2016年03月07日

●「秩父山中の気になる4次連鎖災害」(EJ第4231号)

 3月1日のEJ第4227号で取り上げたように地震兵器──
スカラー電磁波兵器で先行したのは旧ソ連です。そのソ連が崩壊
したのは、1991年12月のことです。この歴史的な出来事の
前後に、米国で起きている次の3つの大地震はソ連によって仕掛
けられた人工地震だという指摘があります。
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      ・1989年:サンフランシスコ地震
      ・1994年:  ロサンゼルス地震
      ・1994年: ノースブリッジ地震
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 このことを指摘しているのは、ソ連の諜報活動に従事しフィン
ランドに在住するデミトリ・カヴァロフという人物です。カヴァ
ロフは、2005年にウクライナの森林地帯にサッカー場ぐらい
の広さの廃墟化した巨大アンテナ群と、廃棄されたスーパーコン
ピュータ施設を発見しています。この施設は、1980年代に稼
働していた「電離層研究センター」だったといわれます。
 これに対して、HAARPは堂々とサイトを立ち上げ、すべて
をオープンにしています。HAARPのデータも見ることは可能
なのです。
 これに関してあるブログ(不幸のブログ)が「そのオープンさ
ことが最も隠すのに都合が良い」という鋭い指摘をしています。
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 一般市民がHAARPを単なる電離層観測装置であるとか、磁
力測定器であるような勘違いをしたりできるのにはそれなりの理
由があります。先ずこのハープなるものが公式サイトまで設けて
公にされているプロジェクトであると言う事。そしてこのハープ
が表立ってはオーロラの観測や電離層の観測システムであると知
らされている事です。
 誰もが堂々と公表しているものが、実はとんでもないものであ
るとは思いもしません。其の事はハープの実態を隠蔽するのにと
ても都合の良いものであり、それらによってカモフラージュされ
たハープは堂々と目立った場所に立ちながら其の本当の効果を私
達の気が付かない内に発現し続けてきたと言う事になります。
 (ただ、ユダヤは言っています。“隠したい時はわざと目立つ
ところに置け”と。         http://amba.to/1p6xiPb
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 このブログでは、もうひとつ意味深な事実を指摘しています。
2010年7月24日のことです。埼玉県秩父市大滝の奥秩父山
系笠取山(1953メートル)ブドウ沢で、東京都の山岳会「沢
ネットワーク」の8人パーティーが沢登り中に女性1名(55)
が滝つぼに転落して死亡したのです。当時現地は天候が悪く、午
前10時40分ごろ、秩父地方に大雨、洪水、雷の注意報が出て
いたといいます。
 話がこれだけならば、よくある山岳事故です。しかし、このあ
と想像できないことが起きたのです。翌7月25日午前8時半に
下山した山岳パーティーメンバーが携帯電話で警察に救助要請を
求め、埼玉県防災航空センターから防災ヘリ「あらかわ1」(救
助要員7名)が、同9時40分に離陸し救助に向かったのですが
11時吊り上げのため、ホバリング中にヘリが墜落し、乗ってい
た5名が死亡したのです。いわゆる二次災害です。
 しかし、不幸はこれで終わらなかったのです。7月25日午後
2時半頃のこと。埼玉県防災ヘリの墜落現場へ向かう途中の埼玉
県警秩父署員が谷でうずくまっている東京都あきる野市の無職K
さん(45)を発見します。救助隊員に「50メートルくらい上
から落ちました」と話すので、県警ヘリで秩父市内の病院へ運ば
れものの、死亡が確認されのです。Kさんは山岳写真のブロガー
としてネットでは有名だったそうです。当然の登山の経験は豊富
でしょうから、いわゆるプロの遭難です。これで三次災害という
ことになりますが、悲劇はまだ連鎖します。
 26日になって、NHKの取材クルーが入山し、墜落現場の映
像を取材、放映しています。しかし、27日になると、県警本部
が「取材活動中における山岳事故防止について」と題した文書を
報道機関に送り、さらなる連鎖遭難を防ぐため、報道を控えるよ
う要請しています。
 ところがです。県警本部の警告を無視して、日本テレビの記者
とカメラマンが山岳ガイドを同行して入山を強行したのです。し
かし、途中まで行ったものの、山岳ガイドはテレビ局員の装備が
軽いとして下山を勧め、いったんは下山しています。
 しかし、その後に日本テレビの2名は、無断で強行入山するの
です。おそらく「絵になるテレビ映像を撮って来い」との上から
の指示があったものと思われます。もちろん日テレはこの事実を
否定しています。果せるかな、この2人は行方不明になってしま
うのです。そして8月1日、入山口から約2キロ入ったブドウ沢
で、2人の水死体が発見されたのです。発見されたのは、登山道
から約800メートルも離れた場所だったというのです。これで
四次災害です。
 この事故が起きたのは、2010年の夏のことであり、5年以
上経過していますが、この大惨事をあなたはご存知でしたか。
 もちろんそれらしきことがあったぐらいの記憶はあるかも知れ
ませんが、まさか9人も死亡するという大事故の印象はないと思
われます。なぜでしょうか。
 それは、報道各社がこれほどの大事故であり、多くの疑問があ
るにもかかわらず、なぜか不思議なくらい消極的な報道をしてい
るからです。とくに日本テレビは2人のスタッフを死亡させてい
るにもかかわらず、報道はきわめて消極的です。だから、多くの
人の記憶には残らないのです。
 その分ネットでは、陰謀論的なものを含め、これに関する多く
のコンテンツが流れています。この事件とHAARPの関わりに
ついては、明日のEJで明らかにしたいと思います。
            ──[現代は陰謀論の時代/044]

≪画像および関連情報≫
 ●旧ソ連の「電離層研究センター」
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   電離層研究──ここに大きな鍵がある。なぜ、放棄された
  のかは不明だが、電離層はスカラー電磁波研究では、切って
  も切れないものなのだ。つまり、ここで超強力なスカラー電
  磁波が放射されていた可能性は高い、というのだ。
   カヴァロフは、電磁波を利用して人工地震を起こすには、
  適切な周波数および強力な電磁エネルギー送信機があればそ
  れで十分だという。もちろん電磁波は地上だけでなく、地球
  軌道上にある人工衛星からも放射可能である。放射された電
  磁波によって撃ち込まれた地殻が数倍に膨れあがり、やがて
  炸裂。その数日後に地殻を揺り動かして地震を起こすのだ。
  だがカヴァロフのいうように、この施設が旧ソ連の地震兵器
  の研究施設だとしたら、少なくともここはすでに「廃棄」さ
  れたことになる。一方、それを実践兵器として開発されたの
  が、アメリカのペンタゴン主導による「秘密の超兵器=HA
  ARP」なのである。         ──並木伸一郎著
           『恐怖の地震兵器/HAARP』/学研
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 ●写真出典/並木伸一郎著前掲書より

ウクライナ山中の旧ソ連「電磁波研究センター」.jpg
ウクライナ山中の旧ソ連「電磁波研究センター」
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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