2012年03月02日

●「金融危機における中央銀行の役割」(EJ第3252号)

 白川日銀総裁は講演の締めくくりとして、現在のような困難な
時期における中央銀行の果たすべき役割について述べています。
2012年1月10日に英国ロンドン大学での白川方明氏の講演
をまとめています。今日が最終回です。
 最近のような低成長の時代においては、中央銀行への期待や要
望が高まっているが、例えば米国のFRBの「QE2」のような
中央銀行の積極的な対応については、自分としては批判的な意見
が強いように感ずる──このように白川氏は述べています。ちな
みにQE2とはFRBの行う量的金融緩和策のことで、2009
年3月から2010年3月までに実施された第1弾がQE1であ
り、2010年11月から2011年6月まで実施された第2弾
がQE2と呼ばれているのです。
 これに対して白川氏は、イングランド銀行のキング総裁の次の
言葉を引用しています。
―――――――――――――――――――――――――――――
    金融政策に達成を期待できることには限界がある
           ──イングランド銀行キング総裁
    There's a limit to what monetary policy can
    hope to achieve.
―――――――――――――――――――――――――――――
 白川氏は、この言葉を引用して、何でもかんでも中央銀行に期
待されても困るといっています。とくに金融危機でゼロ金利とデ
レバレッジングで特色づけられる経済においては、中央銀行に対
してそういう過度の期待と要求が高まるからです。
 これに関して、白川総裁は、金融危機のときを振り返って、次
の4つのことを指摘しています。
―――――――――――――――――――――――――――――
    1.「最後の貸し手」としての中央銀行の役割
    2.バブル崩壊後における中央銀行の金融政策
    3.  金融政策における成功のパラドックス
    4.  金融機関に対する規制や監督のあり方
―――――――――――――――――――――――――――――
 第1は「『最後の貸し手』としての中央銀行の役割」です。
 金融危機のさい、中央銀行は金融システムを安定させるために
流動性を供給する重要な役割があります。しかし、流動性供給の
本質は「時間を買う」政策であり、そのコストは確実に上昇する
ので、できる限り早く構造改革を進めることが必要である、と。
 第2は「バブル崩壊後における中央銀行の金融政策」です。
 中央銀行の行う金融緩和政策の効果には次の2つがあります。
―――――――――――――――――――――――――――――
      1.将来の需要を現在に手繰り寄せる
      2.  海外の需要を自国に持ち込む
―――――――――――――――――――――――――――――
 上記1についていうと、現在に持ち込むことができる需要が次
第に減少していること、また2については、先進国全体が低成長
の中では、ゼロサム・ゲームの色彩を帯びることになるので、世
界経済全体の持続的成長のためには望ましいことではないと白川
氏は述べています。
 第3は「金融政策における成功のパラドックス」です。
 ここで白川総裁はインフレターゲット政策に言及しています。
白川氏はバブルの崩壊について、次のように述べ、経済を安定さ
せるために消費者物価指数の短期的な安定に過度に焦点を当てる
と不安定性が拡大すると述べています。
―――――――――――――――――――――――――――――
 こうした金融政策(インフレターゲット政策)が成功すればす
 るほど物価は安定し、経済や市況のボラティリティ(変動率)
 も低下する。安定的な環境が長期に亘って持続するという予想
 が拡がると、レバレッジや金融機関の資産・負債の期間ミスマ
 ッチが拡大しやすくなる。ところが、レバレッジやミスマッチ
 は、何かのきっかけで大きく巻き戻される可能性を内包してい
 ることから、その拡大は経済の脆弱性を高める。バブルの崩壊
 とはその脆弱性が顕在化したものである。 
          ──白川日銀総裁のロンドンでの講演より
―――――――――――――――――――――――――――――
 第4は「金融機関に対する規制や監督のあり方」です。
 バブルの発生過程を見ると、ほとんど例外なく収益性の低下し
た金融機関が、規制や監督に縛られることなく、結果としてリス
クの高い貸出を行った結果、バブルを引き起こしている──白川
氏はこのように述べ、中央銀行や国の規制・監督当局は、過度な
リスクテイクの抑制と、金融機関の収益性確保という2つの課題
のバランスをどのようにとるかが求められるとしています。
 そして、白川総裁は、再びディケンズとビートルズを引用して
次のように講演を締めくくっているのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
 近年の金融危機は、ビートルズの歌にあるように、確かに、多
 くの人々に対し「涙の水たまり」を残した。この結果、ディケ
 ンズの言葉を借りれば、人々は、「およそ悪しき時代」にいる
 ように感じている。しかし、我々は「およそ善き時代」にいる
 とは言えないかもしれないが、望みを捨てるには、まだ早い。
 我々は、直面している困難を解決する資源―すなわち、お金だ
 けでなく、知性と組織的な能力―を有している。バブルが崩壊
 した後でも、経済を新たな環境に適合させ、二次被害に至るよ
 うな圧力に屈しなければ、我々は新たな成長へと繋がる道を見
 つけることができる。必要なのは意志と決意である。最終的に
 そうした強い意志と決意を持てれば「長く曲がりくねった道」
 も短くすることができるのである。
          ──白川日銀総裁のロンドンでの講演より
―――――――――――――――――――――――――――――
           ――――――― [財務省の正体/78]


