員、自民党の松浪健太衆院議員、みんなの党の上野宏史、小熊慎
司両参院議員の5氏が、大阪市内で橋下徹同市長と会合を持った
のです。総選挙が間近かになり、今後もこういう動きは活発にな
ると考えられます。
この5人のなかで松野頼久氏は鳩山グループに属し、小沢氏に
も近い議員ですが、民主党からの離党が取り沙汰されています。
注目すべき動きであるといえます。松野氏は、自民党、みんなの
党などの他党議員との接触を頻繁に重ねており、既成政党の複数
の国会議員とともに、橋下氏が代表を務める「大阪維新の会」と
何らかの連携を図るための会合だったとみられています。
象徴的なのは、地域政党である大阪維新の会が、現職国会議員
5人以上を確保すれば政党要件を満たし、次期総選挙で小選挙区
と比例区の重複立候補ができるようになるだけに、橋下市長が5
人の国会議員と会ったのは注目されます。
松野頼久氏は、地元の熊本市で8月4日に開いた国政報告会で
次のように述べています。離党が取り沙汰されているというのは
これが原因になっています。
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今の民主党の政治スタイルに限界を感じている。次の選挙まで
に政界が流動化して、新しい流れが出てくるかもしれない。そ
の流れの中に身を置くことになるかもしれない。
──2012年8月5日付、読売新聞
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松野氏周辺からの情報によると、九州選出の議員による地域政
党を結成する構想も浮上しています。
実は注目すべき動きが自民党にもあるのです。それは小泉進次
郎議員らの動きです。小泉議員は今国会の採決で造反を2回やっ
ています。1回目は、2012年4月12日の郵政民営化法改正
案で反対票を入れています。中川秀直元幹事長、菅義偉元総務相
も反対しており、リーダーは中川氏と見られています。つまり、
このときの造反者は3人です。
2回目は、8月9日の野田内閣不信任案の採決での造反です。
自公をのぞく野党7会派の提出した野田内閣不信任案に賛成票を
投じたのです。造反者は、中川秀直、小泉進次郎、菅義偉、塩崎
恭久、河井克行、柴山晶彦、松浪健太の7議員です。
11日に橋下市長に会った5人の1人である松浪健太氏が造反
者に入っています。松浪氏は大阪出身であり、もし大阪維新の会
が総選挙に参戦すると、自民党では議席を確保できない可能性が
高いのです。
自民党は党議拘束をかけているので、造反すれば当然処分を受
けることになります。しかし、自民党執行部は当初処分に動こう
とはしなかったのです。
ところが、自民党は、社会保障と税の一体改革の特別委員会に
おいて、民主党で増税法案の採決で反対した議員に対する党の処
分が甘いといって、さんざん野田首相を責め立てたのですが、自
分の党の造反者に対しては大甘です。さすがに、これではマズい
と思ったのか、13日に戒告処分を下しています。
それでは、なぜ、重く処分しようとしないのでしょうか。
それは、処分すると、彼らが離党しかねないからです。これら
の造反者は、自民党のなかで「上げ潮派」と呼ばれるグループに
属している人たちが多いのです。自民党の政策面において、今ま
でことあるごとに執行部を批判してきたグループです。「上げ潮
派」とは一体何でしょうか。
上げ潮派は、きわめて新自由主義に近い考え方をもっているグ
ループです。「改革なくして成長なし」を掲げた小泉政権の構造
改革を継承する立場であるといってよいでしょう。国家が経済に
介入することをできるだけ少なくすることによって、経済を成長
させ、税収を増やそうとし、消費税の税率を上げなくても財政再
建が可能であると主張するグループです。
上げ潮派の名前は、小泉内閣時に自民党政調会長であった中川
秀直氏が、2006年10月に『上げ潮の時代』という書籍を上
梓したことに由来するといわれています。
こんな話があります。日本の政治のバックには米国がいるとい
うのです。小泉政権のとき、小泉首相とブッシュ大統領の間で、
「自民党を共和党化する」という合意がなされ、小泉首相はそれ
にしたがって、共和党のポリシーである新自由主義に基づく構造
