2016年01月04日

●「現代は『陰謀論の時代』といえる」(EJ第4188号)

 前回テーマ「航空機事故の謎を探る」が12月28日で終了す
ると、何人かの方から「今回のテーマは興味深かった」というコ
メントをいただきました。これはあまり例のないことです。さら
に次のような要望もいただいております。
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 マレーシア航空のボーイング機2機を使うようなノースウッ
 ズ作戦を大胆に実行した「ある組織や集団や勢力」の正体を
 もっと明らかにして欲しい。
─────────────────────────────
 確かに前回のテーマでは、私はその犯人を『米国(を支配する
ある勢力)』としか書いていません。なぜなら、それを追及する
ことは非常に困難であるからです。しかし、それが特定されない
と、話全体が信用されないことも確かです。
 そこで、今日からしばらくこの問題を追及してみることにしま
す。そういう意味で、前回のテーマから基本的にはつながってい
るということがいえます。
─────────────────────────────
      今の世の中は陰謀論の時代になっている
      ─世界を動かしている陰の勢力は何か─
─────────────────────────────
 現代は陰謀論の時代である──このことに異論を唱える人は多
いと思います。そんなこと誰がいっているのかという人もいると
思うので、実証してみることにします。
 ことの始まりは、2000年代に入ってから、そういう雰囲気
が出てきたのです。2001年9月11日の米国での同時多発テ
ロ──これがすべての始まりだったといえます。テロが起きて1
年以内に、このテロは米国の自作自演だったのではないかという
疑惑が出てきたのです。これは、まさしく陰謀論です。
 そのためのテレビ番組が作られ、2008年には国会でも議論
が行われています。2002年になると、アポロ計画はウソだっ
たのではないかという疑惑が飛び出したのです。これもテレビ番
組になったし、次のような書籍も刊行されています。
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 ◎『アポロは月に行ったのか/Dark Moon ─月の告発者たち』
    ──メアリー・ベネット/デヴィット・S・パーシー著
           五十嵐友子訳/雷韻出版刊/2002年
 ◎『人類の月面着陸は無かったろう論』
          ──副島隆彦著/徳間書店刊/2004年
─────────────────────────────
 続いて、ダン・ブラウンの小説『ダ・ヴィンチ・コード』(角
川書店)が2006年に映画化され、大ヒットします。この小説
は、陰謀史観をモチーフとしている作品です。
 実はEJでは、9・11疑惑、アポロ疑惑、秘密結社、ダ・ヴ
ィンチ・コードは、いずれもテーマとして取り上げ、論じていま
す。これらのほとんどはEJブログで再読できます。
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     ◎「9・11は自作自演か」
      EJ第 787号〜EJ第 809号
     2002年 1月12日〜 2月27日
     ◎「アポロは月に行ったのか」
      EJ第1390号〜EJ第1418号
     2004年 7月12日〜 8月20日
     ◎「秘密結社とは何か」
      EJ第1827号〜EJ第1882号
     2006年 5月 1日〜 7月21日
     ◎「ダ・ヴィンチ・コード」
      EJ第1883号〜EJ第1922号
     2006年 7月24日〜 9月15日
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 既に述べているように、EJのスタンスは、陰謀論を否定せず
受け入れますが、それが正しいかどうかについては徹底的に調査
してその真偽を確かめることにしています。少なくとも「常識で
はあり得ない」として、ろくに事実を調査もしないで、否定する
というスタンスはとらない方針で執筆しているつもりです。
 そもそも「常識」や「世論」というものが正しいとは限らない
からです。常識や世論はマスコミの報道などを基本ベースとして
構築されることが多いですが、マスコミの報道が真実を伝えると
は限らないのです。メディアは都合の悪いことは報道しないか、
抽象的にほかして報道するか、場合によってはわざと間違った情
報を流すことだって平気でやるからです。
 現在では、当局がいくら隠蔽しようとしても、ネットには本当
のことが出るのです。これを止めることはいかに権力者であって
もできないのです。そのため、故意に「ネットの情報は信頼性が
低い」という印象付けを行い、成功しているといえます。そのた
め、どんなにネットに真実が示されても表のメディアは一顧だに
しないという姿勢を貫いています。
 そういう表のメディアがこぞって政権寄りになっている現代は
陰謀論を頭ごなしに否定してはならないのです。なぜなら、権力
者は、自分たちに都合の悪い言説に対して、陰謀論者のレッテル
を貼って葬り去ろうとするからです。レッテルを貼られてしまう
と、誰もその人の言説を信用しなくなるので、都合よく真実を隠
すことができるからです。言論抹殺の手法なのです。陰謀論者の
レッテルを信用すると、権力者の思うつぼなのです。
 したがって、陰謀論をろくに調べもせず、頭から否定しないで
一応受け入れて、それが本当のことかどうかを徹底的に調査すべ
きであると思います。したがって、EJでは陰謀論のレッテルを
貼られるような出来事こそ、まとも取り上げて、その真偽を確か
める姿勢が必要であると思います。
            ──[現代は陰謀論の時代/001]

≪画像および関連情報≫
 ●陰謀論とは何か/ウィキペディィア
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   「陰謀論」という言葉が一般に認知され、盛んに用いられ
  るようになったのは比較的最近のことであり、いわゆる「新
  語」に分類される。広辞苑第五版には採用されていない。
   「陰謀論」とされるのは、一般に、強い権力をもつ者(も
  しくは複数の国家、警察、検察、あるいは大企業や多国籍企
  業など巨大資本、マスコミ、宗教団体、エリートなど)が一
  定の意図を持って一般人の見えないところで事象を操作し、
  または真実を衆目に触れないよう伏せている、とする主張や
  指摘である。操作する方法としては政治力や財力が主張され
  る。陰謀史観という言葉の定義について、海野弘は「身のま
  わりに不思議な出来事が起こる。もしかしたら、それは偶然
  ではなくて、なにかの陰謀、(彼らの)企みではないだろう
  か。このような考えを『陰謀史観』という」とし、また、現
  代史家の秦郁彦は「特定の個人ないし組織による秘密謀議で
  合意された筋書の通りに歴史は進行したし、進行するだろう
  と信じる見方」と定義している。
   陰謀論の中には宇宙人や地底人の陰謀によるものといった
  荒唐無稽なものもあるが、現実の社会について述べたものが
  社会に影響を与える場合もある。出自不明の怪文書が陰謀論
  を生んだ例があり、八戸事件は開国期の日朝関係に悪影響を
  与え、田中上奏文問題は国際連盟で中華民国が日本帝国を糾
  弾する根拠に利用され、シオン議定書はロシアやドイツにお
  けるホロコースト正当化の論理として利用されたとされる。
                   http://bit.ly/1mnP9jf
  ───────────────────────────

『アポロは月に行ったのか?』.jpg
『アポロは月に行ったのか?』
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2016年01月05日

●「新世界秩序/NWOとは一体何か」(EJ第4189号)

 1月1日夜のテレビ朝日番組、「相棒」特集『英雄〜罪深き者
たち』を見て驚きました。新年早々陰謀論に馴染み深い言葉が飛
び出したからです。
 このドラマの冒頭のシーンは官房長官・音越栄徳(西村和彦)
と官房副長官になった片山雛子(木村佳乃)による新会派結成と
総裁選出馬宣言の記者会見場です。この記者会見場が突然爆破さ
れるところからこのドラマは始まります。
 そのとき片山雛子官房副長官は、次のように宣言したのです。
─────────────────────────────
 私たちは総裁選に勝利し、ニューワールドオーダー(NW
 O)をつくります。      ──片山雛子官房副長官
─────────────────────────────
 この「ニューワールドオーダー」、世界秩序と訳すのですが、
これは、米国のブッシュ(パパ)大統領が1991年の湾岸戦争
の前に、連邦議会でこの言葉を使って世界中を驚かせたのです。
─────────────────────────────
   Toward a New World Order・・新世界秩序に向けて
             ジョージ・ブッシュ米大統領
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 「新世界秩序」とは何でしょうか。
 『陰謀論の正体!』の著者である田中聡氏は、ニューワールド
オーダーについて次のように述べています。
─────────────────────────────
 陰謀論者が世界を読むときにもっともよく参照される辞書が、
さっきグランド・セオリーとも呼んだ「新世界秩序(ニューワー
ルドオーダー)」の陰謀論である。この陰謀論は、あらゆる種類
の陰謀が出入りする一種のハブであり、陰謀論データベースの核
でもある。ここからは、いかなる陰謀論へも連絡が可能だ。
 独占資本についての陰謀論、戦争を誘導する勢力についての陰
謀論、遺伝子組み換え作物をめぐる陰謀論、医薬業界についての
陰謀論、麻薬に関する陰謀論、メディアによるマインド。コント
ロールについての陰謀論、宇宙人による人類支配についての陰謀
論、古代神話に人類創世の秘密を探る陰謀論・・・。この陰謀論
が関与できない分野はないのではないかと思われるほどである。
     ──田中聡著『陰謀論の正体!』/幻冬舎新書347
─────────────────────────────
 このように、ニューワールドオーダーは陰謀論者にとっては象
徴的な言葉なのです。それにブッシュ家といえば、オイルビジネ
スの世界的大ファミリーであり、代表的陰謀家とみなされていた
ので、そのブッシュ大統領がこともあろうに「新世界秩序に向け
て(ニューワールドオーダー)」という言葉を使ったのですから
驚いたのは当然です。新世界秩序を確立したうえで、世界を統一
し支配する宣戦布告のように受け取られたからです。
 このニューワールドオーダーの概念は一般的にはSF作家とし
て知られているH・G・ウェルズの提唱に由来するのです。ウェ
ルズといえば、『タイムマシン』、『モロー博士の島』、『透明
人間』、『宇宙戦争』」などSF小説の作家として知られていま
すが、この人には別の顔があるのです。
 ウェルズはフリーメイソンで、超国家組織、300人委員会の
メンバーであり、同委員会内では預言者として知られている人物
です。ウェルズには『新世界秩序』という著作もあり、そこでは
新世界秩序について次のように書いています。
─────────────────────────────
 平和を実現するためには主権国家を廃絶し、テクノクラートや
少数のエリートが支配する世界統一政府を樹てることが必要であ
る。この統一された世界=ワン・ワールドをめだす運動こそ、人
民を奴隷化し支配しようとする陰謀に他ならないというのが、新
世界秩序陰謀論の主張である。社会主義は、その陰謀の仮装なの
である。             ──田中聡著の前掲書より
─────────────────────────────
 300人委員会は、1727年のイギリス東インド会社(BE
IC)の300人会議を母体として、英国貴族によって設立され
たのです。このピラミッドには33階級があり、上に行くにつれ
33人委員会、13人評議会というように人数が少なくなり、そ
の頂点には「イルミナティ」と呼ばれるフリーメイソン中枢組織
が存在するのです。
 大多数の人々は、そういう世界は一種の宗教のようなもので、
自分には関係のないものと考えていると思いますが、オバマケア
のチップ埋め込み疑惑や、日本のマイナンバー制度と深く関わり
のある問題なのです。マイナンバーは、日本中に張り巡らされた
監視カメラ、それに基づく顔認証、歩容認証技術、それに特定秘
密保護法や盗聴法が深く関係するのです。けっして自分に関わり
のない問題ではないのです。
 既出の田中聡氏によると、新世界秩序が目指しているのは次の
ようなことであるというのです。
─────────────────────────────
 新世界秩序を実現しようとしている陰謀団がめざしているのは
世界をただ一つの政府のもとに統一して支配し、世界人口を十億
人(数字は諸説ある)に削減することだという。資源の枯渇や食
料問題、環境問題などを考慮すると、今の人口はあまりに多すぎ
るので、エリートだけを残し、劣った着たちは絶滅させようとい
うのである。いや、エリートでなくても有能な者は奴隷として、
残され労働させられるようだ。そうして彼らにとっての理想社会
を築こうとしているのだという。陰謀の数々はそのための手段な
のだ。人口問題や地球温暖化などの環境問題をアピールすること
もそうだし、戦争の誘発、気象操作、遺伝子組み換え作物を広め
ることによる農業破壊や健康破壊、ワクチン注射による不妊化な
ども、そのために進行中である。  ──田中聡著の前掲書より
─────────────────────────────
            ──[現代は陰謀論の時代/002]