≪画像および関連情報≫
 ●白川方明日銀総裁のロンドン講演の要旨の出典について
  ―――――――――――――――――――――――――――
  2月27日から3月2日までの5回にわたって、今年の1月
  10日に英国で行われた白川方明日銀総裁の講演のまとめを
  EJに掲載しました。しかし、その内容は専門的であって、
  十分に意を尽くせなかったところも多いと思います。この講
  演の要旨は「ビジネスメディア/誠」が掲載されており、さ
  らに詳しく内容を知りたい向きは、次のサイトを参照される
  ことをお勧めします。EJでご紹介できなかった表やグラフ
  も多く掲載されています。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ビジネスメディア/誠
  http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1201/24/news075.html
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ―――――――――――――――――――――――――――

チャールズ・ディケンズ.jpg
チャールズ・ディケンズ
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(6) | TrackBack(1) | 財務省の正体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
【維新の会じゃなくて「黒船の会」】

「小沢一郎がズバッと指摘 〜天皇制と首相公選制は論理が矛盾する」Goodbye! よらしむべし、知らしむべからずさま
>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2012/02/post_2307.html

>>橋本は論理で考える訓練をしてきてないのだろう<<

そのとおりでしょう。橋下は昔から憲法と民主主義の根本を理解していません。義務教育レベルでも道徳哲学と社会科科目すべて落第点ですね。こんなのが簡単に合格する司法試験がいかにデタラメな嘘つき法匪選抜試験かという生き証人です。

長周新聞HP掲載記事に橋下批判(つうより揶揄嘲笑かな、事実だからしょうがないけどw)が出てたので紹介します。今回は一部抜粋で。

>橋下「維新の会」フィーバーの正体
新自由主義改革の二番煎じ
             米国と財界の代理人が担ぐ   2012年2月27日付
 
 大阪府知事から大阪市長に転身した橋下徹率いる「大阪維新の会」が関西で勢力を拡大し、自民党もダメ民主党もダメだといって明治維新に匹敵する大改革をやるのだと騒ぎ、時代を象徴する一つのブームのようにもてはやされている。公務員たたきや労組、教組の制裁や懲罰化にはじまり、行革や増税、憲法改定、TPP推進や米軍再編を掲げて次期衆院選で国政に進出するのだと鼻息を荒くしている。この橋下徹と「維新の会」フィーバーの正体は何なのか、記者座談会をもって論議した。
・・・(中略)・・・

 「黒船の会」が本当の姿 吉本以上のお笑い話

 B 「維新の会」とか「船中八策」とか坂本龍馬にあやかっているが吉本以上のお笑い話だ。菅直人が「奇兵隊内閣」といったり、小泉が高杉晋作が眠る下関の東行庵に来たが、みんな明治維新にあやかって、やることは井伊直弼と同じアメリカいいなりだ。龍馬というのは勝海舟の弟子で、土佐勤王党を弾圧した後藤象二郎と組んで、天皇をかついで徳川慶喜を首班とする政府をつくろうというのが「船中八策」だ。高知県では裏切り者といわれている。60年代の駐日大使のライシャワーが龍馬を見込んで、司馬遼太郎が産経新聞に連載して名が知れただけだ。「大阪黒船の会」、ないしは「大阪新撰組の会」が本当の姿だ。
 A リーマンショック破綻後にもっと徹底した新自由主義改革で突っ走ろうとしているのがアメリカだ。自民、民主の破産を「大阪維新」が受け継いでやる格好だ。これに対して、既存政党の議会を当てにはできない。それを叩きつぶして市民生活を守る力は、労働運動であり、市民各層が団結した統一戦線の力だ。(了)

(転載終わり:全文は長周新聞HPで閲覧できます。)
>>http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/
Posted by 東行系 at 2012年03月02日 12:06
「野田谷垣極秘会談の内容を推理する」

いかりや爆様へのコメント
>>http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/006420e1d54ba350b17eb2bc293cc821

極秘会談の本当の内容は憲法改正の談合 (通りがけ)
2012-03-02 20:16:57
>>先週土曜日(2/25)、二人で極秘会談をしていたことがわかった。谷垣氏も、自公政権時の財務大臣で消費税アップ論者である、無論、野田も同じ。二人は裏で手を握り、国会の場では、何食わぬ顔してイカサマ討論をやった。<<

話し合い解散などあり得ないし、野党なら何度でも不信任案を出せば下手な鉄砲でも馬鹿内閣なんだからすぐに解散に追い込める。
そんな話を極秘にやる必要はどこにもない。

与党も野党もアメぽち議員ばかりだし憲法違反政党公明党はできたときからアメリカCIAスパイが作った政党だ。

今アメリカは自衛隊を対中国戦争の最前線にたたせるべく、自衛隊の集団自衛権行使を国会決議させようと日本国会議員に圧力をかけて工作している。公明党なんかは嬉々として憲法改正に賛成する。当たり前です、現在まさに憲法違反の政教一致政党なんだからね。その公明党が谷垣野田秘密会談に不快感を示したなんて、茶番中の茶番の猿芝居だ。

今後の国会でまず自民党が、集団自衛権で自衛隊がアメリカの戦争に参戦できるような憲法改正案を提出して(参照「自民がケツ捲くってきた 〜第2次憲法改正草案」Goodbye! よらしむべし、知らしむべからずさま>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2012/02/post_2306.html)、それを野田民主党政府がTPP参加と消費増税に自民党が賛成決議することを交換条件にして、民主党と公明党が自民党憲法改正案に絶対多数で賛成して丸呑みするという、全員アメぽちスパイ国会議員によるアメリカの国益のために改憲して、日本人にアメリカ製の武器を使わせてアメリカの作り出した戦場で無駄死にの血を流させる、国民を裏切り日本国憲法を破壊する国家反逆の大犯罪国会運営を目論んでいるのだろう。

まあ極秘会談などと隠したって見え見えですよ、野田ブタ公約破り三百代言憲法違反棄民テロ犯罪者アメぽちスパイ政府のブタ知恵なんぞ。
Posted by 東行系 at 2012年03月02日 23:58
「地位協定破棄して日本国憲法改正」

>「自民がケツ捲くってきた 〜第2次憲法改正草案」Goodbye! よらしむべし、知らしむべからずさま
>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2012/02/post_2306.html

日本国憲法の不備というエントリーテーマですので、私が考える日本国憲法の不備について述べたいです。

私は日本国憲法はほぼ完成形だと思っています。聖徳太子の「和を以って貴しとなす」「万機公論に決すべし」の十七条憲法の精神がほぼ全面的に真髄として含まれているからです。聖徳太子は「篤く三宝を敬え」にみられるように仏教徒であり、同じ仏教徒のガンジーの言葉と通じるところが多いですが、仏教の修行者としてはガンジーをはるかに上回る悟りを体得していたと考えられます。

