2016年02月01日

●「波形から見ると311は人工地震」(EJ第4207号)

 どうやら「人工地震兵器」なるものは、太平洋戦争中から存在
したようです。昔から地震兵器は、実在する強大な大量破壊兵器
だったのです。
 昭和初期においては、人工地震は日本でも盛んに研究されてお
り、それを新聞紙上で目にすることはよくあったことなのです。
その証拠をお見せします。1953(昭和28)年から1984
(昭和59)年までの間の10本の新聞記事(読売新聞)を以下
に示します。記事内容については、サイトを開けば、読むことが
できます。
─────────────────────────────
 ◎1953年 9月13日付、読売新聞
  「人工地震で9名がガス中毒/釜石」
 ◎1956年12月 5日付、読売新聞
  「最大の人工地震成功/茨城/吹きあがる地下水6本」
 ◎1957年 8月26日付、読売新聞
  「震度5で大成功/茨城で人工地震」
 ◎1957年 9月 7日付、読売新聞
  「原爆で人工地震/ネバダで14日に初実験」
 ◎1958年 6月17日付、読売新聞
  「人工地震で落盤30人が生き埋め」
 ◎1961年11月10日付、読売新聞
  「深夜の人工地震/新潟で本土横断の地殻構造を調べる」
 ◎1965年 3月31日付、読売新聞
  「人工地震/日本列島は生きている」
 ◎1973年 8月30日付、読売新聞
  「地震/発生待つ制御研究を」
 ◎1975年 6月18日付、読売新聞
  「気象兵器で米ソ交渉/開発禁止話し合う」
 ◎1984年 3月12日付、
  「人工地震大きすぎた/新幹線ダイヤ乱れる」
                   http://bit.ly/1QMYtch
─────────────────────────────
 しかし、最近では、「人工地震」とか「地震兵器」という言葉
を新聞紙上で見ることはありません。いつの頃か、ある勢力から
緘口令が発令され、メディアから姿を消してしまったのです。な
ぜ、緘口令が敷かれたのでしょうか。
 1975年6月18日付の読売新聞では、「気象兵器で米ソ交
渉/開発禁止話し合う」という記事があります。これについて、
地震兵器の研究者である泉パウロ氏は、次のようにコメントして
います。
─────────────────────────────
 新聞記事は1975年6月18日の読売新聞のものです。「気
象兵器で米ソ交渉」という見出しですが、ジュネーブで開催され
た会議で米ソは互いに気象兵器の開発禁止を話し合っています。
 この柔らかにカモフラージュ表現された「気象兵器」こそHA
ARPと呼ばれる「地震兵器」の別称です。近年、どうやら新聞
界では「人工地震兵器」とは死語になっているようです。
 地震兵器は戦後66年経った今でも実在して日々、殺傷力を高
める研究開発がなされ続け、時に第三国で実用している。それほ
どのものだからこそ、当時米ソがあえて協定ラインを設けて互い
に人工地震兵器で攻撃しあわないよう合意を得る会議を開催する
必要性が生じたのです。人工地震兵器の存在と脅威とは国際的な
暗黙の一般常識です。    ──泉パウロ著/ヒカルランド刊
       『本当かデマか「人工地震説の根拠」衝撃検証』
─────────────────────────────
 ところで「311東日本大震災は人工地震によるものである」
という説があります。ほとんどの人は荒唐無稽であるとして一笑
に付し、歯牙にもかけないと思います。「そんなの、陰謀論に決
まっている!」と。全否定する人がほとんどです。
 しかし、このことを仮説として少しずつ調べてみると、必ずし
も全否定できなくなります。EJでは、これからひとつずつ事実
を積み上げ、この仮説が果して本当かどうかについて検証してい
きます。
 311には地震波形が残されています。この地震波形を次の2
つの地震と比較してみます。
─────────────────────────────
      1.   東日本大震災 2011年
      2.   インド核実験 1998年
      3.パキスタン自然地震 1995年
─────────────────────────────
 3つの波形を比較してまずいえることは、「1」と「2」は、
「3」の自然地震の波形と違うことです。自然地震は次第に揺れ
が強くなるという特徴があり、太い波形です。それだけでも東日
本大震災は自然地震ではないように見えます。
 1998年のインドの核実験のさいに連動して揺れた大地の波
形ですが、これは人工地震の典型です。その特徴はシンプルな最
初に高いスパイクがくる細長い波形になっています。この場合は
核爆発は1回です。
 東日本大震災の波形は、基本的に「2」に似ています。最初に
高いスパイクがきて、細長の波形になっていますが、震源域で地
盤の巨大な破壊による地震が3回発生しているので、3度の高い
スパイクがきています。これは、余震ではなく、数秒以内に同じ
震源地で3連発の三つ子地震になっているのです。
 NHKにおける当初の専門家の解説では、この3連発地震は自
然地震ではあり得ないとしていましたが、その後、3連発地震で
あること自体を否定し、単発地震であったと訂正しています。専
門家にはわかっていたのですが、何らかの政治的意図から、情報
が操作されたものと思われます。その後、この地震波形が報道さ
れることはなくなってしまっています。
            ──[現代は陰謀論の時代/020]

≪画像および関連情報≫
 ●311人工地震説/プーチン露大統領
  ───────────────────────────
   阿修羅掲示板の興味深い記事を以下に転載します。これは
  3・11が起った年の8月15日に投稿された記事ですが、
  今回再登場しなぜか総合アクセスランキング1位になってい
  るものです。私も3・11直後に『天の怒りか、HAARP
  攻撃か』記事を公開しましたが、『なるほど人工地震で間違
  いないようだな』と思わせられる内容です。
   昨年の米国のシリア空爆画策の時はロシア放送で、「9・
  11は米国による自作自演」と流させたプーチン露大統領が
  今回の米国などのウクラナイへのチョッカイに業を煮やし、
  「3・11は人工地震だった」とバラしました。
   プーチンならずとも主要先進国の主脳クラスなら「9・1
  1の真実」「3・11の真実」など皆知っているはずです。
  日本の主な政治家や高級官僚やマスコミ幹部なども皆。どこ
  か他人事で、福島原発事故(爆破大事件)の責任を誰も取ろ
  うとしないのは、そこに一因があるのかもしれません。
   3・11は、本当は日本を壊滅させるような計画だったよ
  うです。続いて1週間後くらいに首都圏直下型地震を起すつ
  もりが、東京などの地盤特性に阻まれてうまくいかなかった
  ようです。偽ユダヤは、真ユダヤの「失われた十部族(の一
  部)」の末裔が多く住む東北をまず狙い、「世界の親国」、
  「黄金龍神列島」日本を壊滅させてからイラン戦争を発端に
  第3次世界大戦へと持っていくつもりでした。しかし失敗し
  たのです。            http://bit.ly/1ShAt2J
  ───────────────────────────

3つの地震波形の違いを検証.jpg
3つの地震波形の違いを検証
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月02日

●「311を予告している?あるCM」(EJ第4208号)

 東日本大震災が地震兵器によるものだったとすると、それを仕
掛けた勢力は、必ず何らかの方法でそれを事前に予告していると
いわれています。
 それでは、311については予告されていたのでしょうか。
 複数の予告があって、いくつか上げることができますが、次の
2つについて考えてみます。
─────────────────────────────
     1.黒澤明監督作品/日米合作映画『夢』
            1990年5月25日公開
     2.ACジャパン制作CM『挨拶の魔法』
         2010年7月〜2011年6月
─────────────────────────────
 「1」は、CGを多用した日米の合作映画ですが、福島第一原
子力発電所と同じ6基の原子力発電所が爆発して深刻な放射能漏
れを起こし、その後富士山まで大噴火するという日本人であれば
あまり考えたくない映画です。しかし、1990年の公開ですか
ら、311の20年以上前の予告です。
 「2」は、公益社団法人ACジャパンのキャンペーンとして使
われたCMですが、311直後に多くの企業がCMを自粛するな
か頻繁に流されたので、視た人は多いと思われます。メインテー
マは「挨拶の励行」であり、小学校低学年までの子供を対象に、
挨拶をすることの楽しさを伝えている作品です。
 「2」から説明することにします。何はともあれユーチューブ
で、CMをご覧ください。1分バージョンです。
─────────────────────────────
    ◎あいさつの魔法/公益社団法人ACジャパン
               http://bit.ly/1Q2iFlH
─────────────────────────────
 小学生向けのCMですが、非常に気味の悪いCMです。CMの
狙いは「挨拶をするたびにトモダチが増える」というところにあ
るようです。CMの概要を文字で書くと、次のようになります。
10の生き物が登場します。
─────────────────────────────
 こんにちワン ありがとウサギ、こんばんワニ、さよなライ
 オン、おはよウナギ、いただきマウス、いってきまスカンク
 ただいマンボウ、ごちそうさマウス、おやすみなサイ
   まほうのことばで、た〜のし〜いな〜かま〜が
           ポポポポーン♪
─────────────────────────────
 言葉で見ると、まったく意味のわからないCMです。311の
地震・津波予告ではないかという疑いの目でこのCMを見ると、
次のようなことが指摘できます。泉パウロ氏の解説をトレースし
て述べることにします。
 このCMには10種類の生き物が登場しますが、「うなぎ」と
「スカンク」と「マンボウ」は、311に関連があります。「ウ
ナギ」は、地震の代名詞であるナマズによく似たうろこのない、
よくすべる魚です。311では活断層が破壊され、プレートがよ
くすべって、大地震が起きています。
 「スカンク」は放射能を暗示しています。スカンクの放つ臭素
の強いガスは目に見えず、一度においが付くと容易にとれない非
常にやっかいな汚染物質の災害を予測しています。まさに放射能
被害そのものです。
 「マンボウ」について泉パウロ氏は次のように述べています。
─────────────────────────────
 「ただいマンボウ」。これは海中、特に深海にいる大きな生き
物。311では大津波を指します。大津波で流されて亡くなられ
た気の毒な方々が海水を含んで膨れて水中を漂う状態が「マンボ
ウ」の海中にただよう姿にも似ていると地元のダイバーが言って
いました。311の死者の92%もが水死。その6割が60歳以
上だったと警視庁は発表しています。数万の遺体が海中に!当分
魚介類も食べたくない、海水浴も行きたくないような深い悲しみ
です。また深海に潜む米原子力潜水艦も深海に潜む巨大マンボウ
のようです。        ──泉パウロ著/ヒカルランド刊
       『本当かデマか「人工地震説の根拠」衝撃検証』
─────────────────────────────
 このCMには時計が出てきます。それは、次の2つの時刻を示
しています。
─────────────────────────────
     さよなら ・・・・・・・  3時25分
     おはよう ・・・・・・・ 11時03分
─────────────────────────────
 「さよなら」の3時25分は学校の終業時と考えればわかると
しても、11時03分の「おはよう」は遅すぎます。それにあい
さつの言葉として、「おはよう」「さよなら」「いってきます」
「ただいま」はありますが、「おかえり」はありません。これは
帰ってこない人を暗示しているのではないでしょうか。
 うがった見方であることを承知していうと、「おはよう」のシ
ーンの時計は「11時03分」に見えます。「113」は「31
1」に通じ、311がここに登場しています。泉氏によると「3
時25分」は3月25日にも第2弾のテロをやる予定であったが
何らかの事情でそれ中止したといっているのです。
 このCMは2010年7月から多くのCMに混ざって流されて
いたのですが、東日本大震災が発生し、ほとんどの企業がCMを
自粛するなかで、なぜかACジャパンのこのCMだけは流されて
いたので、強烈に目立ったのです。
 そのため、多くの人からこのCMに非難が殺到し、内容変更し
たり、中止に追い込まれています。とくに最後の「エーシー」と
いう音声が地震非難信号に似ていることから、非難が殺到したの
です。まだ多くの謎が多くあります。引き続き、CMの謎の部分
を追及します。     ──[現代は陰謀論の時代/021]

≪画像および関連情報≫
 ●ACジャパンに抗議殺到/2011年3月18日
  ───────────────────────────
   多くのスポンサーがCM放送を自粛したことを受けて、民
  放各局が「ACジャパン(旧公共広告機構)」が作成したC
  Mを大量に放送していますが、視聴者から抗議が殺到したこ
  とを受けて、同団体が謝罪文を掲載したことが明らかになり
  ました。
   また、一部視聴者の間には「企業の自粛で余ったCM枠を
  買いあさっている」という誤解もあるようです。広告を営利
  目的でなく、住みよい社会作りに貢献することを目的として
  全国の企業が集まった団体で、今年40周年を迎える「AC
  ジャパン(旧公共広告機構)」の公式サイトによると、現在
  民放各局で大量に放送されているACジャパンのCMは、同
  団体の会員である放送各局の判断で必要と思われた場合に放
  送される広告素材だそうです。
   今回未曾有の大惨事となったことを受けて、多くの企業が
  CMの放送を自粛した結果、ACジャパンのCMが放送され
  ていますが、これらのCMは必ずしも非常時に対応できるよ
  うには作られておらず、視聴者に不快な思いをさせたことに
  対して「心より深くお詫び申し上げる」とのこと。既に視聴
  者の負担を軽減するためにCMの最後に流れる「エーシー」
  という音声の音声削除作業を始めているほか、「東北地方太
  平洋沖地震」で被災された人々を応援する臨時キャンペーン
  CMを企画、制作中としています。 http://bit.ly/1OYd2am
  ───────────────────────────

ACジャパンのCM.jpg
ACジャパンのCM
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月03日

●「ACジャパンとはいかなる組織か」(EJ第4209号)

 ACジャパンのCM「あいさつの魔法」の分析の続きです。こ
のCMで一番気になるのは、次のシーンです。
─────────────────────────────
   まほうのことばで、た〜のし〜いな〜かま〜が
           ポポポポーン♪
─────────────────────────────
 この「ポ」は福島第一原発の4機を破壊する「ポカーン」とい
う爆発音ではないかという解釈があります。4機あるので「ポ」
が4つあるのです。
 それに「ポ」に「Po」をあてはめると、これは「Polonium」を
あらわすのです。これは原子番号84の猛毒元素です。英国に亡
命したロシアのスパイ、アレキサンドル・リトビネンコ氏を毒殺
したのが、このポロニウムです。これが原発から飛散すれば、大
変なことになります。
 もうひとつ気になることがあります。女の子と男の子が手を合
わせると、そこからピカピカと光が出るというシーンです。添付
ファイルにそのシーンがあります。この「ポポポポーン」のシー
ンで2人が手を合わせる形は富士山をあらわし、富士山の噴火を
意味しているようにも見えます。
 もっと恐ろしい事実があります。このCMのタイトル「あいさ
つの魔法」をローマ字で書いて、その文字を並び変えると、次の
メッセージが浮かび上がるのです。
─────────────────────────────
     aisatsu no mahou ⇒ aah tsunami osou
      あいさつのまほう ⇒ 嗚呼、津波襲う
─────────────────────────────
 偶然かもしれませんが、非常に恐ろしいことです。このCMは
2010年7月から流されていたのです。したがって、これを3
11の予告ととることはできます。
 さて、それではACジャパンが、東日本大震災で他の企業が予
定していたCMを控えるなか、なぜ大量のCMを流し続けること
ができたのでしょうか。
 それには、企業がCMを流すさいの広告代理店やメディアとの
取り決めの慣習について知る必要があります。広告代理店は、企
業とアカウントを取得する必要があります。アカウントとは、広
告の計画・実施・仕切りなどのすべてを行う権限のようなもので
す。そのうえで、企業の年間広告予算に合わせて、費用対効果の
最大化を考えて、テレビ局などのメディア側とスポット枠を相談
して決めるのです。
 そのさい、継続してCMを発信している企業──大企業がほと
んどですが、それらの企業に関しては、ゆるやかな契約を結ぶの
が一般的です。なぜかというと、あまりきちんとした契約を結ん
でしまうと、もし、企業側の事情によって押さえていたスポット
枠にCMを流せなくなった場合には、当然キャンセル料が発生す
ることになるからです。
 たとえば、最近タレントのベッキーが問題を起こして数社から
CM契約を打ち切られましたが、イメージ・キャラクターとして
起用していたタレントが重大なスキャンダルを起こして、CMを
流せなくなった場合などが、このケースに当てはまります。
 しかし、広告代理店にしても、メディアにしても大事な広告主
にキャンセル料を払えとはいえないものです。そういうとき、公
益社団法人であるACジャパンが会員企業が押さえていたCM枠
を使って消化するのです。ACジャパンの会員企業は日経225
を構成するような、日本経済の屋台骨になっている大企業であり
多くのCM枠を押さえているからです。
 しかも、311の場合は、未曾有の大災害ですから、多くの広
告主がCMを自粛せざるを得なくなったのです。しかし、すべて
広告主が降りてしまうと、テレビ局などは大打撃を受けます。こ
ういうとき、ACジャパンが広告を肩代わりするのです。そうい
う取り決めになっているのです。
 もちろん、テレビ局などのメディア側としても、事情が事情だ
けにスポットCM料金を大幅にダンピングしているはずです。こ
のようにして、ACジャパンのCMが流されたのですが、会員企
業が確保していたスポット枠が非常に多かったので、ACジャパ
ンのCMばかりが大量に流れるようになったのです。
 ここでACジャパンの歴史を簡単に振り返る必要があります。
この公益社団法人は、サントリーの創業者である佐治敬三が19
71年に米国のアド・カウンシルを模範として創設したのです。
問題は、アド・カウンシルとは何かです。アド・カウンシルとは
次の通りです。
─────────────────────────────
  アド・カウンシル=Ad Council=Advertising Council
─────────────────────────────
 アド・カウンシルは、太平洋戦争中の1941年に創設が考案
され、翌年の2月に国民の戦意を発揚するためのキャンペーンを
展開する目的で、広告業界を動員するため、戦争広告協議会とし
て組織化されたのです。
 終戦になると、戦争広告協議会は、現在のアド・カウンシルに
名前を変えて、平時のキャンペーン活動をはじめたのです。これ
がACジャパンです。名称をACジャパンにしたのは、2008
年のことです。
 重要なのはACジャパンはキャンペーン広告の専門組織である
ことです。もともとは戦争広告協議会なのです。国民を一定の方
向に向けようとするキャンペーンを展開するのが得意なのです。
したがって、意図的に地震を起こそうとしている勢力がACジャ
パンを使って、311を示唆するキャンペーンを行ったとしても
それは不思議ではないのです。
 今でも大量のACジャパンのスポットCMが流されています。
それは潜在意識に何かを植え付け、洗脳のような手段にもなり得
るものです。      ──[現代は陰謀論の時代/022]