≪画像および関連情報≫
 ●パリの同時多発テロと300人委員会
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   パリの同時多発テロは、ISISを利用した自作自演テロ
  だったことが分かっていますが、フランスは威勢よくシリア
  に戦闘機や空母を送り込み、対ISIS戦争を演出していま
  す。今後ロシアと共に、アメリカやNATOも、対ISIS
  戦争に参戦し、シリアを完全に破壊することになるのでしょ
  うね。
   既にアメリカでも、イスラム系移民や難民を装ったテロリ
  ストが何人も潜伏しているそうですから、次はアメリカが偽
  旗テロの標的になるのでしょうか。
   今月末に強制的に二酸化炭素を削減させる詐欺温暖化政策
  を維持させるための国連気象サミットが再び開催されようと
  していますが、本当にくだらないですね。いつになったら、
  会議の出席者達は、私たち一般人が温暖化の原因が二酸化炭
  素ではないということを知っているということに気が付くの
  でしょうか。知らぬは当事者ばかりなり。
   イルミナティの二酸化炭素詐欺ビジネスが世界中で横行し
  ています。この詐欺ビジネスで巨額の富を得ているのがアル
  ・ゴアや他のエリート連中です。彼らは、世界中からお金を
  むしり取り、権力を維持するためにあらゆる詐欺を考え出し
  ます。二酸化炭素恐怖説もその一つです。彼らの温暖化詐欺
  を止めさせるには地球が寒冷化するしかないのでしょうか。
                   http://bit.ly/1RhBaGW
  ───────────────────────────

H・G・ウェルズ.jpg
H・G・ウェルズ
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2016年01月06日

●「ベストセラーに陰謀論のレッテル」(EJ第4190号)

 またしても「相棒」です。1月3日の午後1時から放送された
「新春相棒祭り」の第1話は『ビリーバー』(再放送)だったの
です。この作品は、2013年10月16日放送の相棒シーズン
12の最初の作品です。
 この作品には、「火の玉大王」を名乗り、生放送を繰り返す綾
辻という男が登場します。彼は、三角形のフリーメイソンの時計
をはめ、相対性理論を「アインシュタインの戯言」「でたらめ」
といったり、宇宙船を呼ぼうとする怪しげな団体を率い、生放送
で様々な「陰謀論」を配信するのです。
 今回の物語は、主人公の甲斐享(成宮寛貴)とこの綾辻の接触
から展開していきます。テレビ朝日は、意識してそういう作品を
選んでいるのでしょうか。陰謀論という妙な言葉が、たとえドラ
マであってもこのように多く取り上げられるようになったのは、
最近の世の中には陰謀論的な出来事があまりにも多く、現代が陰
謀論の時代になったからであるともいえます。
 2012年の出来事ですが、元外務省国際情報局長の孫崎享氏
著作のベストセラー『戦後史の正体』(創元社)が、評者のジャ
ーナリストの佐々木俊尚氏から、一方的に陰謀論のレッテルを貼
られるという“事件”が起きたのです。その書評です。
─────────────────────────────
 ロッキード事件から郵政民営化、TPP(環太平洋経済連携協
定)まで、すべては米国の陰謀だったという本。米が気に入らな
かった指導者はすべて検察によって摘発され、失脚してきたのだ
という。著者の元外務省国際情報局長という立派な肩書も後押し
してか、たいへん売れている。しかし本書は典型的な謀略史観で
しかない。(中略)
 終戦直後に出た『旋風二十年』という本がある。戦中は多くを
報道できなかった新聞記者が「実は軍部が悪かったのだ」と暴い
た本だ。当時の国民はこの本に「そうだ、悪いのは私たちじゃな
かったのだ」と胸をなで下ろし、結果として戦争責任の問題は他
人事へと押しやられた。本書も、「今の日本がうまくいっていな
いのは米国の陰謀があったからだ」と自己憐憫と思考停止を招く
のか。それとも「これからは自立していかなければ」と前に踏み
出す一助となるのか。後者であることを切に祈るばかりだ。
  ──佐々木俊尚氏/2012年9月30日付、朝日新聞朝刊
─────────────────────────────
 ここで「謀略史観」とは「陰謀史観」と同義語なのです。これ
に対し、孫崎氏は激怒し、本の内容の要約からして間違っている
と逐次的に誤りを指摘のうえ次のように抗議し、朝日新聞社に対
して謝罪記事の掲載を要求したのです。
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      目を疑うぐらい低レベルの書評である
                 ──孫崎享氏
─────────────────────────────
 ネットなどを見ると、佐々木俊尚氏の書評を支持する人が多い
ですが、このケースは孫崎氏が怒るのは当然のことです。なぜな
ら、他人の本に「陰謀論である」というレッテルを貼ることは、
その本がバカな読者の一過性のおもしろトンデモ本か、カルト的
インチキ情報を垂れ流すくだらない有害図書であると認定するに
他ならないからです。これに対して朝日新聞は、事実認定の一部
に誤りがあったとし、訂正記事を出しています。
 この孫崎氏の怒りに対して、孫崎氏を支援したのは、元検察官
で弁護士の郷原信郎氏です。郷原氏は自身のブログで、次のよう
に述べています。
─────────────────────────────
 孫崎氏自身もツイッターで批判しているように、同書では「米
が気に入らなかった指導者はすべて検察によって摘発され、失脚
してきた」などとは書いていない。(中略)
 佐々木氏は同書を「典型的な謀略史観」だというが、その「謀
略」という言葉は、一体何を意味するのだろうか。
 日本の戦後史と米国との関係について、「米国の一挙手一投足
に日本の政官界が縛られ、その顔色をつねにうかがいながら政策
遂行してきた」と述べているが、それは、孫崎氏が同書で述べて
いることと何一つ変わらない。孫崎氏の著書は、アメリカ側の誰
かと日本側の誰かとの間で、具体的な「謀議」があって、そのア
メリカ側の指示に日本の政治や行政がそのまま動かされてきたと
いうような「単純な支配従属の構図」だったと言っているわけで
はない。むしろ、孫崎氏の戦後史には、「謀略」という単純な構
図ではなく、政治、行政、マスコミ等の複雑な関係が交錯して、
アメリカの影響が日本の戦後史の基軸になっていく構図が、極め
てロジカルに描かれている。従来の「陰謀論」とは一線を画した
具体的な資料に基づく、リアリティにあふれるものであるからこ
そ、多くの読者の共感を得ていると言うべきであろう。
 「戦後史の正体」を佐々木氏のように読む人がいるというのも
驚きだが、あたかもそれが同書に対する標準的な見方であるよう
に、書評として掲載する朝日新聞の意図も、私には全く理解でき
ない。                http://bit.ly/1P8Z4zP
─────────────────────────────
 陰謀論は、要するに世間一般の常識に合わないトンデモ論のこ
とではないかと思います。しかし、その世間一般の常識というも
のが間違っていることが非常に多いのです。したがって、常識で
は考えられないからといって、それをトンデモ本として切り捨て
るのは明らかに間違っています。
 孫崎氏の本は私も読みましたが、その主張には郷原氏のいうよ
うに具体的な資料の裏付けもあるし、展開がロジカルであり、十
分信ずるに足るものだと考えます。しかし、日本では、陰謀論と
聞くと、無条件にうさんくさいものとみなす知識人があまりにも
多いことは事実です。だからこそ、無造作に他人に「陰謀論」の
レッテルを貼ってはならないのです。
            ──[現代は陰謀論の時代/003]

≪画像および関連情報≫
 ●「戦後史の正体」一読の価値あり。鵜呑みをしなければ。
  ───────────────────────────
   遅ればせながら昨年夏に発刊された孫崎享氏の「戦後史の
  正体」(創元社)を読んだ。普通より大きい帯封には「本書
  は、これまでほとんど語られることのなかった〈米国からの
  圧力〉を軸に、日本の戦後史を読み解いたものだからです。
  こういう視点から書かれた本は、いままでありませんでした
  し、おそらくこれからもないでしょう。「米国の意向」につ
  いて論じることは日本の言論界ではタブーだったからです」
  (著者)とある。
   米国の政治地政学的な政策を政治経済を考える視点の一つ
  にしている私にとって幾つか共感するところはある。例えば
  「はじめに」の中にでてくる「米国の対日政策な、世界戦略
  の変化によって変わります」というのは、当たり前の周知の
  事実。国家が自国の利益を拡大するため、時に「謀略」を仕
  掛け、時に「圧力」をかけ、時に「妥協」するのは歴史の常
  であり、訳もなく(あるいは感情的な理由で)他国を優遇す
  ると考えるのはお人好し過ぎる、だろう。
   さて著者は、日米関係について戦後の政治家を3つに分類
  する。第一が「自主派」、第二が「対米追随派」で、第三が
  「一部抵抗派」だ。「自主派」には重光葵、鳩山一郎、佐藤
  栄作、鳩山由紀夫らの名前があがり、「追随派」には吉田茂
  池田勇人、小泉純一郎の名前があがり、「一部抵抗派」には
  鈴木善幸や福田康夫の名前があがる。
                   http://bit.ly/1mXV1Qj
  ───────────────────────────

孫崎 享氏/佐々木俊尚氏.jpg
孫崎 享氏/佐々木俊尚氏
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2016年01月07日

●「CIAが始めた陰謀論のレッテル」(EJ第4191号)