話が横道に逸れたので修整します。私には日本国憲法に付け加えたら今よりもっと完成形に近づくと考える条項があります。それは「善きサマリア人の法」条項です。これを加えることによって正当防衛の権利が憲法に付与される。国家の正当防衛としての危機管理が憲法によって認められることになり、小沢氏の言う危機管理条項不在が解消されると考えます。
そしてこれがあれば防衛戦力を保有して永世中立国宣言もできますし、日本上空をミサイルが飛行しているのを認めて他国が攻撃を受けぬよう日本上空で自国のミサイルでこれを撃ち落としても他者を危険から守る善意から発した行いだから憲法違反になりません。

まー憲法条文に関しては義務教育の社会科で習っただけの私ですが、それだけでもう何十年も日本人勤労社会人をやって来ましたからね。実践法知識経験は充分でしょう。

(以上、ふじふじのフィルターさまの
「2012年3月 1日 (木)
第2回小沢一郎勉強会で、日本国憲法にはいろいろ不備があるとわかった。」
>>http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/2-be63.html
に投稿したコメントにちょっと加筆したものです)

追記:
私が合衆国憲法の下で結ばれた日米安保条約本体ではなく、米国軍法の敵国占領統治規定である日米地位協定のみを破棄せよと主張するのは、アメリカにおおっぴらに対日本宣戦布告をさせるきっかけを与えないためです。
小泉政権時代にアメリカに宣戦布告されて侵略蹂躙占領されたイラクやアフガニスタンの覆轍を踏まぬように。
日米地位協定の国際法違反、安保理決議違反は明らかですから、安保条約の規定にかかわらず日本国はフィリピンが米比基地協定を国会で一方的に破棄決議したとおなじように、日米地位協定を一方的に破棄できます。

今アメリカの白人至上主義の武器商人たちは911後に宣戦布告したアフガニスタン・イラクにつづいて、イランに宣戦布告しようとしています。
>「欧米はイランの言う事に耳傾けず一方的に核疑惑を叫ぶ」神秘の杜さま
>>http://ameblo.jp/mo-014925/entry-11181142467.html
これは先のリビア侵略で英仏両国に石油利権を先取されて白人至上主義悪徳ペンタゴンが十分な略奪ができなかったため、対中国戦争開戦までのつなぎの侵略標的としてイランに狙いを定めたものでしょう。
そして、集団自衛権を日本国憲法に書き込ませる米軍人工作員による国会工作を急ぐのは、この対イラン開戦時に自衛隊を米軍の弾よけとして最前線に送り込むためと考えられます。
また同時にこの国会工作によって国会での地位協定破棄決議を動議すらさせないように抑え込む目的もあるでしょう。

たとえ一度でも自衛隊が外国領土で武器を使用して外国の人々を殺傷すれば、その瞬間からもはや日本は平和憲法国家ではなくなり、アメリカと同じうす汚い戦争犯罪国家となってしまいます。

また未曾有の震災と放射能拡散テロ官災からの憲法に基づく復興も米軍が地位協定治外法権で強圧して弾圧妨害しています。

事態は切迫していますが、国会は小泉に破壊されてまったく機能しないとすれば、国民が主権を行使できるのは国民投票しかありません。

国民投票は市町村住民投票の総和ですから、まずは米軍基地被害に苦しむ沖縄県の市町村と本土(地方差別感満載ですが単に地図上の言葉として用います)の米軍基地所在市町村で日米地位協定破棄の住民投票を行い、賛成票数反対票数を改変できぬよう厳正厳密に記録して積み上げてゆけばよいと考えます。これは国民主権を謳う日本国憲法に照らして完全に合憲ですから。

「世界平和を守り、世界中の人々を悪徳ペンタゴンが策謀する戦争殺人の被害から守るために、扶桑の島々に住み平和をなによりも貴ぶ日本人はただちに日米地位協定を破棄しよう」
Posted by 東行系 at 2012年03月03日 04:38
【野田政府史上最悪の憲法違反】