≪画像および関連情報≫
 ●「有事のCM対応はどうなったか」/文化通信
  ───────────────────────────
   3月11日の東日本大震災から丸3年を迎えようとしてい
  る。被災地ではいまなお深刻な課題が山積し、打開に向けた
  施策が切望されている。
   一方、放送界において、課題の一つとして「有事のCM対
  応」が残されたままになっている。大震災などの有事の際、
  ACジャパンのCMに差し替えてもCM料金が発生すること
  は、契約上の決まりにある。だが、東日本大震災は誰も想像
  しなかった未曾有な事態にあって、CM自粛が長期化した。
  広告主側にとっては負担が大きい。今後再びこうした事態が
  起きた場合も同様の対応でよいのか。広告主側はテレビ局サ
  イドに今後の対応の検討を提案している。広告主の団体であ
  る「日本アドバタイザーズ協会」(JAA=アド協)、広告
  会社の団体の「日本広告業協会」(JAAA=業協)、そし
  て「在京テレビ5局」、この3者で話合いを持つようになる
  が、大きな進展は見せていない現状にある。
   あらためて、これまでを振り返ると、2011年3月11
  日、東日本大震災直後から3日間ほど、民放各社はノーCM
  で「緊急報道編成」した。その後、放送局側はCMを再開し
  て「報道特番編成」を行った。   http://bit.ly/1nVK4Px
  ───────────────────────────

爆発を暗示しているシーン.jpg
爆発を暗示しているシーン
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月04日

●「福島第一原発事故を予告する作品」(EJ第4210号)

 東日本大震災を予告していると思われるのは、黒澤明監督作品
日米合作映画『夢』──1990年公開の映画です。といっても
「黒澤映画にそんなのあったっけ?」と首を傾げる人も多いので
はないかとと思います。
 この映画は、黒澤監督が見た夢を映像化した8つの話からなる
オムニバス映画で、それぞれのエピソードの始まりには、夏目漱
石の『夢十夜』と同じように、「こんな夢をみた」という言葉か
ら話が展開されるのです。
 問題の話は第6話の「赤富士」です。このストーリーは、寺尾
聰が演じる主人公が「何があったんですか!?」と逃げ惑う大勢の
群衆をかきわけていくシーンから始まるのです。少し長いですが
シナリオからその部分を再現します。
─────────────────────────────
  「何があった?」「何があったのですか」
  「噴火したのか、富士山が」
  「大変だ」
  「もっと大変だよ─?」
  「あんた知らないのー?」
  「発電所が爆発したんだよー。原子力の」
  「あの発電所の原子炉は6つある」
  「それがみんな、次から次へと爆発を起こしてるんだ」
  「狭い日本だ」
  「逃げ場所はないよ」
  「そんなことは分かっているよ」
  「逃げたって広がる」
  「でもねえ、逃げなきゃしょうがない」
  「ほかにどうしょうもないじゃないか」
  「これまでだよ」
  「でも、どうしたんだろ?」
  「あの大勢の人たちはどこへ行ったんだ?」
  「みんなどこへ逃げたんだ?」
  「みんなこの海の底さ」
  「あれはイルカだよ」
  「イルカも逃げているのさ」
  「イルカはいいねえ」
  「泳げるからねえ」
  「ふっ、どっちみち同じことさ」
  「放射能に追いつかれるのは時間の問題だよ」
  「来たよ」
  「あの赤いのはプルトニウム239」
  「あれを吸い込むと1千万分の1ミリグラムでも癌になる」
  「黄色いのはストロンチウム90」
  「あれが身体の中にはいると、骨髄に溜まり白血病になる」
  「紫色のはセシウム137」
  「生殖腺に集まり、遺伝子が突然変異を起こす」
  「つまりどんな子供が生まれるか分からない」
  「しかしまったく人間はアホだ」
  ・・・・・       ──泉パウロ著/ヒカルランド刊
       『本当かデマか「人工地震説の根拠」衝撃検証』
─────────────────────────────
 このセリフのなかで最も注目すべきは次の2つのセリフです。
偶然の一致かもしれませんが、311を予告しているともとれる
のです。
─────────────────────────────
◎「発電所が爆発したんだょー。原子力の」
 「あの発電所の原子炉は6つある」
 「それがみんな、次から次へと爆発を起こしてるんだ」
◎「あの大勢の人たちはどこへ行ったんだ?」
 「みんなどこへ逃げたんだ?」
 「みんなこの海の底さ」
─────────────────────────────
 第1のセリフです。
 「あの発電所の原子炉は6つある」の部分です。なぜなら、日
本では、原子炉が6基ある原発は、福島第一原発しかなく、この
セリフは福島第一原発を指していることは明らかだからです。
 福島第一原発の当初の計画では、8基建設する予定だったので
すが、2011年3月の爆発事故の影響で、同年5月に計画を中
止することが発表されています。ちなみに、福島第一原発の第1
号機から第6号機は、すべてが1970年代に稼働しているので
この映画が公開された1990年には全機が稼働しており、セリ
フに矛盾はないのです。
 第2のセリフです。
 「みんなどこへ逃げたんだ?」「みんなこの海の底さ」──こ
れは92%が海の底にのまれた東日本大震災の津波被害をあらわ
しているともとれます。
 この映画『夢/赤富士』の制作ノートに次の記載があります。
─────────────────────────────
 猿は火を使わない。火は自分達の手に負えない事を知ってい
 るからだ。ところが、人間は核を使い出した。それが、自分
 達の手に負えないとは考えないらしい。火山の爆発が手に負
 えないのは、わかっているのに、原子力発電所の爆発なら、
 なんとかなると思ってるのは、・・・どうかと思うね。高い
 木に登って、自分のまたがっている木の枝を一生懸命切って
 いる阿呆に似ているね。人間は間違いばかり起こしているの
 に、これだけは絶対間違いは起きないなんて、どうして云え
 るんだろう。               ──黒澤 明
─────────────────────────────
 黒澤監督もこの映画の公開後ちょうど21年後に、まるでこの
映画のシナリオを地で行くような悲惨な事故が起きるとは、想像
していなかったと思います。─[現代は陰謀論の時代/023]

≪画像および関連情報≫
 ●夢というモチーフを借りた、黒澤明監督の私小説的作品
  ───────────────────────────
   オムニバス形式というよりも、自らの見た「夢」をモチー
  フにして短編八作品を自身の歴史として紡いでいった作品集
  であり、後期の黒澤監督らしい審美的な映像美で満たされた
  作品に仕上がっています。ただ単に八本の短編を羅列しただ
  けではなく、自身の幼少期の思い出から青壮年期の葛藤、そ
  して老境での達観までを描いています。
   同じような「夢」や「妄想」を描いた映画としては、フェ
  リーニ監督の『81/2』があり、あの作品では追い詰めら
  れていくフェリーニ監督の自伝のような作品となっています
  が、この作品では、「夢」が黒澤監督の老境での落着いた回
  顧録として我々に提示されています。掛かりすぎる経費のた
  めに、惜しくも撮影されなかった幻の残り三作品である『飛
  ぶ』、『阿修羅』、そして最終話となるはずだった世界平和
  の話である『素晴らしい夢』が映像化されていれば、完全な
  「夢」が完成していたはずなのでそれがとても残念です。物
  語のあらすじを聞くだけでも、ビルの間で綱渡りをした後に
  天使とともに夜空を駆ける『飛ぶ』、京都の阿修羅像や仏像
  たちが動き回るという『阿修羅』、そしていろいろな人種の
  人たちを世界各国の街で、何千人も集めて撮影しようとして
  いたという『素晴らしい夢』をぜひ劇場で観たかった思いが
  今でも強くあります。       http://bit.ly/20lztid
  ───────────────────────────

黒澤明監督作品/『夢─赤富士』より.jpg
黒澤明監督作品/『夢─赤富士』より
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月05日

●「エジソンを超えるニコラ・テスラ」(EJ第4211号)

 「311はHAARPと核爆弾の二重攻撃である」という説が
あります。俄かには信じられない話ですが、HAARPの正体を
明らかにする必要があります。既に述べていますが、HAARP
の定義を再現します。
─────────────────────────────
    HAARP/高周波活性オーロラ調査プログラム
   High Frequency Active Auroral Research Program
─────────────────────────────
 HAARPを理解するには、歴史を振り返ってみる必要があり
ます。どこまで遡ればよいかというと、トーマス・エジソンまで
遡る必要があるのです。
 エジソンといえば、多くの人は「偉大なる発明王」として認識
しています。エジソンの発明について『発明法エジソン』という
サイトから引用します。
─────────────────────────────
 エジソンの名を知らしめたのは、なんといってもその発明品の
数々です。最も有名な発明とされているのが「白熱電球」でしょ
う。白熱電球を用いた電灯は、それまで灯油を使ったランプや蝋
燭と言った火事の危険がある照明に取って代わる素晴らしい発明
だったのです。
 そのほかにも、現在のオーディオの先駆となる「蓄音機」や映
画の原型「キネトスコープ」、アルカリ蓄電池や人工ゴムと言っ
た現代文明に深く関わる発明に関わってきたことこそが、エジソ
ンの偉大さの証明といえるのではないでしょうか。
                   http://bit.ly/1nMwmig
─────────────────────────────
 エジソンは、発明王であると同時に大変な事業家でもあるので
す。J・Pモルガンから巨額の出資を仰ぎ、自身の会社「エジソ
ン・ゼネラル・エレクトリック」を設立し、発電から送電までの
電力システムの事業を展開したのです。おそらくこれがエジソン
の最大の功績であると思います。なぜなら、この会社が巨大企業
GE(ゼネラル・エレクトリック)社の前身になったからです。
 このように、とにかくエジソンは時代の寵児であり、つねにメ
ディアに追いかけられ、その発言や行動が何かと話題になること
が多かったのです。
 あるとき、エジソンは新聞記者から「あなたのように、あたま
が良くなるには、何をしたらいいのですか。教えてください」と
聞かれたのです。これについてエジソンはある意図を持って次の
ように答えています。
─────────────────────────────
        それは一日3食食べることだよ
─────────────────────────────
 実は当時食事は朝と夜の2食だったのです。つまり、3時のオ
ヤツは夕食までの空腹をしのぐためのものだったのです。しかし
エジソンのこの一言が新聞に載って話題になり、多くの人が3食
食べるようになったのです。
 それではエジソンの「ある意図」とは何でしょうか。
 ちょうどそのとき、エジソンは「トースター」を開発していた
のです。しかし、そのトースターは他の電化製品に比べると、電
力コストがかかり、なかなか売れなかったといいます。
 ところが、3食の習慣ができてくるにつれて、トースターは順
調に売れ出したのです。その結果として多くの人がトースターを
使うようになったのです。それに伴いより多くの電気を使うよう
になったので、エジソン・ゼネラル・エレクトリックの売り上げ
に大いに貢献したのです。
 このエジソンの会社には、ニコラ・ステラというエンジニアが
いたのです。実はHAARPに関係のあるのは、このニコラ・ス
テラなのです。エジソンとステラは何かにつけていろいろな確執
があったのです。これについて、ウィキペディアは次のように記
述しています。
─────────────────────────────
 テスラがエジソン電灯に入社した当時、エジソンは既に研究者
・発明家として実績を積み重ねており、テスラがエジソンに対し
て憧れや敬意を持って就職したのだとしても何ら不思議はない。
給与未払いなどの話も残るが、一般的に両巨人の確執は主に「直
流と交流との確執」から始まるとされている。
 エジソンは工場の(エジソン好みの直流用に設計された)シス
テムをテスラの交流電源で動かすことが出来たなら、褒賞5万ド
ルを払うと提案した。直流の優位性・安全性また交流の難しさな
どを考慮したうえでの発言だったが、テスラはこれに対して成功
させた。しかし交流を認めたくないエジソンは、褒賞の件を「冗
談」で済ませたため、テスラは激怒し、その後退社することにな
る。その後、テスラらの交流陣営とエジソンの直流陣営との紛争
が起こり、エジソンによる有名な電気椅子のエピソードなどが発
生するが、現在の世界情勢的には、送配電システムは交流がおお
よそ主流となっている。        http://bit.ly/1O8b2vq
─────────────────────────────
 電気には「直流」と「交流」があります。壁のコンセントから
取れる100Vの電源は50Hzまたは60Hzの交流電源であ
り、乾電池やACアダプターから得られる電源は直流電源です。
 エジソンは直流を重視し、ステラは交流を主張して2人は対立
したのです。しかし、これはエジソンの負けです。
 交流は変圧器を使って電圧を変えることができるのです。電気
を送電するとき、損失や安全面を考慮すると、変圧器で簡単に電
圧を変換できる「交流」が便利なことは明白であるからです。
 2人の天才の激しい議論を注視していたナイアガラ瀑布電力会
社は、交流の採用を決定し、これを機に交流は世界に普及するこ
とになったのです。この事例でもわかるように、エジソンよりも
ステラの方がはるかに天才科学者であり、「世界システム」を提
唱することになります。───[現代は陰謀論の時代/024]

≪画像および関連情報≫
 ●「直流」と「交流」の違い
  ───────────────────────────
   「直流」と「交流」の違いは、理科の授業で習った記憶が
  あると思いますが、その特徴やメリット・デメリット、どの
  ように使い分けられているかは、意外に知られていないよう
  です。
   まずおさらいですが、「直流」は電流の向きが一定方向で
  変化しないもの。「交流」は電流の向きが周期的に変化する
  ものです。家電製品の50Hz/60Hzも、この交流電流
  の向きが1秒間に電流の向きが変わる回数です。身近なもの
  では、「直流」は乾電池や自動車、「交流」は家庭用電源な
  どです。
   「直流」と「交流」が混在している理由は、それぞれの性
  質にあります。「直流」は蓄電できるというメリットはあり
  ますが、変圧しにくいため、長距離伝送に不向きという特徴
  があります。逆に、「交流」は蓄電できませんが、変圧が簡
  単で長距離伝送に向いています。そのため、乾電池や自動車
  のバッテリーなどは「直流」ですが、発電所から各家庭に送
  られてくる電気は「交流」です。発電所でも、ほとんどの発
  電方法は「交流」ですが、太陽光発電だけは「直流」です。
  太陽光発電が再生可能エネルギーとして注目されながらなか
  なか普及しないのは、コストや安定性とともに送電しにくい
  という点も挙げられます。     http://bit.ly/1VLGceQ
  ───────────────────────────

エジソンとテスラ.jpg
エジソンとテスラ
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月08日

●「テスラが歴史の闇に隠された理由」(EJ第4212号)