改革や郵政民営化を推し進めたというのです。上げ潮派はその流
れを汲んでいます。
この上げ潮派に近い存在が渡辺喜美代表率いるみんなの党なの
です。このみんなの党が大阪維新の会に一番近い存在であると巷
間いわれていますが、現時点では大阪維新の会と連携が整ったと
いうわけではないのです。渡辺代表が口癖のようにいう「アジェ
ンダ」が大阪維新の会のそれと似ているというだけのことです。
実は、自民党時代の渡辺代表は、上げ潮派の幹部的存在である
中川秀直氏のグループに所属していたのです。しかし、中川氏は
森喜朗元総理との権力抗争に破れ、自民党内でははぐれ烏のよう
な存在になってしまっています。
みんなの党の渡辺喜美代表がよく日にする公約を意味する「ア
ジェンダ」という言葉は、竹中平蔵氏が政治家時代によく使って
いたのです。何かつながっているのです。渡辺氏はみんなの党を
立ち上げた頃からよくこの言葉を使うようになっています。
現在大阪維新の会には、この竹中平蔵氏をはじめ、小泉政権時
代のスタッフが集まりつつあります。小泉進次郎氏は父からアド
バイスを受け、地方議員との付き合いを深めています。このよう
に、上げ潮派は大阪維新の会と比較的考え方が近いのです。総選
挙までには同じアジェンダを持つ人たちが参集し、それが一大勢
力になることは確実な情勢になりつつあります。
―── [橋下徹研究/28]
≪画像および関連情報≫
●マスコミが悪役に仕立て上げる、かつての「上げ潮派」
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財政再建において、増税に頼らず、イノベーションや金融緩
和などによる経済成長に伴う税の自然増収によってプライマ
リーバランスの黒字化の達成を目指す「上げ潮派」。少し前
までは、増税によって財政再建を目指す「財政再建派(財政
タカ派)」の対抗勢力だった。しかし、「上げ潮派」は国内
ではいまや死語と化し、「増税反対派」という新たなレッテ
ルの下、今やマスコミの批判の対象となっている。2011
年7月28日付日本経済新聞の「復興財源民主で異論噴出」
という記事では、菅首相が目指す今後5年間で10兆円の臨
時増税論に民主党内で反対論と反発が相次いでいることを、
「『ポスト管』をにらむ勢力と、次期衆院選を懸念する議員
たちの声が大きく、欧米では世界的な問題となっている財政
赤字の観点からの議論はなかった」と「増税反対論」に批判
的な論調で報じている。そして、「日本の民主党は増税に反
対し、歳出増には積極的だ。金融市場や世界経済への影響に
は無頓着な議論に経済官庁では『かつての責任政党では考え
られない姿だ』との諦観が漂う」と厳しく論評をしている。
ご丁寧にこれまで批判の標的にしてきた官僚の言葉まで持ち
出して来たところをみると、日本経済新聞は「増税反対論=
落選に怯える議員による無責任論」という世論を煽ろうとし
ているかのようである。http://blogos.com/article/18044/
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松野 頼久衆院議員



>「すべての声は訴える : 序文にかえて 」
広島大学学術情報リポジトリ:詩, 広島大学図書館峠三吉自筆草稿コレクション
>>http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/metadb/up/toge/T0037.pdf
pdfなので読みにくいですが。
そして長周新聞記事を紹介。
>>http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/taibeijuuzokunokusaritatisensousosihe.html
対米従属の鎖断ち戦争阻止へ
戦後67年目の8・15迎えて
原爆・空襲から続く絶滅作戦 2012年8月10日付
敗戦までは日朝は植民地関係ではない友邦国同士だったのでしょうに、アメリカが仕掛けた朝鮮戦争で日朝関係は違法な占領統治条項地位協定のもと離間の計によって3つに分断攪乱されました。
>>http://www.aozora.gr.jp/cards/001053/files/4963_16055.html