▼「事態の切迫」▼Goodbye! よらしむべし、知らしむべからずさまへの投稿
>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2012/02/post_2306.html

先に
>>たとえ一度でも自衛隊が外国領土で武器を使用して外国の人々を殺傷すれば、その瞬間からもはや日本は平和憲法国家ではなくなり、アメリカと同じうす汚い戦争犯罪国家となってしまいます。

また未曾有の震災と放射能拡散テロ官災からの憲法に基づく復興も米軍が地位協定治外法権で強圧して弾圧妨害しています。

事態は切迫しています<<

と述べた「▼事態の切迫▼」とは長周新聞2012年2月22日付(2)面からタイプ転載した次の報道事実による「切迫」であります。

【陸自南スーダンへ】石油利権狙うアメリカの要請
    PKO派遣「危険な紛争地帯」
 ▼野田政府が国連平和維持活動(PKO)として陸上自衛隊を派遣しているアフリカの南スーダンでは、昨年7月の独立以前からの紛争が継続している。安全確保ができないことを理由に、ロシアのPKO部隊は4月1日までに完全撤退することになった。自衛隊の施設隊の主力約120人は20日に現地入りした。紛争地といえる南スーダンへの自衛隊派遣は、現地の石油資源の利権を持つアメリカの要請であるため、いかに危険であろうと政府は派遣中止はおろか、一時見合わせの命令すら出すことができないありさまだ。▼(以下略、記事全文はここの前コメント中にあります)

この完全武装のロシア「軍」すら撤退する危険な紛争地帯への陸自派遣が本当にPKO(国連平和維持活動)といえるでしょうか。小泉の詐欺口舌をもってしてもそんな見え透いた大嘘は口にすらできないでしょう。

これこそが、日本の自衛隊に危険な紛争地帯の戦場で血を流させて、日本国内世論に火をつけて記者クラブマスゴミに扇情報道させ、第九条を破棄してアメリカ軍の戦争に日本が自発的に自衛隊を参戦させる集団自衛権を是とする世論形成工作の、第一段階に着手する狙いを密かに含む策謀国アメリカの要請に基づく、日本国現行憲法違反を犯す偽のPKO派遣なのです。

派遣先の南スーダンで日本人にしろスーダン国民や南スーダン国民にしろ戦場に持ち込まれた「武器(殺人専用機械)」で人の血が流れれば、アメリカの思うツボにはまってしまうことになりかねません。流血に対して激情するのは人間をはじめ動物の本能ですから、これを流血発生後に鎮めることは容易なことではない。

そもそも陸自は工兵隊を有し日本国内では災害救助派遣の先頭に立つ立場です。日本国内が大震災からの復旧に難渋している今まさにこの時に、遠く海外の紛争危険地帯に陸自を優先的に派遣しなければならない国内事情はひとつもない。未曾有の災害に国民が苦しんでいるまさにこの時に、日本国現政府はいったい何をやって居るのか。

この陸自海外紛争危険地派遣こそまさに露骨きわまる憲法違反売国棄民テロ政策戦争犯罪の最たるものであり、仮にも陸自が巻き込まれて戦争の当事者になれば現政府の犯した罪業の罪深さはアメリカ軍と並んで人類史上最悪と呼ばれることでしょう。

【日本国民はただちに地位協定を破棄し、ニセPKOで紛争危険地帯に追いやられた陸自隊員を全員ただちに日本へ撤退帰国してもらいましょう】
Posted by 東行系 at 2012年03月03日 15:56
【防衛省官僚による裁量防衛行政執行はすべて憲法違反の国家反逆行為である】
【官僚による違憲行政執行法令策定をひとつも違憲立法審査しない憲法違反の最高裁をただちに弾劾解体せよ】

≫防衛省主催「日米同盟」シンポジウムというのがあるそうで孫崎氏も議論に参加するようです。
https://twitter.com/#!/magosaki_ukeru
http://t.co/F751FUKg
≫日時:3月22日(木) 14:00〜17:00、場所:UDXシアター、
≫テーマ:米新国防戦略指針と在沖米海兵隊の意義 
≫〜普天間飛行場移設問題の展望〜、
≫プログラム:基調講演― 長島総理補佐官>>http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-16e3.html#comment-69449249

