2016年02月17日

●「無線技術の発明者はテスラである」(EJ第4218号)

 ニコラ・テスラは、人工地震を起こそうとしていたわけではあ
りません。まして最初から地震兵器を製造しようなどと考えてい
なかったのです。地震はあくまで研究実験の副産物であり、やろ
うとしていたことは、無線による情報通信であり、電力の伝送の
実現なのです。
 テスラの無線の原理は「地球コンデンサー構想」といわれ、き
わめてスケールの大きい考え方です。テスラ研究所所長の新戸雅
章氏の本から引用します。
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 テスラは地球も大きな導体であるから、大気の絶縁層、その上
層のイオン化層との組み合わせで、一つの巨大なコンデンサーを
形成していると考えた。この「地球コンデンサー」に高周波電流
を送り込むと、電極間の「静電的なバランスが崩れて」大気上層
に電磁波が誘導される。あとはこの電磁波に情報を載せて送信す
ればよいわけである。 ──新戸雅章著『知られざる天才ニコラ
      ・テスラ/エジソンが恐れた発明家』/平凡社新書
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 テスラの無線理論はとても難しく平易に解説することは困難で
すが、テスラはコロラドスプリングスの研究所で「地球定常波」
なるものを発見しています。この発見自体が結果としてテスラを
凋落させることになるのですが、この地球定常波を使ってテスラ
は、次のように無線による電力伝送の仕組みを説明しています。
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 テスラの理論は簡単に言うと、「地球定常波」を発生させて任
意の節にエネルギーを送り込めば、他の任意の節で取り出せると
いうものであった。テスラはこの実験のデモンストレーションを
少なくとも2度行っており、その一つでは、約40キロ離れた場
所にあるエジソン社最大の電球を、電線を用いることなく200
個点灯させている。        ──ジェリー・E・スミス
           ベンジャミン・フルフォード監訳・解説
      「環境改変で世界支配をもくろむ軍事プログラム/
      気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル」
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 40キロ離れた場所にある電球を電線を使わずに点灯させたと
いうことは、実験の成功を意味しているものの、この実験の副作
用が容易ならざるものだったのです。
 テスラの地球定常波を起こす発電機を作動させると、コロラド
スプリングスの町のあちこちで、水を飲むために蛇口の栓をひね
ろうとした人たちが、火花が走るのを目撃しているし、実験塔か
ら30メートル以内の場所では、装置が切断された後も長時間に
わたって電球が光り続けたといいます。また、これらの実験では
何回も雷雨が発生し、それに加えて州全体で数百件の火災まで発
生したといわれます。
 コロラドスプリングスの住民からすれば、はた迷惑な実験だっ
たわけで、テスラには相当強い非難が浴びせられたのです。さら
に、この実験中にテスラは、規則的な雑音に気がついて、この発
信源は、火星か金星だろうと発言したのです。これだけのことが
揃えば、テスラは「マッドサイエンティスト」と呼ばれても仕方
がないかもしれません。
 実は、テスラがキャッチした「規則的な雑音」は、その同じ日
にマルコーニが英仏海峡で実施した遠距離交信実験の電波だった
可能性が高いのです。テスラとしては、この種の電波を発信でき
るのは地球上では自分だけであるという思い上がりもあったもの
と思われます。
 このようにテスラは無線の世界で多くの功績を残しているので
すが、世の中の多くの人々は、電気ではエジソン、無線はマルコ
ーニということで、評価は定着しており、テスラはマッドサイエ
ンティストになってしまっています。
 当時はともかくとして、現在にいたってもそれが修正されない
のは、そこに何らかの意図が隠されていると思います。1880
年から90年代にかけてテスラは、無線に利用できる周波数帯の
電磁波についての研究を行い、特許を取得しています。ところが
マルコーニは「自分は無線の技術の発明者である」と主張したの
で、裁判になり、これについてはテスラの死後、次の判決が出て
います。しかし、このことを知る人はきわめて少数です。
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 イタリア人発明家グリエルモ・マルコーニ(1909年ノーベ
ル物理学賞)は、自分が「無線の技術を発明した」と主張してい
たが、先駆的な基礎研究の大部分はテスラがおこなったものであ
る。実際、米国の最高裁はマルコーニの特許を無効とし、テスラ
の特許を認めている。裁判所は、マルコーニがテスラの特許14
件を侵害しており、盗用であるとの判断を下した。この出来事は
産業スパイの古典的な事例といえる。──ジェリー・E・スミス
     ベンジャミン・フルフォード監訳・解説の前掲書より
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 この他にもテスラは空中や地上にある物体の位置を無線電波を
使って特定する技術──現在レーダーと呼ばれる技術の理論化や
蛍光灯も発明しているのです。だからこそ、米軍はテスラにフィ
ラデルフィア実験の指揮を任せたのです。
 そもそもテスラが交流電力を発明していなければ、エアコンも
冷蔵庫も、携帯電話も、なかったかもしれないのです。テスラは
それほどの大発明家であるのに、なぜ現在でも電気はエジソン、
無線はマルコーニなのでしょうか。
 新戸雅章氏によると、テスラがエジソンやマルコーニと決定的
に違うのは、エジソンやマルコーニの射程はあくまで現在にあり
生きている間の栄光がすべてだったという点です。これに対して
テスラは、未来を目指したのです、テスラはこういっています。
「現在は彼らのものだが、私が心血を注いだ未来は私のものであ
る」と。しかし、現代人のほとんどはニコラ・テスラの名前すら
知らないのです。    ──[現代は陰謀論の時代/031]

≪画像および関連情報≫
 ●無線電信の発明者は誰か
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   1901年にテスラはニューヨークに近いワンダークリー
  フに大きな放送局の建設を開始しました。しかし、この工事
  は資金難のため完成しませんでした。一方マルコーニは大西
  洋横断の無線通信に成功し、世界中を感動させましたが、マ
  ルコーニの無線機はテスラの特許(645576)を使用し
  た無線機を使用していました。
   1904年にマルコーニの無線機に米国で特許が与えられ
  ましたが、その理由は説明されていません。考えられる解釈
  (下種の勘ぐり?)にはマルコーニ会社から米国政界や司法
  当局への強力な財政的支援があったことが考えられます。
   1909年マルコーニは無線通信への貢献によりノーベル
  賞を受賞しました。1915年テスラはマルコーニ会社を特
  許侵害で告訴しました。1943年テスラの死から9ヶ月後
  に、米国の特許に関する法廷はニコラ・テスラが無線通信と
  ラジオの元祖であると決定しました。この法廷の決定ではマ
  ルコーニの特許(763772)はテスラの特許を侵害して
  いて新たな知見が無いことが証明されました。マルコーニ会
  社は、米国政府を告訴しましたが敗訴して、テスラの特許が
  確定しました。          http://bit.ly/1ofko0h
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ワーデンクリフタワー.jpg
ワーデンクリフタワー
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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