2016年11月22日

●「カダフィー暗殺部隊と米国務長官」(EJ第4406号)

 ヒラリー・クリントン前国務長官の私的メール問題がいかに重
要であるかを理解するには、リビア・ベンガジ事件で何が起きて
いたかを知ることがきわめて重要です。なぜなら、これは犯罪で
あり、事実が明らかになれば、クリントン氏の逮捕は十分あるし
オバマ大統領の関与も取り沙汰される可能性があります。
 しかし、逆にいうと、国家機密に関する問題なので発表すれば
国益を害する恐れがあるので、そのまま不問にしてしまう可能性
もあるのです。いずれにせよ、トランプ新政権が発足すると、こ
の問題はもう一度蒸し返されることになると思います。
 リビア・ベンガジ事件というのは、リビア第2の都市ベンガジ
で、2011年9月11日(911)に米領事館が多数の暴徒に
襲われ、スティーブンス大使ら4名が殺害された事件です。領事
館の職員が4人も殺されるのは大事件です。
 ところが当初クリントン国務長官は「領事館職員1名死亡」と
発表。しかし、実際は領事館職員3名と特命全権大使のスティー
ブンス氏の4名が死亡しているのですが、そのことを在リビア大
使館も国務省も正確な情報を掴んでいなかったのです。
 その約1年前にカダフィー大佐が殺害されているのですが、そ
の時点では誰もカダフィー殺害事件と領事館襲撃事件とを結び付
けて考える人がいなかったのです。領事館が暴徒に襲撃されたの
は、2011年の米国映画『イノセンス・オブ・ムスリム』で、
予言者ムハンマドが残酷な殺人者であるとする部分の14分間の
映像がユー・チューブに動画投稿されたのが原因とであると米国
務省は強く主張したからです。
 しかし、これは事実と異なります。なぜ、領事館が襲撃された
のかについての真相を知るには、カダフィー大佐が誰によってど
のように殺害されたかを知る必要があります。
 まず、添付ファイルをご覧ください。この写真は、副島隆彦氏
の新刊書『ヒラリーを逮捕、投獄せよ』(光文社刊)の95ペー
ジ出ていた写真です。そこには、次の説明がついています。
─────────────────────────────
 2011年10月18日にトリポリの飛行場で。一緒に写真に
写っている者たちはリビア人ではなく、アフガニスタン人の傭兵
の殺人部隊だ。彼らは、このあと自国に帰って「事故で」殺され
る。首からぶら下げているのは、後ろの米軍輸送機に搭乗するた
めの許可証である。        ──副島隆彦著/光文社刊
    『ヒラリーを逮捕、投獄せよ/ロック・ハー・アップ』
          カラー写真の出所 http://bit.ly/2f9i32f
─────────────────────────────
 この写真を見て驚いたことがいくつもあります。1つは、この
時期に米国の国務長官が、なぜりビアの首都トリポリにいたのか
ということです。この時期というのは、リビアにはNATOの空
爆が行われている最中でいわば戦場なのです。そんな危険な場所
に国務長官がなぜ赴くのでしょうか。まるで陣頭指揮です。しか
もその2日後に、カダフィー大佐は殺害されているのです。
 副島氏によると、クリントン長官を取り巻いているのは、アフ
ガニスタンの殺人部隊であるということです。その全員が飛行機
の搭乗証をぶら下げているのをみると、後ろに写っている米国の
輸送機に乗ってどこかから飛んできたものと思われます。それは
おそらくアフガニスタンからだと思われます。
 クリントン国務長官を取り巻いているのは、アフガニスタン人
の傭兵で、彼らがカダフィーを殺害したといわれています。それ
にしても米国の国務長官がどうしてこのような殺人集団と一緒に
写真に収まっているのでしょうか。もしクリントン氏ではなく、
スティーブンス駐リビア全権大使であれば理解できます。なぜな
ら、スティーブンス氏は任務としてCIAと一緒にリビアで反政
府勢力を育てようとしていたからです。
 もうひとつ重要なことがあります。それは、「彼らはこのあと
自国に帰って「事故で」殺される」という部分です。これに関し
て、副島氏は次のように説明しています。
─────────────────────────────
 この暗殺部隊は、リビア人ではなくて、アフガニスタン人であ
る。彼らはこのあと自国のカブールに英雄として凱旋しようとし
た。だがカブール空港に着陸しようとして、「タリバーンの攻撃
があって」輸送機ごと爆殺された。口封じで殺されたのだ。ヒラ
リーというのは、こういう恐ろしいことをやってきた女なのであ
る。                    ──副島隆彦著
      『トランプ大統領とアメリカの真実』/日本文芸社
─────────────────────────────
 カダフィー大佐を殺害するために、米国はアフガニスタンの傭
兵を雇い、目的を果たした時点で、その殺人部隊全員を殺害した
ことになります。爆破された輸送機はおそらく写真に写っている
米軍輸送機であると思われます。ひどい話ですが、CIAであれ
ばそのぐらいのことはやり兼ねないのです。
 このようにクリントン国務長官は、リビア事件に深く関与して
いたのです。そのとき、クリントン長官の指示を受けて動いてい
た人物は、次の2人です。
─────────────────────────────
       1. クリス・スティーブンス
       2.シドニー・ブルメンソール
─────────────────────────────
 「1」のクリス・スティーブンス氏は、当時駐リビア米国大使
であり、ベンガジ事件で殺害されています。「2」のシドニー・
ブルメンソールは、夫のクリントン元大統領時代にホワイトハウ
スで側近を務め、自分に最も近いアドバイザーの一人です。
 クリントン氏は、自分が国務長官になるとき、ブルメンソール
氏に国務省のポストを与えようとしたのですが、オバマ政権から
拒否されています。しかし、クリントン氏は何かとブルメンソー
ル氏にアドバイスを求め、私的な秘書のように扱っていたといわ
れています。      ──[孤立主義化する米国/091]

≪画像および関連情報≫
 ●新ベンチャー革命/2016年5月8日
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   筋金入りの反戦主義者であるケリー米国務長官はヒラリー
  のカダフィ暗殺関与とベンガジ米領事館襲撃事件の闇を是非
  暴露して欲しい、それこそが日本を乗っ取っている戦争中毒
  勢力の弱体化に貢献する。
  1.次期米大統領選は、ヒラリーに仕掛けられていると思わ
    れるスキャンダル爆弾がさく裂するかどうかで決まる。
  2.本ブログでは今、次期米大統領選を取り上げていますが
    米共和党指名候補がトランプ氏で確定し、一方ヒラリー
    氏が米民主党指名候補として有力となっています。
   まったく政治経験のないトランプ氏が決選に勝ち残ったこ
  とから、この選挙戦は前例のない異例なものとマスコミは報
  じています。常識的に予想すれば、政治経験豊富なヒラリー
  の方が有利なはずですが、好事魔多しであるヒラリーにはス
  キャンダル爆弾が仕掛けられていると本ブログでは観ていま
  す。さて、本ブログは、日本を乗っ取っている米国戦争屋の
  ウォッチをメインテーマとしていますが、ヒラリーは米民主
  党における米戦争屋エージェントであると本ブログでは観て
  います、なぜなら、ヒラリーをNY州上院議員にしてくれた
  恩人は米戦争屋ボス・デビッドRFだからです。
                   http://bit.ly/2g9q61B
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シドニー・ブルメンソール氏.jpg
シドニー・ブルメンソール氏
posted by 平野 浩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 孤立主義化する米国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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