 ここから、HAARPに関連して、ニコラ・テスラという科学
者についてしばらく述べることになります。既に述べているよう
に、テスラはエジソンと密接な関係があります。しかし、エジソ
ンの名前は遍く知られていますが、テスラの名前はほとんど誰も
知りません。一部のマニアがテスラを「マッド・サイエンティス
ト」として知っているだけです。
 EJ第4211号で述べたように、テスラはエジソン社の社員
でしたが、送電方式について社長のエジソンと意見が対立し、そ
れが原因でエジソン社を退社することになります。
 電力を送る方法には、直流方式と交流方式がありますが、エジ
ソンは直流方式、テスラは交流方式を主張したのです。しかし、
現時点で世界で使われている送電方式は交流方式であり、テスラ
の主張が正しく、エジソンが間違っていたことになります。
 ところで、エジソンはなぜ間違ったのでしょうか。
 こういう説があります。エジソンは交流方式が理解できなかっ
たのではないかというものです。なぜなら、直流は中学生でも理
解できるレベルですが、交流は大学で学ぶ微積分などの数学の理
解が不可欠であり、大学で学んでいないエジソンは、交流を理解
できなかったのではないかというものです。これに対してテスラ
は、プラハ大学を卒業しており、高等数学に長けていたと考えら
れます。エジソンは独学の天才といわれています。「発明王エジ
ソン」というサイトでは、エジソンの人物像について、次のよう
に述べています。
─────────────────────────────
 エジソンは、どの伝記においても「教師に見放されて小学校を
中退し、元教師である母親の教育で発明に興味を持つようになっ
た」と記されています。このような教育方針を取る家庭は、現代
のアメリカでも珍しいことではないようです。現に、母親が教師
役を努めた兄弟全員が飛び級制度で20歳前に大学を卒業した家
庭があるほどです。
 ただ、このように学業最優先の教育を受けると、同年代の子と
学校などで交流する機会が損なわれてしまい、コミュニケーショ
ン不全になる可能性が指摘されています。エジソンのとっつきづ
らい性格は、幼少期の環境によって形成されたものであるともい
えます。               http://bit.ly/1nMwmig
─────────────────────────────
 テスラは、交流の採用の広がりに自信を深めて、1888年に
交流発電機と交流電動機(交流モーター)を発明し、世界を驚愕
させています。このことでいえることは、テスラは、エジソンを
はるかに超える天才であるということです。
 エジソンの代表的な発明といえば「白熱電球」であり、テスラ
は「交流モーター」ということになります。この2つに関してい
うならば、白熱電球が既に過去の遺物になっているのに対し、交
流モーターは現在も使われているのです。技術のレベルはまるで
違うのです。つまり、テスラはエジソンをはるかに上回る天才科
学者ということになります。
 しかし、世の中のほとんどの人はエジソンの名前を知っていま
すが、テスラの名前を知る人は少なく、完全に歴史の闇に消えて
いまっています。エジソンの知名度はテスラの1000倍に達す
るのです。これはどうしたことでしょうか。
 それはある勢力によって意図的に名前を消されてしまった結果
であると思います。そのせいで、今やテスラといえば、陰謀論の
世界でしか出てこないし、都市伝説の世界の人です。完全にレッ
テルを貼られています。テスラについて記述された本は、これほ
どの科学者としては、とても少ないのです。
 テスラには2人のライバルがいたのです。一人は発明王のエジ
ソンですが、もう一人はイタリアの科学者グリエルモ・マルコー
ニです。マルコーニとは無線通信装置で争ったのですが、この争
いにテスラは破れています。マルコーニは無線通信設備開発の功
績で、1909年にノーベル物理学賞を受賞しています。当然マ
ルコーニの知名度は非常に高いのです。エジソンとマルコーニの
名声に対してテスラは名声に縁がなく、唯一テスラが得られたさ
さやかな名声は、磁場の強さを表す国際単位(磁束密度)に「テ
スラ(T)」が採用されたことだけだったといえます。
 ちなみに日本はマルコーニと縁があるのです。それは1904
年の日露戦争において、日本はマルコーニの無線装置を、ロシア
側はテレフンケンの無線装置を使い、日本はロシアよりも大きな
宣伝効果を上げたからです。
 ニコラ・テスラは生涯独身でした。晩年は一人でホテル住まい
をしていたといわれています。そして、1943年1月8日の早
朝、家政婦によってテスラの死が確認されたのです。97年の人
生でした。生前の知人たちの手によって葬儀の準備は進められ、
葬列はホテルを出て教会に向ったのです。
 葬列が部屋を出るのを待っていたかのように、FBIの複数の
捜査官が、テスラが息を引き取った部屋に乱入したのです。そし
て、捜査官たちは部屋中をくまなく調べ、テスラが保管していた
と思われる小さな金庫を発見したのです。
 捜査官たちは金庫を無理やりこじ開けると、そこに入っていた
複雑な数式や図面が描かれた書類を見つけると、そのすべてを押
収し、風のごとく立ち去ったのです。
 それらの書類は、究極兵器に関する書類であったといいます。
究極兵器とは、スカラー兵器ないし重力波兵器、超能力兵器、気
を利用した兵器、地震兵器などの設計図だったのです。FBIは
テスラがそういう研究をしていたことを知っており、死後それら
の書類が流出することを恐れ、誰よりも早く、いち早くそれらを
押収したのです。それらは、テスラが「世界システム」と称する
システムの重要な一部を成すものであったのです。テスラはその
ため、事前に国家によって密かに監視され、死後非合法ではある
ものの、FBIはそれらの設計図を押収したというわけです。
           ───[現代は陰謀論の時代/025]

≪画像および関連情報≫
 ●「20世紀を発明した男」/ニコラ・テスラ
  ───────────────────────────
   「1943年1月8日朝、彼の部屋をノックしたメイドに
  返事はなかった。・・・点滅するネオンサイン、轟音を立て
  る地下鉄、鳴り響くラジオ、何百万家庭の光と動力など、彼
  の偉大な貢献によって作られ、現代の電気時代のシンボルと
  なったものたちから隠されて、テスラは夜うちに死んだ。生
  まれたときと同じようにひっそりと・・」(ケネス・スウェ
  ジー『ニコラ・テスラ』)。
   19世紀末に活躍したユーゴスラヴィア生まれの発明家ニ
  コラ・テスラほど謎と伝説に彩られた発明家はいない。「発
  明の天才」、「電気の天才」、「電気の魔術師」、「交流の
  父」・・・。彼を信奉する科学者や技術者、科学史家からは
  およそ考えられる限りの賛辞が送られている。
   こうした評価は決して大袈裟なものではない。今日の電力
  システムが交流に基礎を置いていることは、よく知られてい
  る。われわれは発電所から送られてくる交流の電力を利用し
  て照明を灯し、洗濯機や掃除機を動かしているのである。テ
  レビもパソコンもインターネットも、エネルギー源たる電力
  が存在しなければ機能を果たせないし、第一、工場に電力が
  供給されなければ部品や製品を生産することすらできない。
                   http://bit.ly/1KTVuYJ
  ───────────────────────────

ニコラ・テスラ.jpg
ニコラ・テスラ
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月09日

●「テスラ・コイルは何をする装置か」(EJ第4213号)

 自然界には巨大なエネルギーが潜んでいます。確かに台風、地
震、津波、火山の噴火などの自然現象は、いったんそれが起きる
と、凄まじいエネルギーを爆発させます。ニコラ・テスラは、そ
れらを何とか人為的に取り出せないものかと考えたのです。
 テスラは電気に強いエンジニアです。そこで彼は、何らかの方
法で地球そのものの電気振動と共振させることによって、莫大な
エネルギーを取り出すことができないかと考えたのです。もしそ
れができれば、ほとんど金をかけずに、しかも無限にエネルギー
を得ることができるようになります。まさにこれは究極のエネル
ギー革命になります。
 それは、テスラが若いときに体験した2つの出来事に由来して
いるのです。
─────────────────────────────
◎ある冬の日、テスラは、仲間の少年達と雪に覆われた山に登っ
 た。雪は大変深く積っていた。少年達は雪玉を斜面に投げつけ
 それが転げ落ちながら雪を集めて大きくなるのを見て遊んでい
 た。ところが突如一個の雪玉が、斜面を転がる内に見る見る大
 きくなり、ついには一軒の家程の大きさになってしまった。テ
 スラを始め少年達は、信じ難い光景に茫然と立竦んでいた。テ
 スラは考えた。「どうしてあんな小さな雪玉があっと云う間に
 これ程巨大な雪玉に成長してしまうのか。自然界には何ととて
 つもないエネルギーがあるのだろう」と。
◎ある日、テスラは一人山の中を宛もなく歩き回っていた。する
 と空が厚い雲で覆われだし、吹雪になりそうな気配が漂ってき
 た。彼は雨の当らない所に避難し怪しげな空を見上げていた。
 しかし空は殆ど真っ暗にも関わらず、雨は中々降り出さなかっ
 た。その時突然、空に一閃の稲妻が走った。途端、堰を切った
 ように豪雨が降り出した。      http://bit.ly/1XczcsJ
─────────────────────────────
 誰でも体験したことのある、ごく普通の自然現象ですが、テス
ラは、それから大きなヒントを得たのです。とくに稲妻が豪雨を
引き起こす引き金になったことから、自然界のエネルギーを引き
出す何らかの電気的効果を発見できれば、地球全体の環境を変え
ることができるのではないかと考えたのです。
 そういうテスラが最初に発明したのが、「テスラ・コイル」と
いうものです。テスラ・コイルとは何でしょうか。定義を次に示
します。
─────────────────────────────
 テスラ・コイルとは、共振により高周波・高電圧を発生させる
変圧器。火花放電で振動電流を発生させ、巻数比が大きい空芯式
コイルで共振させる。スパークギャップとコイル体からなり、コ
イル体は巻数の少ない一次コイルと多数巻き上げた空心の二次コ
イル、そして放電極である容量球から出来上がっている。容量球
の大小により二次コイルの共振周波数を調整する。
                    ──ウィキペディア
                   http://bit.ly/1TNoBVg
─────────────────────────────
 定義は難しいですが、テスラコイルとは、高周波・高電圧発生
装置なのです。この装置を2〜3台使って電気を流すと、その振
動で地震が起きるのです。
 ヴァン・アレン帯というものがあります。それは、地球の磁場
にとらえられた、陽子、電子からなる放射線帯のことです。19
58年に米国が人工衛星エクスプローラ1号を打ちあげたさい、
衛星に搭載されたガイガーカウンターの観測結果から偶然に発見
されたのです。その発見者は米国の物理学者、ジェームス・ヴァ
ン・アレン、その名前をとってヴァン・アレン帯と呼ばれるよう
になったのです。
 地球を取り巻く磁場にはN極とS極があります。S極から磁力
線が出て、ちょうど地球を取り囲むようにN極に滑り込み、ヴァ
ン・アレン帯を形成します。この磁力線の影響で、オーロラもで
きるとされています。そして、この磁力線を発生させる装置がテ
スラ・コイルなのです。
 原子爆弾が爆発するとき、小さな火の玉が現れて、すぐ消える
そうです。この火の玉は一瞬にして温度が上がり、無限大に超高
温になり、大爆発を誘発するのです。したがって、テスラ・コイ
ルによって強力な電波を複数ヶ所から照射し、交差させると、低
温の火の玉ができ、この火の玉がエネルギー源になって、一瞬で
高温化させることができます。
 この火の玉を地下にあるプレートの境目に打ち込むことができ
れば、お互いに支え合っているプレートが一気にずれて、爆発が
起こり、その爆発が活断層などに伝わって、大地震を人工的に起
こすことができます。電波は軍事衛星を使えばどこにでもリレー
することができるので、地球のどこでも人工的に地震を起こすこ
とが理論上は可能になります。
 この火の玉を軍事衛星でリレーする技術を示唆した米映画があ
ります。米映画は実在する未来兵器を映画で示唆し、米国と戦う
とこういう攻撃を受けるぞというメッセージを発信し、戦争への
抑止にしているといわれます。その映画は次の通りです。予告編
のユーチューブのURLを付けておきます。
─────────────────────────────
    ユニヴァーサル映画『バトルシップ』予告編
              http://bit.ly/1K7ca4K
─────────────────────────────
 映画は、ハワイでの軍事演習中に謎のエイリアンとその母船に
遭遇したアメリカ海軍や日本の自衛艦が地球存亡の危機に立ち向
かうSFアクション。そのなかで軍事技術が示唆されています。
 この映画では、3つのパラボラアンテナから強力な電波を飛ば
し、交差ポイントで火の玉を作り、人工衛星でリレーしているの
です。このシステムを使えば、地球のどこででも地震を起こすこ
とが可能になります。 ───[現代は陰謀論の時代/026]

≪画像および関連情報≫
 ●ニコラ・テスラは神秘家だったか?/ガストン・バリッジ
  ───────────────────────────
   ニコラ・テスラはおそらく、アメリカ史上最も奇妙な人物
  でした。間違いなく彼は、現代の偉人に列せられます。多く
  の人は彼を有史以来の最も偉大な人物のひとりであると思っ
  ています。確かに彼は、最も輝かしい発明家と評価されてい
  ます。アメリカ合衆国政府が彼に認めた特許は115件を数
  え、他の国々の特許も多数ありました。
   テスラの精神は写真のように正確であり、百科全書のよう
  に博識でした。一度情報に目を通したら、何年か後でも、ほ
  とんど一言一句そのままに繰り返すことができました。個々
  の発明品を、単一体として彼は見ていました。最も細かい部
  分まで、心の中に完全に描いた後に、その品を実際に作り始
  めるのでした。記憶を新たにするためのスケッチすらなしに
  「考え抜いた」機械や装置を、その何年か後に作ることがで
  きました。彼は必要とした着想を、あの最高の〈源泉〉から
  ――あるいはどこであれ着想が来たところから――受け取っ
  たり、奪ったり、選択することができただけではなく、それ
  を製作し始める前に、その外観デザイン、三次元的な物質的
  外装を精神的に操作することができたので、それ以外の準備
  を全く必要としなかったのでした。試行錯誤をする発明家で
  は、彼は全くなかったのでした。  http://bit.ly/1SDlU9M
  ───────────────────────────

ヴァン・アレン帯.jpg
ヴァン・アレン帯
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月10日

●「気象兵器が使われ易い3つの理由」(EJ第4214号)

 1899年にニコラ・テスラはコロラドスプリングスに新研究
所を設立します。そこでテスラは高周波振動の電気的共鳴を利用
して巨大な電圧を発生させる「拡大送信機」を開発し、1200
万ボルトに達する電圧を発生させることに成功します。
 拡大送信機は、高周波振動に共鳴する増幅作用を利用したもの
ですが、それはちょうどテスラが子供のときに体験した小さい雪
玉が斜面を転がるにつれて巨大な雪玉に成長するプロセスを電気
的に実現したものです。そして、地球が電気を帯びている、すな
わち「帯電体」であることをテスラは証明したのです。
 ここからは話が少し難しくなって恐縮ですが、テスラはこの地
で頻発する雷放電を観測して、周波数の等しい波が干渉し合い、
波動がまったく動いていないようにみえる「地球定常波」なるも
のを発見したのです。これは、現在では「シューマン共鳴」とし
て知られている現象ですが、これに電気エネルギーを乗せれば、
エネルギーを減衰させることなく、地球全体に送ることができる
のではないかとテスラは考えたのです。ここからテスラの発想は
「世界システム」に飛躍するのですが、その発想について、「ニ
コラ・テスラの世界システム」のサイトから引用します。
─────────────────────────────
 若し地球自体の定常波を見出す事が出来れば、拡大送信機の高
周波と地球との間に共鳴を起す事が出来る筈だ、と。つまり彼は
地球全体を導体としてエネルギーの発生、送信を行おうとしたの
である。
 もしそれが出来れば、莫大なエネルギーを低コストで発生させ
る事が出来、又自由に世界中に送る事が出来る筈である。そうな
れば電信電話は勿論、あらゆる情報やエネルギーが世界中に伝達
される巨大な情報ネットワークが形成されるのである。
 しかしそれは、現在実現されつつあるような光通信、付加価値
通信網(VAN)といった情報ネットワークとは質的に異なる。
テスラの発想はあくまで自然界(地球)自体が潜在的に以ている
エネルギーを抽出しようとするものであった。それは丁度稲妻が
豪雨の引金となったように、地球の引金を電気的に引こうとする
ものなのである。この様にして作られる地球規模の情報通信網シ
ステムを、テスラは「世界システム」と名付けた。
                   http://bit.ly/1XczcsJ
─────────────────────────────
 かなり、難解なので少し解説が必要でしょう。音叉というもの
がありますね。特定の高さの音を発する2又に別れた金属製の道
具のことです。音叉で送信側と受信側の周波数を合わせると、振
動のエネルギーは極めて効率的に伝わります。これを応用したも
のがアンテナです。
 テスラはこう考えたのです。仮に地球全体が「ある周波数の電
磁波」で満ちていたと仮定すると、その周波数に合わせた送信機
を開発できれば、地球から莫大なエネルギーを受け取れるはずで
そうすれば、電池切れの心配のない,どこでもアンテナが3本立
つ携帯電話だって作れるはずである、と。
 テスラは、最初は世界システムを人類全体のために実現しよう
としていたのですが、それは必ずしもテスラの思うようにはいか
なかったのです。それに伴い、テスラの考え方は世界システムの
破局的側面、すなわち兵器としての利用にシフトしていったので
す。しかし、テスラの考え方は、単なる世界システムの軍事利用
ではなく、平和の実現のための利用だったのです。その考え方と
は次の通りです。
─────────────────────────────
 戦争は法的に禁じたとしても、決して無くならない。強い国の
警戒心がなくなったとしても、戦争は終らない。戦争を停止させ
るには、強い国も弱い国も自己防衛力を持たねばならない。幸い
私は防衛の為の完璧な手段を構想した。若しこれが採用されれば
国際関係に革命が持たされるだろう。それは、国が大きかろうが
小さかろうが、あらゆる攻撃に対して難攻不落に変える事が出来
る。私の発明は大がかりな装置を必要とするが、一度装置が出来
れば、人であれ機械であれ、半径300キロメートル以内に近づ
いたものは悉く破壊してしまう事が出来る。
                   http://bit.ly/1XczcsJ
─────────────────────────────
 このテスラの考え方は、まさしく現代の「核抑止力による平和
の実現」そのものです。確かに核兵器は一度でも使われると被弾
した国に甚大な被害をもたらすだけでなく、地球全体にも大きな
ダメージを与えることになります。だからこそ1945年の広島
・長崎以外は使用されないできています。核を保有する軍事大国
同士が戦端を開くことは事実上なくなっています。そういう意味
において、核抑止力は効いているといえます。
 しかし、テスラの開発した気象兵器は、それを使う側からする
と、核兵器よりも使うのに躊躇しないはずです。それには、次の
3つの理由があります。
─────────────────────────────
   1.気象兵器か自然的災害かの判定が困難である
   2.気象兵器は放射能などの有害物質は出さない
   3.気象兵器は特定場所にダメージを与えられる
─────────────────────────────
 何といっても一番問題なのは、気象兵器は自然的災害を装うこ
とができるという点です。まして気象兵器にはその存在について
陰謀論の網がかけられており、その判定を一層難しくしているこ
とです。それに核兵器のように放射性物質を出さないのも、その
兵器を使いやすくしているといえます。それに加えて、テスラの
考え方を応用したHAARPでは、対象をピンポイントに絞って
攻撃を加えることができるといわれており、そういう意味におい
て究極的兵器といえます。テスラの死後FBIが、テスラ開発の
各種兵器の設計図をいち早く回収したのは、それが他国に渡るこ
とを恐れたからです。 ───[現代は陰謀論の時代/027]

