2016年02月09日

●「テスラ・コイルは何をする装置か」(EJ第4213号)

 自然界には巨大なエネルギーが潜んでいます。確かに台風、地
震、津波、火山の噴火などの自然現象は、いったんそれが起きる
と、凄まじいエネルギーを爆発させます。ニコラ・テスラは、そ
れらを何とか人為的に取り出せないものかと考えたのです。
 テスラは電気に強いエンジニアです。そこで彼は、何らかの方
法で地球そのものの電気振動と共振させることによって、莫大な
エネルギーを取り出すことができないかと考えたのです。もしそ
れができれば、ほとんど金をかけずに、しかも無限にエネルギー
を得ることができるようになります。まさにこれは究極のエネル
ギー革命になります。
 それは、テスラが若いときに体験した2つの出来事に由来して
いるのです。
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◎ある冬の日、テスラは、仲間の少年達と雪に覆われた山に登っ
 た。雪は大変深く積っていた。少年達は雪玉を斜面に投げつけ
 それが転げ落ちながら雪を集めて大きくなるのを見て遊んでい
 た。ところが突如一個の雪玉が、斜面を転がる内に見る見る大
 きくなり、ついには一軒の家程の大きさになってしまった。テ
 スラを始め少年達は、信じ難い光景に茫然と立竦んでいた。テ
 スラは考えた。「どうしてあんな小さな雪玉があっと云う間に
 これ程巨大な雪玉に成長してしまうのか。自然界には何ととて
 つもないエネルギーがあるのだろう」と。
◎ある日、テスラは一人山の中を宛もなく歩き回っていた。する
 と空が厚い雲で覆われだし、吹雪になりそうな気配が漂ってき
 た。彼は雨の当らない所に避難し怪しげな空を見上げていた。
 しかし空は殆ど真っ暗にも関わらず、雨は中々降り出さなかっ
 た。その時突然、空に一閃の稲妻が走った。途端、堰を切った
 ように豪雨が降り出した。      http://bit.ly/1XczcsJ
─────────────────────────────
 誰でも体験したことのある、ごく普通の自然現象ですが、テス
ラは、それから大きなヒントを得たのです。とくに稲妻が豪雨を
引き起こす引き金になったことから、自然界のエネルギーを引き
出す何らかの電気的効果を発見できれば、地球全体の環境を変え
ることができるのではないかと考えたのです。
 そういうテスラが最初に発明したのが、「テスラ・コイル」と
いうものです。テスラ・コイルとは何でしょうか。定義を次に示
します。
─────────────────────────────
 テスラ・コイルとは、共振により高周波・高電圧を発生させる
変圧器。火花放電で振動電流を発生させ、巻数比が大きい空芯式
コイルで共振させる。スパークギャップとコイル体からなり、コ
イル体は巻数の少ない一次コイルと多数巻き上げた空心の二次コ
イル、そして放電極である容量球から出来上がっている。容量球
の大小により二次コイルの共振周波数を調整する。
                    ──ウィキペディア
                   http://bit.ly/1TNoBVg
─────────────────────────────
 定義は難しいですが、テスラコイルとは、高周波・高電圧発生
装置なのです。この装置を2〜3台使って電気を流すと、その振
動で地震が起きるのです。
 ヴァン・アレン帯というものがあります。それは、地球の磁場
にとらえられた、陽子、電子からなる放射線帯のことです。19
58年に米国が人工衛星エクスプローラ1号を打ちあげたさい、
衛星に搭載されたガイガーカウンターの観測結果から偶然に発見
されたのです。その発見者は米国の物理学者、ジェームス・ヴァ
ン・アレン、その名前をとってヴァン・アレン帯と呼ばれるよう
になったのです。
 地球を取り巻く磁場にはN極とS極があります。S極から磁力
線が出て、ちょうど地球を取り囲むようにN極に滑り込み、ヴァ
ン・アレン帯を形成します。この磁力線の影響で、オーロラもで
きるとされています。そして、この磁力線を発生させる装置がテ
スラ・コイルなのです。
 原子爆弾が爆発するとき、小さな火の玉が現れて、すぐ消える
そうです。この火の玉は一瞬にして温度が上がり、無限大に超高
温になり、大爆発を誘発するのです。したがって、テスラ・コイ
ルによって強力な電波を複数ヶ所から照射し、交差させると、低
温の火の玉ができ、この火の玉がエネルギー源になって、一瞬で
高温化させることができます。
 この火の玉を地下にあるプレートの境目に打ち込むことができ
れば、お互いに支え合っているプレートが一気にずれて、爆発が
起こり、その爆発が活断層などに伝わって、大地震を人工的に起
こすことができます。電波は軍事衛星を使えばどこにでもリレー
することができるので、地球のどこでも人工的に地震を起こすこ
とが理論上は可能になります。
 この火の玉を軍事衛星でリレーする技術を示唆した米映画があ
ります。米映画は実在する未来兵器を映画で示唆し、米国と戦う
とこういう攻撃を受けるぞというメッセージを発信し、戦争への
抑止にしているといわれます。その映画は次の通りです。予告編
のユーチューブのURLを付けておきます。
─────────────────────────────
    ユニヴァーサル映画『バトルシップ』予告編
              http://bit.ly/1K7ca4K
─────────────────────────────
 映画は、ハワイでの軍事演習中に謎のエイリアンとその母船に
遭遇したアメリカ海軍や日本の自衛艦が地球存亡の危機に立ち向
かうSFアクション。そのなかで軍事技術が示唆されています。
 この映画では、3つのパラボラアンテナから強力な電波を飛ば
し、交差ポイントで火の玉を作り、人工衛星でリレーしているの
です。このシステムを使えば、地球のどこででも地震を起こすこ
とが可能になります。 ───[現代は陰謀論の時代/026]

≪画像および関連情報≫
 ●ニコラ・テスラは神秘家だったか?/ガストン・バリッジ
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   ニコラ・テスラはおそらく、アメリカ史上最も奇妙な人物
  でした。間違いなく彼は、現代の偉人に列せられます。多く
  の人は彼を有史以来の最も偉大な人物のひとりであると思っ
  ています。確かに彼は、最も輝かしい発明家と評価されてい
  ます。アメリカ合衆国政府が彼に認めた特許は115件を数
  え、他の国々の特許も多数ありました。
   テスラの精神は写真のように正確であり、百科全書のよう
  に博識でした。一度情報に目を通したら、何年か後でも、ほ
  とんど一言一句そのままに繰り返すことができました。個々
  の発明品を、単一体として彼は見ていました。最も細かい部
  分まで、心の中に完全に描いた後に、その品を実際に作り始
  めるのでした。記憶を新たにするためのスケッチすらなしに
  「考え抜いた」機械や装置を、その何年か後に作ることがで
  きました。彼は必要とした着想を、あの最高の〈源泉〉から
  ――あるいはどこであれ着想が来たところから――受け取っ
  たり、奪ったり、選択することができただけではなく、それ
  を製作し始める前に、その外観デザイン、三次元的な物質的
  外装を精神的に操作することができたので、それ以外の準備
  を全く必要としなかったのでした。試行錯誤をする発明家で
  は、彼は全くなかったのでした。  http://bit.ly/1SDlU9M
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ヴァン・アレン帯.jpg
ヴァン・アレン帯
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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