ところで、陰謀論とは何でしょうか。英国のジャーナリスト、デ
イヴィッド・アーノロビッチは「偶然、あるいは意図せずして起
こった可能性の高い出来事を、計画的な働きかけのせいにするこ
と」と定義しています。
先日、田中聡氏による『陰謀論の正体!』という本を読んだの
ですが、そこに陰謀論の定義に関して、次のような記述があった
のでご紹介します。「新世界秩序」が出てきます。
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今日でも、共産主義者についての陰謀論は健在である。ただし
多くの場合、ユダヤ陰謀論や新世界秩序の陰謀論の一環として
の位置づけを持っており、世界権力の側(手先のようなもので
あれ)にあるとみなされている。古くからある説なのだが、今
ではこのような背景なしでは大きな脅威とみなされず、陰謀論
としての条件を満たせない。 ──田中聡著
『陰謀論の正体!』/幻冬舎新書/347
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当のD・ロックフェラーは、陰謀論うんぬんに対してどう思っ
ているのでしょうか。『回想録』/2003年にそれに関する次
の記述があります。彼はそれを肯定的にとらえています。
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人々の中には、私たち一族がアメリカの国益に反して暗躍して
いる秘密の陰謀団の一味であると信じている者もいたし、私の
家族と私を指して「世界主義者」と呼んだり、他の世界の有力
者と結託して、共同謀議をたくらみ、世界を政治的、経済的に
統合して「ワンワールド政府」を作ろうとしていると考えてい
る者さえいた。そのように彼らが批判するのであれば、私も甘
んじてその追及に対して「有罪」であると認めよう。それどこ
ろか、私はそのように言われることを誇りに思っている。
──デイヴィッド・ロックフェラー http://bit.ly/1xHwVHB
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少し話は脱線しますが、「666」が出てきたので、頭休めに
面白い話をご紹介することにします。聖書についてはEJで何度
も取り上げていますが、不思議な話がたくさんあるのです。
「666」は、新約聖書「ヨハネの黙示録」第13章第18節
に次のように登場します。
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また、小さい者にも、大きい者にも、富んでいる者にも、貧し
い者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々にその右の手
かその額かに、刻印を受けさせた。また、その刻印、すなわち
あの獣の名、またはその名の数字を持っている者以外は、だれ
も、買うことも、売ることもできないようにした。ここに知恵
が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その
数字とは、人間をさすものである。そしてその数字は666で
ある。 ──「ヨハネの黙示録」第13章第18節
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これは、どう考えても、現在では実現している指紋認証などの
生体認証のことをいっています。いうまでもないことながら、こ
の技術はコンピュータの高度な発達によって実現したものです。
それにしても、どうしてキリストの時代にこのようなことが書け
たのでしょうか。
ものを買うお金にも「666」は密接に関係します。身近な例
を上げると、日本で使われている硬貨がそうです。硬貨は6種類
ありますが、それぞれの金額を足してみてください。
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1円+5円+10円+50円+100円+500円
=666円
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続いて、アルファベットの「A」に6を設定し、以下6を足し
た数字を当てはめます。Aは6、Bは12、Cは18・・という
ようにです。結果の数字列は次のようになります。
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A ── 6 J ── 60 S ── 114
B ── 12 K ── 66 T ── 120
C ── 18 L ── 72 U ── 126
D ── 24 M ── 78 V ── 132
E ── 30 N ── 84 W ── 138
F ── 36 O ── 90 X ── 144
G ── 42 P ── 96 Y ── 150
H ── 48 Q ── 102 Z ── 156
I ── 54 R ── 108
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この数値を「COMPUTER」にそれぞれ当てはめて、総計
を出すと「666」になるのです。「ヨハネの黙示録」第13章
第18節に書かれていることは、コンピュータと不可欠な関係が
あるのです。硬貨の場合は偶然の一致ということもありますが、
これはかなり手がこんでいます。
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C ・・・ 18
O ・・・ 90
M ・・・ 78
P ・・・ 96
U ・・・ 126
T ・・・ 120
E ・・・ 30
R ・・・ 108
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総計 666
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──[新自由主義の正体/60]
≪画像および関連情報≫
●獣の数字「666」の正体/「いつも一緒」ブログより
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これまで人類は,この怪獣や666の正体に対して,いかなる
アプローチをかけてきたのだろうか。ニュートンの極秘文書
に触れる前の予備知識として少し見てみよう。(ニュートン
の極秘文書の著者:中見利男)
ニュートンが発見した「人類滅亡の法則」とは?「万有引力
の法則」で知られるアイザック・ニュートンが、聖書に刻ま
れた秘密の解読を試みた膨大な文書。それが、教会の追求を
逃れるため220年間もの間封印されていた。この秘密文書
には超機密事項が含まれた極秘文書が存在した!そこには、
666と「最後の審判」に関するタブーが記されていたので
ある。そして今、解き明かされる驚天動地の「最後の審判」
と666の正体!ここに我々の常識がくつがえされる・・・
怪獣たちの正体といくつかの仮説研究者によれば、赤い龍は
ローマの象徴であるという。というのも、ローマ皇帝トラヤ
ヌスはこれをローマ軍旗として棹の先に付けることを命じて
おり、主に小隊に使用されたという。従って「赤い龍」とは
キリスト教を迫害するローマとローマ軍の象徴であった。赤
い龍の七つの頭とは、七つの丘や七人のローマ皇帝を指す。
一般にはカエサル、アウグストウス、ティベリウス、カリグ
ラ、クラウディヌス、ネロ、ガルバとされる。
http://bit.ly/1ka8qSE
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デイヴィッド・ロックフェラー