 ジャーナリストの佐々木俊尚氏が外交評論家の孫崎享氏の本に
陰謀論のレッテルを貼った“事件”の続きです。佐々木氏は、陰
謀論は「自己憐憫」と「思考停止」を招くからよくないというの
ですが、既出の田中聡氏は、これに対して自著において、次のよ
うに反論しています。
─────────────────────────────
 佐々木は削除された冒頭で、「典型的な謀略史観でしかない」
と、孫崎の書を切って捨てた。なぜ謀略史観がいけないのかなど
は言わずもがなという感じだったが、この結論によって陰謀論は
「自己憐憫と思考停止を招く」からダメだと考えられていること
がわかる。佐々木には孫崎の本が「自己憐憫と思考停止を招く」
のではないかと案じられたのだろう。それが佐々木の端的な読後
感だったと思ってもよいかもしれない。「自分はこういうことを
思ったよ」と書かないで、「これは謀略史観だ」と書く。それが
ラベル貼りの論法である。(中略)
 それよりはむしろ、陰謀論というラベリングによって論外とす
るような態度のほうがずっと「有害」だと思うのだ。それに、そ
のラベル貼りこそが、それについての思考停止を招いているので
はないか。         ──田中聡著『陰謀論の正体!』
                     幻冬舎新書347
─────────────────────────────
 私は田中氏の主張に賛成です。佐々木氏は、陰謀論は「自己憐
憫と思考停止を招く」といいますが、陰謀論のレッテルを貼る行
為の方が多くの人にその問題に関して思考停止を強いてしまうの
ではないでしょうか。
 仮にある国の政府が実施した政策や施策について疑惑や批判や
非難が出た場合、そのことについてあれこれ詮索されたくないと
きは、その主張に陰謀論のレッテルを貼ってしまえばよいという
ことになります。なぜなら、陰謀論のレッテルが貼られると、多
くの人はその主張は論外であるとみなし、調査も追及もやり難く
なるので、それを社会的に抹殺することも可能になるからです。
きわめて効果的なプロパガンダになるといえます。
 そこで、この陰謀論のレッテル貼りをはじめたのは誰であるか
について調べてみたのです。それを解くかぎは、米国の歴史学者
のランス・デヘイヴンスミス氏が2013年に上梓した次の本に
あったのです。
─────────────────────────────
               ランス・デヘイヴンスミス著
  『アメリカの陰謀論』(Conspiracy Theory in America)
─────────────────────────────
 ランス・デヘイヴンスミス氏は、この本で陰謀論について次の
事実を明らかにしています。
─────────────────────────────
 米国人の多くは、陰謀論というレッテルが1967年に始めら
れた中央情報局(CIA)のプロパガンダ計画によって、侮辱的
な言葉として広められたと知ったら、ショックを受けるだろう。
        ──ランス・デヘイヴンスミス著の前掲書より
   野口英明著『世界金融本当の正体』/株式会社サイゾー刊
─────────────────────────────
 デヘイヴンスミス氏は、陰謀論のレッテル貼りはCIAのプロ
パガンダとして、1967年から始められたといいます。なぜ、
1967年なのかというと、当時のケネディ大統領が1963年
11月22日にダラスで暗殺され、その暗殺事件を検証するため
に設置された大統領特命調査委員会(ウォーレン委員会)による
最終報告書が、1964年9月に発表されたことと密接に関係す
るからです。
 この報告書は、本文だけで888ページに及ぶ膨大な内容であ
るのに、真相を解明するのに程遠い内容だったのです。とくに報
告書が、次の2点に絞り込み、犯人を断定している点が、大きな
疑惑を呼んだといえます。
─────────────────────────────
         1.狙撃犯は1人である
         2.発射した3発の銃弾
─────────────────────────────
 「1」については、暗殺はリー・ハーヴェイ・オズワルドの単
独犯行であることを結論づけています。しかし、オズワルドは必
ずしも射撃が上手ではなく、暗殺に使用されたライフルの命中率
も高くないのです。
 「2」については、オズワルドが発射した銃弾は3発のうち2
発は外れ、1発がケネディ大統領と同乗のテキサス州のコナリー
知事に計7か所の傷を負わせたとしている点です。1発の銃弾で
ケネディ大統領の命を奪い、コナリー知事に多くの傷を負わせて
いる点が不自然なのです。
 このように、ウォーレン報告書に対する疑いから、多くの人が
リンドン・ジョンソン大統領が暗殺事件に関与しているのではな
いかと疑いはじめたのです。なぜなら、ケネディ大統領が暗殺さ
れて、一番利益はを得るのが、当時副大統領を務めていたリンド
ン・ジョンソンであったからです。
 その頃から、ケネディ大統領暗殺の犯人は政府の上層部である
とするコンテンツが新聞や雑誌や書籍に掲載されるようになった
のです。そして、1966年の世論調査によると、米国民の過半
数がウォーレン委員会の調査結果は不十分としていることが判明
したのです。
 このような状況になり、危機感を持ったのはCIAです。事態
を放置すると、米国政府に対する不信感が高まる恐れがあると判
断したからです。そこで、CIAは、1967年1月から「10
35─960」という文書を使って、ウォーレン報告書疑惑を記
述する書籍や人物に対して、陰謀論者であるとするレッテル貼り
をはじめたのです。これが陰謀論のレッテル貼りのはじまりなの
です。         ──[現代は陰謀論の時代/004]

≪画像および関連情報≫
 ●ケネディ大統領暗殺事件
  ───────────────────────────
   オズワルドによる単独の犯行であったとする政府の公式説
  明に納得せず、何らかの陰謀があったと主張する者が多い。
  2003年の世論調査では、70パーセントの人々が、ケネ
  ディ暗殺は単独犯ではなく複数犯による犯行であったと考え
  ている。
   実行犯についてもオズワルド以外に狙撃したものがいたと
  する説もある。証拠物件の公開が政府によって不自然にも制
  限されたり、大規模な証拠隠滅が行われたと主張する者もい
  る。リー・ハーヴェイ・オズワルドが、ダラス市警察本部で
  ジャック・ルビーに射殺され、さらにジャック・ルビーが服
  役中に病死したのは口封じのためであるとする意見もある。
  陸井三郎は目撃証言者12人が変死または怪死していると主
  張している。
   「マフィア主犯説」は、かつてジアンカーナらがケネディ
  本人や父のジョセフ・ケネディ・シニアによる依頼を受けて
  大統領選挙におけるケネディ陣営の資金集めや不正を手伝っ
  たにもかかわらず、その後ケネディがフーヴァーやロバート
  の忠告を受けてジアンカーナや共通の友人であるフランク・
  シナトラらとの関係を突然断った上に、ケネディ政権がロバ
  ートを中心にしてマフィアに対する壊滅作戦を進めたことを
  「裏切り」と受け取ったジアンカーナらを中心としたマフィ
  アが、「裏切り」への報復と壊滅作戦の停止を目論んで行っ
  たとするものである。       http://bit.ly/1O5ikyh
  ───────────────────────────

暗殺直前のケネディ大統領.jpg
暗殺直前のケネディ大統領
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2016年01月08日

●「陰謀論とCIAプロパガンダ計画」(EJ第4192号)

 陰謀論のレッテル貼りを始めたのはCIAであることを昨日の
EJで述べましたが、この話をもう少し続けることにします。時
は1967年、ケネディ大統領暗殺事件を検証したウォーレン委
員会報告書の公表がきっかけで、それは始まったのです。
 このウォーレン報告書を批判する書籍や、新聞・雑誌の記事が
多く書かれ、それを多くの人が読むことによって、米国民のおよ
そ46%が、報告書に書かれているオズワルドの単独犯行説を信
じていないことが明らかになります。
 これに関して、CIAがプロパガンダとして、陰謀論のレッテ
ル貼りを始めることを指示したCIA文書「1035─960」
には、次のように記述されています。
─────────────────────────────
 この世論の傾向は、我々の組織を含む合衆国政府の懸念事項で
ある。・・・さらに、ある傾向が強まっているようである。それ
がほのめかすところによれば、ジョンソン大統領自身が、利益を
得たという人物として、何らかの形で暗殺に責任があるという。
 そのような深刻な事態をほのめかすことは、当該人物〔=ジョ
ンソン大統領〕のみならず、米国政府全体の評価に影響する。我
々の組織自体、直接関与している。いくつかある事実のうちとり
わけ、調査への情報提供に寄与した。陰謀論はしばしば我々の組
織に疑いを投げかけてきた。たとえば、リー・ハーヴェイ・オズ
ワルドが我々のために働いたという虚偽の主張によってである。
 本文書の目的は、陰謀論者の主張に反撃し、その信用を貶める
素材を提供し、そのような主張が他国に広まるのを阻止すること
である。       ──野口英明著/『世界金融本当の正体
  /「ロスチャイルド伝説」と「中央銀行の通貨発行権問題」
        に最終決着をつける!』/株式会社サイゾー刊
─────────────────────────────
 このCIA文書が出た1967年1月までは、日常会話におい
て、「陰謀論」とか「陰謀論者」という言葉はほとんど使われて
いなかったのですが、この文書以降は悪いイメージで、これらの
言葉が使われるようになり、新聞や雑誌などでも取り上げられる
ようになります。
 それでは、CIAは、この文書によって具体的にどんな行動を
CIAスタッフに指示したのでしようか。これについては文書の
「行動」という部分において、次のように書かれています。
─────────────────────────────
 ・巨大な陰謀について多数の人々が沈黙を守るのは不可能と
  主張する。
 ・CIAに親しい人々に相手の主張を攻撃させ、公式報告に
  立ち戻らせる。
 ・目撃者の証言は信用できないと主張する。
 ・すべて旧聞にすぎず「新たな重要証拠は何も出ていない」
  と主張する。
 ・議論が活発でないかぎり、陰謀があつたという主張を無視
  する。
 ・憶測は無責任だと主張する。
 ・自分の説に固執し、のばせていると非難する。
 ・政治的動機があると非難する。
 ・金銭的利益から陰謀論を広めていると非難する。
               ──野口英明著の前掲書より
─────────────────────────────
 この文書で示している「行動」は、当然のことですが、暗殺問
題の議論が起きていないところではやってはならないと念を押し
議論が盛り上がっているところでのみ効果的に行うべしと指示し
ています。寝た子を起こすことはないというわけです。
 そのうえで、ウォーレン報告書に反する主張をする書籍や意見
や記事に関しては、陰謀論ないし陰謀史観であるというレッテル
を貼り、その信頼性を貶めよと指示しています。
 加えて、何らかの証拠を示している主張に関しては、証拠の信
頼性を徹底的に貶めよと指示しています。目撃者の証言は信用で
きないと主張し、すべての証拠は旧聞に過ぎず、新証拠はないと
反論せよと指示しています。
 証拠のない単なる憶測での主張に関しては、無責任であると反
論し、政治的な動機や金銭的な利益がからんでいるのではないか
と相手を非難すべきだとしています。根拠のない自分の説に固執
し、のぼせているのではないかと攻撃するのも効果がある、と。
 要するに、どのような新事実が出てきても、ウォーレン報告書
の内容に関しては、その間違いは認めず、一切変更せず、再調査
はしないを貫き、真相はあくまで報告書の通りであると主張する
方針なのです。そのようにしているうちに時間が経過し、証拠能
力は薄れるとともに、相手に浴びせた陰謀論者の汚名の効果が出
てくると説いています。
 このCIA文書が出る以前には、陰謀論に言及した記事や言説
はほとんどなかったのですが、1967年以降についてはそのよ
うなコンテンツが増えてきています。これについては、添付ファ
イルを見てください。
 添付ファイルのグラフは、「ニューヨーク・タイムズ紙とタイ
ム誌が『陰謀論』に言及した年間の記事数」を表しています。報
告書が公表された1964年時点では、ニューヨーク・タイムズ
紙は「陰謀論」という言葉を含む記事がたったの5本だったのに
その後記事は急増し、最近では年間140本を超すようになって
いることを示しています。
 タイム誌においても、1965にはじめてこの言葉を含む記事
が掲載されて以降、少しずつではありますが、増加しつつありま
す。これを見ると、1967年のCIA文書の影響力がいかに大
きいかの証明であるといえます。逆にいうと、世の中に陰謀論的
な出来事がそれだけ多くなっていることの証明ともとることがで
きます。そういう意味で現代は陰謀論の時代になっているといえ
るのです。       ──[現代は陰謀論の時代/005]

≪画像および関連情報≫
 ●米国の言論に自由は存在しない/日本と世界の情報ブログ
  ───────────────────────────
   ベンジャミン氏は、日経新聞に失望してフォーブスに転職
  した。しかし、そこでも同じような目に遭ったのである。ゴ
  ールドマン・サックスやゼネラル・エレクトリックのような
  大企業については何も書けないことが分かったのである。
   フォーブスでも検閲を受けるようになり、欧米のメディア
  にも言論の自由がなかったのである。シティバンクはヤクザ
  のマネーロンダリングに関わっていたことが金融庁にバレて
  日本から一度撤退しているが、その記事を書こうとしたら、
  没にされた。ベンジャミン氏は早い段階から、情報をつかん
  で記事に書こうとした。それで上司に呼ばれて、事実確認、
  情報源について聞かれたので、「財務省の○○さんに確認し
  た」と答えたら、もう上司は何も言えなかったわけである。
   それでも没にされた。何の理由の説明せずに没にする。そ
  ういうことを続けているうちに、ブラックリストに載ってし
  まったわけである。テレビでも大スポンサーの話は一切でき
  ない。陰謀論的な話も、ちょっとすると怒られる。アポロ計
  画の疑惑だって、全部がインチキだとは思っていないが、明
  らかにおかしいところがあるわけである。(山口氏)「軍事
  機密ですから隠されている」と言うだけでカメラを止めてお
  説教されてしまう。前田利家は徳川幕府に目をつけられてい
  たので、バカ殿のふりをして、幕府を安心させて自分の家を
  守っていたという。       http://amba.to/1Rb2M2g
  ───────────────────────────
 ●グラフの出典/野口英明著の前掲書より

ニューヨーク・タイムズ紙とタイム誌が陰謀論に言及した年間記事数.jpg
ニューヨーク・タイムズ紙とタイム誌が陰謀論に言及した年間記事数
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2016年01月12日

●「背後には米国がいるという陰謀論」(EJ第4193号)

 ここでもう一度、佐々木俊尚氏による孫崎享氏の『戦後史の正
体』(創元社)へのレッテル貼りの話に戻ります。実は、この本
とほぼ同時に孫崎氏は『アメリカに潰された政治家たち』(小学
館)を上梓しているのです。
 佐々木氏はこの2つの本を読んで、『戦後史の正体』の書評を
書いたのではないかと思われます。ここには、佐々木氏が陰謀論
であると糾弾する米国に潰された政治家の話が出てくるのです。
佐々木氏は、この本を読んで孫崎氏の発想を「陰謀論的」と判断
したのではないでしょうか。
 米国が、自国にとって都合の悪い日本の政治家を検察を使って
失脚させたのではないかということはよく聞かれる話ですが、日
本の文化人の多くはその話を「陰謀論」ときめつけます。多くの
場合、事実をていねいに調べることなく、そう断定するのです。
 これについては、自らも検事である郷原信郎氏も陰謀論と断定
しています。
─────────────────────────────
 西松建設事件以降の小沢一郎氏に対する一連の検察捜査がアメ
リカの意向によって行われたものだという見方もあるが、私はそ
のような「陰謀論」には与しない。検察をめぐる問題は、そのよ
うな単純な話ではなく、むしろ検察の独善的かつ閉鎖的組織の特
質に根差す複雑な問題だ。私は、そのような検察に対する「アメ
リカの陰謀論」を基本的に否定してきたが、その私にとっても、
同書の検察に関する記述には全く違和感がなかった。
                   http://bit.ly/1P8Z4zP
─────────────────────────────
 しかし、自民党には「清和会」と「経世会」の二大派閥があり
これらの派閥と米国の関係は明らかに違うといえます。二つの派
閥を比較してみます。
─────────────────────────────
◎清和政策研究会(清和会は旧名称)
 清和政策研究会は、福田派からはじまって、安倍派、三塚派、
森派と変遷している。代表的な政治家は、福田赳夫、小泉純一郎
森喜朗、安倍晋三などを上げることができる。
◎平成研究会(経世会は旧名称)
 平成研究会は旧田中派の流れを汲むもので、竹下派、小渕派、
橋本派、津島派と変遷している。代表的な政治家は、竹下登、橋
本龍太郎、小渕恵三などを上げることができるが、旧田中派の田
中角栄、小沢一郎などを上げることができる。
─────────────────────────────
 これら2つの派閥は、その代表的政治家のその後の運命を見る
と違いが分かります。清和政策研究会の首相経験者は、全員長生
きであり、平成研究会のそれと比べると、歴然としています。
 小泉政権、安倍政権はきわめて長期政権を築き、現安倍政権は
歴代最長記録を更新する可能性が大です。しかし、これに比べる
と、平成研究会は無残です。田中角栄はロッキード事件で足元を
すくわれ、脳梗塞に倒れ死亡。竹下登はリクルート事件で失脚し
変形性脊椎症で死亡。橋本龍太郎は、一億円ヤミ献金事件で政界
を引退し、68歳で死亡。小渕恵三は任期半ばで脳梗塞で倒れ、
62歳で死去しています。
 田中派の流れを汲む小沢一郎に関しては、まだ健在ではあるも
のの、民主党による政権交代の立役者でありながら、政権を奪取
したとたん、足元の民主党に一種のクーデターを起こされ首相に
なれず、加えて西松建設事件などの濡れ衣の容疑をかけられ、無
罪になったものの、政治生命をほとんど失っています。
 病気まで、米国(を支配している勢力)のせいとはいわないも
のの、濡れ衣のスキャンダルによって潰される政治家が多いので
す。とくに小沢一郎事件に関しては、EJで何回も詳細に書いて
いるので間違いのない悪意の捏造です。郷原信郎氏のいう「検察
の独善的かつ閉鎖的組織の特質に根差す複雑な問題」だけではな
く、その検察を使う別の勢力がないと、ここまで徹底的に一人の
政治家潰しはできないはずです。
 しかし、国民の大多数は現在でも「小沢一郎=悪の政治家」と
思い込んでいます。陰謀論のレッテルを貼られると、このように
その効果はてきめんなのです。このような問題に詳しい医師の内
海聡氏は、清和政策研究会と平成研究会について、次のように述
べています。
─────────────────────────────
 両者(清和政策研究会と平成研究会)の違いをきわめて簡単に
いうと、清和会は米国の手下、経世会は日本独立やアジア外交重
視の人たちである。ここに緒方竹虎から続く、自民党とCIAの
癒着の歴史が関係している。清和会は米国に有利な政策を遂行し
その報酬としてCIAからカネをもらい、勢力を伸ばしてきた。
大手マスコミは一切報道しないが、岸信介がCIAに雇われたエ
ージェントだったことは、後年になって情報公開された米国務省
米国立公文書記録管理局の資料から明らかになっている。
 一方の経世会は、米国だけでなく、ヨーロッパやアジアとの関
係も強化していこうという考え方だ。田中角栄などはまさにその
代表である。                 ──内海聡著
 『99%の人が知らない/この世界の秘密』/イーストプレス
─────────────────────────────
 確かに清和政策研究会は平成研究会に比べると、ツイており、
平成研究会は不幸だったといえます。しかし、それにしては違い
過ぎると思いませんか。単なる幸不幸で片づけられない問題であ
り、バックに何らかの勢力が存在すると考えても不思議ではない
と思います。
 その問題に陰謀論のレッテルが貼られるのは、それについては
深く調べてもらいたくないと考える勢力がいるという見方もでき
ると思います。この問題のほかにも、とても偶然の一致とは思え
ない不可解な出来事がわれわれの身の回りにたくさん起きている
のです。        ──[現代は陰謀論の時代/006]

≪画像および関連情報≫
 ●孫崎享著『アメリカに潰された政治家たち』より
  ───────────────────────────
   ここでは、その暗闘を、岸信介を主人公としてストーリー
  を語ることで、明らかにしていこうと思います。まず岸信介
  とはどんな人だったのでしょうか。
   岸は東京帝国大学法学部を卒業後、1920年に農商務省
  に入り、1936年に満州国にわたり、国家運営の要職を歴
  任しました。1941年には東条英機内閣に商工大臣として
  入閣。日米開戦時の大臣であり、戦時中は物資動員の責任者
  も務めました。そのため、岸は1945年9月11日にA級
  戦犯として逮捕され、巣鴨拘置所に拘置されます。戦犯とし
  て有罪判決を受けて処刑されるのを待つだけの身に置かれて
  いたのです。巣鴨に拘置されている間に、岸がとんでもない
  切れ者だったことを示すエピソードが残されています。
   P23〜 岸が拘置所内で書いた『獄中日記』の1946
  年8月10日のページにはこう記されています(口語訳)。
  「パリ講和会議におけるソ連外相モロトフと米国国務長官バ
  ーンズの対立は、冒頭の演説からたがいの悪口の言い合いと
  なった。ソ連の機関紙『プラウダ』は『バーンズの挑戦』と
  いう見出しをつけ、全ページを使ってその全訳を掲載し、国
  民の注意を呼び起こそうとした。(略)ソ連は平和会議をわ
  ざと長びかせ、そのあいだにバルカン半島や地中海方面に勢
  力を伸ばしてしまおうという計画を立てており、一日も早く
  平和的な国際関係を樹立しようと望む米国や英国とは完全な
  対立関係にある」。        http://bit.ly/1RCiYaX
  ───────────────────────────

孫崎享著『アメリカに潰された政治家たち』.jpg
孫崎享著『アメリカに潰された政治家たち』 
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2016年01月13日

●「田布施町人脈が今まで日本を支配」(EJ第4194号)

 ある特定の勢力が世界を支配するなどというと、現実味が乏し
い話になりますが、ひとつの政治勢力が一国を長い間にわたって
支配するということはよくあることです。実は日本もそういう国
家のひとつです。それも明治維新から現代にわたって支配が続い
ているといったら信ずることができますか。
 山口県の南東部に「田布施町」という町があります。室津半島
の付け根にあたる瀬戸内海沿岸から内陸に向かって町域が広がる
小さな町です。瀬戸内海に浮かぶ離島である馬島を町域に含むほ
か、内陸部には柳井市と岩国市に囲まれた飛び地(小行司地区)
が存在します。現在の人口は、2010年時点で、約1万6千人
です。もとは北朝鮮の被差別部落であったという説もあることを
記しておきます。
 なぜいきなり田布施町なのかというと、この町からの出身者が
凄いからです。伊藤博文、木戸幸一、宮本顕治、河上肇、難波八
助、松岡洋右(元外相)、安倍源基(終戦時の内務大臣)、賀屋
興宣などであり、岸信介、佐藤栄作、安倍晋三は、この田布施町
出身者の末裔です。ちなみに、伊藤博文と岸信介の出身地を上げ
ておきます。
─────────────────────────────
     伊藤博文 ・・・  周防国熊毛郡束荷村
     岸 信介 ・・・ 山口県熊毛郡田布施町
─────────────────────────────
 伊藤博文から末裔の安倍晋三までを含めると、伊藤博文、岸信
介、佐藤栄作、安倍晋三の4人の総理を出しており、しかも現在
の安倍晋三首相は、2度目の総理就任です。こんな小さな町から
4人の総理が出るとは驚きです。
 明治維新後、田布施出身の多くの志士が明治政府の重要なポス
トに就くことになるのですが、その流れは意識して受け継がれ、
現在の安倍首相へと繋がっているのです。この明治維新から受け
継がれてきた一連の流れは、「田布施システム」という言葉で呼
ばれているそうです。これが本当であるとすると、この田布施一
族によって日本は乗っ取られている──こういっても過言ではな
いと思います。
 不思議なことはまだあるのです。実は鹿児島県にも熊毛郡があ
り、県南部には田布施町があったのです。現在の加世田市金峰町
のことです。ここも被差別部落だったといわれます。
 小泉純一郎元首相の父である純也は、鹿児島の田布施町の出身
であり、後に小泉家の婿養子になり、純一郎が生まれています。
小泉家は、母方の祖父である小泉又次郎は第2次若槻内閣で逓信
大臣を務め、若い頃に全身に入れ墨を彫っていたことから、“い
れずみ大臣”などの異名で知られる大衆政治家だったのです。そ
の鹿児島の田布施町出身の末裔の小泉純一郎も総理大臣になって
いるのです。これは驚くべきことです。
 これらの田布施関係者がなぜ明治維新において、強いリーダー
シップを持つことができたのでしょうか。この謎を探っていくと
ひとつのキーワードにぶつかります。そのキーワードとは、「明
治天皇」です。
 明治政府は、明治4年9月24日に、いま考えると驚くべきこ
とをやっています。それは「皇霊を宮中に遷祀する詔」を実行し
たことです。何をやったかというと、この詔によって宮中より仏
教色を一掃したことです。1400年以上の仏教の歴史を有する
皇室がこれを実施するのは驚天動地のことです。
 これによって、上古以来宮中に祀られていた仏堂・仏具・経典
など、また天皇・皇后の念持仏など一切を天皇家の菩提寺である
京都の泉涌寺に遷し、その代わりとして、神棚が宮中に置かれる
ようになったからです。
 これについて、このテーマを追求しているブログ「しばやんの
日々」は、そのとき、3人の皇族の女性が明治政府からの還俗の
強要を敢然と拒否したことを明らかにしたうえで、この出来事に
ついて次のように疑問を展開しています。
─────────────────────────────
 皇室で仏教は1400年以上の歴史があり、江戸時代までは皇
族は仏教徒であり仏教を保護してきたのだ。まして、明治天皇に
とっては先代の孝明天皇は実の父親である。若いとはいえ、明治
4年と言えば天皇は19歳だ。他にも皇族は沢山いたのに、そん
な簡単に信仰が捨てられることに不自然さを感じるのは私だけだ
ろうか。信仰の薄い私ですら、自分の先祖の墓を捨てて明日から
神棚を祀れというのは耐えられない。
 明治天皇や主要な皇族が抵抗すれば、いかなる策士といえども
このようなことは強行できなかったと思うのだが、皇族男性すべ
てが抵抗せずに廃仏を受容したとすれば、脅迫などがあって皇族
の誰もが抵抗できない環境に置かれていたか、主要な皇族全員が
神仏分離し仏教を捨てるべきだとの考え方でほぼ一致していたか
のいずれかしか考えられないのではないか。直感的には前者の可
能性が高いだろう。          http://bit.ly/1kZiXRD
─────────────────────────────
 これは「廃仏毀釈」というのです。廃仏毀釈とは、仏教寺院・
仏像・経巻を破毀し、僧尼など出家者や寺院が受けていた特権を
廃することを指します。「廃仏」は仏を破壊し、「毀釈」は釈迦
(釈尊)の教えを壊すという意味です。日本においては一般に神
仏習合を廃して、神仏分離を押し進める明治維新後に発生した一
連の動きのことです。
 これを追及していくと、出てくるのは「明治天皇すり替え説」
なのです。つまり、明治天皇は孝明天皇の実子ではないというこ
とです。ここに「孝明天皇謀殺説」もからんできます。ここまで
くると、まさに陰謀論そのものです。
 実はこの「明治天皇すり替え説」は、あの田布施町人脈と密接
な関係があるのです。田布施町人脈には多くの謎が残されている
のです。これについては、明日のEJで解明することにします。
            ──[現代は陰謀論の時代/007]

≪画像および関連情報≫
 ●廃仏毀釈の嵐が吹き荒れた理由/「しばやんの日々」
  ───────────────────────────
   廃仏毀釈のためにわが国の寺院が半分以下になり、国宝級
  の建物や仏像の多数が破壊されたり売却されたりしたのだが
  このような明治政府にとって都合の悪い史実は教科書や通史
  などで記載されることがないので、私も長い間ほとんど何も
  知らなかった。
   梅原猛氏は「明治の廃仏毀釈が無ければ現在の国宝といわ
  れるものは優に3倍はあっただろう」と述べておられるよう
  だが、ではなぜ明治初期に廃仏毀釈がおこり、数多くの文化
  財を失うことになったのか。
   標準的な教科書である『もういちど読む 山川日本史』に
  は、明治政府は「はじめ天皇中心の中央集権国家をつくるた
  めに神道による国民教化をはかろうとし、神仏分離令を発し
  て神道を保護した。そのため一時全国にわたって廃仏毀釈の
  嵐が吹き荒れた」と簡単に書いてあるだけだ。
   「廃仏毀釈の嵐」などというわけのわからない言葉を使っ
  て誤魔化しているが、このような文化財の破壊行為が犯罪に
  もならず取締りもされなかったことはなぜなのか。
   また以前このブログで兵庫県丹波市柏原町にある柏原八幡
  神社にも三重塔が残されていることを書いたが、このように
  神社の境内に仏塔が残されているケースはわずかだけで、数
  多くの塔がこの時期に破壊されてしまっている。添付の画像
  は、昨年撮った柏原八幡神社の三重塔であるが、このような
  神仏習合の景色が、廃仏毀釈で破壊される以前には、全国各
  地にあたりまえのように存在したはずなのだ。
                   http://bit.ly/1P1VcA9
  ───────────────────────────

柏原八幡神社の三重塔.jpg
柏原八幡神社の三重塔 
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2016年01月14日

●「皇居外苑に楠木正成像がある理由」(EJ第4195号)

 皇居外苑に、ある銅像が建っています。添付ファイルの画像を
見れば、そういえばそういう銅像があったなと気付く人は多いと
思います。しかし、若い人は誰の銅像であるかほとんどの人は知
らないと思われます。これに比べると、上野公園の西郷隆盛の銅
像ははるかに有名であり、若い人でもそれが西郷隆盛の銅像であ
ることを知っています。
 皇居外苑の銅像は楠木正成の銅像なのです。楠木正成とは何者
でしょうか。なぜ、皇居前の特等席ともいうべき場所に、皇居に
何が起きてもすぐ駆けつけられるように、馬に乗って馬首を皇居
の方に向けているのです。
 この銅像を見る限り、楠木正成という人物は「天皇家の忠臣」
という扱いです。しかし、楠木正成は「大悪党」とも呼ばれてい
るのです。忠臣と大悪党──この極端な評価のウラには何がある
のでしょうか。
 それには、時代を鎌倉幕府の崩壊時点まで遡ってみる必要があ
ります。鎌倉幕府は、源頼朝を旗頭として、北条時政、北条義時
ら坂東武士が鎌倉に創設した武家政権(幕府)です。
 しかし、頼朝の死後、御家人の権力闘争によって頼朝の嫡流は
断絶し、その後は、北条義時の嫡流(得宗家)が鎌倉幕府の支配
者となります。ところが、執権北条守時の妹赤橋登子の婿である
足利尊氏が突如裏切り、六波羅探題を攻め落とすのですが、これ
がきっかけになって短期間で鎌倉幕府は滅亡してしまうのです。
これによって、天皇家は武家に取られていた政権を公家に取り戻
すことができたのです。
 ところが、その矢先、親政を行うべき長男である後二条天皇が
18歳の若さで病死してしまいます。後二条天皇の息子である邦
良親王が幼少なので、次男の後醍醐天皇が即位します。親王が成
人するまでの間、親政を執るという約束です。
 しかし、後醍醐天皇は邦良親王が成人しても天皇の座を譲らず
天皇家はお家騒動に突入してしまうのです。そのゴタゴタの結果
後醍醐天皇は京都を追われます。しかし、後醍醐天皇は、天皇の
証である「三種の神器」を持って、奈良の吉野でわれこそは正当
な天皇家であると宣言します。これが「南朝」のはじまりです。
この吉野朝初代の後醍醐天皇についている武将が楠木正成なので
す。このことは、それまでの天皇家は「北朝」であることを意味
しています。
 そのため、楠木正成は、後醍醐天皇と一緒に鎌倉幕府を倒す片
棒を担いだのではないかということで、とくに北条家──鎌倉幕
府側から「大悪党」と呼ばれるようになるのです。北条家から見
れば、敵方の武将は悪党であり、楠木正成がそのように思われて
も仕方がないでしょう。
 しかし、南朝は長続きせず、4代で途絶えてしまいます。それ
は、室町幕府を興すべく足利尊氏が立ち上がったからです。楠木
正成は攻めてくる足利軍を何度も撃退しますが、後醍醐天皇の親
政の評判はよくなかったのです。それに当の楠木正成自身も後醍
醐天皇の政治にも問題があると考えるようになります。そのとき
の楠木正成の心境について、ウィキペディアは次のように記述し
ています。
─────────────────────────────
 この頃正成は、社会の混乱の全ては後醍醐天皇の政治にあるこ
と、力を持った武士階級を統制して社会を静めるにはもう公家政
治では無理であること、そして武士を統制できる武家政治の中心
となれるのは足利尊氏以外にいないことなどを考えていたようで
ある。      ──ウィキペディア http://bit.ly/1RX4aSP
─────────────────────────────
 楠木正成は、後醍醐天皇に尊氏と和睦するよう進言したのです
が、容認されなかったので、次善の策として京都から朝廷を一時
退避して、足利軍を京都で迎え撃つ必勝の策を提言します。
 しかし、後醍醐天皇は聞く耳を持たず、京都を出て戦うよう出
陣を命ぜられ、神戸の湊川で足利軍と戦ったのですが、破れ、弟
の正季と共に自害して果てるのです。
 南朝の終了によって、三種の神器は北朝に返還されます。以後
天皇家はその系統を引き継ぎ現在まで続いているので、現在の天
皇家は北朝ということになります。それなら、北朝の天皇家の居
城である皇居の前に、南朝の守護神ともいうべき楠木正成の像が
なぜあるのでしょうか。
 この謎を解くには時代を明治維新の前に戻す必要があります。
ところで、明治維新はなぜ実現したのでしょうか。
 それは、薩長連合が成立したことにあります。薩長連合が成立
したのは、坂本龍馬の働きが有名ですが、当時薩摩藩と長州藩が
基本的にお互いの利害が一致したからです。具体的にいうと「日
本という国を外国の脅威から守るためには、幕府を倒して新しい
天皇をいただき、新しい仕組みをつくるしかない」という「水戸
学的尊王論」──当時の吉田松陰の考え方に薩摩と長州の意見が
合致したからです。
 この新しい天皇が「南朝の天皇」なのです。薩摩藩のリーダー
である西郷隆盛の先祖は、南朝の大忠臣である肥後国の菊池家の
家臣であり、江戸時代の元禄年間に島津家々臣になっていること
から、西郷自身は南朝の御正系を立てて、王政復古するのは願っ
てもないことだったのです。西郷の別名である「西郷南洲」はそ
れを表しています。
 それに長州の桂小五郎は「長州では後醍醐天皇の子孫を代々か
くまっている」ことを西郷に示唆していたのです。これによって
西郷としては、南朝復活ができると考えたものと思われます。こ
のことがなければ、いかに坂本龍馬が頑張ったとしても、薩長同
盟は成就できなかったと考えられます。
 ここで問題になるのは、その「南朝の子孫」とは誰であり、そ
の子孫がその後どうなったかです。このことを解明すれば、皇居
外苑になぜ楠木正成像があるのかの謎が解けると思います。
            ──[現代は陰謀論の時代/008]

≪画像および関連情報≫
 ●なぜ薩摩藩と長州藩が手を結んだのか/早稲男氏
  ───────────────────────────
   当時犬猿の仲にあった薩摩藩と長州藩の間を、坂本龍馬が
  とりもって同盟を結ばせたという話はあまりにも有名ですが
  なぜ薩摩と長州は手をとりあったのでしょうか。
   お互いの利害が一致したからというのが一番の理由です。
  当時薩摩藩は琉球藩との密貿易やイギリスとのつながり(薩
  英戦争後に仲良くなった)によって財政が潤っており、力が
  弱まっていた幕府からするとその影響力は脅威そのものでし
  た。そこで幕府は、長州討伐という名目で薩摩藩に長州藩を
  攻めるよう仕向けたのです。
   薩摩藩からすると、ここで長州藩と戦争を行えば、たくさ
  んの犠牲やお金がかかって国力が衰えるのは目に見えていま
  す。さらに当時の幕府には、雄藩否定論といって、力のある
  藩を目の敵にする風潮があったので、長州討伐の後に薩摩藩
  が標的とされるかもしれない、といった心配もありました。
  長州藩と戦争はしたくないけれども、幕府の命令に背いて長
  州藩との戦争を避ければ、幕府の裏切り者になってしまいま
  す。薩摩藩の中には「日本という国を外国の脅威から守るた
  めには、幕府を倒して新しい仕組みをつくるしかない」と倒
  幕を進める動きもありましたが、いくら国力があったとはい
  え、薩摩藩だけで倒幕を進めるような感じでもない。薩摩藩
  はそのような状況下にありました。 http://bit.ly/1ULkM0H
  ───────────────────────────

皇居外苑の楠木正成像.jpg
皇居外苑の楠木正成像
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2016年01月15日

●「明治天皇すり替え説の真偽を探る」(EJ第4196号)

 「ヤフー!ジャパン知恵袋」に次の質問が出ていました。その
ものズバリの質問なので、ご紹介します。
─────────────────────────────
 今の天皇は北朝ですか、南朝ですか?
 近世以来、南北朝のいずれが正統かをめぐって南北朝正閏論が
行われてきた。明治時代には皇室は南朝が正統とされ、文部省は
国定教科書で「吉野朝時代」の用語を使うよう命じた。
 東京大学史料編纂所は『大日本史料』で「南北朝時代」を引き
続き使用したが、1937年(昭和12年)、皇国史観で知られ
る平泉澄や宮内省の芝葛盛らの批判を受けた。所内の協議の結果
辻善之助所長の判断で、南北朝時代の第六編は編纂は続けるが、
出版は中断することになった。いったいどっちなのでしょうか?
                   http://bit.ly/1mTQdM4
─────────────────────────────
 回答については実際に見ていただきたいのですが、「北朝」と
いう回答が多いものの、「南朝」という回答もあります。どちら
ともつかない回答もあります。すっきりしないのです。
 EJの調査によると、南朝は4代で終わっています。それは次
の4代です。
─────────────────────────────
          96代:後醍醐天皇
          97代:後村上天皇
          98代: 長慶天皇
          99代:後亀山天皇
─────────────────────────────
 次の100代は北朝の後小松天皇です。後亀山天皇から三種の
神器が返却され、この時点で北朝に戻っています。以後はずっと
北朝の天皇が続いているということになります。したがって、現
在の天皇家は北朝である──このような理屈になるのです。
 しかし、そうであるとすると、昨日のEJで述べた楠木正成の
銅像が皇居外苑にあることの説明がつかなくなります。さらに、
「ヤフー!ジャパン知恵袋」の質問にある「明治時代には皇室は
南朝が正統とされ、文部省は国定教科書で『吉野朝時代』の用語
を使うよう命じた」は事実であり、これとも矛盾します。
 そこでひとつの仮説を立ててみます。その仮説とは、明治維新
になって北朝系の天皇は終り、以降は南朝系の天皇であるという
ものです。このように考えると矛盾はなくなります。
 明治維新の前の天皇は孝明天皇です。孝明天皇はもちろん北朝
です。孝明天皇は、あくまで公武合体の維持を望んであり、尊攘
派公家が長州勢力と結託して様々な工作を計っていることに不快
感を示していたのです。そのため、長州征伐の勅命を出したり、
京都守護職に腹心の松平容保を任命し、長州勢力を弾圧したので
長州勢から強い反発を買っていたのです。
 その孝明天皇は、慶応2年12月25日に在位21年、36歳
で崩御するのです。死因は天然痘と診断されていますが、天皇は
とくに長州勢力には嫌われていたので、他殺説もいろいろ取り沙
汰されています。
 さて、天皇が崩御すれば、その男子の継承者が皇位を継承する
ことになります。孝明天皇の場合は第2皇子の睦仁親王が122
代天皇として皇位を継承しています。慶応2年のことです。これ
が明治天皇ということになります。
 しかし、ここから先が闇であり、陰謀論でないと語れない世界
に入っていきます。この122代の睦仁天皇は、慶応2年(18
67年)からの天皇ですが、明治維新によって、1868年10
月23日から元号が「明治」となったので、明治天皇と呼ばれる
ようになります。このとき、天皇がすり替わっているというのが
明治天皇すり替え説なのです。
 明治維新の立役者の一人である伊藤博文は、かねてから南朝の
後醍醐天皇の血を継ぐ皇室の継承者を「隠し玉」として持ってい
るといっていたのです。もともと彼らの目的が「南朝の天皇を建
て、異人を追い払い、独立を保つ」でしたから、彼らがそういう
隠し玉を持っていたとしても不思議ではないのです。
 その隠し玉は、後醍醐天皇の第一皇子の息子の光良親王の子孫
に当たる地家氏を継ぐ地家寅之助という人物で、後に周防の国の
田布施にある大室家に養子に入り、大室寅之助と名乗るようにな
ります。ここにまたしても田布施が出てきます。
 つまり、こういうことです。睦仁天皇は間違いなく122代の
北朝の天皇として即位しているのですが、明治維新のさい、大室
寅之助と入れ替わり、明治天皇になっているというのです。そん
なことあるはずがないと誰でも思いますが、一概に否定できない
ことがたくさんあるのです。添付ファイルを見ていただきたいの
です。左の人物が睦仁親王であり、右が明治天皇(大室寅之助)
です。左の人物は何か台に腰かけていますが、かなり小柄であり
弱々しく見えます。これに比べて明治天皇は勇壮で体が大きく、
乗馬、相撲などのスポーツが得意であり、大柄です。
 性格も対照的なのです。睦仁親王は女のように華奢で、病気が
ちであり、字は上手ではないのに対し、明治天皇は男性的で、字
は達筆であるなど、その違いは歴然としています。写真を見る限
り、2人は明らかに別人です。
 ちなみに当時「南朝の隠し玉」というのは当時は珍しくなく、
南朝復興論を主張する有力な藩はそれぞれ隠し玉を持っていたの
です。たとえば、熊沢天皇(水戸藩)、三浦天皇(井伊藩)、出
口天皇(紀州藩)、小野寺天皇(仙台藩)などです。
 にわかには信じられない話ですが、明治天皇すり替え説は、単
行本もあり、そういう本を読むと、かなりの説得力があり、それ
ほどいい加減なものとはいえないのです。玉石混交ですが、ネッ
ト上にはこの手の情報は溢れています。
 このすり替え説のほかに、もっと驚くべき説があります。天皇
には表天皇と裏天皇があるというのです。この説については来週
取り上げます。     ──[現代は陰謀論の時代/009]

≪画像および関連情報≫
 ●明治天皇すり替え/龍馬暗殺の真相
  ───────────────────────────
   幕末はご存知の通り、南朝を正統とする水戸学の尊皇攘夷
  から始まっています。この思想を持つ人たちにとっては、南
  朝の方が正統となります。が、現実には室町時代に南朝の系
  統は消滅し、以来北朝が正統となり、孝明天皇・睦仁親王も
  もちろん北朝です。
   話は変わって、幕末、長州の田布施という所に、大室寅之
  祐という少年がいました。この人は南朝の後醍醐天皇の玄孫
  光良親王の子孫です。つまり、南朝の子孫となります。結論
  から言うと、睦仁親王とこの大室寅之祐はすり替えられまし
  た。もちろん、薩長・岩倉の手によってです。
   維新回天を成就するには、自分たちの意見を取り入れてく
  れる天皇が必要でした。そこで吉田松陰の命を受けた伊藤俊
  輔が守役をしていた、大室寅之祐を替え玉としたのです。
   吉田松陰は水戸学に啓発され、偽王朝の孝明天皇を排除し
  て正統な血筋の大室寅之祐を皇位につけ、南朝の皇統を復活
  させようと考えていたのでした。
   ここで、疑問が出てくると思います。はたして天皇となる
  人のすり替えが可能なのか?以下は、その証拠と言われてい
  るものです。          http://amba.to/1RkQTGz
  ───────────────────────────

同一人のはずの睦仁親王と明治天皇.jpg
同一人のはずの睦仁親王と明治天皇
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2016年01月18日

●「二重天皇/表天皇と裏天皇の存在」(EJ第4197号)

 事実としてはほとんど間違いのないことでも、それを公表する
と社会的影響が大きい場合、それをあえて黙殺し、真実を明かそ
うとする勢力に陰謀論のレッテルを貼ることが多いのです。天皇
家の南朝北朝論争もそのひとつと思われます。
 明治天皇は明治維新と同時に入れ替わっている──これだけで
も大変衝撃的ですが、裏天皇表天皇説という説まであるのです。
EJがこれを知ったのは、「日本の支配構造」というブログです
が、その根拠になるのは次の書籍です。
─────────────────────────────
 落合莞爾著『明治維新の極秘計画「堀川政略」とウラ天皇』
                        成甲書房
─────────────────────────────
 今上天皇をすり替える──こんなことが簡単にできるはずがあ
りません。しかし、明治維新は、いわゆる薩長が起こした一種の
クーデター計画ですから、何が起きても不思議ではないといえま
す。まして、薩摩藩の西郷隆盛は「南朝の天皇をいただき、国の
仕組みを変える」ことが目的であり、そのまま北朝の天皇を受け
入れることはできなかったのです。
 そこで朝廷側──孝明天皇、久邇宮朝彦親王、岩倉具視、徳川
慶喜などの一派が、京都に堀川御所という裏の御所をつくるとい
う「堀川政略」というシナリオを書き、明治政府側はそれを受け
入れたのです。
 つまりこういうことです。明治政府は南朝の血を継ぐといわれ
る大室寅之助が睦仁天皇に代わり明治天皇に就くが、孝明天皇は
京都に堀川御所をつくり、裏天皇として君臨するというシナリオ
です。したがって、孝明天皇は毒殺されていないし、明治維新以
後も北朝を継ぐ裏天皇として君臨し続けたというわけです。
 このとき、孝明天皇側についていたのは、徳川慶喜などの堀川
一派、堀川辰吉朗、本願寺大谷派、大徳寺臨済宗、聖護院、丹波
大江山系霊媒衆の大本教などです。
 ここで疑問なのは、孝明天皇はこの案をどうして受け入れたか
ということです。なぜなら、自分は表向き、一切姿を消すことに
なるからです。しかし、この堀川政略は当時の天皇のポジション
を考えると、朝廷側にも多くのメリットがあることは事実です。
 孝明天皇は、政治意識の強い天皇で、攘夷論、すなわち、外国
勢力は排斥するという考え方です。薩長は「尊皇攘夷論」ですか
ら、本来主張は一致するはずです。ところが孝明天皇は、公武合
体論者なのです。朝廷(公)と幕府(武──徳川幕府)が力を合
わせて、外国との折衝に当たるべきであるとの考え方の持ち主で
す。何も天皇が幕府にとって代わって政権を担うというつもりは
なかったのです。
 当時徳川幕府の権威は弱くなってきており、朝廷の権威は向上
していました。かつては天皇が幕府の顔を窺いながら朝廷として
の主張を述べることが多かったのですが、幕末には幕府の方が天
皇の顔色を窺うようになってきています。つまり、孝明天皇の時
代は、天皇と幕府の力関係が逆転していたといえます。これが徳
川慶喜の大政奉還に結びつくことになります。
 しかし、薩長──とくに長州藩の倒幕派は吉田松陰の思想を受
け継ぐ者が多く、倒幕後の政権は孝明天皇が想像もできない日本
国の運営を考えていました。そのため、薩長は孝明天皇が守ろう
とする幕府を倒す倒幕に傾いたのです。
 コトがここまで進むと、あくまで薩長に抵抗し続けると、天皇
の身が危なくなると考えた天皇の側近は多くいたと思われます。
そこで練られたのが「堀川政略」というわけです。
 この間の事情について落合莞爾氏は次のように述べています。
当時の西欧列強からの厳しい開国要求も堀川政略が練られた背景
になっています。
─────────────────────────────
 幕末になり、西欧諸国からの厳しい要求に遭って開国の已む無
きことを悟られた孝明天皇が、国体を保持しつつ政体天皇を建て
以って幕藩体制から公武合体に移行することと、開国に伴う国内
犠牲、すなわち外国の介入により臣民同士が相撃つ悲劇を最小に
止めることを第一義にしたものと推測されます。(中略)
 さらに、開国後の世界王室連合への加盟を前提にして、国体の
保全と開国とを両立させるための方策を青蓮院宮(朝彦親王)、
侍従岩倉具視に諮り、岩倉が未来構想に立って献策した「堀川政
略」を嘉納したものと考えられます。(中略)
 その骨子は皇室を表裏二面に分けることで、そのために孝明天
皇が崩御を装い、皇太子睦仁親王と倶(とも)に堀川御所に隠れ
以後は世に隠れた京都皇統として、国体天皇本来の機能である国
家シャーマンとして国家安泰を祈ります。   ──落合莞爾著
  『明治維新の極秘計画「堀川政略」とウラ天皇』/成甲書房
      「日本の支配構造サイト」/http://bit.ly/1OSn26a
─────────────────────────────
 表天皇と裏天皇──まさに陰謀論的な話ですが、これを裏付け
るものは多くあります。その証拠に明治維新から太平洋戦争が終
結するための80年間は、孝明天皇の研究は禁止され、「禁断の
研究」になっていたのです。その「孝明天皇については研究して
はならない」という規制自体が、孝明天皇には隠された秘密があ
ることの証明になると思います。
 興味があるのは、太平洋戦争突入直前は、どちらの天皇が力を
持っていたかです。裏天皇には軍部がついていたといわれている
ので裏天皇が強かったと思われますが、そうであるとすると、戦
争に強く反対していた昭和天皇の意思がなぜ通らなかったのかな
ど、今まで解けなかった多くの謎が解明できます。
 孝明天皇についての研究のタブーが事実外されたのは昭和47
年(1967年)に孝明天皇の公式記録『孝明天皇記』が公刊さ
れたことがきっかけです。しかし、あくまで孝明天皇が、慶応2
年に崩御されたことが前提となっています。
            ──[現代は陰謀論の時代/010]

≪画像および関連情報≫
 ●孝明天皇は本当に毒殺されたのか
  ───────────────────────────
   孝明天皇の死亡は、慶応2年12月25日(1867年1
  月30日)である。公武合体派の孝明天皇の突然死により、
  岩倉具視、大久保利通らの王政復古派は勢いづき、今日では
  偽文書とされる「倒幕の密勅」を、新天皇の名で薩摩・長州
  に対して発した。以降、事態は朝廷側対幕府側との全面対決
  へと急展開してゆく。
   孝明天皇の突然死については、早くから毒殺だと語られて
  きた。しかしこれに関して、明治政府側から書かれた研究書
  や小説は一切触れることはない。「毒殺説もある」と記して
  あるものは、むしろ良心的な部類である。
   孝明天皇の毒殺については、医学的には決着がついたこと
  である。孝明天皇の主治医、伊良子織部正光順の当時の日記
  とメモが光順の曾孫にあたる医師、伊良子光孝氏によって発
  見され、その中身が昭和50年から52年にかけ、「滋賀県
  医師会報」に発表された。『天脈拝診日記』と題された、日
  記とメモの解読報告である。光孝氏は、記録に残る孝明天皇
  の容態から、最初は疱瘡(痘瘡)、これから回復しかけたと
  きの容態の急変は急性薬物中毒によるものと判断した。さら
  に光孝氏は、痘瘡自体も人為的に感染させられたものと診て
  こう記したという。「この時点で暗殺を図る何者かが、『痘
  毒失敗』を知って、あくまで痘瘡によるご病死とするために
  痘瘡の全快前を狙ってさらに、今度は絶対心配のない猛毒を
  混入した、という推理がなりたつ」。
                   http://bit.ly/1OlNhjZ
  ───────────────────────────

孝明天皇.jpg
孝明天皇
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2016年01月19日

●「特定の政治勢力に支配される日本」(EJ第4198号)

 EJでは、2010年10月から2011年6月にかけて、2
つのテーマで、幕末から明治維新までを取り上げています。狙い
は、日本の政治に巣食う官僚体制がどのようにして築き上げられ
たかについて、歴史的に検証することにあったのですが、まだこ
のテーマは未完のままです。
 そのさい、腑に落ちないことはたくさんあったのです。幕末の
立役者はたくさんいますが、中枢で動いていたのは徳川慶喜であ
ることはわかっていたものの、そこに孝明天皇を中心とする堀川
一派が一緒に策動していたことは、そのときはわかっていなかっ
たのです。
 EJのバックナンバーはブログで見ることができます。幕末関
連の2つのテーマをご紹介しておきます。
─────────────────────────────
 ◎「新視点からの龍馬論」
  2010年10月 4日〜2011年 2月 4日
        EJ第2910号〜EJ第2990号
               http://bit.ly/1WiszEO
 ◎「明治維新について考える」
  2011年 2月 7日〜2011年 6月10日
        EJ第2991年〜EJ第3074日
               http://bit.ly/1n3u0ul
─────────────────────────────
 2つの天皇──政体天皇(表天皇)と国体天皇(裏天皇)がも
し本当であるとすると、幕末から明治維新、そして太平洋戦争ま
でがまるで違って見えてくるはずです。天皇の視点からも加えて
明治維新論の未完の部分を完成させたいと考えています。
 ところで「堀川政略」は、どの時点でどのようにして練られた
のでしょうか。
 おそらくそれは、安政の大獄で当時の一橋(徳川)慶喜が、隠
居・謹慎の処分を受けたときではないかと思われます。なぜかと
いうと、この堀川政略の公家方の仕掛人であり、後に朝廷内の公
武合体派の領袖になる朝彦親王も、安政の大獄で隠居永蟄居を受
けているからです。つまり、蟄居を理由として世間から姿を消し
た2人は、密かに京都でたびたび会って、公武合体論を論じてい
たものと思われます。
 朝彦親王は、当時孝明天皇よりも7歳、慶喜より14歳年上で
あり、堀川政略立案の中心人物であることは間違いないと思われ
ます。この一橋慶喜は情勢を分析できる優秀な人物であり、幕藩
体制の破たんを早くから見抜いていたのです。
 そのため、最初は嫌がっていた将軍就任を受け入れ、自らが主
導して、早くから最も犠牲の少ない方法で幕藩体制の幕引きを図
り、徳川家の存続を巧妙に図ったのです。そのための第一歩が大
政奉還なのですが、これも堀川政略のシナリオの一環です。まっ
たく新しい視点であると思います。
 ここで、1月13日のEJ第4194号の最初の問いに遡りま
す。「特定の政治勢力が長い間にわたって日本を支配しているの
ではないか」という問いです。確かに山口県の田布施町から異常
なほど多くの日本の政治リーダーが出ています。もし、大室寅之
助が本当に明治天皇であるとすると、それは皇室にも及んでいる
ことがわかります。
 考えてみると、戦前戦中戦後を通じて、安倍首相の祖父である
岸信介という政治家は大活躍をしているのです。既に述べたよう
に、岸は田布施町出身の政治家です。戦後になっても岸信介は、
A級戦犯容疑で逮捕されたのですが、裁判でいいたいことをいっ
たにもかかわらず、同じA級戦犯の7名が処刑された翌日に無罪
放免されています。特別扱いです。岸信介の裁判における発言の
一部を次に示します。
─────────────────────────────
 われわれは戦争に負けたことに対して日本国民と天皇陛下に責
任はあっても、アメリカに対しては責任はない。しかし勝者が敗
者を罰するのだし、どんな法律のもとにわれわれを罰するか、負
けたからには仕方がない。侵略戦争というものもいるだろうけれ
ど、われわれとしては追い詰められて戦わざるを得なかったとい
う考え方をはっきり後世に残しておく必要がある。 ──岸信介
           ウィキペディア http://bit.ly/1J9FreD
─────────────────────────────
 そして、同じ自民党政権でも、田布施町の政治人脈が首相のと
きは、米国との関係が親密であり、良好であるのに、それ以外の
政治勢力がトップのときはうまくいっていないのです。明らかに
選別されています。しかも安倍現総理は、はじめての2度目の総
理です。そのウラには何かがあると思います。この点について、
ブログ「日本の支配構造」の著者は次のように述べています。
─────────────────────────────
 日本の幕末〜明治維新にかけて、欧米列強(ロシアを含む)に
よる開国要求、植民地支配の圧力が強まって行きますが、それら
の対日工作を裏で画策していたのもロスチャイルドです。直接的
には日本の開国は米国の黒船の圧力によるものでしたが、その後
の倒幕〜明治維新を裏で画策したのはロスチャイルドです。日本
支配に向け、佐幕派(幕府支持、水戸藩、会津藩)に金を貸した
のは仏ロスチャイルドで、倒幕派(薩長土肥)に金を貸したのは
英ロスチャイルドです。どちらが勝っても儲かるように対立する
両勢力に金を貸すのが金貸しの常套手段であり、倒幕派(薩長土
肥)によって明治維新を実現させた黒幕はロスチャイルドと見て
おくべきです。            http://bit.ly/1RXicWi
─────────────────────────────
 やはり、ロスチャイルドが密接にからんでいるようです。それ
に欧州王室連合の世界戦略というものがからんでいるようです。
この世の中には、表で常識的にいわれていることと、まるで違う
真実も存在するのです。教科書的な歴史は真実を伝えているとは
思えないのです。    ──[現代は陰謀論の時代/011]

≪画像および関連情報≫
 ●欧州王室連合の民主化運動
  ───────────────────────────
   そもそもわが国要所によって「堀川政略」にいたる一大戦
  略を準備する必要が痛感された契機はナポレオン戦争後のヨ
  ーロッパにおける国際秩序を取り決めた「ウィーン議定書」
  (1815年6月9日成立)が結ばれ、続いて同年9月26
  日にロシア皇帝アレクサンドル1世の呼びかけで、「神聖同
  盟」が成立したことにあった。
   鎖国時代のわが国にとって遙か彼方の世界の無縁な出来事
  と言うべき、ヨーロッパ列強間に結ばれた「神聖同盟」に対
  して、なにゆえにわが国要所が危機感を抱いたか。
   ここが「落合史観」の面目躍如たるところで、通説では、
  例えばウィキペディアに説くように「これはキリスト教的な
  正義・友愛の精神に基づく君主間の盟約であり、各国を具体
  的に拘束する内容があったわけではなかった」とするが、著
  者は「しかしながら、神聖同盟の真の意味は、実は『欧州王
  室連合』の成立にあり、それは將來の『世界王室連合』を睨
  んだものだったのです。
   つまり欧州各王室の目は、この時すでに、遠く極東の日本
  皇室に向けられていました。欧州王室連合は世界王室連合に
  向かって発展するために、日本皇室に参加を求める方針を建
  てたのです」このことをもっとも敏感に察知されたのが、第
  119代光格天皇(在位1779〜1817)である。すな
  わち、光格天皇に始まる危機意識の結実こそ「堀川政略」で
  ある。ヨーロッパの王室達は日本の天皇家を巻き込み、世界
  王室連合をもくろんでいた。       ──落合莞爾著
  『明治維新の極秘計画「堀川政略」とウラ天皇』/成甲書房
                   http://bit.ly/1QegLTB
  ───────────────────────────

朝彦親王.jpg
朝彦親王
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2016年01月20日

●「偶然の一致も重なると真実になる」(EJ第4199号)