≪画像および関連情報≫
 ●知られたくない事実/気象兵器
  ───────────────────────────
   戦前に於いて、人工地震・津波は完成していたし、ニコラ
  ・テスラが死ん(多分、殺害?!)で、彼の研究資料をFB
  Iが根こそぎ奪った時点で、HAARPの威力が予想されて
  いた。後に、バーナード・J・イーストランドによって特許
  を得ているが、原点はニコラ・テスラの技術の援用である。
   初めに人工地震・津波計画があり、続いて、マンハッタン
  計画により、原爆開発に成功した。日本に対して、人工地震
  ・津波攻撃があったかどうかは定かではないが、原爆投下は
  明らかにあった。少なくとも、人工地震・津波攻撃をちらつ
  かせて、脅迫に及んだことは明らかだ。
   気象操作は、主として、ケムトレイル並びにHAARPに
  よって為される。人工降雨等は、簡単で日常的に実施してい
  るというのが現状だろう。その代表格は、中共である。しか
  し、台風やサイクロンとなるとケムトレイルだけではどうに
  もならず、HAARPが必要となる。HAARPとは、低周
  〜高周電磁波のことで、テスラコイルを用いれば、自由に特
  定の場所に飛ばし、影響を行使することが出来るというもの
  である。             http://bit.ly/1RhUCEc
  ───────────────────────────

テスラ・コイルの放電.jpg
テスラ・コイルの放電
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月12日

●「フィラデルフィア計画の真偽探る」(EJ第4215号)

 ニコラ・テスラについては、どうしても述べなければならない
重要な話があります。それは「フィラデルフィア計画」と呼ばれ
るプロジェクトです。
 これに関連する有名な計画に「マンハッタン計画」というのが
あります。第2次世界大戦中に戦争を終結させるため、米国、英
国、カナダが、原子爆弾の開発・製造のため、科学者、技術者を
総動員して取り組んだ計画です。
 この計画は成功し、原子爆弾が製造され、世界ではじめて原爆
実験が行われたのです。1945年7月16日のことです。この
原爆が同年8月6日に広島、9日に長崎に投下されたのです。
 これに対してフィラデルフィア計画は、1943年10月28
日に、フィラデルフィア海軍工廠で行われています。この計画の
指揮を執ったのはニコラ・テスラですが、これはテスラが主導し
て進めていた「レインボー・プロジェクト」の一環なのです。し
かし、テスラは、フィラデルフィア計画の実験が行われた10月
にはこの世を去っており、計画の総指揮はフォン・ノイマンの手
に委ねられたのです。
 フォン・ノイマンは、「悪魔の頭脳」という異名のある数学者
で、当時の電子計算機をプログラム内蔵型のコンピュータに変身
させ、現在のコンピュータのレベルに高めた実績を持つ人物とし
て知られています。そのため、現在のコンピュータは、「ノイマ
ン式コンピュータ」と呼ばれているのです。
 このように、テスラは第2次世界大戦を終結させるためのさま
ざまなプロジェクトに関わっており、当然のことながら、テスラ
の開発による地震兵器が戦争終結の武器として実験的に使われた
ことは間違いないことであると思われます。
 フィラデルフィア計画とは、一般的に知られているのは、最先
端の科学理論をもとに軍艦を丸ごと不可視化する実験です。アイ
ンシュタインの提唱した「統一場理論」が正しければ、強力な磁
場にレーダー波や可視光は吸収されるはずだからです。もしこれ
に成功すると、軍艦のステルス化できることになります。
 しかし、フィラデルフィア計画の本当の目的は、軍艦のインビ
ジブル化ではなく、船舶の消磁実験だったといわれています。な
ぜなら、当時レーダーは既に開発されていましたが、それは主と
して航空機に対するもので、軍艦のステルス化までは誰も考えて
はいなかったからです。
 それでは、なぜ軍艦は船体の磁気を消すことが必要だったので
しょうか。それは当時連合軍に取って脅威だったドイツの磁気機
雷への対処だったのです。船体の鋼鉄は、航行中に地磁気による
誘導で磁気を帯びるのです。磁気機雷は、この磁気を帯びた鋼鉄
が起こす磁場の変化を検出すると、船舶が近くを通ったと判断し
爆発を起こすのです。
 そこで、船体に巨大なコイルを巻き付け、そこに電気を流すこ
とによって電流が磁場を生み、その磁場で船体の持つ磁場を相殺
しようというのです。理屈はきわめてシンプルなのですが、消磁
方法に問題があったのです。
 船体が巨大であるので、消磁することが大変なのです。そこで
軍が目をつけたのが「テスラ・コイル」です。発電機と変圧器を
組み合わせたもので、高周波を利用して一気に消磁させることが
できるのではないかということが、フィラデルフィア計画の目的
だったのです。何といっても当時高周波の権威といえば、ニコラ
・テスラであり、軍はテスラに実験の総指揮を依頼したのです。
 実験に使用する軍艦として、進水したばかりのキャノン級護衛
駆逐艦エルドリッチが用意されたのです。ところが、実験ではと
んでもないことが起きたのです。何が起きたかについては「フィ
ラデルフィア実験/阿鼻叫喚の不可視化計画とその真相」のサイ
トから引用します。
─────────────────────────────
 幾多の視線に見守られながら磁場の発生が始まると、観測艦か
らもすぐに変化が観察できた。誰も見たことのない緑色の霧が発
生し、強力な磁場とともにエルドリッジを包みこみ始めたのだ。
霧は見る間に大きく広がり、やがて半球状となってエルドリッジ
全体を包んだ。そして忽然とレーダーから船影が消え去り、霧が
晴れてみれば『実体』そのものも消えていた。これは大成功であ
る。だが歓声に沸く観測船とは裏腹に、当のエルドリッジ艦内に
は嗚咽と悲鳴が満ちていた。精神に異常をきたした者の悲鳴。唐
突に身体が燃えだした者。液体窒素に浸けられたかのように身体
が一瞬で凍結した者。空気に溶けるようにして消えた者もいたし
まるで船に飲み込まれたように艦内の壁と同化してしまう者もい
た。そして、フィラデルフィア港から遠く2500キロも離れた
ヴァージニア州ノーフォーク沖まで移動してしまっていた。
 エルドリッジはテレポートしたのだ。プロジェクトの肝とも言
える各種の機械を収めた部屋は厳重な隔壁に守られており、その
中にいた乗組員たちは被害が少なかった。彼らは必死で機器の動
作を止めようとしたが、実験機器は完全に暴走してしまっていた
という。               http://bit.ly/1WfiLKU
─────────────────────────────
 何と駆逐艦エルドリッチは、ステルスどころか、その実体が消
えてしまったのです。そして、フィラデルフィアから2500キ
ロも離れたノーフォーク沖に瞬間移動したのです。そして、再び
ノーフォーク沖から、フィラデルフィアに6時間後に戻ってきて
いるのです。瞬間移動については、そのときノーフォーク軍港に
いた多くの人が目視しています。
 しかし、エルドリッジの乗組員には悲惨なことが起きていたの
です。体が勝手に空中に舞い上がり、そのまま高熱の炎に包みこ
まれ、口や目などから炎が噴出し、人体を内部から焼き尽くし、
灰塵化するなど多くの船員が亡くなったり、精神に異常をきたし
たりしたのです。結局、死者16名、半数以上は精神異常を起こ
していたといわれます。果たしてこの実験の総括はどのように成
されたのでしょうか。 ───[現代は陰謀論の時代/028]

≪画像および関連情報≫
 ●フィラデルフェア計画の謎を解明する!
  ───────────────────────────
   一般的に流布されている都市伝説によると、この超常現象
  の代表格とも言える『フィラデルフィア計画(別名レインボ
  ープロジェクト)』に関する実験は、米国のフィラデルフィ
  ア沖合で実際に行われたとされる、当時の米海軍では最大規
  模のステルス実証実験でした。しかし実験は失敗し、当局は
  その驚異の、そして悲惨な実態を隠蔽したとされますが、あ
  まりにも人的被害が大きく、完全に隠すには無理があったと
  もされています。
   この計画の実験の舞台とされた米海軍のキャノン級護衛駆
  逐艦エルドリッジは、1943年2月22日に、ニュージャ
  ージー州ニューアークの連邦造船&乾ドック社で起工されま
  した。そして同年7月25日にはエルドリッジ少佐の未亡人
  によって命名され進水しました。エルドリッジは満載排水量
  が1520トン、全長は93・27mで全幅は11・2mで
  した。また主兵装としては、MK.22・3インチ単装緩射
  砲が3門搭載されていました。
   その後エルドリッジは、1943年8月27日に艦長C・
  R・ハミルトン中尉の指揮下で就役します。1944年1月
  4日から1945年5月9日の間は大西洋において、カサブ
  ランカやビゼルト、そしてオランへの船団護衛を合計9回ほ
  ど遂行しました。         http://bit.ly/20WKaor
  ───────────────────────────

緑色の霧で包まれた護衛駆逐艦エルドリッチ.jpg
緑色の霧で包まれた護衛駆逐艦エルドリッチ
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月15日

●「隠蔽されたフィラデルフィア計画」(EJ第4216号)

2月12日付、EJ第4215号で、フィラデルフィア計画に
ついて書きましたが、その同じ日の日本経済新聞に次のタイトル
の記事が掲載されたのです。
─────────────────────────────
              「重力波」を初観測
        ─米研究チーム宇宙の謎に迫る─
   ──2016年2月12日付、日本経済新聞
─────────────────────────────
 この記事を読んだとき、重力波は、フィラデルフィア計画と無
関係ではないと感じたのです。というのはテスラ理論には「スカ
ラー波」というのがあって、それが重力波と同じようなものでは
ないかと考えたからです。といっても、現在の私の知識ではその
関係を説明できないので、指摘だけにとどめておきます。
 フィラデルフィア計画は、護衛駆逐艦エルドリッチがフィラデ
ルフィア沖から完全に消滅し、ヴァージニア州ノーフォーク沖に
移動し、それから戻ってくるという驚愕の実験結果に終わったの
です。それは予想外の大成果を上げたといえますが、それをもっ
て「実験ハ成功セリ」とはいえない事情があったのです。
 それは、死者16名、乗組員の大半が精神異常をきたすという
悲惨な結果に終わっているからです。そこで米軍部は、実験の継
続を断念し、フィラデルフィア計画の全内容を軍事機密として封
印することにしたのです。
 もともとフィラデルフィア計画は、レインボー・プロジェクト
として、テスラが指揮をとっていたのです。そのときは危険もあ
るので、人を乗せないでやるつもりだったのです。それを軍部は
人を乗せてやれといい、それにあくまで反対したテスラは任務か
ら外され、フォン・ノイマンが指揮を執ることになったというの
が真実のようです。
 具体的には封印はどのように行われたのでしょうか。「フィラ
デルフィア実験/阿鼻叫喚の不可視化計画とその真相」というサ
イトから引用します。
─────────────────────────────
 「全ては軍や政府によるによる隠蔽工作」と言えばいい。実験
で使用されたエルドリッジは、極秘裏に他へ運ばれ、さも何もな
かったかのようにエルドリッジを就航させる。事件を知るクルー
や書類も処分。こうすればフィラデルフィア実験を調べれば都市
伝説だったという結論に辿り着かせる事ができる。オカルト原理
主義、あるいは陰謀論の深みにハマった者はこの陰謀論で主張を
継続できる。「ニコラ・テスラだって、研究資料などを軍に接収
されたではないか・・・」と信じる者は論理を補強するのだろう
が、どうだろう。
 たしかにテスラの死後、FBIによって接収は行われたようで
あるが、その膨大な資料も後に返還されており・・・。と言って
も、「見られてはマズいモノは極秘裏に処分され、返還されてい
ないに決まっている!」となるのか。どうも政府や軍部が絡むと
話はいつも複雑になる。        http://bit.ly/1WfiLKU
─────────────────────────────
 こういう軍部の隠蔽に関して、現在でもその真偽が論争されて
いるのです。「ヤフー!ジャパン知恵袋」で次のようなやり取り
が行われているので、ご紹介します。
─────────────────────────────
質問:フィラデルフィア計画でエルドリッジが瞬間移動したのは
事実だと思いますか。事実なら今話題のタイムマシンの開発も夢
物語ではありませんよね。
回答:ウィキでは、否定されていますが、事実です。このフィラ
デルフィア実験は、元々、レーダーの捕捉を避ける為の研究でし
た。なので、空間移動は、想定外でした。レ-ダ-の電磁波の反射
を避ける為に、艦船を電磁波で覆い隠す目的の装置が、積込まれ
作動させたのです。ところが、レーダーから消えるだけでなく、
空間からも消え、4時間、別の場所へ移動し、戻りました。
 艦船内部の状態&乗組員の状態が、科学的な考察の範囲を超え
る結果になり、手に負えない状態になった為に、『無かった事』
にされました。現在でも、最高軍事機密です。もし、人工的にコ
ントロール可能な技術になった時には、軍事的に非常に強力な兵
器になります。
 科学的に説明不可能な現象で、この空間移動のフィラデルフィ
ア実験に対比できる現象が実在します。逆バミュ−ダ現象です。
バミューダ・トライアングルでの、船舶&航空機の行方不明事件
は1840年以降、200件位あり、原因について諸説があり、
現在のレベルでは、マイクロハースト原因説が有力です。でも逆
バミューダ現象は、科学的に説明不可能でお手上げの現象です。
                   http://bit.ly/1SMsaMq
─────────────────────────────
 このようにして、フィラデルフィア計画は、その全ては隠蔽さ
れたのです。しかし、全てを隠しきれないと考えたのでしょう。
そのときのために「都市伝説」や「陰謀論」とする工作もされて
います。
 「フィラデルフィア計画」をキーワードとしてネットで検索す
ると、ウィキペディアにはちゃんと説明があります。しかし、次
のような断り書きがわざわざついているのです。
─────────────────────────────
 ウィキペディア/「フィラデルフィア計画」
 都市伝説として流布している「フィラデルフィア計画」につ
 いて説明します。         http://bit.ly/1Sn53rb
─────────────────────────────
 さらにニコラ・テスラという稀有の才能を持つ科学者について
も世間から隠蔽する必要があると考えたのです。そのとき、使わ
れたのはエジソンです。エジソンの存在を大きく扱い、テスラの
存在を巧妙に隠したのです。実際はテスラはエジソンをはるかに
超える天才だったのです。──[現代は陰謀論の時代/029]

≪画像および関連情報≫
 ●スカラー波は重力波なのだろうか/黒月樹人氏
  ───────────────────────────
   ページタイトルのあいまいさ、このページのタイトルは、
  あいまいなものであいまいなものを問うている。「スカラー
  波」という言葉が謎であるのに、それを、ほんとうに存在し
  ているかどうか、まだよく分からない「重力波」というもの
  で置き換えようとしている。このようなタイトルは、次の本
  を読むことによって浮かんできた。「ニコラ・テスラの地震
  兵器と超能力エネルギー」実藤遠著、たま出版刊。この長い
  タイトルには、次のような副題が添えられている。「人類が
  知らない重力(スカラー)波の存在を探る」この一文が、ま
  たまた不思議な定義によっている。「重力」は、「グラビテ
  ィ」であって、「スカラー」とは訳さないものだ。ここを解
  釈すると、「重力波」が「スカラー波」と読み替えることが
  できるとなるらしい。それなら、次のように記述すべきとこ
  ろだろう。「人類が知らない重力波(スカラー波)の存在を
  探る」少し整理できた。それでも謎は解決していない。これ
  には、まず、「スカラー波」と「重力波」の内容を詳しく読
  み解くことから始める必要がある。
   「スカラー波」の詳しい性質や定義は、はっきりしていな
  い。しかし、これに関する別名がたくさん存在する。資料に
  よれば、「テスラ波」(byニコラ・テスラ)、「物質波」
  (by大橋正雄)「原子波」、(同)「(スカラー)電気重
  力波」(byトーマス・ベアデン)、「重力波」(by木下
  清宣)「スカラー電磁波」などがある。
                   http://bit.ly/1R0OuOK
  ───────────────────────────

不遇の天才発明家/ニコラ・テスラ.jpg
不遇の天才発明家/ニコラ・テスラ
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月16日

●「テスラがマルコーニに負けた理由」(EJ第4217号)

