2015年08月25日

●「ロックフェラーの医療支配の歴史」(EJ第4105号)

 世間というものは不合理なものです。そういってはご本人に失
礼であることを承知でいえば、研究科学者としてはまだひよっこ
同然の小保方晴子氏のSTAP論文に対しては大勢の人が寄って
たかって容赦のない批判を浴びせたうえ、理研は研究不正と断定
して論文を抹殺し、小保方氏の研究者としての人生をほぼ奪って
おきなから、ノバルティス社の論文改ざん事件に関しては、ほと
んどの人が意外にも冷静です。どうしてでしょうか。
 ノバルティス社は、3000人以上に及ぶ患者の臨床データを
元社員が恣意的に改ざんし、そのデータを元にして書かれた大学
の学術論文を「ディオバン」の宣伝に使ったのです。これによっ
て論文を作成した5つの大学は、ノバルティス社から莫大な研究
資金を手にし、それを仕掛けたノバルティス社は、ディオバンを
年間1000億円以上、10年で1兆2000億円を超える売り
上げを上げているのです。
 同じ論文不正としては、ノバルティス社の方がはるかに悪質で
す。いうまでもなく、高血圧を下げる降圧剤は、中高年になれば
多くの人が日常的に服用しており、人の命にかかわるからです。
それなのに、なぜ世間はこのように冷静なのでしょうか。
 この差はマスコミの扱いの差なのです。どこから指示されてい
るかはわかりませんが、マスコミは明らかにノバルティス社の論
文不正の報道をできる限り抑制的に行い、世間の注目を引くのを
極力避けています。既に述べているようにマスコミは、たまたま
同時進行していたSTAP論文批判をセンセーショナルに取り扱
うことによって、これを隠れ蓑にしてノバルティス社の論文不正
をニュースレベルの報道に止めたのです。これは見事に成功し、
世間はSTAP論文ほどは騒がなかったのです。
 そしてこういう場合、誰かが、実はこういう勢力がマスコミに
圧力をかけたなどといおうものなら、たちまち「陰謀論」として
ラベルを貼られてしまいます。これもある勢力の仕業なのですが
このようにして「本当の真実」は葬られてしまうのです。
 「STAP論文はビッグファーマによって潰された」──これ
はベンジャミン・フルフォード氏の指摘です。STAP細胞にこ
れ以上手を出すと、生命科学の分野では生きていけなくなるぞと
いう脅しといえます。なぜなら、STAP細胞がビッグファーマ
の利益に反するからです。このことを理解するには、次の2つの
ことについて知る必要があります。
─────────────────────────────
  1.ビッグファーマはなぜどのようにして誕生したか。
  2.STAP細胞とiPS細胞の基本的な違いは何か。
─────────────────────────────
 今回は、「1」について考えます。
 「ビッグファーマ」は一般的には「製薬大手」と訳されますが
これに関して興味あるマンガがあります。「デーヴィッド・アイ
ク公式日本情報ブログ」というブログがあり、そこに出ていたも
のです。添付ファイルにしておきます。
 タイトルには「ビッグファーマの誕生」とあり、3人の男がそ
れぞれ話しています。人物を左からA、B、Cとすると、それぞ
れ次のように話しています。
─────────────────────────────
 A:いい案がある。人口の半分を麻薬漬けにしよう。
 B:もっといい案がある。一人残らず、それに金を支払わせ
   よう。
 C:最高にいい案は、それを医薬品と呼ぶことだ。
   ──「デーヴィッド・アイク公式日本情報ブログ」より
                  http://bit.ly/1Lola1I
─────────────────────────────
 このマンガは、初代のジョン・ロックフェラーの医療事業への
進出を暗に示しています。石油王として巨万の富をなしたジョン
・ロックフェラーは、その財力と政治力を利用して医療分野全般
を支配する大きな野心を抱いたのです。
 そして1901年にロッフェラーは、「ロックフェラー医学研
究所」を設立します。狙いは、石油を利用して薬剤を作り、医療
全般を支配することにあります。薬剤を押さえれば、医療全般を
押さえることができると考えたのです。
 同研究所では、石油合成薬剤を研究の対象とし、それを使う医
療を「最新の科学的な医学」と称して、それを世界の医療のデフ
ァクト・スタンダードにしようとしたのです。誠に恐るべき野心
です。そして1910年に職業としての医療全体を完全に支配し
たのです。
 ロックフェラーは、すべての医学校、あらゆる国の許認可部局
を買収し、医師免許までを支配したといわれています。このロッ
クフェラーによる医療支配について、「るいネット」から、中田
燿平氏の記事を引用します。
─────────────────────────────
 ロックフェラー製薬産業で製造されたロックフェラー薬剤やワ
クチンは、どんな病気に対しても「是とする」選択治療法であっ
て、仮に医者がロックフェラー薬剤やワクチンを第一の選択とし
て用いなかった場合は、その医師は免許証の範囲を外れた行為を
していることであり、ロックフェラーの医療標準を外れ、従って
ロックフェラー医療の医師免許を失う危険を冒すことになる。買
収された政府官僚や裁判官はこれらの原則を強制し、帰するとこ
ろは政府が強制する医学的集団虐殺、ということになる。
        ──るいネットより  http://bit.ly/1EaZ8Qt
─────────────────────────────
 ジョン・ロックフェラーは、1937年に亡くなっていますが
病名はがんだったといわれています。ロックフェラー自身は、医
薬品を一切信用せず、薬は絶対に飲まなかったといいます。そし
て、自ら提唱して育て上げた近代医学の医者たちをいっさい近づ
けなかったというのです。自分では、科学的医療など信用してい
なかったのです。     ── [STAP細胞事件/078]

≪画像および関連情報≫
 ●内海聡氏のフェイスブックより
  ───────────────────────────
   医療利権の源泉は、ロックフェラーやロスチャイルド財閥
  に代表される超巨大資本、特に石油にかかわる。ロックフェ
  ラー財閥は近代医学を根底から支配してきた。これは歴史を
  調べれば明らかなことで陰謀論でも何でもないが、世の人々
  は洗脳されているがゆえに、陰謀論という言葉を使ってしま
  う。大衆を不健康にし、病人を大量につくりだせば、医薬品
  も売れ、病院も莫大利益をあげることができる。
   「彼らの欲望は、単に金銭的な利益を増大させるだけでは
  満足しないが、それでも故意に人々の健康を悪化させて得た
  利益は、今や1兆ドルにもたっしている」と、ユースタスマ
  リンズは訴えるが、毒≠ナあるクスリをテレビCMなどで
  堂々と流し、洗脳≠オ、莫大な利益をあげている。病院は
  馬に食わせるくらいの大量の毒≠処方し、患者に「死ぬ
  まで飲め」と命じる。人々は、唯々諾々とその厳命に従う。
  まるで、家畜である。
   まさに彼ら≠フ究極目的は、人類の家畜化なのである。
  彼ら≠ノとって、もっとも重要なのは、悪質にも健康問題
  を利用して、国際政治上の野望、すなわち最終的に世界中の
  人々を冷酷な『新世界秩序』に服従させることである。世界
  化学トラストの製造した化学物質を使わない(伝統的な)医
  学的療法のすべてを、違法治療として断罪しようと企ててき
  た。               http://bit.ly/1NrWMQ1
  ───────────────────────────
 ●マンガ出典/ http://bit.ly/1Lola1I

「ビッグファーマの誕生」.jpg
「ビッグファーマの誕生」
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | STAP細胞事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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