>墓標
君たちはかたまって立っている
さむい日のおしくらまんじゅうのように
だんだん小さくなって片隅におしこめられ
いまはもう
気づくひともない
一本のちいさな墓標
「斉美(せいび)小学校戦災児童の霊」
焼煉瓦で根本をかこみ
三尺たらずの木切れを立て
割れた竹筒が花もなくよりかかっている
AB広告社
CDスクーター商会
それにすごい看板の
広島平和都市建設株式会社
たちならんだてんぷら建築の裏が
みどりに塗った
マ杯テニスコートに通じる道の角
積み捨てられた瓦とセメント屑
学校の倒れた門柱が半ばうずもれ
雨が降れば泥沼となるそのあたり
もう使えそうもない市営バラック住宅から
赤ン坊のなきごえが絶えぬその角に
君たちは立っている
だんだん朽ちる木になって
手もなく
足もなく
なにを甘え
なにをねだることもなく
だまって だまって
立っている
いくら呼んでも
いくら泣いても
お父ちゃんもお母ちゃんも
来てはくれなかっただろう
とりすがる手をふりもぎって
よその小父ちゃんは逃げていっただろう
重いおもい下敷きの
熱いあつい風の
くらいくらい 息のできぬところで
(ああいったいどんなわるいいたずらをしたというのだ)
やわらかい手が
ちいさな頚(くび)が
石や鉄や古い材木の下で血を噴(ふ)き
どんなにたやすくつぶれたことか
比治山(ひじやま)のかげで
眼をお饅頭(まんじゅう)のように焼かれた友だちの列が
おろおろしゃがみ
走ってゆく帯剣のひびきに
へいたいさん助けて!と呼んだときにも
君たちにこたえるものはなく
暮れてゆく水槽のそばで
つれてって!と
西の方をゆびさしたときも
だれも手をひいてはくれなかった
そして見まねで水槽につかり
いちじくの葉っぱを顔にのせ
なんにもわからぬそのままに
死んでいった
きみたちよ
リンゴも匂わない
アメダマもしゃぶれない
とおいところへいってしまった君たち
〈ほしがりません……
かつまでは〉といわせたのは
いったいだれだったのだ!
「斉美小学校戦災児童の霊」
だまって立っている君たちの
その不思議そうな瞳に
にいさんや父さんがしがみつかされていた野砲が
赤錆びてころがり
クローバの窪みで
外国の兵隊と女のひとが
ねそべっているのが見えるこの道の角
向うの原っぱに
高くあたらしい塀をめぐらした拘置所の方へ
戦争をすまい、といったからだという人たちが
きょうもつながれてゆくこの道の角
ほんとうに なんと不思議なこと
君たちの兎のような耳に
そぎ屋根の軒から
雑音まじりのラジオが
どこに何百トンの爆弾を落したとか
原爆製造の予算が何億ドルにふやされたとか
増援軍が朝鮮に上陸するとか
とくとくとニュースをながすのがきこえ
青くさい鉄道草の根から
錆びた釘さえ
ひろわれ買われ
ああ 君たちは 片づけられ
忘れられる
かろうじてのこされた一本の標柱も
やがて土木会社の拡張工事の土砂に埋まり
その小さな手や
頚の骨を埋めた場所は
何かの下になって
永久にわからなくなる
「斉美小学校戦災児童の霊」
花筒に花はなくとも
蝶が二羽おっかけっこをし
くろい木目に
風は海から吹き
あの日の朝のように
空はまだ 輝くあおさ
君たちよ出てこないか
やわらかい腕を交み
起き上ってこないか
お婆ちゃんは
おまつりみたいな平和祭になんかゆくものかと
いまもおまえのことを待ち
おじいさまは
むくげの木蔭に
こっそりおまえの古靴をかくしている
仆(たお)れた母親の乳房にしゃぶりついて
生き残ったあの日の子供も
もう六つ
どろぼうをして
こじきをして
雨の道路をうろついた
君たちの友達も
もうくろぐろと陽に焼けて
おとなに負けぬ腕っぷしをもった
負けるものか
まけるものかと
朝鮮のお友だちは
炎天の広島駅で
戦争にさせないための署名をあつめ
負けるものか
まけるものかと
日本の子供たちは
靴磨きの道具をすて
ほんとうのことを書いた新聞を売る
君たちよ
もういい だまっているのはいい
戦争をおこそうとするおとなたちと
世界中でたたかうために
そのつぶらな瞳を輝かせ
その澄みとおる声で
ワッ! と叫んでとび出してこい
そして その
誰の胸へも抱きつかれる腕をひろげ
たれの心へも正しい涙を呼び返す頬をおしつけ
ぼくたちはひろしまの
ひろしまの子だ と
みんなのからだへ
とびついて来い!