刺激を与える兵器」とされていますが、電離層について詳しく知
る必要があります。「電離層」とは一体何なのでしょうか。
 地表から宇宙空間までを「大気圏」というのですが、次の5段
階があります。
─────────────────────────────
  1.対流圏    ・・・   0 〜  10キロ
  2.成層圏 ・・・・・・  10〜   50キロ
  3.中間圏 ・・・・・・  50〜   90キロ
  4.電離層(熱圏) ・・  90〜  500キロ
  5.外気圏 ・・・・・・     500キロ以上
                ──添付ファイル参照
─────────────────────────────
 大気圏の構造はどうなっているのでしょうか。
 地上から上空10キロまでが雲のある「対流圏」であり、その
上50キロまでがオゾン層のある「成層圏」です。酸素原子は2
つで酸素になりますが、3つ集まるとオゾンになります。オゾン
はゴムや金属を腐食し、人体に影響を与えます。
 さらに90キロまでは「中間層」があり、90キロから500
キロまでが「電離層(熱圏)」になります。なぜ、電離層という
のかというと、大気の一部が電離した状態になっているのです。
オーロラというのは、この電離層で見られる現象です。また、電
離層は電波を反射するという性質を持っており、これを利用して
無線通信が行われているのです。
 この電離層は、宇宙線の侵入から、地表にいるあらゆる生命体
を保護してくれています。改めて考えてみると、地球はそこに住
むさまざまな生命体にとって生存するのに、願ってもない場所に
なっているのです。
 この電離層に何らかの方法で外力を加え、その結果何が起きる
かについての実験は旧ソ連をはじめ、プエルトリコ、ノルウェー
そして米国でも、ペンシルヴァニア州立大学で行われていたので
す。しかし、どの研究結果でも、実験の結果、地球の環境に特別
の影響が出たという報告はなかったのです。
 HAARPは、基本的にはこの電離層を刺激する実験なのです
が、従来の実験とはスケールもレベルもまるで違うのです。HA
ARPでは、地上に設置したアンテナ群から1・7ギガワットを
超えるとてつもない出力で、圧縮された電磁波ビームを照射する
のです。
 ちなみに1ギガワットは10億ワットなのです。これは大規模
な発電所10基分に匹敵する膨大な電力を供給し、その結果生ま
れたすさまじい高エネルギーを電離層に送り込むというとてつも
ない実験なのです。この実験で環境に何の変化も起こらないと考
える方が不自然です。
 単にオーロラの研究のために、そんなことをするでしょうか。
HAARPには、DARPAと大学に加えて、米空軍と米海軍が
参加しています。しかし、HAARPの公開文書には次のように
書かれており、矛盾しています。純粋に学術的なPTであるとい
うなら、なぜ空軍と海軍の参加が必要なのでしょうか。
─────────────────────────────
 HAARPは、オーロラと電離層の研究で、将来人類のため
 になる純粋に学術的なプロジェクトである。 ──公開文書
─────────────────────────────
 「地震兵器などあるはずがない。人間の力など限られており、
自然に影響を与えられるはずがない」とアタマから考えている人
は少なくないと思います。
 そういう人は、そういう説を主張する人に「陰謀論者」のレッ
テルを貼り、その人のいうことを一切信用しなくなります。そう
なると、その人はHAARPの存在も知らないでしょうし、仮に
知っていたとしても、公式文書を額面通り信用するはずです。つ
まり、曖昧きわまる一般の常識に照らして、ヘンなことをいう人
はすべて陰謀論者で、いっていることは信用に値しないときめつ
けるのです。これは、地震兵器を作ろうとしている側に取って、
きわめて都合のよいことになります。世の中には、そういうこと
があまりにも多いのです。
 もちろん、すべての地震や津波などの気象災害が気象兵器によ
るものであるはずはありません。ほとんどは自然現象であり、そ
のごく一部が気象兵器によるものということになります。しかし
数多くの気象災害のうち、これは気象兵器によるものと断定する
ことはきわめて困難です。
 それだけに、気象兵器によって相手国に損害を負わせた場合、
自然現象を隠れ蓑にすることができます。これは、それを仕掛け
る側にとって大変好都合です。自分で仕掛けておいて、救援活動
を熱心に行ったりして、逆に感謝されたりします。だから、気象
兵器は究極の兵器といわれるのです。
 それにしても最近は気象の変化が激しいとは思いませんか。時
期でないときに台風(ハリケーン)が襲ってきたり、ゲリラ豪雨
が頻繁に発生したりします。明らかに気象災害が増えているとい
うことはいえます。
 もし、自然現象にプラスして、気象兵器が使われると気象災害
は激増します。現在の地球の気象はそうなっています。しかし、
われわれはそれらの現象をCO2の増加や地球温暖化のせいにし
ています。しかし、本当にそうなのでしょうか。疑ってかかる必
要があると思います。そのためには、HAARPのことについて
もっと詳しく知る必要があると思います。
            ──[現代は陰謀論の時代/039]

≪画像および関連情報≫
 ●地球の大気とは何か/ウィキペディア
  ───────────────────────────
   地球の大気とは、地球の表面を層状に覆っている気体のこ
  と。地球科学の諸分野で「地表を覆う気体」としての大気を
  扱う場合は「大気」と呼ぶが、一般的に「身近に存在する大
  気」や「一定量の大気のまとまり」等としての大気を扱う場
  合は「空気(air)」と呼ぶ。
   大気が存在する範囲を大気圏と呼び、その外側を宇宙空間
  という。大気圏と宇宙空間との境界は、何を基準に考えるか
  によって幅があるが、便宜的に地表から概ね500キロメー
  トル以下が地球大気圏であるとされる。
   大気は、温度(気温)変化を基準にして、鉛直方向に四つ
  の層(外気圏を含めれば五つ)に区分されている。これを、
  「地球大気の鉛直構造」という。高度が高くなるにつれ、鉛
  直方向では気圧や密度が単調に低下するほか、大気の流れの
  性質、分子組成などが変化する。  http://bit.ly/1Qa8YV3
  ───────────────────────────
 ●添付ファイルの出典/並木伸一郎著/『恐怖の地震兵器/H
  AARP』より。学研

大気の構造について.jpg
大気の構造について
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「二酸化炭素CO2 が地球温暖化の原因だ」というのは、完全なウソで、グローバリストによるCO2排出権取引の利権確立と世界各国の製造業の管理支配を目的としていたことは明白です。また、今や、情報通の誰もCO2説を信じていません。 だから、民主党政権時の京都議定書で、「地球温暖化詐欺」の音頭をとった日本政府は何も理解していない馬鹿者ばかりでした。 民主党の部落解放同盟・暴力団の指導者である松本龍議員が「馬鹿の極み議員」の代表でした。

地球温暖化の原因は、水蒸気を含んだ雲の増加にあり、宇宙放射線量の増加に起因した自然現象です。雲が増えると地上の熱が逃げないことによります。また、太陽黒点の増加に見られる太陽光線量の増加によるものでしたが、今や、太陽の活動は低下してきており、地球寒冷化に向かっています。

さて、聖書の預言にあるように、昨今の地震その他の天災の頻発は、宇宙的な変動によるものであって、人工的なものは極めて少事例です。

そして、昨今の宇宙的な変動と人間の神経生理学的な変化は、地球と人類の次元上昇アセンションに至ったことを物語っています。

これが分からないと、「人工地震・気象兵器によるものだ」という無知蒙昧な「妄想」に陥ります。

Posted by れくたー at 2016年02月29日 06:33
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