2023年06月27日

●「アマゾンの詐欺は実に巧妙である」(第5982号)

 6月23日にアマゾンで本を一冊購入しました。新刊書なので
すが、書店では見つからなかったので、アマゾンで購入したもの
です。アマゾンのアカウントはかなり前に取得しており、そのア
カウントを使ったのです。
 前にもEJで述べたことがありますが、私は書籍を購入すると
きは、大型書店(主として池袋・ジュンク堂丸善)に足を運ぶこ
とにしています。なぜかというと、本を選ぶのに各階に椅子が多
く用意されていることや、書店に行くことによって、思いがけな
い書籍を発見することが多いからです。アマゾンのアカウントは
一般の書店では売っていない古い書籍を購入するためのものであ
り、これまでアマゾンでモノを買ったことは1回もない今どき不
思議な人間の一人であると思います。
 しかし、最近では、年齢による体力の衰えにより、ジュンク堂
に行くのでさえ、億劫になり、本とCDに関しては、少しずつ通
販を利用するようになっています。
 なぜ、アマゾンの話をしているかというと、最近では、アマゾ
ンを利用する場合、とんでもない詐欺に遭うリスクがあると思う
からです。しかも、それは非常に巧妙に仕組まれており、うっか
りすると、多くの人がひっかかってしまうと考えます。したがっ
て、テーマとは外れますが、今日のEJはアマゾンによる詐欺の
話をすることにします。
 最近、PCには、各種銀行、各種クレジットカード会社、ウー
バーイーツ、アマゾンなどから、利用確認のメールや、利用の一
部制限などのメールが毎日送られてきます。そのほとんどを私は
使っていないので、いつも完全に無視しています。皆さんのPC
はどうでしょうか。
 これは、機械的に膨大なメールアドレスを自動的に作成して、
送り付けてくるので、送付側としては相手を特定して送ってくる
わけではありません。そのメールに反応するのを待っているので
す。したがって、身に覚えのないメールは、絶対に開封すること
なく、即削除をお勧めします。まして、銀行やクレジットカード
会社が本当に本人に何かを確認したいときは、そのほとんどは封
書か、場合によっては書留で送られてくるので、メールで送られ
てくることはありません。
 一度銀行のATMで通帳を忘れたことがあったのですが、その
ときは、私の携帯電話宛てに銀行から電話があり、窓口に取りに
行ったことがあります。近郊によると、メールで本人に通知する
ことはないそうです。
 しかし、アマゾンなどの通販業者の場合は、メールで商品注文
の確認メール、手続き終了メール、商品発送メール、商品着信メ
ールがその都度送られてきます。とても親切であり、商品を受け
取る側としては助かります。私がアマゾンで注文した本は、23
日に注文し、24日の昼にポストに入っていました。プライム会
員のサービスです。
 今回の場合、23日の注文後、アマゾンから詳細な注文書籍の
確認メールがアマゾンから届いています。ところが、注文日の6
月23日の夜、アマゾンから次のメールが来たのです。異常なの
は午前3時39分という時間です。正確にいうと、24日の午前
3時39分ということになります。
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 Amazonアカウントのロック解除と情報の更新のお知らせ

 尊敬するお客様へ
 Amazonをご利用いただき、ありがとうございます。お客様のア
カウントのセキュリティを最優先に考えておりますが、最近のセ
キュリティ上の問題により、お客様のアカウントがロックされて
います。
 お客様のアカウントを安全に保つために、以下の手順に従って
アカウントのロック解除と情報の更新を行ってください。
                       (以下省略)
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 既に6月23日の18時25分にアマゾンから、注文の確認メ
ールが届いており、アカウントのロックはあり得ないのですが、
メールのフォームはアマゾンのそれと酷似しており、うっかりす
ると、ひっかかってしまいます。
 メールは開封していませんが、指定するURLをクリックし、
アカウントの書き直しをしていたら、その情報は完全にメールの
差出人に渡ってしまっていたことになります。アマゾンのアカウ
ントのフォームは、プログラマであれば、そっくり作り直すこと
ができます。
 6月24日、午前11時52分、アマゾンから注文商品到着の
通知があり、商品はポストに入っていました。しかし、その後、
13時11分にアマゾンから、次のメールが届いたのです。
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 Amazon お客様
 この度はAmazon をご利用いただき、誠にありがとうございま
す。お客様の注文の支払い方法に問題が発生しており、現在注文
を出荷できない状況になっています。問題が解決されるまで、ご
注文を出荷することができませんので、ご迷惑をおかけして申し
訳ございません。お客様のAmazon アカウントで登録されている
支払い方法について、以下の点を確認してください。
                       (以下省略)
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 商品が届いた後ですから、矛盾もいいところですが、私がアマ
ゾンを利用したことはわかっているようです。なぜ、わかったの
か理解できないでいます。偶然なのでしょうか。最近の詐欺は実
に巧妙化しており、十分に注意して利用しないと、ひっかかって
しまいます。身に覚えのないメールは絶対に開封しないことです
が、覚えのあるメールであれば、注意が肝要です。
          ──[世界インフレと日本経済/034]

≪画像および関連情報≫
 ●今来たAmazonからのメールは詐欺かも?見極める
  4つのポイントを解説
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   知名度が高く、生活に密着した「Amazon」。そんなアマゾ
  ンの名前を悪用した詐欺が急増していることをご存じでしょ
  うか。最近の手口は巧妙化しており、アマゾンの公式メール
  アドレス「amazon.co.jp」からメールが送信されるケースも
  多発しています。そして、ユーザーは悪質な詐欺だと見分け
  がつかず、なんの疑いもなく添付されたURLをクリックし
  てしまうのです。
   アマゾンを名乗った詐欺の目的は、主に個人情報を盗取し
  てさまざまな場面で悪用すること。そして、アマゾンの詐欺
  メールに気付かず偽サイトにログインしてしまった場合は、
  直ちにログイン情報を変更したり、登録しているクレジット
  カード情報を削除したりと対処しなければなりません。
   冒頭でも述べたとおり、大手ECサイトであるアマゾンを
  装った詐欺が近年多発しています。フィッシング対策協議会
  によれば、2020年の1年間だけを見てもフィッシング詐
  欺の報告件数は毎月増加傾向にあり、同年12月には、32
  171件もの報告がありました。前月と比べても1204件
  増えています。そして、フィッシング詐欺に悪用されている
  ブランド調査では圧倒的にアマゾンが多く、全体の約50%
  を占めている状況です。アマゾンのほかには、「三井住友カ
  ード」「楽天」「アプラス(新生銀行カード)」 「MyJCB」
  などもブランド名が悪用されています。
  https://securitynews.so-net.ne.jp/topics/sec_20189.html
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詐欺が多いアマゾン.jpg
詐欺が多いアマゾン
posted by 平野 浩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界インフレと日本経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする