2016年02月15日

●「隠蔽されたフィラデルフィア計画」(EJ第4216号)

2月12日付、EJ第4215号で、フィラデルフィア計画に
ついて書きましたが、その同じ日の日本経済新聞に次のタイトル
の記事が掲載されたのです。
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              「重力波」を初観測
        ─米研究チーム宇宙の謎に迫る─
   ──2016年2月12日付、日本経済新聞
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 この記事を読んだとき、重力波は、フィラデルフィア計画と無
関係ではないと感じたのです。というのはテスラ理論には「スカ
ラー波」というのがあって、それが重力波と同じようなものでは
ないかと考えたからです。といっても、現在の私の知識ではその
関係を説明できないので、指摘だけにとどめておきます。
 フィラデルフィア計画は、護衛駆逐艦エルドリッチがフィラデ
ルフィア沖から完全に消滅し、ヴァージニア州ノーフォーク沖に
移動し、それから戻ってくるという驚愕の実験結果に終わったの
です。それは予想外の大成果を上げたといえますが、それをもっ
て「実験ハ成功セリ」とはいえない事情があったのです。
 それは、死者16名、乗組員の大半が精神異常をきたすという
悲惨な結果に終わっているからです。そこで米軍部は、実験の継
続を断念し、フィラデルフィア計画の全内容を軍事機密として封
印することにしたのです。
 もともとフィラデルフィア計画は、レインボー・プロジェクト
として、テスラが指揮をとっていたのです。そのときは危険もあ
るので、人を乗せないでやるつもりだったのです。それを軍部は
人を乗せてやれといい、それにあくまで反対したテスラは任務か
ら外され、フォン・ノイマンが指揮を執ることになったというの
が真実のようです。
 具体的には封印はどのように行われたのでしょうか。「フィラ
デルフィア実験/阿鼻叫喚の不可視化計画とその真相」というサ
イトから引用します。
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 「全ては軍や政府によるによる隠蔽工作」と言えばいい。実験
で使用されたエルドリッジは、極秘裏に他へ運ばれ、さも何もな
かったかのようにエルドリッジを就航させる。事件を知るクルー
や書類も処分。こうすればフィラデルフィア実験を調べれば都市
伝説だったという結論に辿り着かせる事ができる。オカルト原理
主義、あるいは陰謀論の深みにハマった者はこの陰謀論で主張を
継続できる。「ニコラ・テスラだって、研究資料などを軍に接収
されたではないか・・・」と信じる者は論理を補強するのだろう
が、どうだろう。
 たしかにテスラの死後、FBIによって接収は行われたようで
あるが、その膨大な資料も後に返還されており・・・。と言って
も、「見られてはマズいモノは極秘裏に処分され、返還されてい
ないに決まっている!」となるのか。どうも政府や軍部が絡むと
話はいつも複雑になる。        http://bit.ly/1WfiLKU
─────────────────────────────
 こういう軍部の隠蔽に関して、現在でもその真偽が論争されて
いるのです。「ヤフー!ジャパン知恵袋」で次のようなやり取り
が行われているので、ご紹介します。
─────────────────────────────
質問:フィラデルフィア計画でエルドリッジが瞬間移動したのは
事実だと思いますか。事実なら今話題のタイムマシンの開発も夢
物語ではありませんよね。
回答:ウィキでは、否定されていますが、事実です。このフィラ
デルフィア実験は、元々、レーダーの捕捉を避ける為の研究でし
た。なので、空間移動は、想定外でした。レ-ダ-の電磁波の反射
を避ける為に、艦船を電磁波で覆い隠す目的の装置が、積込まれ
作動させたのです。ところが、レーダーから消えるだけでなく、
空間からも消え、4時間、別の場所へ移動し、戻りました。
 艦船内部の状態&乗組員の状態が、科学的な考察の範囲を超え
る結果になり、手に負えない状態になった為に、『無かった事』
にされました。現在でも、最高軍事機密です。もし、人工的にコ
ントロール可能な技術になった時には、軍事的に非常に強力な兵
器になります。
 科学的に説明不可能な現象で、この空間移動のフィラデルフィ
ア実験に対比できる現象が実在します。逆バミュ−ダ現象です。
バミューダ・トライアングルでの、船舶&航空機の行方不明事件
は1840年以降、200件位あり、原因について諸説があり、
現在のレベルでは、マイクロハースト原因説が有力です。でも逆
バミューダ現象は、科学的に説明不可能でお手上げの現象です。
                   http://bit.ly/1SMsaMq
─────────────────────────────
 このようにして、フィラデルフィア計画は、その全ては隠蔽さ
れたのです。しかし、全てを隠しきれないと考えたのでしょう。
そのときのために「都市伝説」や「陰謀論」とする工作もされて
います。
 「フィラデルフィア計画」をキーワードとしてネットで検索す
ると、ウィキペディアにはちゃんと説明があります。しかし、次
のような断り書きがわざわざついているのです。
─────────────────────────────
 ウィキペディア/「フィラデルフィア計画」
 都市伝説として流布している「フィラデルフィア計画」につ
 いて説明します。         http://bit.ly/1Sn53rb
─────────────────────────────
 さらにニコラ・テスラという稀有の才能を持つ科学者について
も世間から隠蔽する必要があると考えたのです。そのとき、使わ
れたのはエジソンです。エジソンの存在を大きく扱い、テスラの
存在を巧妙に隠したのです。実際はテスラはエジソンをはるかに
超える天才だったのです。──[現代は陰謀論の時代/029]

≪画像および関連情報≫
 ●スカラー波は重力波なのだろうか/黒月樹人氏
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   ページタイトルのあいまいさ、このページのタイトルは、
  あいまいなものであいまいなものを問うている。「スカラー
  波」という言葉が謎であるのに、それを、ほんとうに存在し
  ているかどうか、まだよく分からない「重力波」というもの
  で置き換えようとしている。このようなタイトルは、次の本
  を読むことによって浮かんできた。「ニコラ・テスラの地震
  兵器と超能力エネルギー」実藤遠著、たま出版刊。この長い
  タイトルには、次のような副題が添えられている。「人類が
  知らない重力(スカラー)波の存在を探る」この一文が、ま
  たまた不思議な定義によっている。「重力」は、「グラビテ
  ィ」であって、「スカラー」とは訳さないものだ。ここを解
  釈すると、「重力波」が「スカラー波」と読み替えることが
  できるとなるらしい。それなら、次のように記述すべきとこ
  ろだろう。「人類が知らない重力波(スカラー波)の存在を
  探る」少し整理できた。それでも謎は解決していない。これ
  には、まず、「スカラー波」と「重力波」の内容を詳しく読
  み解くことから始める必要がある。
   「スカラー波」の詳しい性質や定義は、はっきりしていな
  い。しかし、これに関する別名がたくさん存在する。資料に
  よれば、「テスラ波」(byニコラ・テスラ)、「物質波」
  (by大橋正雄)「原子波」、(同)「(スカラー)電気重
  力波」(byトーマス・ベアデン)、「重力波」(by木下
  清宣)「スカラー電磁波」などがある。
                   http://bit.ly/1R0OuOK
  ───────────────────────────

不遇の天才発明家/ニコラ・テスラ.jpg
不遇の天才発明家/ニコラ・テスラ
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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