 ニコラ・テスラについて調べていくと、この稀有の科学者が大
変な天才であったことがわかってきます。当時の他の科学者、た
とえばエジソンなどと比べても、そのスケールがケタ外れであり
その実現可能なアイデアのなかには、後世「兵器」として使える
ものが数多くあったのは確かです。
 だからこそ、テスラの死の直後、FBIがテスラの部屋に踏み
込み、一切の書類を押収したのです。つまり、テスラは米国とい
う国家にとって、危険な科学者の一面もあったのです。
 もうひとつ当時の米国の軍部が施したのは、テスラに「マッド
・サイエンティスト」のレッテルを貼ったことです。これによっ
て、テスラの研究を後追いしようとする者を減らしたいという思
いがあったからです。
 当時テスラがひたすら目指していたのは、次のような驚くべき
ものだったのです。
─────────────────────────────
    送電線を使わず、無線で電力を伝送するシステム
─────────────────────────────
 当時の電線を使う有線通信は効率が悪く、電線を使う有線電信
も効率が悪く、辺境や僻地、海底などでの建設も容易ではなかっ
たのです。したがって、もし無線で電力を送れれば、瞬時のうち
に世界中に情報や電力を送れるようになる──テスラはこのよう
に考えて、無線通信の実用化に取り組んだのです。
 ある講演会でテスラは、電力の無線通信について次のように述
べています。
─────────────────────────────
 ・・お話ししたいのは、無線による理解可能な情報、または電
力を遠隔送信する可能性についてです。この方式の実用性につい
てはますます確信を深めつつあります。
 ・・強力な装置で地球の電気的条件に干渉することで、理解可
能な信号や電力を送信できると確信しています。実際、こうした
図式を妨げるものはあるでしょうか?
       ──新戸雅章著『知られざる天才ニコラ・テスラ
          /エジソンが恐れた発明家』/平凡社新書
─────────────────────────────
 テスラが無線による情報通信・電力伝送の研究に力を入れはじ
めた1890年代半ばでは、競合相手というかライバルは、4人
いたのです。英国の物理学者サー・オリヴァー・ロッジ、ロシア
の技術者アレクサンドル・ポポフ、インドの科学者ジャガディッ
シュ・チャンドラ・ボース、そして、イタリアのアマチュア技術
者グリエルモ・マルコーニの4人です。
 無線技術の先陣争いで当初リードしていたのはテスラで、ロッ
ジ、ポポフ、ボースが後を追っていたのです。ボースの功績は、
他の研究者が長波を使ったのに対し、もっとも波長の短い電波で
あるマイクロ波を用いて実験したことです。
 これは後になって、発電した電力をレーザーやマイクロ波に変
換して離れた場所に伝送し、そこでまた電力に戻せることが判明
したことによって、改めてボースの実験には意義があったという
ことができます。
 ところで、後に無線技術でノーベル物理学賞(1909年)を
獲得することになるマルコーニが登場するのは、1894年のこ
とであり、無線技術の争いでは一番遅いのです。まして彼はアマ
チュアの技術者であり、これらの錚々たる先駆者の後を追える存
在ではないと当初考えられていたのです。
 無線技術の競争では、学級肌のロッジやポーズは実用化には関
心が薄く、ポポフは研究環境に恵まれなかったことにより、脱落
し、テスラとマルニーニの一騎打ちになっていったのです。結果
としてこの争いは、マルコーニの勝利に終わるのですが、マルコ
ーニは、どうしてテスラに勝つことができたのでしょうか。それ
は、次の2つの理由によるのです。
─────────────────────────────
 1.無線技術には、情報通信と電力伝送の2つがあるが、テ
   スラは電力伝送に力を入れ、マルコーニは情報通信を重
   視する現実的システムを構築したこと。
 2.テスラはあくまで独自理論にこだわったのに対し、マル
   コーニはテスラをはじめ、先人の特許や発明を巧みに組
   み合わせ、情報通信を実現させたこと。
─────────────────────────────
 マルコーニは、高い木に結んだアンテナに火花発信機を接続し
もう一方を地面に接続する「接地アース方式」を採用し、送信側
のエネルギーを高めることに成功しているが、もともとこの方式
はポポフが開発したものであり、接地アースの必要性を最初に指
摘したのはテスラなのです。さらにマルコーニは、受信機もロッ
ジの「コヒーラ検波器」を改良し、感度をさらに高め、着実に距
離を延ばしていったのです。
 「無線で電力を伝送する」──この実現自体は全人類にとって
は福音ですが、当時テスラに巨額の資金提供をしていたJ・Pモ
ルガンは、有線事業も手掛けており、もし、テスラの考える無線
電力伝送が実現すると、有線事業は大ダメージを受けてしまうこ
とになります。
 当時テスラはJ・Pモルガンらから資金提供を受けて、ニュー
ヨーク近郊ロングアイランドのショアム海岸のワーデンクリフに
用地を確保し、高さ60メートルの巨大なアンテナ塔──ワーデ
ンクリフタワーを建設中だったのですが、マルコーニ成功の報を
受けたモルガンは、考え込んでしまったといいます。
 マルコーニの装置は、アンテナもそれほど大きくなく、それ以
外の装置は小型であり、あまりカネはかかっていないのに、テス
ラの作るワーデンクリフタワーの巨大さは馬鹿げている──計画
の先行きに不安感を感じたモルガンは、テスラに投資することに
消極的になっていったのです。かくて、テスラの世界システムは
破綻してしまうのです。 ──[現代は陰謀論の時代/030]

≪画像および関連情報≫
 ●夢の「無線電力伝送システム」は実現可能か
  ───────────────────────────
   送電線を使わずに無線で電力を送る構想は古くは20世紀
  初頭にさかのぼるが、最近になって再び注目を集めている。
  カナダや日本では既に、地上から無線伝送したエネルギーを
  使って航空機を飛ばす実験に成功している。自動車への無線
  のエネルギー伝送など、代替エネルギー利用への応用も示唆
  されている。
   電線を使わずに電気を送る無線電力伝送――そのアイディ
  ア自体は古く、少なくとも20世紀初頭の異色の発明家、ニ
  コラ・テスラにまでさかのぼる。テスラはかつて、交流か直
  流かをめぐるトーマス・エジソンとの確執のなかで自分の身
  体に高電圧の高周波電流を通してみせ、観衆を驚かせたこと
  もあった。
   電気と高周波の魅力にとりつかれたテスラは、1900年
  代はじめにロングアイランドの海峡側の海岸に、『ウォーデ
  ンクリフ・タワー』という塔を建設した。この目的の1つは
  送電線を使わずに、ある地点から別の地点へエネルギーを伝
  送できると証明することだった。しかし残念ながら、テスラ
  の計画は頓挫してしまう。その理由は、いまでも時代に先駆
  けた技術を導入しようとする人の多くを悩ませるものだ――
  テスラに協力していた投資家たちが、計画が完成する前に手
  を引いてしまったのだ。      http://bit.ly/1SppuDX
  ───────────────────────────

グリエルモ・マルコーニ.jpg
グリエルモ・マルコーニ
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月17日

●「無線技術の発明者はテスラである」(EJ第4218号)

 ニコラ・テスラは、人工地震を起こそうとしていたわけではあ
りません。まして最初から地震兵器を製造しようなどと考えてい
なかったのです。地震はあくまで研究実験の副産物であり、やろ
うとしていたことは、無線による情報通信であり、電力の伝送の
実現なのです。
 テスラの無線の原理は「地球コンデンサー構想」といわれ、き
わめてスケールの大きい考え方です。テスラ研究所所長の新戸雅
章氏の本から引用します。
─────────────────────────────
 テスラは地球も大きな導体であるから、大気の絶縁層、その上
層のイオン化層との組み合わせで、一つの巨大なコンデンサーを
形成していると考えた。この「地球コンデンサー」に高周波電流
を送り込むと、電極間の「静電的なバランスが崩れて」大気上層
に電磁波が誘導される。あとはこの電磁波に情報を載せて送信す
ればよいわけである。 ──新戸雅章著『知られざる天才ニコラ
      ・テスラ/エジソンが恐れた発明家』/平凡社新書
─────────────────────────────
 テスラの無線理論はとても難しく平易に解説することは困難で
すが、テスラはコロラドスプリングスの研究所で「地球定常波」
なるものを発見しています。この発見自体が結果としてテスラを
凋落させることになるのですが、この地球定常波を使ってテスラ
は、次のように無線による電力伝送の仕組みを説明しています。
─────────────────────────────
 テスラの理論は簡単に言うと、「地球定常波」を発生させて任
意の節にエネルギーを送り込めば、他の任意の節で取り出せると
いうものであった。テスラはこの実験のデモンストレーションを
少なくとも2度行っており、その一つでは、約40キロ離れた場
所にあるエジソン社最大の電球を、電線を用いることなく200
個点灯させている。        ──ジェリー・E・スミス
           ベンジャミン・フルフォード監訳・解説
      「環境改変で世界支配をもくろむ軍事プログラム/
      気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル」
─────────────────────────────
 40キロ離れた場所にある電球を電線を使わずに点灯させたと
いうことは、実験の成功を意味しているものの、この実験の副作
用が容易ならざるものだったのです。
 テスラの地球定常波を起こす発電機を作動させると、コロラド
スプリングスの町のあちこちで、水を飲むために蛇口の栓をひね
ろうとした人たちが、火花が走るのを目撃しているし、実験塔か
ら30メートル以内の場所では、装置が切断された後も長時間に
わたって電球が光り続けたといいます。また、これらの実験では
何回も雷雨が発生し、それに加えて州全体で数百件の火災まで発
生したといわれます。
 コロラドスプリングスの住民からすれば、はた迷惑な実験だっ
たわけで、テスラには相当強い非難が浴びせられたのです。さら
に、この実験中にテスラは、規則的な雑音に気がついて、この発
信源は、火星か金星だろうと発言したのです。これだけのことが
揃えば、テスラは「マッドサイエンティスト」と呼ばれても仕方
がないかもしれません。
 実は、テスラがキャッチした「規則的な雑音」は、その同じ日
にマルコーニが英仏海峡で実施した遠距離交信実験の電波だった
可能性が高いのです。テスラとしては、この種の電波を発信でき
るのは地球上では自分だけであるという思い上がりもあったもの
と思われます。
 このようにテスラは無線の世界で多くの功績を残しているので
すが、世の中の多くの人々は、電気ではエジソン、無線はマルコ
ーニということで、評価は定着しており、テスラはマッドサイエ
ンティストになってしまっています。
 当時はともかくとして、現在にいたってもそれが修正されない
のは、そこに何らかの意図が隠されていると思います。1880
年から90年代にかけてテスラは、無線に利用できる周波数帯の
電磁波についての研究を行い、特許を取得しています。ところが
マルコーニは「自分は無線の技術の発明者である」と主張したの
で、裁判になり、これについてはテスラの死後、次の判決が出て
います。しかし、このことを知る人はきわめて少数です。
─────────────────────────────
 イタリア人発明家グリエルモ・マルコーニ(1909年ノーベ
ル物理学賞)は、自分が「無線の技術を発明した」と主張してい
たが、先駆的な基礎研究の大部分はテスラがおこなったものであ
る。実際、米国の最高裁はマルコーニの特許を無効とし、テスラ
の特許を認めている。裁判所は、マルコーニがテスラの特許14
件を侵害しており、盗用であるとの判断を下した。この出来事は
産業スパイの古典的な事例といえる。──ジェリー・E・スミス
     ベンジャミン・フルフォード監訳・解説の前掲書より
─────────────────────────────
 この他にもテスラは空中や地上にある物体の位置を無線電波を
使って特定する技術──現在レーダーと呼ばれる技術の理論化や
蛍光灯も発明しているのです。だからこそ、米軍はテスラにフィ
ラデルフィア実験の指揮を任せたのです。
 そもそもテスラが交流電力を発明していなければ、エアコンも
冷蔵庫も、携帯電話も、なかったかもしれないのです。テスラは
それほどの大発明家であるのに、なぜ現在でも電気はエジソン、
無線はマルコーニなのでしょうか。
 新戸雅章氏によると、テスラがエジソンやマルコーニと決定的
に違うのは、エジソンやマルコーニの射程はあくまで現在にあり
生きている間の栄光がすべてだったという点です。これに対して
テスラは、未来を目指したのです、テスラはこういっています。
「現在は彼らのものだが、私が心血を注いだ未来は私のものであ
る」と。しかし、現代人のほとんどはニコラ・テスラの名前すら
知らないのです。    ──[現代は陰謀論の時代/031]

≪画像および関連情報≫
 ●無線電信の発明者は誰か
  ───────────────────────────
   1901年にテスラはニューヨークに近いワンダークリー
  フに大きな放送局の建設を開始しました。しかし、この工事
  は資金難のため完成しませんでした。一方マルコーニは大西
  洋横断の無線通信に成功し、世界中を感動させましたが、マ
  ルコーニの無線機はテスラの特許(645576)を使用し
  た無線機を使用していました。
   1904年にマルコーニの無線機に米国で特許が与えられ
  ましたが、その理由は説明されていません。考えられる解釈
  (下種の勘ぐり?)にはマルコーニ会社から米国政界や司法
  当局への強力な財政的支援があったことが考えられます。
   1909年マルコーニは無線通信への貢献によりノーベル
  賞を受賞しました。1915年テスラはマルコーニ会社を特
  許侵害で告訴しました。1943年テスラの死から9ヶ月後
  に、米国の特許に関する法廷はニコラ・テスラが無線通信と
  ラジオの元祖であると決定しました。この法廷の決定ではマ
  ルコーニの特許(763772)はテスラの特許を侵害して
  いて新たな知見が無いことが証明されました。マルコーニ会
  社は、米国政府を告訴しましたが敗訴して、テスラの特許が
  確定しました。          http://bit.ly/1ofko0h
  ───────────────────────────

ワーデンクリフタワー.jpg
ワーデンクリフタワー
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月18日

●「ノーベル賞がとれない理由は何か」(EJ第4219号)

 2月8日のEJ第4212号からHAARPに関連して、ニコ
ラ・テスラについてここまで書いてきましたが、不思議に思うこ
とがたくさんあります。
 それは、エジソンにしてもテスラについても、数多くの業績を
上げているのに、なぜスウェーデン王立科学アカデミーは、2人
にノーベル賞を与えなかったのかということです。
 エジソンやテスラが、ノーベル賞を受賞するとすれば、それは
ノーベル物理学賞になります。ノーベル物理学賞は、1901年
のヴィルヘルム・レントゲンから始まるのです。以下、1900
年代の13人の受賞者とその国籍を書き出します。
─────────────────────────────
 1901年:ヴィルヘルム・レントゲン  (ドイツ帝国)
 1902年:ヘンドリック・ローレンツ   (オランダ)
 1902年:ピーター・ゼーマン      (オランダ)
 1903年:アンリ・ベクレル       (フランス)
 1903年:ピェール・キューリー     (フランス)
 1903年:マリ・キューリー       (フランス)
 1904年:ジョン・ウィリアム・ストラット(イギリス)
 1905年:フィリップ・レーナルト   (ドイツ帝国)
 1906年:ジョセフ・ジョン・トムソン  (イギリス)
 1907年:アルバート・マイケルソン   (アメリカ)
 1908年:ガブリエル・リップマン    (フランス)
 1909年:グリエルモ・マルコーニ  (イタリア王国)
 1909年:フェルディナント・ブラウン (ドイツ帝国)
─────────────────────────────
 それにしてもヨーロッパがズラリです。米国は1907年にア
ルバート・マイケルソンが精密光学機器マイケルソン干渉計で受
賞しているのみです。
 エジソンとテスラの生誕は次の通りであり、受賞できるチャン
スは十分にあったはずです。
─────────────────────────────
 トーマス・アルバ・エジソン/1847年生〜1931年没
 ニコラ・テスラ      /1856年生〜1943年没
─────────────────────────────
 テスラの特許に深く関係するのは、1909年の無線技術での
マルコーニの受賞です。このマルコーニという人は、良くいえば
商才にたけており、悪くいえば自分の商売のことしか考えない小
者でしかなかったのです。
 カネにものをいわせてロッジらのコヒー検波器の特許を買い取
り、強引な訴訟戦術により、無線事業の独占化を図ったのです。
そういうマルコーニに、スウェーデン王立科学アカデミーはノー
ベル物理学賞を献上してしまっています。
 しかし、テスラにとっては、こんな問題でマルコーニと法廷闘
争をする時間が惜しかったのです。この間の事情について、テス
ラ研究家の新戸雅章氏は次のように述べています。
─────────────────────────────
 一連の出来事は無線研究のリーダーを自任してきたテスラの自
尊心を著しく傷つけた。何より腹立たしかったのは、マルコーニ
が自分の成功は独自の創意によるものだと主張する一方、テスラ
の装置を非効率的だと酷評していることだった。
 自分の特許を17も使っている「間抜けな」(テスラ)特許侵
害野郎が、栄誉を手にすることなど我慢ならなかったのである。
とはいえ、その後もテスラ側から法的手段に訴えるようなことは
しなかった。貴重な研究時間を法廷闘争に奪われるより、いつか
実績で評価されたいというのがテスラ流だった。しかし1915
年になって、ついに我慢がならなくなったか、マルコーニに対す
る提訴に踏み切った。 ──新戸雅章著『知られざる天才ニコラ
      ・テスラ/エジソンが恐れた発明家』/平凡社新書
─────────────────────────────
 昨日のEJで述べたように、この1915年に起こした訴訟は
テスラの死後、勝訴が確定しています。しかし、ノーベル物理学
賞の受賞という金のレッテルは、そういうマルコーニのずるさと
インチキをすべて覆い隠し、世間では現在でもマルコーニを「無
線の父」などと呼んで崇めているのです。
 私は、かねがね科学技術について知るには、その歴史の詳細を
調べてみる必要があると考えています。ノーベル賞といえども、
けっして公平ではないからです。
 ところでエジソンとテスラのノーベル賞の話ですが、1915
年11月にその話が飛び出したのです。11月6日付の「ニュー
ヨーク・タイムズ」が、「エジソンとテスラ/ノーベル物理学賞
同時受賞か」という記事を掲載したからです。新戸雅章氏の本か
ら引用します。
─────────────────────────────
 ロンドン発のその記事は、テスラとエジソンがノーベル物理学
賞を同時受賞すると伝えていた。同賞制定以来、ヨーロッパの後
塵を拝してきたアメリカ科学界にとっては待望のビッグニュース
だった。二人のもとには早速取材が殺到した。
 テスラは翌日の取材に答えて、公式な通知は受け取っていない
が、事実とすれば受賞対象は無線送電システムになるだろう、と
語った。続いて世界システムの実用性を変わらぬ熱心さで説くお
なじみの独演会となり、最後に自分の発明は「次の数千年間のす
べてのノーベル賞に値する」と締めくくった。エジソンの受賞に
ついてコメントを求められると、「彼は一ダース以上のノーベル
賞に値する」と答えた。     ──新戸雅章著の前掲書より
─────────────────────────────
 しかし、スウェーデン王立アカデミーは、11月14日に「今
年度のノーベル物理学賞は英国のウィリアム・ヘンリー・ブラッ
グとウィリアム・ローレンス・ブラッグ父子に授与する」と発表
したのです。そのウラには何があったのでしょうか。
            ──[現代は陰謀論の時代/032]

