または勢力が、空に密かに何らかの化学物質を継続的に撒いてい
ることです。その目的は、表向きは「地球温暖化の解決」という
ことになっています。もちろん、ウラの隠された別の計画でそれ
をやっているグループも十分あると思います。
各国が目標を立ててCO2を削減することによって地球温暖化
を改善するという現在の取り組みでは、もはや地球温暖化を止め
ることはできないと考える人が多くなっています。そこで一部の
科学者は、別の方法で地球温暖化を改善しようとしています。そ
の方法が「ジオ・エンジニアリング」です。つまり、ジオ・エン
ジニアリングとは、地球環境を意図的に操作しようとする試みの
ことです。
ジオ・エンジニアリングにはいろいろな方法がありますが、な
かでも有力であるといわれているのは、成層圏にウェルスバッハ
散布を行い、地球のアルベドを高めるアイデアです。これは、エ
ドワード・テラー博士が提唱した「地球の日除けを作る」という
アイデアです。
「アルベド」というのは、太陽から降り注いだ光を地球がどれ
だけ反射するかという割合を指す言葉であり、大気の温度を決め
る要素のひとつで、日本語で「反射率」ないし「反射能」といわ
れています。具体的にどのようにして散布するのかについて、こ
の特許には次のように記述されています。
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地球温暖化問題を解決するアイディアの一つは、大気に金属粒
子を散布することである。具体的な方法としては、ジェット旅客
機の燃料に微粒子を添加することなどが考えられている。これに
より、旅客機が巡航高度で飛んでいるときにジェットエンジンの
排気ガスと一緒に微粒子が放出される。
この方法では宇宙からやってくる可視光の反射率が高まる一方
地球からの長波長の黒体放射が金属粒子により閉じ込められて、
結果的に温暖化が悪化する可能性がある。
──ジェリー・E・スミス著/成甲書房刊
ベンジャミン・フルフォード監訳・解説
『環境改変で世界支配をもくろむ軍事プログラム/
気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル』
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この方法でばら撒く化学物質は、「酸化トリウム」や「酸化ア
ルミニウム」の微粒子ですが、特許では航空機の通常の飛行高度
よりも高い場所に撒くよう指定されています。
既に述べたように、大気は、下の方から対流圏、成層圏、電離
層という3つの層に分かれています。普通のジェット機は、対流
圏の1万1000〜1万3000メートルの高さを飛行していま
すが、温室効果ガスは、対流圏上部から成層圏の上部、高度にし
て9500〜1万9000メートルのところに広がっているので
す。したがって、ジェット機が通常の高度で化学物質を撒くと、
上記特許の記述にあるように、かえって温暖化が悪化してしまう
恐れがあるのです。
つまり、化学物質は、温室効果ガスのエリアより上に撒く必要
がありますが、そのような高度をジェット機は飛ぶことはできな
いのです。なぜなら、飛行機は、吸い込んだ空気をエンジンの中
で圧縮・燃焼・爆発させることによって推進力を生み出し、前に
進んでいるからです。つまり、1万メートル以上の高度では、空
気の濃度が薄すぎて、圧縮しても燃焼しにくくなり、1万メート
ルを超えて高度が上がれば上がるほど、飛行機はだんだんと前に
進めなくなってしまうのです。
「地球の日除けを作る」というテラー博士のアイデアは、当初
は否定的な意見を持つ学者が多かったのですが、しだいに評価さ
れるようになっていったのです。ローレンス・リバモア国立研究
所の気候研究者ケン・カルデイラもその一人です。カルデイラは
散布する高度の問題に対しても次のように壮大なアイデアを提案
しています。
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(カルデイラは)当初、テラーの日光散乱仮説がうまくいかない
と考え、反証のために研究を始めたが、自らの地球工学プログラ
ムに数値を入力して計算したところ、テラーの対策が有効であり
しかも考えられる最善の方法であることが明らかになった。カル
デイラはさらに、テラーがやろうとしていることは別の方法でも
達成できるとする。その方法とは、衛星を地球と太陽の間の軌道
に浮かべ、幅2000キロ程度のシールド″を造り出して紫外
線を遮る日除けにするというものだ。これが実現できれば、地球
の温度は人間が化石燃料の過剰な燃焼やフロンの乱用で気候に介
入する前の温度に戻るという。
──ジェリー・E・スミス著の前掲書より
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ジェリー・E・スミス氏の本をていねいに読むと、地球温暖化
問題について多くの人が考えている認識が非常に甘いことを実感
します。それは差し迫った問題であるということです。
それは、スミス氏の本の終章に置かれている「勇気の告発後に
自殺したケムトレイル関係者」を読むとよくわかります。質問者
が「なぜ秘密にしているのですか」と聞いたとき、彼は次のよう
に答えているのです。
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事態が深刻なため、できるだけ長く一般大衆から隠し続ける必
要があります。地球は滅亡に向っています。人類は絶滅に突き進
んでいるのです。シールド(日除け)がなければ、人類は20年
から50年以内に死滅します。現在生きている人は、絶滅を自ら
目撃することになる可能性があります。
──ジェリー・E・スミス著の前掲書より
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────[現代は陰謀論の時代/056]
≪画像および関連情報≫
●第2の地球温暖化対策/日本遮熱株式会社
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地球の表面に位置する雪山、地面、海面等の表面に、地表
用遮熱材を敷くことにより、太陽から地球に放射される輻射
熱の一部を地表付近にて直接反射する事により、輻射熱が地
表に吸収されることにより発生する熱量を減らし地球温暖化
を防止するシステムです。
太陽が出しているエネルギーは、可視光線だけでなく赤外
線等見えない電磁波もあります。これらのエネルギーを太陽
放射と言います。太陽放射を100とした時、20は大気や
雲に吸収されやがて宇宙に放射されます。又、22は大気や
雲で反射、更に地表で9反射、合計31がそのまま宇宙に放
射されます。従って、地表に到達するエネルギーは、49で
す。一方、地表から宇宙に向かう地球放射は114で、やが
て大気にて吸収され再び地表に95が放射されます。又、地
表からは伝導と対流30が大気に移動していきます。これら
のエネルギーの出入りを清算すると、地表面に入るエネルギ
ーと地表面から出ていくエネルギーは同量で、地球は一定の
温度で保たれていると言えます。
◎地表面に入るエネルギー=49+95=144
◎地表面から出ていくエネルギー=30+114=144
太陽から地球に入るエネルギーは49に対し、地表では、
114も大気にエネルギーを出しているという事は、地表に
は相当量のエネルギーがある様に思えます。しかし、実は大
気からも95のエネルギーが地表に放射されています。
http://bit.ly/1UtApgG
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エドワード・テラー博士