る謎の解明に挑戦していくことにします。そのためにはこのオペ
ラのあらすじを知っておく必要があります。
『魔笛』のあらすじは、いろいろなサイトに出ていますが、重
要なポイントが入っていないと困るので、EJ風に整理して記述
することにします。『魔笛』をご覧になっている方もそうでない
方も一応目を通して頭に入れておいていただきたいと思います。
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≪第1幕≫
――第1景――荒々しい岩山の風景
・王子タミーノが巨大な蛇に追いかけられ失神してしまう。そ
のとき夜の女王の配下である3人の侍女があらわれ、蛇を退治
する。3人は気絶している王子の容貌の美しさにみとれる。そ
こに異様ないでたちの鳥刺しのパパゲーノが登場する。タミー
ノは彼が蛇を退治してくれたと思い込み礼をいう。パパゲーノ
は自慢する。しかし、再び3人の侍女があらわれ、パパゲーノ
の口を封印し、しゃべれなくする。
・3人の侍女は夜の女王の娘パミーナの肖像画をタミーノに見
せる。そして、パミーナは悪魔ザラストロの虜にされているこ
とを伝える。そこに夜の女王があらわれ、悪魔ザラストロにさ
らわれた娘の救出をタミーノに依頼。タミーノは引き受ける。
・2人にはお供の3人の童子が道案内をし、タミーノには魔法
の笛(魔笛)を、パパゲーノには魔法の鈴が渡される。
――第2景――エジプト宮殿の部屋
・監禁されているパミーナは逃亡を企てる。3人の奴隷が彼女
を捕え、奴隷頭のモノスタトスの前に連れていかれる。そこに
パパゲーノが突然あらわれ、両者ともそれぞれの異様ないでた
ちに驚き、パミーナをそのままにして逃げ出す。
――第3景――「叡智」「理性」「自然」の3つの神殿
・3人の童子がタミーノを神殿に案内する。タミーノは3つの
神殿の扉を順に試すと、最後の扉が開いて弁者(僧侶の一人)
が登場する。2人の長い問答が始まり、ザラストロが悪人であ
るという夜の女王の話とは違うとタミーノも思い始める。
・タミーノは笛を吹くとパパゲーノがそれに答えて、パミーナ
を連れて登場する。モノスタトスが追ってくるが、パパゲーノ
の鈴が彼らを幻惑し、追い払ってしまう。
・ザラストロが従者を従えて登場。モノスタトスたちの不実を
正し、試練を克服させるためタミーノとパミーナを引き離す。
≪第2幕≫
――第1景――エジプトのピラミッドの椰子の林のなか
・ザラストロは、若い2人に叡智を授けるように神々に懇願す
る。タミーノは試練を受け入れるが、パパゲーノはそんな面倒
なことはいやだと駄々をこねる。僧侶はパパゲーノに試練に打
ち勝ったら似合いの娘を世話するというのでパパゲーノはやっ
と試練を受けることを承知する。
・タミーノとパパゲーノは神殿の地下に導かれ試練が始まる。
3人の侍女があらわれて邪魔をしようとするが、タミーノは取
り合わない。しかし、パパゲーノは苦悩する。そのとき、雷鳴
とともに僧侶があらわれ、3人の侍女は去る。
――第2景――庭園のなか
・パミーナが眠っているとモノスタトスが来て誘惑しようとす
る。そこに夜の女王が登場するので彼は隠れる。女王は復讐の
思いを強烈に歌い、パミーナに剣を渡しこれでザラストロを刺
すように命じて去る。
・夜の女王が去るとモノスタトス出てきてパミーナに迫る。し
かし、ザラストロが登場し叱責して去らせる。モノスタトスは
今後は夜の女王に寝返るかとつぶやく。パミーナが母の命令の
ことを話すと、ザラストロは「この神聖な殿堂には復讐などな
い」と教団の理想を歌い上げる。
・2人の僧侶がタミーノとパパゲーノに沈黙の修行を課して去
る。しかしパパゲーノは黙っていることができずしきりに喋っ
てはタミーノに制止される。そこへ老婆がやってきて、自分は
18歳だというのでパパゲーノは大笑いする。彼女には年頃の
恋人がいるという。しかもその名はパパゲーノだというので驚
いてお前は誰だ?と尋ねる。そうすると、雷鳴が轟き彼女はど
こかに消えてしまう。
・3人の童子が登場して、2人を励まし酒や食べ物を差し入れ
る。パパゲーノが喜んで飲み食いする。そこにパミーナがあら
われ、タミーノに話しかけるが、彼は修行のため沈黙を守る。
パパゲーノも、口いっぱいに食物を入れているので喋れない。
相手にしてもらえないパミーナは、もう自分が愛想をつかされ
たと勘違いし、大変悲しんでその場を去る。
・沈黙の試練に落第したパパゲーノのところに僧侶がやってき
てお前の望みは何かと尋ねる。パパゲーノが「恋人か女房がい
れば」というと先ほどの老婆がやってきて、私と一緒になると
誓えと迫る。パパゲーノが一緒になると約束すると、老婆は若
い娘に変身するが、僧侶が彼女を連れて行ってしまう。
・タミーノに捨てられたと思い込んだパミーナは母のくれた剣
で自殺しようとする。三人の童子が現れてそれを止め、彼女を
タミーノのもとに連れて行く。
――第3景――神殿の洞窟の内部
・タミーノはパミーナを従えて、魔法の笛を吹いて水と火の試
練の勝利者となる。夜の女王と侍女たちが神殿を襲撃しようと
やってくる。しかし光に打ち負かされ消え去る。
・パパゲーナを失ったパパゲーノが絶望して自殺しようとする
が、童子たちが登場して魔法の鈴を使うように勧める。鈴を鳴
らすと、パパゲーナがあらわれる。
・場面が変り明るくなる。、ザラストロが太陽が夜に打ち勝っ
たと宣言し、一同神を讃える合唱のうちに幕となる。
――――――――――――――・・・・ [モーツァルト20]
≪画像および関連情報≫
・夜の女王とザラストロ
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夜の女王とザラストロはオペラ・セリア的な役柄である。こ
のオペラの中の最高音と最低音をそれぞれ歌う歌い手でもあ
る。特に夜の女王の2つのアリアは至難なコロラトゥーラの
技巧を要求する難曲である。ザラストロにも有名な2曲があ
る。低音が豊かなバッソ・プロフォンド歌手にとって重要な
レパートリーのひとつでもある。
――ウィキペディア
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