飛び出したのが久保田貫一郎外務省参与の「日本の36年にわた
る韓国統治は韓国にとって有益」という発言。これによって、日
韓関係は「仮死状態」に陥ってしまったのです。
朴正煕氏はこのことをよく覚えていたのです。今回交渉しても
きっとこれに近い発言は出てくる。そのたびに席を立っていれば
交渉は成立しない。日本側担当者の意向を慎重に探り、何として
も日韓国交正常化を達成しなければならない──朴正煕氏はこの
ように考えたのです。
まず、朴正煕議長は、1961年7月15日、李東煥(イドン
ファン)という人物を駐日代表部の公使として日本に送り込んで
きたのです。なぜ、李東煥氏なのかというと、彼が一橋大学(当
時東京商科大学)出身だからではないかといわれています。
当時の大平正芳官房長官、小坂善太郎外相が一橋大学の出身だ
からです。この李東煥氏の根回しによって、朴正煕議長が大物特
使として金裕澤(キムユテク)という人物を送り込むということ
がアナウンスされたのです。
李東煥氏の根回しによって、金裕澤氏は第1次池田内閣の通産
大臣を務めた石井光次郎氏の招待というかたちをとって、同年8
月30日に来日しています。金裕澤氏は来日するや精力的に動き
池田首相をはじめ、小坂外相、佐藤通産相、大平官房長官、大野
伴睦自民党副総裁などの大物と次々と会談し、10月20日に中
断していた日韓会談の再開を取り決めたのです。そこには朴正煕
議長の韓国再生に賭ける強い思いがあったのです。
そして、第6次日韓会談がはじまった4日後の10月24日に
朴正煕議長の腹心である金鍾泌氏と外2名が極秘裡に東京入りし
ています。表の会談の裏で金鍾泌氏のチームがそれをサポートす
る万全の体制です。他の2名とは、石正善、崔英澤の両氏で、金
鍾泌氏の陸軍士官学校の同期生で、金氏と一緒に情報将校をして
いた仲間です。彼らが担っていた役割は、次の2つです。
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1.朴正煕議長の訪日を実現させる
2.朴正煕議長の2つの密命の支援
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「1」について金鍾泌氏は、池田首相をはじめ当時の自民党の
実力者と会い、池田首相から次の発言を引き出すことに成功する
のです。
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朴正煕国家再建最高会議議長が訪米するさい、日本に立ち寄
れないか。日本は「国賓」としてお迎えする ──池田首相
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これによって、1961年11月11日の朴正煕議長の訪日が
実現したのです。池田首相はその年の6月にケネディ米大統領と
会ったさい、朴正煕議長に会うよう促されていたのです。
「2」の朴正煕議長の2つの密命とは何でしょうか。それは次
の2つです。
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1.請求権の処理と李ラインの廃止を結びつける
2.請求権の総額を8億ドルの線で提示すること
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朴正煕議長は「請求権」という言葉について、日本側に強いア
レルギーがあることは、自民党の実力者から聞いて知っていたの
です。そこで、朴正煕議長は次の「援助」という言葉を使い、日
本側と交渉することにしたのです。
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無償政府援助 ・・・ 3億ドル
有償政府援助 ・・・ 3億ドル
民間借款 ・・・ 3億ドル
──ロー・ダニエル著/「竹島密約」/草思社刊
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当初のプランはこのように9億ドルであったのですが、8億ド
ルで提示することにしたのです。これに対して日本側は「1億ド
ル」程度しか考えておらず、そこに大きな開きがあったのです。
そこで韓国側は8億ドルとして切り出したものの、政府援助分
の総額6億ドルは譲らないという線を決めて交渉に臨んだといわ
れます。最後は大平外相と金鍾泌氏のサシの会談で、総額6億ド
ルで決着したのです。
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無償政府援助 ・・・ 3億ドル
有償政府援助 ・・・ 2億ドル
民間借款 ・・・ 1億ドル
──ロー・ダニエル著の前掲書より
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このとき、金鍾泌氏を中心とする2人が、自民党の大物と会え
るようサポートしたのは、児玉誉士夫氏であると、ロー・ダニエ
ル氏は書いています。あの政財界の黒幕といわれる児玉誉士夫氏
が一肌脱いでいるのです。このあたりに当時の韓国サイドと大野
伴睦氏や河野一郎氏とのつながりが見えてきます。
児玉誉士夫氏は、ソウルの善隣商業高等学校出身で、韓国通で
あり、韓国に強い関心を持っていたのです。1962年3月に来
日した崔英澤氏は、外務省の井関祐二郎アジア局長にいわれて、
児玉邸を訪ねています。そこで大野伴睦氏への紹介を依頼したの
です。あるジャーナリストは、韓国側と大野伴睦氏との関係につ
いて次のように書いています。
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1962年春頃から、金鍾泌と気脈を通じた韓国人がいろいろ
な名目で日本を訪問し、三木、藤山、河野らと秘かに会談を重
ねた。こうした一連の対日工作の最大の目標に選ばれたのが大
野伴睦である。 ──ロー・ダニエル著の前掲書より
―――――――――――――――――――――――――――――
── [日本の領土/53]
≪画像および関連情報≫
●児玉誉士夫氏と韓国人脈について
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児玉誉士夫は1965年の日韓国交回復にも積極的な役割を
果たした。国交回復が実現し、5億ドルの対日賠償資金が供
与されると、韓国には日本企業が進出し、利権が渦巻いてい
た。児玉誉士夫もこの頃からしばしば訪韓して朴政権要人と
会い、日本企業やヤクザのフィクサーとして利益を得た。児
玉だけではない。元満州国軍将校、のちに韓国大統領となる
朴正煕とは満州人脈が形成され、岸信介、椎名悦三郎らの政
治家や元大本営参謀で商社役員の瀬島龍三が日韓協力委員会
まで作って、韓国利権に走った。「朝日ジャーナル」によれ
ば、米国では、文鮮明−児玉誉士夫−笹川良一などを通ずる
関係が、米下院国際機関小委員会(フレーザー委員会。委員
長はドナルド・M・フレーザー民主党議員)での証言で明ら
かになっている。統一教会も朴政権の政策に呼応したため、
保護を受けたと言われており、岸信介は統一教会に大変賛同
的であったことは有名である。安岡正篤も朴政権の国作りに
共鳴している。 ──ウィキペディア
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児玉 誉士夫氏



http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/910.html#c68
最高裁が地球最悪の泥棒官僚組織であることは明々白々に証明された。
では何故国会も政府もマスゴミも平成天皇24年12月16日が日本国民が正義の黒ボールペンで日本国最強の国民主権を直接実力行使して悪の権化を引っ立てて裁きを下す「お白州」の日であることを一言もしゃべらないか?
その理由も明らかである。いまの国会も政府(総務省選管含む)もマスゴミもぜーんぶ泥棒最高裁の手下泥棒だからである。手下の泥棒が「親分が今あなたの家で泥棒やってますよー」と国家の主人国民に知らせて泥棒の親玉にお縄をかけさせるはずがない、ただそれだけのことだ。
日本の公務員公僕はそれゆえに今現在全員が税金泥棒なのである。
日本に巣くうこの地球最悪の税金泥棒集団に勤労納税国民日本常民が黒ボールペンを使って一網打尽の正義の鉄槌を下す日が平成天皇24年12月16日であり、鉄槌を下す裁きのお白州が投票所である。
すべての日本国籍有権者は平成天皇24年最高裁裁判官国民審査で黒ボールペンオール×印全員不信任懲戒審査しなければ非国民であるとされ、日本国は世界中から破廉恥反人道反人倫国家であるとの烙印を押されるであろう。
そんなことになれば我々民間技術一流政府政治三流日本の国民、世界一の勤労納税日本常民の末代までの名折れである。
<<すべての日本常民は畏れ多くもいとかしこき平成天皇24年12月16日にはかわいい女房を質に入れてでも国民審査に駆けつけて、地球の最高正義黒ボールペンで地球最悪悪の秘密結社最高裁をオール×印全員不信任して不信任票過半数で叩きつぶそう!>>