≪画像および関連情報≫
 ●「不平等、いまや未来の深刻な脅威に」/ディートン教授
  ───────────────────────────
   2015年10月12日、米ニュージャージー州プリンス
  トン大学リチャードソン講堂。この学校が4番目に輩出した
  ノーベル経済学賞受賞者のアンガス・ディートン教授が同僚
  教授と学生300人余りの熱烈な拍手を受け、会見の演壇に
  立った。トレードマークである蝶ネクタイと濃い色のジャケ
  ット姿だった。ディートン教授はノーベル賞通知の瞬間から
  説明した。「午前6時直後にスウェーデン人の声の電話がか
  かってきたが、いたずら電話ではないとあまりに強調し、か
  えっていたずら電話ではないだろうかと心配になった」。
   老教授は「(電話をかけた人に)150回はありがたいと
  話したようだ」として受賞の感激を率直に表現した。彼は、
  「オスカー賞を受賞する映画スターは寿命が5年伸びるとい
  う研究がある。ノーベル賞にもそうした法則が適用されたら
  良いだろう」と話し聴衆を笑わせた。だが、今後の計画を尋
  ねる質問には「また研究しに帰るだろう」ときっぱりと話し
  た。ディートン教授は「不平等が耐えられる水準を超え、い
  までは深刻な脅威になっている」と明らかにした。不平等が
  経済成長の動力であることを糾明したのが彼の業績だ。だが
  当代最高の不平等専門家はいまや不平等が度を超えていると
  警鐘を鳴らした。         http://bit.ly/1WoVMgN
  ───────────────────────────

ノーベル賞のとれないテスラとエジソン.jpg
ノーベル賞のとれないテスラとエジソン
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月19日

●「異色の科学者とノーベル賞の関係」(EJ第4220号)

 「小保方氏参考人聴取」──17日に突然飛び込んできたニュ
ースです。ES細胞盗難事件の容疑の参考人だそうです。「何を
今さら」という感じです。
 小保方氏といえば、池袋西武百貨店のリブロの後を引き継いた
三省堂書店に行って驚いたことがあります。それは、小保方晴子
氏の『あの日』(講談社刊)の平積みの山です。私は、今までこ
んな平積みは見たことはありません。もの凄い数の本です。
 もっと凄いのは、本の売れ行きです。初版5万部はあっという
間に売れ切れ、20万部を増刷していますが、さらに売れる勢い
であるといいます。なぜ、こんなに売れるのか、どういう人が、
買っているのかです。
 本が出た当初、「週刊新潮」と「週刊文春」は、小保方氏をボ
ロクソに批判していました。それは、真実をバラされては困る利
害関係者のタワゴトです。最も真実を知る肝心の若山照彦氏は、
奥さんの陰に隠れて逃げ回っており、表には出てきません。
 最大の利害関係者の理研の人はこういっているそうです。「あ
んな人の本なんかにカネを払うのはもったいない。だから、一冊
買ってみんなで回し読みしている」と。ケチくさい話です。世間
的には、みんなで寄ってたかって小保方氏の足を引っ張っている
──そういう印象です。であるとすると、利害関係者には本はま
るで売れていないと思われます。
 この本を買っている人は、ごく一般の人です。誰だって、あれ
ほどスッキリしない事件はないからです。新聞報道でも、雑誌で
も、須田桃子著『捏造の科学者/STAP細胞事件』を読んでも
真実が見えてこないからです。だから、本人の意見を聞きたいと
思うから買うのです。EJでは、STAP細胞事件を98回にわ
たって取り上げている以上、ご本人の本をよく読んだうえで、論
評することにしようと思っています。これも陰謀論です。
 さて1915年11月の「ニューヨークタイムズ」の記事──
エジソンとテスラのノーベル賞共同受賞のスクープは、新聞の完
全な空振りに終わったのです。あまりにも大騒ぎになっただけに
いろいろな憶測が広がったといいます。これには、次の4つの説
があります。
─────────────────────────────
 1.2人がノーベル賞の共同受賞者としてノミネートされた
   が、テスラが共同での受賞を拒否し、話が流れた。
 2.エジソンが単独でノミネートされたものの、テスラとの
   共同受賞と勘違いされ、エジソンは受賞を逸した。
 3.エジソン、テスラ、それぞれ一度ずつノミネートされた
   が、年代は異なり、ともに受賞を逃していること。
 4.エジソン、テスラ2人とも、過去に一度もノーベル賞の
   候補者として、ノミネートされた事実はないこと。
─────────────────────────────
 このなかで一番信じられているのが「1」です。新戸雅章氏に
よると、かねてからテスラは発明家を、発明者に原理を提供する
発見者と、単なる発明家に分けており、自分は前者であり、エジ
ソンは後者であるといっていたのです。したがって、エジソンと
の共同受賞などテスラとしては、絶対に受け入れられない、だか
ら「1」だというのです。
 ニューヨークタイムズの記事が出た1915年の共同受賞の話
は、本当はエジソン単独のノミネートであったといわれます。こ
れには根拠があります。ノーベル賞の公式サイトにそのように記
載されているからです。しかし、テスラとの共同受賞と大騒ぎに
なったので、話が流れたといわれます。
 ノーベル賞は1974年に規約を改訂して以来、授賞から50
年を経た対象については、その選考資料を公開する決まりになっ
ています。いままでは、ノーベル賞の公式サイトから、選ばれな
かった者も含め、すべての授賞候補者および推薦者のデータを閲
覧することが可能になっています。
─────────────────────────────
 「ノーベル・プライズ・オルグ」 http://bit.ly/1cyjhiw
─────────────────────────────
 エジソンについて調べてみたところ、彼が候補にあがったのは
1915年の一度だけであり、テスラも1937年にノミネート
されていますが、受賞にはいたっていないのです。したがって、
「2」と「3」は本当であり、「4」はウソになります。
 問題は、なぜテスラがノーベル賞を受賞できなかったかです。
これはテスラのことを調べれば調べるほど、強く出てくる疑問で
す。彼は大変な大科学者であり、ノーベル物理学賞受賞の資格は
十分あると思うからです。
 テスラといえば、何といっても交流電力システムの完成、無線
の基盤技術の確立が光っています。現代の基準であれば、受賞で
きて当然ですが、やはり、テスラに貼られた「異端の科学者」や
「マッドサイエンティスト」のレッテルが、スウェーデン王立ア
カデミーに忌避されたのではないかと思われます。
 テスラがノーベル賞を受賞できなかった理由について、新戸雅
章氏は次のようにコメントしています。ヨーロッパ中心の科学政
治の力関係の結果ではないかというのです。
─────────────────────────────
 考えられる理由は、交流の業績がドヴロヴォルスキーをはじめ
多くの競争者に振り分けられてしまったこと、無線の業績では、
マルコーニが代表して受賞してしまったこと(これこそテスラと
のダブル受賞でよかったはずだが)などだが、当時の科学者はイ
ギリスを盟主とするヨーロッパが中心で、新興アメリカ科学界の
力がまだ弱かったことも関係しているかもしれない。ノーベル賞
も科学政治の力関係と無縁ではないのである。
           ──新戸雅章著『知られざる天才ニコラ
      ・テスラ/エジソンが恐れた発明家』/平凡社新書
─────────────────────────────
            ──[現代は陰謀論の時代/033]

≪画像および関連情報≫
 ●ニコラ・テスラの交流電源
  ───────────────────────────
   ニコラ・テスラという人物を知っているなら貴方も立派な
  オカルト好きか、あるいは科学史にくわしい人間かのいずれ
  かであろう。一般にはマッドサイエンティストという評価の
  人物で時にとんでもないところで名を聞くことになる。今で
  もM資金と同じレベルで詐欺や都市伝説の話題になる男なの
  である。
   1887年にニコラは交流電源方式の特許を取得、エジソ
  ンは新商品である直流電源システムをひとつでも交流電源で
  動かすことが出来たなら5万ドルを支払うと豪語したが、実
  際にニコラがこれを動かすことに成功すると、「あれは冗談
  だった」とごまかした。一説にはこれに激怒したテスラは退
  社を決めたとも言われる。
   結果からいえばエジソンの直流システムはたちまちすたれ
  たのに対しニコラの交流電源システムは現在でも広く使われ
  ている。現代でも当たり前に使われている交流モーターの基
  礎を築いたのはニコラなのだが、白熱灯を発明したエジソン
  に対しその評価は不当に低いと言わざるを得ない。二人の対
  立はどうやら数学者であるニコラと違い、数学の素養のなか
  ったエジソンには高度な微分積分の計算が必要な交流システ
  ムが理解できなかったことにあるようだ。さまざまなエピソ
  ードで有名なエジソンであるがその基礎学力は決して高いも
  のではなかったのは彼の伝記を読めばわかるだろう。
                   http://bit.ly/1QJW79u
  ───────────────────────────
 ●ニューヨークタイムズの記事/新戸雅章著の前掲書より

ニューヨークタイムズの記事.jpg
ニューヨークタイムズの記事
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月22日

●「天候は何とかできないものなのか」(EJ第4221号)

 古い話ですが、コネティカット州ハートフォードの新聞「ハー
トフォード・クーラント」の1897年の社説には、作家マーク
・トウェインの次のような言葉が掲載されたといいます。
─────────────────────────────
  誰もが天気のことを話すが、誰も何もしようとはしない
                ──マーク・トウェイン
─────────────────────────────
 このマーク・トウェインの気持ちはよくわかります。天気予報
で台風が発生し、日本上陸の恐れがあるという報道がされたとし
ます。どんな人でも「何とかならないものか」と考えます。
 しかし、自然現象とあってはどうにもならないと考えて、雨戸
を厳重にするなどして、台風の襲来に備えるしかないのが現状で
す。しかし、これほど科学の発達した世の中です。来襲する台風
の勢いを押さえたり、方向を変えたりできないものかと考えたこ
とがない人はいないと思います。しかし、そんなことはできるは
ずがないと多くの人は考えるようです。
 しかし、マーク・トウェインの時代から、すでに天候の操作を
目的とするプロジェクトはあったという人は多いのです。マーク
トウェインよりテスラは20歳ほど若いですが、2人は大変仲が
よかったといわれています。そう、2人は同世代の人であり、マ
ーク・トウェインが気象を改変できないと信じているとはとても
思えないのです。
 まして科学の高度に発達した現代においておやです。昔から、
ロシアでは、国家規模の祝典などの大事な日は、絶対に晴れと決
まっているし、中国などは北京オリンピックや昨年9月3日の中
国人民抗日戦争並びに世界反ファシズム戦争勝利70周年記念日
のあの超晴天を覚えておられると思います。ちゃんと天候を操作
しているではありませんか。それでいて、人工の力で地震を起こ
すことがなぜトンデモ説、陰謀論になるのでしょうか。
 エジソンとテスラのノーベル物理学賞の共同受賞が話題になっ
た1915年12月8日付のニューヨーク・タイムズに、テスラ
に関する次の記事が掲載されたのです。
─────────────────────────────
 発明家ニコラ・テスラは、ある装置の重要部分について特許を
申請した。その装置は素人の想像を超えたものである。かつて、
神の怒りを買った人々は、罰として雷を受けた。それと同じこと
がテスラ装置によって可能となる。その装置は秒速300マイル
で空間を移動する無人装置で、プロペラ・エンジン・翼といった
ようなものはなく、地球上どんな場所も破壊できる。もちろんそ
れは、操作者が破壊を目的とした場合である。
 テスラ博士は言う。『この装置の詳細について詳しく話すべき
時ではありません。しかし、この装置は、平和に大きく役立つで
しょう。もちろん戦争でも大きな役割を発揮するでしょう。しか
し繰り返して言いますが、詳しく語るべき時ではありません。こ
れは、送電線を使わずに電気を送る完璧な装置であり、離れた場
所も破壊できます。私は既に送電線を使わない電気装置を作り上
げており、私の著作の中で発表しています。これは特許番号11
19732として最近認められました。
 この装置を使えば、量にかかわらず、電気エネルギーをどんな
場所へも送電できます。それは多目的に利用でき、戦争にも平和
にも役立ちます。この装置を普及させれば、法と秩序を理想的に
行き渡らせることができます。なぜなら正義・公正を実施するた
めに必要なエネルギーが、いつでも取り出せるからです。もちろ
ん、これはまだ実施に至っていません。しかし攻撃・防御の目的
で、いつでも使用できます。この装置は何も破壊を目的としたも
のではありません。もし、標的との間に距離があるなら、エネル
ギーのオン・オフだけで、軍移動と同じ効果を出すことができま
す。  ──1915年12月8日付のニューヨーク・タイムズ
                   http://bit.ly/1RTGAsL
─────────────────────────────
 1915年といえば、大正4年のことです。第一次世界大戦で
ドイツ海軍がイギリス周辺を交戦海域に指定して、Uボートによ
る無制限潜水艦戦が開始された年です。そんな頃から、テスラ理
論による天候改変装置の可能性が検討されていたのです。
 1935年7月11日付、「ニューヨーク・アメリカン」紙に
は「テスラの制御地震」と題する記事が掲載されています。この
記事では、機械的振動を地中に伝搬させるテスラの実験が紹介さ
れていますが、記事中のテスラの言葉を引用します。
─────────────────────────────
 周期的な振動がほとんどエネルギーを失うことなく地中を通過
していく。(中略)地球上で最も離れた場所に力学的作用を伝え
ることが可能になり、さまざまな種類の現象を引き起こせるよう
になった。(中略)この発明は戦争で破壊に利用できる可能性も
ある。              ──ジェリー・E・スミス
           ベンジャミン・フルフォード監訳・解説
      「環境改変で世界支配をもくろむ軍事プログラム/
      気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル」
─────────────────────────────
 すでに述べたようにテスラのこの装置は「拡大送信機」と呼ば
れており、通称「TMT」と称されています。
─────────────────────────────
     TMT/Tesla Magnifying Transmitter
─────────────────────────────
 このテスラのTMTを使って当時のソ連が起こしたとされてい
るのは、1976年7月28日に中国の唐山で起こった大地震で
す。これによって唐山市は壊滅状態になり、65万人以上の死者
が出たとされています。
 テスラのTMTは、すでにソ連の手によって、制御地震として
兵器化されつつあったといえるのです。したがって、トンデモで
も陰謀論でもないのです。 ─[現代は陰謀論の時代/034]

≪画像および関連情報≫
 ●地震は制御できるか/2012年3月1日
  ───────────────────────────
   巨大地震が来る前に小さな地震を人為的に起こすことでエ
  ネルギーを解放する。東海大学などの国際研究グループが中
  央アジアのキルギスとの間で、地震制御の可能性を探るため
  の研究に乗り出した。どんなアイデアなのか。
   キルギスの首都ビシュケク郊外、天山山脈の麓にロシア科
  学アカデミー傘下の研究所がある。この付近は世界でも有数
  の地震地帯。同研究所は約30年前から地中に電流を流し、
  地震発生前後の地下構造を調べている。類似の調査は日本で
  も火山活動の監視などに試みられているが、キルギスでの実
  験の規模は桁外れに大きい。約4キロ離して埋設した電極を
  ケーブルで結び600〜800アンペアの大電流を流す。地
  下構造の変化を地下30ロの深さまで調べられるという。
   注目されるのは電流を流すことで地震が誘発されたと主張
  している点だ。2日後くらいから地震が増え、数日かけて収
  まっていくという。地震は流した電流のエネルギーの100
  万倍ものエネルギーがある。説明では、地中にたまったひず
  みが、通電による刺激で解放されるらしい。
   旧ソ連時代からの実験は軍事目的だったこともあり、最近
  まで実態が知られていなかった。昨年11月、国際測地学・
  地球物理学連合(IUGG)傘下の研究グループがロシア科
  学アカデミーとの間で、キルギスでの研究協力の取り決めを
  結んだ。これを受けて日本とフランスのグループが地中の電
  位を常時測定する観測装置を現地に設置してデータを取り始
  めた。              http://bit.ly/1XDzEQY
  ───────────────────────────

マーク・トウェイン.jpg
マーク・トウェイン
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(1) | TrackBack(1) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月23日

●「スマトラ島沖地震津波は人工地震」(EJ第4222号)

 トーマス・E・ベアデンという20年間の軍歴を持つ陸軍大佐
がいます。陸軍に在籍中は、ミサイルの専門家として活躍してい
たといいます。
 1971年にジョージア工科大学で原子力工学の修士号を取得
し、ノースイースト・ルイジアナ大学で数学の学位も得ていると
いうなかなかの経験と学識を持つ人物です。
 このベアデン博士は、テスラ理論に興味を抱き、ニコラ・テス
ラ協会などの活動で理論的な支柱として活躍しています。ニコラ
・テスラが発見したという電磁波の一種である「テスラ波」を、
「スカラー波」として理論化したのもベアデン博士です。
 このベアデン博士は、テスラのTMT(テスラ拡大送信機)に
興味を持ち、次のように書き残しています。少し難しいですが、
引用します。これは、HAARPの原理にも通じるものです。
─────────────────────────────
 それ(TMT)は、どんな場所も通り抜けることができる。地
球内部に定常波を発生させると、溶融した核からその波にエネル
ギーが供給される(テスラの理論である)。
 このような定常波が生まれると、三極管と同じ構造ができる。
地球の溶融した核からエネルギーが供給されることで、入力した
エネルギー信号が三極管のグリッドのように働く。(中略)
 そこで周波数を変えてやる。周波数をある方向に変える(位相
をずらす)と、入力エネルギーを集中させた場所の真裏の地点の
大気中にエネルギーが放出される。大気が電離し始め、気象の流
動パターン(ジェット気流など)に変化が起こってくる。これに
より、さまざまな変化を起こすことができる。徐々に──非常に
ゆっくりとエネルギーを放出していけば──気象に大きな影響を
与えることができることになる。(中略)強力な気象改変装置で
ある。急激にエネルギーを放出した場合は、そのような穏やかな
電離では済まない。(中略)火球や閃光(プラズマや地震)が生
じ、それらが地表に降りてくる。(中略)入力エネルギーを変化
させて揺さぶりをかけてやれば、対象地域全体に強烈な気象の変
化をもたらすことができる。    ──ジェリー・E・スミス
           ベンジャミン・フルフォード監訳・解説
      「環境改変で世界支配をもくろむ軍事プログラム/
      気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル」
─────────────────────────────
 HAARPの原理をごく簡単にいうと、巨大な「電子レンジ」
のようなものと考えればよいのです。家庭用の電子レンジは、5
00〜1000ワットですが、HAARPは17億キロワットと
いう途方もないパワーを持つことになります。17億キロワット
の電子レンジがあれば、きわめて大量の水を熱くでき、ハリケー
ンにその電磁波を飛ばせば、勢いも激しくなり、そのパワーは、
勢力を増して被害が大きくなることは確実です。
 HAARPを具体的にいうと、東京ドーム3個分ほどの広さに
約180本の巨大なアンテナを設置し、通信技術を中心に研究を
行っているとされています。このHAARPを使うと、1秒間に
2万回の振動を起こすことができ、大地震を発生させることがで
きるといわれています。地震を起こすには、HAARPのアンテ
ナで電磁波を起こさせ、その電磁波を災害を起こしたい場所に向
けて送信すればよいのです。
 そうすると、電磁波と地下水が反応し、1秒間に2万回の振動
が起こり、地下水が膨れ上がります。やがて逃げ場がなくなった
地下水は、地面がそのふくらみに耐え切れなくなると、プレート
にズレが生じ、その結果、大地震が発生するのです。
 こういう気象兵器があれば、いろいろなものに利用することが
できます。ひとつの例として、2004年12月26日に発生し
たスマトラ沖地震を上げることができます。この地震によって、
インドネシアに大地震と大津波が襲ったのです。そのため、数十
万人の死傷者を出すという大災害が起きています。
 このインドネシアの東のインド洋には、あのディエゴガルシア
島があります。謎の米軍基地です。実は、その米軍基地には一週
間も前から「津波に警戒せよ」という指令が本国から発令されて
いたのです。そのため、ディエゴガルシア島の米艦艇は、巧妙に
地震を避ける場所に移動し、地震直後に救援に駆け付ける手配を
整えていたといいます。
 これに対して当然出てくる疑問があります。米国はなぜそんな
ことをしたのかです。それは、米国が勝手に引き起こしたイラク
戦争にインドネシアは反対を表明していたからです。そこで地震
兵器を使い、インドネシアを攻撃したというのです。
 これに関して国際政治経済学者の浜田和幸氏は、『新潮45』
2005年3月号で次のように述べています。
─────────────────────────────
 スマトラ島沖が震源地になったのはスマトラ島北部はインドネ
シア独立を求めるイスラム過激派の拠点であり、ウサマ・ビンラ
ディンの潜伏先の一つに数えられるため、地震兵器が使用された
のではないか。地震発生と同時に、アメリカ軍はイスラム過激派
の拠点アチェを制圧できた。東ティモールの独立運動も一掃され
た。インドネシアにとっても、アメリカの石油資本(テロ対策に
手を焼いていた)にとっても敵が消えた。
 ハワイにある津波警戒センターが警報を周辺26カ国に送った
が、インドネシアとタイには通報が行かなかった。イスラム過激
派の動きを封じるためといわれる。津波の被害にあったインドと
スリランカの政府はアメリカからの援助の申し出を断った。イン
ドとアラブ世界のメディアは、「今回の地震と津波はアメリカ軍
とオーストラリア軍が共同開発した環境破壊兵器によるもの」と
いう見方を広めている。アメリカ軍は地震直後、アメリカ海軍基
地やオーストラリア軍には津波警戒を伝達したが、周辺国には限
定的な情報しか流さなかった。─『新潮45』2005年3月号
─────────────────────────────
            ──[現代は陰謀論の時代/035]

≪画像および関連情報≫
 ●気象コントロールは可能か?/浜田和幸氏
  ───────────────────────────
   人工的に雷や地震を発生させ、狙った相手の国の通信網を
  麻痺させるという目的の超低周波ビーム光線を完成させたと
  1976年ソ連は発表した。それに対抗して2年後、超低周
  波気象コントロール兵器の開発に着手し、人工的に大雨を降
  らせることに成功した。
   自然災害を装った兵器、「地震兵器」「津波兵器」がイン
  ドネシア、スマトラ島沖の大地震や巨大津波に使われていた
  可能性は否定できない。アメリカ空軍と海軍では3兆ドルを
  超える研究費を投じ、「気象コントロール兵器」の実験を繰
  り返している。ベトナム戦争でも実験的に使用された。嵐を
  発生させ通信網をストップさせ、ジョージ・ソロスが大儲け
  した(偶然?)ということもあった。(中略)
   1999年にニュージーランドの外務省が公開した極秘外
  交文書が話題を呼んでいる。それには「米政府は第二次世界
  大戦末期から、地震、津波の開発を進めていた。日本を降伏
  させるため津波兵器を使うか原爆を投下するか検討されたが
  精度が高く、効果が大きい原爆が採用された」と示されてい
  る。カルフォルニア工科大学、ケニー・シニー教授は、20
  04年7月、インドネシアに大地震が発生する危険があると
  警告を呼びかけるセミナーを現地で開催しようとしたが、ア
  メリカとインドネシア両政府からの圧力で、キャンセルされ
  てしまった。           http://bit.ly/1KzObvg
  ───────────────────────────

国際政治学者浜田和幸氏.jpg
国際政治学者浜田和幸氏
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月24日

●「東日本大震災をHAARPで予告」(EJ第4223号)

 ネット上の情報を見ると、都市伝説であるとか、陰謀論である
とかの断り書きはあるものの、2011年3月11日の東日本大
震災は、HAARPを使って米国(を支配している勢力)によっ
て、人為的に引き起こされた災害であることがさかんにいわれて
います。
 ここで、俄かには信じられないと思われる話をご紹介します。
今回の連載でたびたび取り上げているベンジャミン・フルフォー
ド氏の著書に出ている話です。
 既にご紹介しているように、ベンジャミン・フルフォード氏は
現在はフリーランス・ジャーナリストをしていますが、元「日経
ウイクリー」記者、米経済誌「フォーブス」のアジア太平洋支局
長を務めていたことのあるジャーナリストです。2007年に日
本に帰化し、多くの自著をすべて日本語で書くほど、日本語には
堪能な人です。
 そのフルフォード氏は、HAARPに関する著書において次の
ように述べています。
─────────────────────────────
 僕が地学気象兵器だと疑われている「HAARP」を精力的に
調査するようになったのは、小泉政権時代に経済財政政策担当大
臣、金融担当大臣を兼務した竹中平蔵氏に取材したのが切っ掛け
だった。HAARPは「高周波能動オーロラ調査プログラム」と
訳され、アメリカで行われている高層大気研究プロジェクトとい
うことに表向きはなっていた。
 2007年のことだ。僕は「竹中プラン」と呼ばれた金融再生
プログラムについて、竹中氏に意見をぶつけた。「どうして日本
の金融機関を外国資本の支配下にさせたのか?」と。すると、竹
中氏の紹介で日本政策投資銀行のある人物が、風水師を自称する
「白峰」という男性を僕に引き会わせた。「あなたは信じられな
いかもしれないが、日本を地震兵器″で攻撃すると脅されたの
で、そのようにした(日本の銀行を外資に手渡した)のだ」とい
う。それがこの代理人を通じての竹中氏からの回答であった。僕
は驚いて、地震兵器という問題にさらに強い興味を持った。
 この情報の事実確認をしてみた。まず『会社四季報』で日本の
大手銀行の株主欄を見ると、必ず外資のいくつかの同じ金融機関
が邦銀の支配権を満たす33%以上の株式を保有していた。「地
震兵器というものは、本当に存在するのかもしれない」、僕はそ
う考えるようになってきた。    ──ジェリー・E・スミス
           ベンジャミン・フルフォード監訳・解説
      「環境改変で世界支配をもくろむ軍事プログラム/
      気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル」
─────────────────────────────
 多くの人はこの話を信じないと思います。「そんなバカな話が
あるはずがない」と考えるからです。しかし、この話には実名で
有名人が登場します。もし、話がウソ八百であるなら、当然本人
から抗議がくることも考えられます。したがって、アタマからウ
ソとは決めつけることは困難です。実はこの話には後日譚がある
のですが、その話はもっと信じられない話なので、この話はこれ
で打ち切ることにします。
 なぜ、311がHAARPによる人工地震であるという説が出
るのかと、それには、いくつかの状況証拠があるからです。添付
ファイルをご覧ください。
 添付ファイルのグラフは、地震波の研究家とみられる井口一元
(推定)氏のブログに掲載されていたものです。注目すべきは、
2011年3月10日、すなわち東日本大震災の1日前のグラフ
であることです。ブログの日付欄を確かめてください。井口氏は
ブログに次のように書いています。
─────────────────────────────
 みなさん、こんにちは。
 先ほどHAARPモニターを見ると、かなり大きな地震電磁波
をとらえていた。これは最近見かけた中では最大クラスである。
近々地球上のどこかで大きな地震が起こりそうである。あるいは
噴火活動かもしれない。3ヶ所のデータがほぼ同程度の強度であ
ることから、アラスカHAARP群に垂直な方向、アジア日本を
通る大円方向である可能性がある。
 ここ最近のパターンを見ていると、地球が強烈に強い太陽風に
さらされた後(つまり、インダクションメーター画面が全面ピン
ク色になる時期の後)、マグネトメーターにかなり大きな地震電
磁波と思われる乱れがきている。このことから、確かに太陽風が
巨大地震の原因であるという説もあながち否定できないのかもし
れないと思う。           http://exci.to/1Rhi7LG
─────────────────────────────
 もうひとつ奇異なことがあります。それは、米軍の第7艦隊に
よる「トモダチ作戦」です。艦艇が姿を現したのは、3月13日
です。地震は3月11日の午後ですから、わずか2日、空母ロナ
ルド・レーガンをはじめとする約20隻の艦船が宮城県沖に姿を
現したのです。船というものは、あらかじめ準備を整えていれば
ともかく、2日間でサッと集合するのは難しいものです。
 しかも、空母のロナルド・レーガンに帯同する艦船に、強襲揚
陸艦エセックス、ドック型揚陸艦トーテュガ、ハーバーズ・フェ
リー、ジャーマンタウンといった救援活動に都合のよい艦船が含
まれており、そのうちエセックス、トーテュガに至っては別の船
団に属する艦艇なのです。そういう点も考慮すると、地震が起き
てから準備するのでは、とうてい2日では無理と考えられます。
 この米軍による海からの救援は、2004年のスマトラ沖の地
震・津波のときと同じパターンであり、あまりにも手際が良過ぎ
るといえます。あらかじめ地震が起きることを知っていて、何日
も前から準備をしていたとしか思えないことが、そこに起きてい
るのです。そのような観点などを考えると、311はHAARP
によって起こされた人工地震であったと考えられます。
            ──[現代は陰謀論の時代/036]

≪画像および関連情報≫
 ●果して人工地震は存在したのか
  ───────────────────────────
   「HAARP」は世界中の科学者・研究者によって、「電
  離層に強力な電波を照射することにより人工的に地震を発生
  させることが可能だ」という指摘を受けており、また理論的
  には気候変動や火山噴火などを発生させることも可能だとさ
  れている。また高周波の生体や大気圏への影響を懸念する意
  見もあり、無線通信の撹乱や、人工衛星の破壊を目的とした
  軍事研究であるとの批判もある。
   ロシアの軍事専門誌では、「『HAARP』は超強力なビ
  ームを生成する究極の地球物理学兵器である」という記事が
  書かれており、ベネズェラのチャベス大統領はイラン国営プ
  レスWで「ハイチ地震はアメリカの兵器による人工地震であ
  る」という発言をした。「HAARP」はこれまでに何度か
  使用されたと言われており、下記の地震は、その実証実験に
  よって発生されたとされているが、現在「HAARP」の研
  究は廃止されており、その真相は謎のままである。
   ・2010年1月12日     ハイチ地震
   ・2011年2月22日 カンタスベリー地震
   ・2011年3月11日    東日本大震災
                   http://bit.ly/1SLXOJD
  ───────────────────────────

HAARPに地震波か.jpg
HAARPに地震波か
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月25日

●「DARPAとはどのような組織か」(EJ第4224号)