>プログラム:基調講演― 長島総理補佐官

▼国防と外交一体の国家の最重要問題なのに、総理自ら国会に出てきて自分の言葉で国民に説明するのではなく、補佐官というちんけなどうでもいい官僚職に講演会で説明させる。
▼ヤラセ公聴会やヤラセ国会の官僚答弁とおんなじですね。官僚がしゃしゃり出て説明する行為は行政による憲法違反の越権犯罪です。
▼野田はほんとに卑怯卑劣な嘘つきです。

>テーマ:米新国防戦略指針と在沖米海兵隊の意義 
〜普天間飛行場移設問題の展望〜

▼国策の説明としてやるならこそこそせずに国会で堂々と全国民に向かって総理自らやるがよい。それこそが憲法が定める政治家の侵すべからざる「神聖な責務」である。
▼こんな国のとんでもなく狭い片隅でこそこそとしかも防衛省が記者クラブマスゴミと示し合わせて報道させないような、幼稚で愚劣な「こうえんかい」でごまかすことこそ、日本国憲法違反の最たる国会無視という「総理の犯罪」であることを、いち勤労納税者主権者国民としてここで明確に断罪しておく。
▼これこそまさに本来国会で国民の負託を受けた国会議員が誰でも告発弁論しなきゃならないことそのものなんだが、誰一人として国会での「神聖な責務」を果たさない今の日本の国会議員はみな憲法違反の背任罪議員歳費横領罪の汚職犯罪者だね。
▼こんな憲法違反の売国奴どもだらけの政府に命令されて、我が日本国同朋国民の陸自隊員が100人以上も南スーダンの紛争危険地帯に送り込まれて飛び交う銃弾の標的にされたとは。
▼この憲法違反政府のニセPKO海外派遣は、人間として許しがたい極悪卑劣な国家権力濫用犯罪である。

参照:「辺野古に拘ってるのはニッポン、官僚のメンツ 〜上院軍事委は嘉手納統合」Goodbye! よらしむべし、知らしむべからずさま
>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2012/03/_20120223.html


【政府はただちに南スーダンへ派遣した日本国同朋陸自隊員全員を「名誉ある撤退」を宣言してロシア国軍同様に紛争危険地帯から完全撤退帰国させよ】
Posted by 東行系 at 2012年03月04日 07:02
《死の商人ユダ金はいかにして日本を戦争に引きずり込むか》

【在日米軍が日本を守っているだなんて、アリエナイザーです。】ふじふじのフィルターさま
>>http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-16e3.html

>> ▼最近、日本国内での米軍の動きが目立ってきましたよね。茨城空自百里基地での日米合同訓練、岩国を米海兵隊の拠点司令部にする動きとか。
▼何か事件を捏造して戦争に引き込まれる危機が迫っているのではないかと危惧しています。<<(▼は転載者註)

非常に正しい直感だと脱帽します。やはり聞こえの大君や卑弥呼に見られるように日本女性の神秘的能力は男の及ばざるところでしょう。

その直感に基づいて「人間ではない」白人至上主義者悪徳武器商人ユダヤ金融ロスチャイルドの今後の日本国「黄色い猿の島国」に対する具体的策謀が何かを推理してみましょう。

彼らは極度のオポチュニストであり、常に現状を分析して相手の弱点を探り出し、相手がつけ込む隙を見せたとたんにそこへすかさず攻撃を仕掛けてきます。失敗しても攻撃者は正体がばれないように完全極秘の秘密保持証拠隠滅能力を持った軍の最精鋭の特殊部隊を使いますから証拠を残さない。ゆえに何度でも別の場所へ繰り返し攻撃が可能です。NavySealsはそのために存在するジャッカルです。

いま日本が戦争に対して無防備な隙だらけの姿を見せている場所が南スーダンです。
銃弾が飛び交う戦場のまっただ中に戦争経験のない日本人自衛隊員が、スーダンに軍事力で平和を築こうという実現不可能な日本棄民テロ米政翼賛会政府の美辞麗句にだまされて、紛争危険地帯へ憲法違反強制派遣されているからです。

