2008年08月12日

●「ブレディ債と9.11の関係」(EJ第2387号)

 前回、2000年から2004年にかけて巨額のドルが使われ
ていると書きましたが、その巨大なドルとは何なのでしょうか。
これは「ブレディ債」ではないかといわれているのです。
 「ブレディ債」とは何なのでしょうか。
 1989年のブラジル危機のときの話です。レーガン政権下の
ブレディ財務長官がとった民間銀行に対する債務削減構想に関連
して、後に「ブレディ債」と呼ばれるようになったのです。
 米国の銀行と証券会社がブラジルに投資したのですが、ブラジ
ルが支払い不能になったのです。そこで、IMFに対してSOS
を出してきたのです。つまり、支払い不能になった赤字分を補填
して欲しいといってきたのです。
 しかし、IMFは民間企業の救済はできないのです。そこで、
IMFと民間企業は米財務省と相談したのです。時の財務長官の
フレディは次の指示を出したのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
  その赤字国の債務を一つの証券にして一般投資家に売れ!
―――――――――――――――――――――――――――――
 債務はある程度カットされ、財務省はこの証券の保証をしたの
です。これがブレディ債なのです。このかたちをとると、IMF
は結果として民間企業を支援できるのです。ちなみにこのアイデ
アは、真偽のほどはわかりませんが、当時日本の大蔵大臣であっ
た宮沢喜一氏の考案によるものという説もあります。
 既出の鬼塚氏は、2000年から2004年にかけてこのフレ
ディ債と同じ手法で巨額のドルが生み出され、金デリバティブの
ために使われたのではないかといわれているのです。
 この件について、鬼塚氏はリチャード・コシミズなる人物の著
書を引用して次のように興味ある事実を述べています。
―――――――――――――――――――――――――――――
 WTC(ワールド・トレード・センター)の101階から10
 5階に入居していたのが、カンター・フィツツジエラルド証券
 という債券ブローカーである。1000人いた従業員のうち、
 700名近くが911攻撃で落命したという。さて、このカン
 ター証券には、9月12日に償還期限の来る、1200億ドル
 分のプレデイ債券が保管されていたという。そして、その債券
 は、ビルごと「蒸発」した。また、WTCの地下には1200
 億ドル相当分のプレデイ債の担保にあたる金塊が保管されてい
 たという。それらは、殆どが9.11 当日朝までに運び出され
 いまだに行方がわからないという。
     ――鬼塚英昭著、『日経新聞を死ぬまで読んでも解ら
            /金の値段の裏のウラ』/成甲書房刊
―――――――――――――――――――――――――――――
 このことに関連して、9.11 でWTタワーが崩壊した直後に
起きたことについて、鬼塚氏は次のようにも書いています。FE
MAとは何なのでしょうか。実に不気味な話です。
―――――――――――――――――――――――――――――
 9.11 テロの数日前からテロ対策の訓練をし、テロが発生し
 ててWTタワーが崩壊すると、人命救助を一切せず、鉄骨の屑
 をトラックに積み、港に直行して船に載せ中国へと運んだ軍隊
 のような組織があった。この実行部隊がFEMA(連邦緊急事
 態管理庁)である。私はプレデイ債券が消えたことを書いた。
 あの時、ビルの地下に金が貯蔵されていることになっていた。
 FEMAは鉄骨とともに人間の死体だけを残して、金塊を運び
 去った。           ――鬼塚英昭氏の前掲書より
―――――――――――――――――――――――――――――
 実は、9.11 のとき同時に攻撃を受けたペンタゴンでは、O
NI(米国海軍諜報部)という組織があって、ブレディ債につい
て調査を進めていたというのです。ペンタゴンが攻撃されたのは
そのためではないかといわれているのです。
 金の戦争という表面にはけっして出ない戦争で米国は敗北した
のです。しかし、真相は表には出せない――そこで勝者と敗者の
間に手打ちが行われ、ワシントン合意が成立して、金の戦争は終
わったのです。巨額のドルが使われたことによって金デリバティ
ブのディーラーたちは大きな赤字を出すことなく、金の先物市場
から静かに撤退したのです。
 そして、このワシントン合意頃から次の情報が流されるように
なっています。
―――――――――――――――――――――――――――――
     アメリカはやがて金本位制を採用する
―――――――――――――――――――――――――――――
 鬼塚氏によると、米国に既に金はなく、この情報はわざと流さ
れているディス・インフォメーション(偽情報)であるといって
います。もともと「米国は金本位制に復活か」の可能性を検証す
るための今回のテーマだったのですが、確証はないものの、どう
やらその可能性は低いと考えられます。そうであるとしたら、今
後米国はどうなっていくのでしょうか。
 9.11 については、ここにきて意外なことに金の問題と結び
ついてきています。なお、9.11 の真相に関しては、次の講演
が大変興味深いので、時間があるときにご覧ください。すべて見
ると、3時間24分かかります。この事件の闇は深いです。
―――――――――――――――――――――――――――――
http://video.google.com/videoplay?docid=-3859363222910740882&hl=en
―――――――――――――――――――――――――――――
 ところで、今後通貨はどうなるのでしょうか。もし、デル・バ
ンコ一族が金の独占に成功したのが本当であれば、新しい通貨シ
ステムを打ち出してくることが考えられます。
 新しい通貨の内容はわかりませんが、なぜか名前だけは出てき
ています。それは「フェニックス」という名前なのです。これは
世界通貨の名前なのでしょうか。そのさいに、金はどのように使
われるのでしょうか。今回のテーマ「金の戦争」は明日で終了し
ます。                ―[金の戦争/46]


≪画像および関連情報≫
 ●世界通貨「フェニックス」について
  ―――――――――――――――――――――――――――
  アメリカ人、日本人、ヨーロッパ人、そしてその他の多くの
  金持ち国の人々、そしてさらに若干の比較的貧しい国の人々
  は、同一の通貨で買い物をするであろう。その価値はドル、
  円、ドイツ・マルクなどでは表現されないであろう。それは
  「フェニックス」で計算される。フェニックスは、今日の通
  貨よりも便利なので、企業や消費者に好まれるであろう。そ
  の通貨は三〇年以内に登場するであろう。
     ――鬼塚英昭著、『日経新聞を死ぬまで読んでも解ら
            /金の値段の裏のウラ』/成甲書房刊
  ―――――――――――――――――――――――――――

9.11/世界同時多発テロ.jpg

posted by 平野 浩 at 04:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 金の戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
RDF Site Summary