 HAARP──高周波活性オーロラ調査プログラムは、どうい
う組織が開発したのでしょうか。
 HAARPは、次の3つの組織と大学との共同研究プロジェク
トということになっています。
─────────────────────────────
    1.             アメリカ空軍
    2.             アメリカ海軍
    3.     国防高等計画局(DARPA)
    4.アラスカ大学など14以上の米国国内大学
─────────────────────────────
 参加大学としては、アラスカ大学をはじめ、スタンフォード大
学、ペンシルベニア州立大学、ボストン大学、カルフォルニア大
学ロサンゼルス校など14以上の大学です。
 なお、参加組織のうち、アメリカ空軍については、2014年
5月に老朽化したアラスカのHAARP研究施設を閉鎖すると発
表していますが、米国としてこの施設の廃止するかどうかははっ
きりしていません。
 このなかで、調査・企画の中枢を担うのは国防高等計画局(D
ARPA/ダーパ)です。このDARPAとは、一体何をする組
織なのでしょうか。
 ジェームズ・ボンド(007)の映画を観たことがある人なら
「Q」という名前の人物のことを覚えていると思います。Qは研
究チームを率いて、ボンドのために数々の奇抜な秘密兵器を開発
し、ボンドの任務を助けるのです。『ロシアより愛をこめて』か
らはデスモンド・リュウェリンがQを演じ、1999年に亡くな
るまで、『死ぬのは奴らだ』以外の全作品に登場しています。
 このQのチームが巨大な部署になって、莫大な予算と多くの職
員を擁するようになり、米国の国防全般を助ける任務を行うよう
になった組織が、現在のDARPAなのです。DARPAは、公
式では次のように定義されています。
─────────────────────────────
 国防高等計画局(DARPA)。国防総省の中央研究開発機関
で、国防総省の重要な基礎・応用研究開発プロジェクトの管理総
括を担う。従来の軍の役割や作戦を大きく飛躍させる可能性のあ
るハイリスク・ハイリターンの研究や技術を探求する。
                 ──ジェリー・E・スミス
           ベンジャミン・フルフォード監訳・解説
      「環境改変で世界支配をもくろむ軍事プログラム/
      気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル」
─────────────────────────────
 この定義のなかで注目すべき言葉は「ハイリスク」です。この
ハイリスクという言葉の意味には、さまざまな政治的リスクや環
境リスクや軍事リスクのすべてが含まれます。
 そのように考えると、とくにHAARPにおいては、気象の暴
走、磁極の移動や反転、想像することすらはばかられる恐ろしい
環境異変が起こり、場合によっては全生物が絶滅する恐れすらあ
るのです。これがある限り、米国をはじめとする覇権国家がCO
2の削減などに真剣に取り組むはずがないのです。DARPAに
は現在、次の6つの研究室があります。
─────────────────────────────
 1.適応実行室/軍への実装、技術移転
 2.防衛科学室/基礎材料科学・生物学
 3.情報イノベーション室/情報、サイバー
 4.マイクロシステム技術室/エレクトロニクスフォトニクス
 5.戦略技術室/センサー、通信、エネルギー
 6.戦術技術室/兵器、宇宙
      ──米国DARPAの概要 http://bit.ly/1RWr9jI
─────────────────────────────
 これらDARPAの6つの研究室のうち、HAARPは「戦術
研究室」に属するのです。この研究室では、次のようなことを行
うと定められています。
─────────────────────────────
 戦術研究室。軍事システム向けのハイリスク・ハイリターンの
先進技術の開発を行う。とりわけ、無人システム、宇宙システム
戦術的増強要因の開発を「システム」および「サブシステム」に
重点を置いて行っていく。
   ──ベンジャミン・フルフォード監訳・解説の前掲書より
─────────────────────────────
 DARPAは、1957年にソ連に人工衛星スプートニクで先
に越され、ショックを受けたアイゼンハワー大統領が、国防長官
に進言する防衛科学技術担当長官(DDR&E)を国防総省内局
(OSD)に設置したのが始まりです。1958年に、防衛科学
技術担当長官の下に最先端科学技術を短期間で軍事技術へ転用さ
せる研究を管理する組織として、高等研究計画局(ARPA/ア
ーパ)を設立しています。
 このARPAにおいて開発されたのが「インターネット」です
が、これは軍事目的として使われることはなかったのです。その
後、この組織は次のように3回も名称変化が行われ、現在に至っ
ています。
─────────────────────────────
    1972年3月23日   DARPAの改称
    1993年2月22日  ARPAに戻される
    2009年7月 2日 再びDARPAに改称
─────────────────────────────
 このARPA&DARPAで開発され、軍事用以外の用途で役
立っているものはたくさんあります。GPS、インターネット、
音声アシスタントSiri、医療用手術ロボットダヴィンチなど
で、これらは少しずつわれわれの生活に溶け込み、なくてはなら
ぬものになりつつあります。HAARPのような大量破壊兵器は
論外のものです。    ──[現代は陰謀論の時代/037]

≪画像および関連情報≫
 ●サイボーグ兵士/DARPAが開発中/ニューズウィーク
  ───────────────────────────
   脳とコンピューターを繋ぐチップを頭に埋め込み、前線の
  兵士を「サイボーグ」に変える技術を、米軍が開発中だ。こ
  のインターフェイスは、米国防総省の研究機関である国防高
  等研究計画局(DARPA)が開発に取り組んでいる。チッ
  プを通じて脳細胞とコンピューターを接続できれば「人間の
  脳と最新電子機器の間に伝達経路を開くことができる」と、
  DARPAは説明する。
   DARPAの研究者が脳と機械の接続を試みるのはこれが
  初めてではない。しかし、これまでの研究成果ではその機能
  は限られていた。新たに設置された「脳科学技術システムデ
  ザイン」(NESD)の研究プログラムでは、一度に接続で
  きる脳細胞の数を数万個単位から数百万個単位へと飛躍的に
  増加させることを目指している。
   「脳とコンピューターを繋ぐ現代で最高レベルのインター
  フェイスシステムを使っても2つのスーパーコンピューター
  同士が70年代製の古い通信モデムを使って会話するような
  ものでしかない」と、NESDのプログラムマネジャーのフ
  ィリップ・アルベルダは言う。「人間の脳とコンピューター
  の間に伝達経路を確立できれば、とんでもないことが可能に
  なるだろう」。DARPAは最終的に、1立方センチメート
  ルよりも小さい(または直径2センチ余りの5セント硬貨を
  2枚重ねた程度の)、脳に埋め込める大きさのチップを製造
  することを目標としている。このチップが、脳細胞の発信す
  る電気信号や化学信号をコンピューターに伝達する。
                   http://bit.ly/218Obtl
  ───────────────────────────

DARPA.jpg
DARPA
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月26日

●「気象兵器は国連で禁じられている」(EJ第4225号)

 「地球物理学戦争」という言葉があります。第36代アメリカ
大統領リンドン・ジョンソン政権当時の大統領科学諮問委員会委
員や大統領の科学顧問を務めた米国の地球物理学者、ゴードン・
J・F・マクドナルド博士の作った言葉です。マクドナルド博士
が発表した次の論文のなかでそれは使われています。
─────────────────────────────
       「地球物理学戦争――環境を破壊する方法」
  Geophysical Warfare : How to Wreck the Environment
─────────────────────────────
 マクドナルド博士は、この論文のなかで、次のように述べてい
るのです。
─────────────────────────────
 地球物理学戦争の鍵は、“わずかのエネルギーを加えるだけ
 で、それをはるかに上回るエネルギーを放出させることを可
 能にする”、環境における不安定な部分を見つけることにあ
 る。       ──ゴードン・J・Fマクドナルド博士
─────────────────────────────
 ちなみにこの論文を書いた当時マクドナルド博士は、UCLA
(カルフォルニア大学/ロサンゼルス校)の地球物理・惑星物理
研究所の副所長を務めていたのです。
 ちなみにUCLAにはプラズマ物理研究所(PPL)があり、
ここ20年にわたってアラスカ州フェアバンクスで電離層加熱装
置HIPS(ハイパス/高出力オーロラ刺激装置)を稼働させて
います。HAARPSは、このHIPSを参考にして作成された
といわれています。
 また、1968年発行の『2018年』(タイムライフインタ
ーナショナル)という雑誌がありますが、マクドナルド博士はそ
の雑誌で、「地球物理学戦争」の可能性について次のように論じ
ています。
─────────────────────────────
 2018年までには、技術は、大国の指導者たちに、秘密戦争
を遂行するためのさまざまな技術を提供しているだろう。秘密戦
争の場合には、防衛体制をほとんどまったく眼中におく必要がな
いのである。ある国家は、ひそかに細菌兵器を用いて敵側を攻め
武力にうったえて占領する前に、死亡者を最小限にくいとめなが
ら住民を徹底的に衰弱させるという手段をとるかもしれない。ま
たいっぽうでは、気象調節の技術を用いて、敵の領土に長期の旱
魃や嵐を発生させる方法もとれる。そうすれば、敵国の国力が弱
まり、自国の要求を飲ませることができる。
                 ──ジェリー・E・スミス
           ベンジャミン・フルフォード監訳・解説
      「環境改変で世界支配をもくろむ軍事プログラム/
      気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル」
─────────────────────────────
 米国では論文などでは、「気象を調節して嵐などを起こし敵を
攻める」気象兵器の存在について、堂々と主張しているものが多
くあります。
 戦略的地政学者で、米カーター政権下で国家安全保障問題担当
大統領補佐官のズグニュー・ブレジンスキー氏も、1970年の
著書で次のように述べています。
─────────────────────────────
 皮肉にも1878年に普仏戦争を論じたフリードリッヒ・エン
ゲルスは次のように述べている。「実戦で使用される兵器はいま
や高度に完成された段階に達し、革命的な影響をおよぼすこれ以
上の進歩はもはや不可能である」。だが、進歩を遂げたのは軍事
兵器にとどまるわけではない。地政学や戦略上の基本的な概念も
根本的に変わった。空間と気象のコントロールが戦略上の鍵を握
る要素として、スエズ運河やジブラルタル海峡などの戦略的要衝
にとってかわったのである。
   ──ベンジャミン・フルフォード監訳・解説の前掲書より
─────────────────────────────
 米国は、過去の戦争においてもこの「悪意に基づく環境改変」
を行っています。時代を遡ること176年、1840年代のイン
デアン戦争において、先住民のインディアンがバッファローが生
活の基盤となっていることに目をつけ、政府はバッファローさえ
いなければと、多くのハンターを雇って数千万頭のバッファロー
を殺させたのです。これによって、バッファローは絶滅寸前に追
い込まれ、インディアンは降伏せざるを得なかったのです。
 米国は、それから100年後にベトナム戦争で同じことをやっ
ています。ベトナム戦争において次の2つの気象改変作戦を展開
しているのです。
─────────────────────────────
      1.密林そのものをなくす枯れ葉作戦
      2.クラウドシーディング作戦の展開
─────────────────────────────
 「1」はベトナムの密林が敵の住み処になっており、身を隠す
場所になっていることに加え、密林が食料の補給にもなっている
ことに目を向け、オレンジ剤やホワイト剤を大量に散布し、密林
それ自体の消滅を図ったのです。
 「2」は、ベトコンの補給線(ホーチミンルート)上空で雲の
種まき──ポパイ作戦を展開し、大雨を降らせて、未舗装の道路
ぬかるませ、輸送能力を奪う作戦を行っています。
 しかし、インディアン戦争では成功したこの環境改変作戦は、
ベトナム戦争では失敗に終わっています。その結果、国連主導で
「環境改変技術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に関する
条約」を締結せざるを得なくなったからです。
 この条約は、国家間の紛争において、環境を兵器として利用す
ることを禁じたものでしたが、この条約には強制力がなく、環境
改変兵器そのものはなくなっているとは思えないのです。それは
ひそかに使われています。──[現代は陰謀論の時代/038]

≪画像および関連情報≫
 ●気象改変兵器/ウィキペディア
  ───────────────────────────
   1977年5月18日、軍縮NGOの「環境制御会議にお
  いて気象兵器を制限する環境改変兵器禁止条約(環境改変技
  術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に関する条約)が
  ジュネーブにおいて採択された。
   同条約において環境改変技術とは、「自然の作用を意図的
  に操作することにより、地球(生物相、岩石圏、水圏及び気
  圏を含む)又は宇宙空間の構造、組成又は運動に変更を加え
  る技術」をいう。
   同条約に日本は1982年6月4日に国会承認をはたし、
  批准した。同条約にはアメリカ合衆国も調印し、米軍国防軍
  には1978年10月5日に適用された。にもかかわらず、
  アメリカ空軍(USAF)は、1996年、戦場での人工降
  雨を提案した。米軍がこれまで米軍の軍事衛星兵器網(軍事
  衛星管理システム)であるステルヴィアに搭載されている高
  エネルギーレーザー機能(ニクソン・レーガン・ブッシュ等
  のアメリカ共和党時代の負の遺産)を気象兵器として使用し
  たことについては、様々な説がある。なお、人工降雨につい
  ては渇水対策の為、日本でも行われている。
                   http://bit.ly/1OwJtsS
  ───────────────────────────

ゴードン・J・F・マクドナルド博士.jpg
ゴードン・J・F・マクドナルド博士
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(2) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月29日

●「電離層に電磁波ビームを照射する」(EJ第4226号)

 国際宇宙ステーションが2011年7月に完成し、人がそこに
行き来するようになってから、宇宙が非常に身近に感じられるよ
うになっています。しかし、「宇宙」というのはどこにあるので
しょうか。われわれは「宇宙」についてどれほど知っているので
しょうか。
 この宇宙に関連するのが電離層です。HAARPは「電離層に
刺激を与える兵器」とされていますが、電離層について詳しく知
る必要があります。「電離層」とは一体何なのでしょうか。
 地表から宇宙空間までを「大気圏」というのですが、次の5段
階があります。
─────────────────────────────
  1.対流圏    ・・・   0 〜  10キロ
  2.成層圏 ・・・・・・  10〜   50キロ
  3.中間圏 ・・・・・・  50〜   90キロ
  4.電離層(熱圏) ・・  90〜  500キロ
  5.外気圏 ・・・・・・     500キロ以上
                ──添付ファイル参照
─────────────────────────────
 大気圏の構造はどうなっているのでしょうか。
 地上から上空10キロまでが雲のある「対流圏」であり、その
上50キロまでがオゾン層のある「成層圏」です。酸素原子は2
つで酸素になりますが、3つ集まるとオゾンになります。オゾン
はゴムや金属を腐食し、人体に影響を与えます。
 さらに90キロまでは「中間層」があり、90キロから500
キロまでが「電離層(熱圏)」になります。なぜ、電離層という
のかというと、大気の一部が電離した状態になっているのです。
オーロラというのは、この電離層で見られる現象です。また、電
離層は電波を反射するという性質を持っており、これを利用して
無線通信が行われているのです。
 この電離層は、宇宙線の侵入から、地表にいるあらゆる生命体
を保護してくれています。改めて考えてみると、地球はそこに住
むさまざまな生命体にとって生存するのに、願ってもない場所に
なっているのです。
 この電離層に何らかの方法で外力を加え、その結果何が起きる
かについての実験は旧ソ連をはじめ、プエルトリコ、ノルウェー
そして米国でも、ペンシルヴァニア州立大学で行われていたので
す。しかし、どの研究結果でも、実験の結果、地球の環境に特別
の影響が出たという報告はなかったのです。
 HAARPは、基本的にはこの電離層を刺激する実験なのです
が、従来の実験とはスケールもレベルもまるで違うのです。HA
ARPでは、地上に設置したアンテナ群から1・7ギガワットを
超えるとてつもない出力で、圧縮された電磁波ビームを照射する
のです。
 ちなみに1ギガワットは10億ワットなのです。これは大規模
な発電所10基分に匹敵する膨大な電力を供給し、その結果生ま
れたすさまじい高エネルギーを電離層に送り込むというとてつも
ない実験なのです。この実験で環境に何の変化も起こらないと考
える方が不自然です。
 単にオーロラの研究のために、そんなことをするでしょうか。
HAARPには、DARPAと大学に加えて、米空軍と米海軍が
参加しています。しかし、HAARPの公開文書には次のように
書かれており、矛盾しています。純粋に学術的なPTであるとい
うなら、なぜ空軍と海軍の参加が必要なのでしょうか。
─────────────────────────────
 HAARPは、オーロラと電離層の研究で、将来人類のため
 になる純粋に学術的なプロジェクトである。 ──公開文書
─────────────────────────────
 「地震兵器などあるはずがない。人間の力など限られており、
自然に影響を与えられるはずがない」とアタマから考えている人
は少なくないと思います。
 そういう人は、そういう説を主張する人に「陰謀論者」のレッ
テルを貼り、その人のいうことを一切信用しなくなります。そう
なると、その人はHAARPの存在も知らないでしょうし、仮に
知っていたとしても、公式文書を額面通り信用するはずです。つ
まり、曖昧きわまる一般の常識に照らして、ヘンなことをいう人
はすべて陰謀論者で、いっていることは信用に値しないときめつ
けるのです。これは、地震兵器を作ろうとしている側に取って、
きわめて都合のよいことになります。世の中には、そういうこと
があまりにも多いのです。
 もちろん、すべての地震や津波などの気象災害が気象兵器によ
るものであるはずはありません。ほとんどは自然現象であり、そ
のごく一部が気象兵器によるものということになります。しかし
数多くの気象災害のうち、これは気象兵器によるものと断定する
ことはきわめて困難です。
 それだけに、気象兵器によって相手国に損害を負わせた場合、
自然現象を隠れ蓑にすることができます。これは、それを仕掛け
る側にとって大変好都合です。自分で仕掛けておいて、救援活動
を熱心に行ったりして、逆に感謝されたりします。だから、気象
兵器は究極の兵器といわれるのです。
 それにしても最近は気象の変化が激しいとは思いませんか。時
期でないときに台風(ハリケーン)が襲ってきたり、ゲリラ豪雨
が頻繁に発生したりします。明らかに気象災害が増えているとい
うことはいえます。
 もし、自然現象にプラスして、気象兵器が使われると気象災害
は激増します。現在の地球の気象はそうなっています。しかし、
われわれはそれらの現象をCO2の増加や地球温暖化のせいにし
ています。しかし、本当にそうなのでしょうか。疑ってかかる必
要があると思います。そのためには、HAARPのことについて
もっと詳しく知る必要があると思います。
            ──[現代は陰謀論の時代/039]

≪画像および関連情報≫
 ●地球の大気とは何か/ウィキペディア
  ───────────────────────────
   地球の大気とは、地球の表面を層状に覆っている気体のこ
  と。地球科学の諸分野で「地表を覆う気体」としての大気を
  扱う場合は「大気」と呼ぶが、一般的に「身近に存在する大
  気」や「一定量の大気のまとまり」等としての大気を扱う場
  合は「空気(air)」と呼ぶ。
   大気が存在する範囲を大気圏と呼び、その外側を宇宙空間
  という。大気圏と宇宙空間との境界は、何を基準に考えるか
  によって幅があるが、便宜的に地表から概ね500キロメー
  トル以下が地球大気圏であるとされる。
   大気は、温度(気温)変化を基準にして、鉛直方向に四つ
  の層(外気圏を含めれば五つ)に区分されている。これを、
  「地球大気の鉛直構造」という。高度が高くなるにつれ、鉛
  直方向では気圧や密度が単調に低下するほか、大気の流れの
  性質、分子組成などが変化する。  http://bit.ly/1Qa8YV3
  ───────────────────────────
 ●添付ファイルの出典/並木伸一郎著/『恐怖の地震兵器/H
  AARP』より。学研

大気の構造について.jpg
大気の構造について
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする