層に対する減税を実施しましたが、それによって何が起きるので
しょうか。
富裕層に対して減税すると、銀行にお金が集まってきます。そ
の結果、銀行は預金量が増えるのでお金を貸しやすくなり、貸し
出しが増えると、金利は下がってきます。したがって、サプライ
サイドの企業がお金を借りて投資を行い、供給能力を引き上げる
ことが可能になる──これはサプライサイド経済学の理論であり
新自由主義の考え方そのものです。
しかし、常識的に考えて、供給能力がいくら高まっても、需要
がそれに追いつかなければ、経済が成長することはあり得ないの
ではないかという疑問が湧きます。この疑問に答えるものとして
「セイの法則」というものがあります。
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供給が増えれば需要は自動的に創出される
──セイの法則
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ここで「需要」とはGDPを意味しているのですが、セイの法
則は、供給能力を高めれば、自然に経済成長するという考え方な
のです。サプライサイド経済学の考え方そのものです。
具体的にいうと、企業がモノを作って供給すると、そのモノが
自ら需要を創り出し、売れるということを意味しています。確か
に戦後の高度成長期には、モノを作れば売れる状況があったので
セイの法則は成立していたといえます。当時は供給能力が需要を
下回っており、そこにインフレギャップが存在していたのです。
こういう状況ではセイの法則は成立するのです。
しかし、現在の日本はどうでしょうか。モノは豊富にあるが、
売れない状況になっています。それは、現在の日本はデフレであ
り、国内には、巨額のデフレギャップが存在するからです。そう
いう状況のときはセイの法則は成立しないのです。
セイの法則は古典派経済学に基づく考え方であり、新自由主義
も古典派経済学の流れを汲んでいます。これに対して、ケインズ
経済学はどういう位置を占めるのでしょうか。
植草一秀氏によると、ケインズは、古典経済学派のセイの法則
が働かない局面があることを想定し、その局面でも有効性を発揮
する経済政策を提示したのであり、それがケインズ経済学になっ
たと述べています。
それではセイの法則が働かない場合に何が起きるかについて、
植草一秀氏は自著で次のように述べています。
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(もし、セイの法則が働かない)場合には、供給量は需要の水
準によって制約を受ける。つまり、供給能力をフルに生かすた
めには、政府が人為的に需要を追加してやることによって、そ
の遊休化してしまった供給力を生かせると考えるのである。い
わゆる裁量的な政府支出の追加=有効需要の追加によって、失
業問題を解消するという処方箋が生まれてくる。このような政
策は、大不況を脱出するための方策として有効性を発揮した。
しかしながら、このような裁量的な政策には問題点もあった。
政府が財政支出を拡大することによって、経済を浮上させる政
策をとれば、景気が浮上する。議会制民主主義の国では、選挙
の際に政党は多くの議席を獲得するために、有権者に受け入れ
やすい政策を提示する傾向が強い。裁量的な政府支出の追加政
策は経済を浮上させる効果を持つが、副作用として財政赤字を
拡大させる側面を持つ。 ──植草一秀著
『機能不全に陥った対米隷属経済からの脱却/日本の再生』
青志社刊
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このようにケインズ流の経済政策は、副作用として必然的に巨
額の財政赤字を招き、どうしてもそれが増大化してしまうものな
のです。本来は、国の経済のインフレ率が高いときは増税など財
政黒字を増やす政策が必要なのですが、どうしても政権党は選挙
で政権を喪失することを恐れて、インフレ率の高いときも財政出
動させ、財政赤字を膨らませてしまうのです。
日本は、戦後の高度成長期から続けてケインズ的財政政策を続
け、膨大な財政赤字を膨らませてしまっています。そしてバブル
がはじけてデフレになると、今度は増税などの財政黒字を増やす
政策に転じてさらにデフレを深刻化させています。巨大なデフレ
ギャップがあるときほど、財政赤字を増やす政策が必要なのに日
本は逆のことをやっているのです。
こういう政治的背景のもとに登場したのが、ミルトン・フリー
ドマンが説く新しい新自由主義的な経済政策、すなわち、新自由
主義です。このフリードマンの新自由主義について、植草氏は次
のように解説しています。
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長期的な経済の強化のためには、需要を追加して経済活動を高
めるケインズ政策よりも、経済の供給側のさまざまな制約を取
り払う、あるいは経済の供給側の効率を改善することのほうが
重要であるというサプライサイド(供給側)を重視する経済学
あるいは消費者などの経済主体がさまざまな経済政策の長期的
な帰結をも正確に予測して行動するとの前提──これを合理的
期待と呼ぶが、合理的期待を前提に置く経済学などの諸勢力が
台頭し、ケインズ経済学を否定する風潮が一気に広がっていっ
たのである。 ──植草一秀著の前掲書より
―――――――――――――――――――――――――――――
この新自由主義に近い主張をする政治家が、現在橋下徹大阪市
長のもとに集まりつつあります。とくに注目されるのは、自民党
で先の内閣不信任決議案に賛成した7人を中心に橋下氏との連携
を探る動きがこれから加速すると思われます。
―── [橋下徹研究/27]
≪画像および関連情報≫
●ミルトン・フリードマンとは何者か
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フリードマンは、「巨匠」や「異端児」、「小さな巨人」な
ど数々の通り名を持つ。20世紀後半における自由主義的経
済学者の代表的存在。戦後、貨幣数量説を蘇らせマネタリス
トを旗揚げ、裁量的総需要管理政策に反対しルールに基づい
た政策を主張。1970代までは先進国の各国政府は「スタ
グフレーション」で悩んでいたが、スタグフレーションのう
ち、インフレーションの要素に対しての姿勢、政策を重視し
た。フリードマンにとっての理想は、規制のない自由主義経
済であり、従って詐欺や欺瞞に対する取り締まりを別にすれ
ば、あらゆる市場への規制は排除されるべきと考えた(自由
放任主義)。そのため、新左翼勢力は、フリードマンを新自
由主義の代表的存在と位置づけた。「新」が付くのは、自由
放任論からの脱却として現れた、国家管理・官僚統制型ニュ
ーリベラリズムに基づくケインズ経済学を、再び古典的な自
由主義の側から批判する理論だからである。
──ウィキペディア
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ジョン・メイナード・ケインズ



>今上陛下は天皇史上至高の聖賢仁徳な天皇である (通りがけ)
2012-08-15 01:01:29
韓国大統領の無恥発言はアメリカの差し金である。
今上陛下は宮内省を相手にしないというより宮内省ごとき下賤なスパイ風情に今上陛下の聖賢仁徳は手も足も出せないほど高いところにある。ヒロヒトは天皇史上最低の天皇だったからアメリカの注文通りに動いたけど。
まあ宮内省のていたらくに業を煮やしたアメリカがオリンピックに続いて韓国のあめぽちスパイにやらせているのがこれらの無恥な日本バッシングである。マスゴミを使ったいつもの国内攪乱だねw
それにしてもアメリカはよっぽどちいきょうていを日本人に破棄されたくないんだね、野豚だけじゃ攪乱不十分と見たんだろw
北とユダ米の本音 (通りがけ)
2012-08-15 09:37:11
8月15日、秀ちゃん日記のブログさまへ書きました。
http://hidenori1212.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-c80f.html
さて憲法とか一時おいといて純粋に戦略として考えてみる。
韓国は北朝鮮と対立している。いま日本と竹島で戦争すれば北は韓国に加勢するだろうか。しませんね。
北にとって日本海の向こうの日本と戦争するよりは地続きの韓国を侵攻するほうがはるかにたやすい。援軍のふりをして首都ソウルに軍隊を送り込み特殊部隊で現政府を武力制圧すれば悲願の南北統一が簡単に達成できる。戦争では何でもありだからね。北の政府にとって南北統一すれば竹島など問題外だから日本は朝鮮半島新政府に対して新規に平和条約を結んで竹島を尖閣同様領土問題棚上げして漁業協力協定を結べばよいのである。
日本が韓国と戦争し始めたとしてどちらにも米軍基地があるからアメリカは絶対参戦してこない。北はアメリカの軍事支配を崩そうというなら日本へ攻撃をかけることは極東米軍を敵に回すことになりかねず自国にとって決定的に不利である。北にとっては今は遠交近攻即ち日本とは戦わず竹島に韓国軍を集中させている隙に韓国政府をクーデターの形で倒して(米軍の介入が避けられる)南北統一する法がリスクベネフィットが格段にいい。
まず竹島紛争が勃発したとして北朝鮮がどう動くかの基本戦略を押さえた。
投稿: 通りがけ | 2012年8月15日 (水) 08時45分
日本は沿岸部に原発を56基も持ちしかもオウム事件に見られたようにテロ攻撃に対し非常に脆弱である。外国が日本を全滅させようと思えば原発の運転制御室へ特殊部隊でテロ攻撃をかけて運転制御盤を破壊して帰ればすべての原発がメルトダウン爆発して日本列島は沖縄を除いて死の灰で全滅する。簡単なことだ。しかし今回北朝鮮は絶対にそれをやらない。それは先に述べた事情による。
アメリカは日本の原発を全く守らない。沖縄だけ手に入れられれば本土は元々どうでもよいからである。日韓竹島事変で原発へのテロ攻撃を北朝鮮がやらないのなら日本国内に飼っている日本人スパイ部隊もしくは韓国軍特殊部隊を使ってやらせるだろう。戦争には何でもありだから。アメリカの原爆投下以来の日本列島核兵器消滅攻撃作戦が完結する。
そのときはじめてアメリカは北朝鮮の日本核施設テロであるとでっちあげて韓国に全軍を投入し北朝鮮へ宣戦布告して「韓国軍を使って」北を制圧する。あとは南方諸島と朝鮮半島の軍隊を使って対中国征服戦争を着手するのである。
以上のように、竹島でもし軍事衝突を起こせばそのあとはどう転んでも日本は滅亡するしか亡いのである。臨海原発56基のせいでね。
だからこそ武力衝突は決して起こさず速やかに地位協定破棄し福一石棺桶化を着手達成しなければならないのである。
投稿: 通りがけ | 2012年8月15日 (水) 09時09分
今上陛下こそが世界平和の象徴 (通りがけ)
2012-08-15 09:52:37
今上陛下ご夫妻こそが敗戦後平和憲法9条を世界に広めることで日本国を米軍の地位協定占領から世界中をユダ金の侵略戦争から守り続けてこられた世界平和の象徴である。
地位協定破棄と福一石棺桶化は311以来今上陛下の御心そのものである。