私は今後の米政翼賛会自公民馴れ合い国会で、もし野田谷垣秘密会談での憲法違反打ち合わせ合意国会運営中想定外の突発事態がおこり、自民党の集団自衛権改憲案が通過に難渋する様子が見えたら、すかさずそれに呼応して米軍特殊部隊がスーダンまたは南スーダン国内のスーダン人武装勢力を偽装して、日本の自衛隊に殲滅的攻撃をかけて日本人陸自隊員を無差別大量殺戮する命令を悪徳米国ユダ金がくだす、と推理します。

スーダン人の平和のためにスーダンへ行った専守防衛の自衛隊がスーダン人武装勢力(実態は米CIA配下の米軍特殊部隊が偽装したものですが)によって攻撃され日本人同朋隊員に多くの死者を出して全滅したとなれば、日本国内の民衆の復讐心に一気に火がついて、第九条のいや日本国憲法の真髄「国際紛争を解決する手段としての武力(軍事力)行使を永久に放棄する」は、同朋が流した血に対する復讐に燃えた(そのようにユダ金の命令を受けた米政翼賛会マスゴミがあおります)民衆によって弊履のごとく捨て去られることでしょう。

ちょうどユダ金の一味ルーズベルトが、事前に知っていながらハワイには日本軍の接近を知らせずに宣戦布告前の奇襲攻撃の犠牲にして、米国内の対日戦争厭戦気分を吹き飛ばし「リメンバーパールハーバー」と復讐心をかき立て米国民を対日参戦煽動したと同じように。

またブッシュが911攻撃直後に小学校で「多発テロ攻撃だ」とうっかり断言してぼろを出した対テロ戦争開戦米国民煽動策謀もこれと同じ構図です。(貿易センタービルからユダヤ人が総退去後に攻撃が行われたことはあまりにも有名な事実です)

我が国でいえば関東軍の偽装策謀である張作霖爆殺テロがありました。これは維新以後欧米軍事政権軍略の手口をまねることで間接的にユダ金の影響を受けています。さすがにすぐに見破られましたがそれは彼らが本家本元だからです。

このようにユダ金による戦争の策謀はローマ時代以前から常に休むことなく行われています。彼らは武器を高値で売るために常に戦争がつづくことを求め、両方に武器を売りつけて他人の戦死で二倍三倍の儲けをあげているのです。

【政府はただちに憲法違反をやめて、南スーダンへ派遣した日本国同朋陸自隊員全員を「名誉ある撤退」を宣言してロシア国軍同様に紛争危険地帯から完全撤退帰国させよ】

この推理が正しいという根拠は、「マスゴミが米軍関連の事実を報道しないメディアスクラムを組んでいる」という現実によります。

なぜマスゴミは報道しないか?

その理由は、米軍と米政翼賛会はフィリピン上院が米比基地協定を一方的に破棄した前例にならって、日本国民日本人が反米世論を沸騰させ国会が日米地位協定を破棄批准停止することを最も恐れているからです。

地位協定破棄したとたんすべての在日米軍は治外法権を失い基地敷地外での行動の自由をすべて失うからです。外出するには入国ビザ交付を受けねばならず外国人登録しなければ米軍公務といえども一歩も基地外へ出ることができない。
地位協定存在下のようにビザなしで出れば日本国官憲に逮捕されスパイ容疑で厳重に取り調べられます。首相官邸へ密かに米軍軍事顧問を送り込んで一室を占拠することなど夢のまた夢となります。

そうなれば米軍治外法権のおこぼれに預かろうとたかってちぎれんばかりに尻尾を振ってすり寄っていた米政翼賛会も根っこが腐って枯れ果てるのみとなります。

これが本当の霞が関改革です。

【日本人はただちに地位協定破棄し、日本人の総力を挙げて福一を石棺桶化しよう】
Posted by 東行系 at 2012年03月04日 23:44
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