2001年06月01日

日本の観光は世界第32位である(EJ628号)

 前野氏の本を素直に読むと、現在の日本は本当に変な国だと思
います。しかし、前野氏の本は、彼が本当に読んで欲しい人は読
まないか、たとえ読んだとしてもその考え方に絶対に納得しない
し、賛同しようとしないでしょう。そこまで日本は、落ちてしま
っているといえると思います。以下、私は客観的な事実だけを書
きますので、現在の日本がまともな国かどうか判断していただ
きたいと思います。
 2000年3月のことですが、東京都・国立市第二小学校の卒
業式で、式場での国旗掲揚を主張する校長に教員が反対し、やむ
なく校長が校舎の屋上に国旗を立てたところ、これに反発した教
員7人、生徒30人が校長を2時間にわたってつるし上げ、校長
に土下座させたという事件がありました。
 東京大学の藤岡信勝教授が調査したところ、国立では「日の丸
の赤は血の色、白は戦争犠牲者の骨の色」と教えていたことが判
明したのです。生徒たちは「日の丸は日本が悪いことをした侵略
の旗だから掲げてはいけない」といっていたそうです。これは、
日本の歴史観を意図的に歪める教育の“成果”です。
 ある日本の歴史教科書には次のように書いてあります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 『・・インドシナは、南方に送られた日本軍兵士の食料の基地
にされたため、日本軍に大量の米を奪われたうえ、冷害などの
災害が重なり、多くの人が餓死しました。マレー半島では、中
 国系の住民が抗日的とみなされ、多くの人たちが弾圧・処刑さ
 れました。インドネシアでは、石油などの資源を奪われたほか
 労務者として強制労働に従事させられた人が多くいました』。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 これが日本の教科書なのです。まさに自虐史観といえます。と
ころが、強制労働させられ、過酷な植民地支配にさらされたはず
のマレーシアの教科書には次のように書いてあるのです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 『・・日本の占領が(欧米の)植民地主義に支配されていた民
 族に自信を植え付けた・・・私たちは、強い意思と精神で日本
 がイギリス植民地主義のおごりをたたきつぶすのに成功したこ
 とを認めた。日本占領は、また敵に攻撃された自国を守るのに
 他人に頼っているだけではいけないことを私たちに教えてくれ
 たのである。』。
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 前野氏は、日本には「反日日本人」がおり、それを育てる教師
がいると指摘しています。国家に反逆するのが当たり前で、悪で
ある国は何が何でも潰さなければ・・という価値観で30年ほど
前に全共闘による学生運動が盛り上がったのです。
 その反日日本人が今は親の世代なのです。彼らが子供たちに国
を大切にしろ、公のルールは守れと教えるでしょうか。
 マレーシアといえばマハティール首相が1992年10月14
日に香港で開かれた「ヨーロッパ・東アジア経済フォーラム」に
おいて行った有名な演説があります。この演説の全文は所有して
いますが、そのほんの一部をご紹介しましょう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 『日本の存在しない世界を想像してみたらよい。もし日本なか
 りせば、ヨーロッパとアメリカが世界の工業国を支配していた
 だろう。欧米が基準と価格を決め、欧米だけにしか作れない製
 品を買うために、世界中の国はその価格を押し付けられていた
 だろう。(中略)
  日本と日本のサクセスストーリーがなければ、東アジア諸国
 は模範にするべきものがなかっただろう。ヨーロッパが開発・
 完成させた産業分野では、自分たちは太刀打ちできないと信じ
 続けただろう』。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 この演説の途中で欧米代表は、席を蹴って退席してしまったと
いうのです。1992年といえば、ジャパン・バッシングの最盛
期だったのですが、これほど日本を正当に評価し、援護してくれ
る一国の元首はいなかったのです。ところが、日本政府は、この
マハティール演説に対して何も反応しなかったし、日本のマスコ
ミはそういう演説があったことすら報道していないのです。
 本当に新聞はなぜ報道しないのでしょう。どうでもいいような
ニュースは報道するのにこのような大事なことを報道しない――
明らかに偏向しています。
 マハティール首相は、西を向くな、ルック・イースト、アジア
で成功した日本に学ぶべしというポリシーを持っている人です。
しかし、そのマハティール首相も最近の日本には批判的です。
 「日本は、西洋と同じことをするために「ルックウエスト」を
試みている。日本が自らの流儀で築いてきた多くの物事を破壊し
ている。そのために日本は非力な状態に陥った」と日本を批判し
ているのです。
 マハティール首相は、北米のNAFTA、欧州のEUに対抗す
るために、一貫してアジアの経済的な団結を唱えており、現在も
東アジア経済会議(EAEC)をアジア各国で提唱しています。
 しかし、米国はこれに猛反対、マハティールの政敵・アンワル
を支持するなどして猛烈にマハティールつぶしを行っています。
当時日本の河野洋平外相、橋本龍太郎通産相は米国にすりより、
マハティールつぶしに荷担するという始末です。
 前野氏は、民主党の鳩山由紀夫氏、管直人氏、自民党の加藤紘
一氏らもかつての全共闘自世代の国会議員であり、侵略と反日を
学び、贖罪を国際主義であると心底信じている政治家であるとい
っています。
 現在、日本の国際競争力は情けないほど低下しています。その
ひとつは観光で、トップはフランス、アメリカ、スペインがベス
ト3ですが、日本は世界第32位というのをご存知ですか。チュ
ニジア、南アフリカよりも下なのです。日本はそれほど魅力のな
い国になっていることを認識すべきです。つまり、外国からの旅
行者が減っているわけです。

posted by 平野 浩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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