てあるのかどうか、あるとすれば、それは具体的にどのような勢
力であるのかを追及しています。
陰謀論の世界で必ず出てくるのは「地震兵器」です。人工的に
地震を発生させ、当該地域に壊滅的被害をもたらす兵器です。あ
の東日本大震災は、地震兵器によって起こされたという説もある
のです。それどころか、阪神・淡路(1995年)、スマトラ島
沖(2004年)、四川(2008年)、ハイチ(2010年)
などの地震もすべて地震兵器によるものという説まであります。
あなたは、そういう「地震兵器」の存在を信じますか。
おそらく多くの人は、それを「UFOは存在するかどうか」と
同次元の問題としてとらえるはずです。しかし、そういう兵器が
あるかどうかは別として、人工地震を起こす可能性も含めてろく
に調べもせず、陰謀論のレッテルを貼るのは間違っています。真
偽は調べてみなければわからないからです。
ここにひとつの証拠があります。クリントン政権時代の199
7年4月28日のこと。米ジョージア州アトランタ大学において
就任したばかりのウイリアム・コーエン米国防長官は、「テロ・
大量破壊兵器および国家戦略」というテーマで重要な基調講演を
行っています。その講演の骨子は次の通りです。
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電磁波で遠くから火山の噴火や地震を人為的に起こしたり、気
候を変えたりする環境テロに手を染める者たちもいる。多くの優
秀な頭脳が、他国を恐怖におとしいれる方法を探している。これ
は現実に起こっていることである。われわれも対策を強化しなけ
ればならない。(中略)
一部の国がエボラ・ウィルスのような病原体をつくろうとして
きた。そのことを示す報告書が存在する。そのようなこと(人工
生物兵器)が現実になれば、控え目にいっても、きわめて危険な
事態となるだろう。アルビン・トフラーも、特定の人種や民族を
抹殺するため、一部の科学者が特定の人種や民族だけ特異的に作
用する病原体を開発する動きがあると伝えている。
──舩瀬俊介著/イースト・プレス
『明日はあなたに埋められる/死のマイクロチップ』
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これは驚くべき内容の講演です。なぜなら、コーエン国防長官
は、講演の前半において、地震兵器や気候兵器の存在を事実上認
め、後半では、遺伝子操作による人工ウィルス生物兵器の存在に
まで言及しているからです。
コーエン長官は、「一部の国が」ととぼけていますが、実はエ
イズ・ウィルスは、米軍部が遺伝子組み換え技術で製造・開発し
た初めての「生物兵器」であり、SARSウイルスも、エボラ・
ウィルスも、鳥インフルエンザも、人工合成で作成された生物兵
器といわれています。
しかも、コーエン長官が講演で述べているように、それらのウ
イルスは「特定の人種や民族だけ特異的に作用する病原体」とし
て機能するようになっているのです。防衛長官がここまで口にす
るからには、その開発は現在では相当進んでいるはずです。
「HAARP」というものがあります。これは史上最悪の秘密
兵器といわれ、次の名称で呼ばれています。
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HAARP/高周波活性オーロラ調査プログラム
High Frequency Active Auroral Research Program
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言葉通りに解釈すれば、HAARPはオーロラの観察を目的と
して、アラスカにおいて、1991年に建設がスタートしていま
す。しかし、このプロジェクトに参加しているのは、米空軍と海
軍、アラスカ大学、ペンタゴン(米国防総省)およびDARPA
(国防高等研究計画局)であり、オーロラの観察などではなく、
巨大な軍事プロジェクトそのものです。
HAARPは米国だけの独占技術ではないのです。中国、ロシ
アに関連施設があります。その他、英国、スウェーデン、オラン
ダ、ブラジルなどの南米諸国もHAARPが導入されています。
しかし、HAARPについては、メディアは何も伝えないので、
事実上の秘密になっています。既出の舩瀬俊介氏は、HAARP
について、次のように書いています。
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HAARPは、高層大気の電離層を操作することによって、地
震を起こしたり、異常気象を引き起こしたりする。電離層とは、
地球の上空、約80キロメートルから数100キロメートルにわ
たって広がる、電荷を帯びた層だ。
この電離層と、その下に広がる成層圏が、有害で過剰な太陽放
射線から私たちを保護している。さらにオゾン層が紫外線の大半
を吸収し、地表の生物たちを紫外線の書から守っている。
HAARPは、電離層に向かって強力な電磁波を放射する。そ
れは電離層で反射し、逆X字型で地表に反射波が到達する。ポイ
ントは、電離層に照射された電磁波エネルギーは、何千、何万倍
も増幅されることだ。この超高エネルギーの電磁波が、標的の地
殻を〃振動〃させることで地震を引き起こし、大気を〃加熱″さ
せることで気象災害を引き起こすのだ。それは音大な電子レンジ
〃にたとえられる。 ──舩瀬俊介著の前掲書より
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HAARPを多少でも知る人は、「HAARP=地震兵器」と
理解していますが、これは必ずしも正しい理解とはいえないので
す。なぜなら、その概念はもっと巨大なものであるからです。地
震だけでなく、火山を爆発させ、気象全般を変化させることがで
きるからです。
HAARP──彼らは、このようなものを研究して、一体何を
狙っているのでしょうか。メディアではHAARPを取り上げる
のはタブーなのです。 ──[現代は陰謀論の時代/013]
≪画像および関連情報≫
●国会で質問に取り上げられた「地震兵器」
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柿沢議員:そこで浜田政務官の国際政治経済学者時代の論文
を今日は資料として配布をさせていただきました。スマトラ
沖地震に隠された仰天情報。私なりに要約すると、「アメリ
カが気象コントロール技術を研究していて、2004年のイ
ンドネシア・スマトラ沖地震と巨大津波も、アメリカの開発
した地震兵器、津波兵器が引き起こしたものである疑いがあ
る」。文字通り仰天するような内容が、此処に書いてありま
す。資料の3枚目、「アメリカの思惑として、地震と津波の
襲ったこの地域は熱烈なビンラディン支持者が多い。東ティ
モールの独立勢力も一掃された。アメリカの石油資本にとっ
て長年の敵が消滅し、願ってもない自然災害だったと書いて
ある」。最後にはですね、「悪の枢軸国に対しては地震や津
波兵器を使うことも厭わぬアメリカ」。こういうふうに書い
てあります。
で、浜田政務官がこのような発言をしたり論文を書いたり
したのは一度や二度ではありません。言わば浜田政務官の持
論であり信念であると言って差し支えないと思います。まあ
こういう方をですね、公認して選挙に擁立した自民党もなか
なか勇気あるなあというふうに思いますけれども、菅総理に
いたってはこの海外の人脈やパイプを活かして国際的な震災
復興の協力体制を築いて欲しい、何をどうして欲しいって言
うんでしょうかね。正直スマトラ沖地震と津波はアメリカの
地震津波兵器の仕業だ、と言われたら、国際的な震災復興の
協力体制といったって、むしろアメリカだってこんな人を登
用するなんて日本国政府は何を考えてるんだと思われてしま
うんではないかというふうに心配を致します。
http://bit.ly/1S1j9gm
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演説するコーエン元米国防長官