 2011年3月11日──東日本大震災が起きた日です。この
直後に中国のネット上に、ある数式が掲載され、中国を中心にか
なり幅広く拡散しました。その数式をご紹介します。
─────────────────────────────
    ◎中国四川大地震/2008年 5月20日
          2008+5+12=2025
    ◎ 東日本大震災/2011年 3月11日
          2011+3+11=2025
─────────────────────────────
 「ぴったり一致するのは凄い」というわけです。でもこんなも
のは単なる偶然の一致に過ぎないと思います。「凄い」といって
騒ぐほどのことではありません。
 それでは、次の地震のデータの一致はどうでしょうか。3つの
地震はいずれも17日に発生しています。これは四川大地震と東
日本大震災よりは、ちょっと「凄い」といえないでしょうか。
─────────────────────────────
   @ロサンゼルス地震   1989年10月17日
   A阪神淡路大震災    1994年 1月17日
   Bサンフランシスコ地震 1995年 1月17日
─────────────────────────────
 それに地震ではありませんが、「911」と「311」もよく
似ています。これも比較してみます。
─────────────────────────────
    ◎911同時多発テロ
     2001年 9月11日/午前8時46分
    ◎311同時多発地震 
     2011年 3月11日/午後2時46分
─────────────────────────────
 「911」についてはEJで一度取り上げていますが、その後
新事実が続々と出てきています。そのなかで際立っているのは飛
行機がビルに突っ込んだ映像はCGだというのです。まさかと思
いますが、最近ではそのことについて否定しない人が多くなって
いるといわれます。米国の自作自演のテロ説です。
 飛行機がビルに突っ込む映像は世界中の人が見ています。私も
ニュースでその映像を見ましたし、その後何回も見ています。し
かしあの映像は誰が撮ったのでしょうか。あのシーンを現場近く
でナマで見た人は本当にいるのでしょうか。
 既出の内海聡氏は、「911」について次のように述べていま
す。常識で考えれば、内海氏のいう通りであると思います。
─────────────────────────────
 あの日、ニューヨークのツインタワーに、何十メートルもの飛
行機が突っ込んだ(本当は突っ込んでいないかもしれないが)。
たしかに大惨事だ。しかしなぜツインタワーは両方とも、まるで
ビルの爆破解体のように上から順に崩れたのだろう。火災対策、
テロ対策がしっかり施され、どんな地震にも耐えるよう設計され
た頑丈なビルが、なぜきれいに全壊したのか。誰か私より建築学
にくわしい人に説明してもらいたい。
 仮に崩れるとしても、子どもだったらどう考えるか。おそらく
突っ込んだ場所からポキッと折れ、上の部分が落ちてくると考え
るだろう。それが自然な発想というものだ。
 無人飛行機が突っ込んだにせよ、CGで突っ込んだかのように
見せかけられたにせよ、そんなことはどうでもいい。些末な枝葉
の話はどうでもよく、何が真実かを見きわめようとする目があれ
ばよい。(彼ら)にだまされないためには、根幹に横たわる「お
かしさ」に気づくことさえできればいいのだ。  ──内海聡著
 『99%の人が知らない/この世界の秘密』/イーストプレス
─────────────────────────────
 「911」に関してもうひとつ情報があります。元米ユタ州ブ
リガムヤング大学教授のスティーブン・ジョーンズ氏という学者
がいます。例の常温核融合研究の第一人者ですが、この技術を表
に出したくない勢力から、エセ学者とレッテルを貼られ、同じ常
温核融合の研究をしていた英サンプトン大学のマーティン・フラ
イシュマン教授と米ユタ大学のスタンレー・ポンズ教授と一緒に
追放された学者です。
 この常温核融合技術は既に完成されており、既に何かに使われ
ているはずですが、まだ表には出ていないのです。その常温額融
合の権威であるジョーンズ氏が、どのような経緯で「911」の
現場に来たかはわかりませんが、現場で精査し、次の証言を行っ
ているのです。
─────────────────────────────
 「911」におけるツインタワービルの崩壊は、ハイジャック
による飛行機の衝突ではなく、爆弾による制御解体に間違いはな
い。ビルの地下の溶けた金属を調べると、瞬間的に鋼鉄を切断す
るさいに使われる「テルミット」のような、高熱を発する爆発物
の痕跡を発見した。「911」が自作自演のテロである可能性を
指摘できる。(要約)   ──ベンジャミン・フルフォード著
    『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術/現代編』
                    イースト・プレス刊
─────────────────────────────
 もうひとつ不思議なことがあります。「911」と「311」
──2つを比較すると、10年の時をあけてピッタリ6ヶ月差、
6時間差です。しかも、太平洋戦争終戦時から数えて66年目で
す。この一致も偶然の一致であるとあなたは考えますか。
 「666」といえば、近いのは東京スカイツリーの「634メ
ートル」があります。少し足りないようです。しかし地下は32
メートルといわれます。634メートルの高さの建物を支えるの
には、建築工学的には32メートルの土台部分が必要になるとい
うのです。これも、きっと「偶然の一致」ということになるので
しょうか。この世の中にはこういう偶然の一致があまりにも多く
存在するのです。    ──[現代は陰謀論の時代/012]

≪画像および関連情報≫
 ●「46」と「11」の謎を探る
  ───────────────────────────
   2014年4月1日にチリ・イキケ沖で発生したM8・2
  の巨大地震は6人の死者を出し、ハワイや東日本各地に津波
  をもたらした。この地震が発生した20時46分という時刻
  が、一部のネットユーザーの間で話題になっている。という
  のも、東日本大震災の発生時刻である14時46分と、同じ
  「46」に起きているためだ。これだけならば、単なる偶然
  の一致と誰もが思うだろう。だが、それだけではない。近年
  発生した以下の大地震・大事件が、不思議と「46分」に起
  きていたのだ。
   ・1995/01/17/ 5:46/阪神淡路大震災
   ・2001/09/11/ 8:46/米同時多発テロ
   ・2011/03/11/14:46/ 東日本大震災
   ・2014/04/01/20:46/   チリ地震
   このように、日本に甚大な被害をもたらした2つの大震災
  と、米国同時多発テロ、そして今回のチリ地震が、いずれも
  「46分」に発生していることは、単なる偶然とは考え難い
  ものがある。偶然にもすべて同じ「46分」に起きる確率は
  限りなく低いのではないか。
   「46分」の一致以外に、頻繁に見られる「11」という
  数字も、陰謀論を好む人々の関心の対象となっている。米国
  同時多発テロで、アメリカン航空11便が、110階建ての
  ツインタワー北棟に激突したのは、NY時間の2001年9
  月11日8時46分のことだったが、ご覧のとおり「11」
  の数字が実に3度も出現している。東日本大震災が起きたの
  は2011年3月11日、と「11」の数字が2度出現。阪
  神淡路大震災も1月17日に発生と見方によっては「11」
  が含まれている。         http://bit.ly/1JbWOeL
  ───────────────────────────

内海聡氏の本.jpg
内海 聡氏の本
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2016年01月21日

●「コーエン防衛長官の驚くべき講演」(EJ第4200号)

 今回のテーマでは、世界を支配する陰の勢力というものが果し
てあるのかどうか、あるとすれば、それは具体的にどのような勢
力であるのかを追及しています。
 陰謀論の世界で必ず出てくるのは「地震兵器」です。人工的に
地震を発生させ、当該地域に壊滅的被害をもたらす兵器です。あ
の東日本大震災は、地震兵器によって起こされたという説もある
のです。それどころか、阪神・淡路(1995年)、スマトラ島
沖(2004年)、四川(2008年)、ハイチ(2010年)
などの地震もすべて地震兵器によるものという説まであります。
あなたは、そういう「地震兵器」の存在を信じますか。
 おそらく多くの人は、それを「UFOは存在するかどうか」と
同次元の問題としてとらえるはずです。しかし、そういう兵器が
あるかどうかは別として、人工地震を起こす可能性も含めてろく
に調べもせず、陰謀論のレッテルを貼るのは間違っています。真
偽は調べてみなければわからないからです。
 ここにひとつの証拠があります。クリントン政権時代の199
7年4月28日のこと。米ジョージア州アトランタ大学において
就任したばかりのウイリアム・コーエン米国防長官は、「テロ・
大量破壊兵器および国家戦略」というテーマで重要な基調講演を
行っています。その講演の骨子は次の通りです。
─────────────────────────────
 電磁波で遠くから火山の噴火や地震を人為的に起こしたり、気
候を変えたりする環境テロに手を染める者たちもいる。多くの優
秀な頭脳が、他国を恐怖におとしいれる方法を探している。これ
は現実に起こっていることである。われわれも対策を強化しなけ
ればならない。(中略)
 一部の国がエボラ・ウィルスのような病原体をつくろうとして
きた。そのことを示す報告書が存在する。そのようなこと(人工
生物兵器)が現実になれば、控え目にいっても、きわめて危険な
事態となるだろう。アルビン・トフラーも、特定の人種や民族を
抹殺するため、一部の科学者が特定の人種や民族だけ特異的に作
用する病原体を開発する動きがあると伝えている。
             ──舩瀬俊介著/イースト・プレス
     『明日はあなたに埋められる/死のマイクロチップ』
─────────────────────────────
 これは驚くべき内容の講演です。なぜなら、コーエン国防長官
は、講演の前半において、地震兵器や気候兵器の存在を事実上認
め、後半では、遺伝子操作による人工ウィルス生物兵器の存在に
まで言及しているからです。
 コーエン長官は、「一部の国が」ととぼけていますが、実はエ
イズ・ウィルスは、米軍部が遺伝子組み換え技術で製造・開発し
た初めての「生物兵器」であり、SARSウイルスも、エボラ・
ウィルスも、鳥インフルエンザも、人工合成で作成された生物兵
器といわれています。
 しかも、コーエン長官が講演で述べているように、それらのウ
イルスは「特定の人種や民族だけ特異的に作用する病原体」とし
て機能するようになっているのです。防衛長官がここまで口にす
るからには、その開発は現在では相当進んでいるはずです。
 「HAARP」というものがあります。これは史上最悪の秘密
兵器といわれ、次の名称で呼ばれています。
─────────────────────────────
    HAARP/高周波活性オーロラ調査プログラム
   High Frequency Active Auroral Research Program
─────────────────────────────
 言葉通りに解釈すれば、HAARPはオーロラの観察を目的と
して、アラスカにおいて、1991年に建設がスタートしていま
す。しかし、このプロジェクトに参加しているのは、米空軍と海
軍、アラスカ大学、ペンタゴン(米国防総省)およびDARPA
(国防高等研究計画局)であり、オーロラの観察などではなく、
巨大な軍事プロジェクトそのものです。
 HAARPは米国だけの独占技術ではないのです。中国、ロシ
アに関連施設があります。その他、英国、スウェーデン、オラン
ダ、ブラジルなどの南米諸国もHAARPが導入されています。
しかし、HAARPについては、メディアは何も伝えないので、
事実上の秘密になっています。既出の舩瀬俊介氏は、HAARP
について、次のように書いています。
─────────────────────────────
 HAARPは、高層大気の電離層を操作することによって、地
震を起こしたり、異常気象を引き起こしたりする。電離層とは、
地球の上空、約80キロメートルから数100キロメートルにわ
たって広がる、電荷を帯びた層だ。
 この電離層と、その下に広がる成層圏が、有害で過剰な太陽放
射線から私たちを保護している。さらにオゾン層が紫外線の大半
を吸収し、地表の生物たちを紫外線の書から守っている。
 HAARPは、電離層に向かって強力な電磁波を放射する。そ
れは電離層で反射し、逆X字型で地表に反射波が到達する。ポイ
ントは、電離層に照射された電磁波エネルギーは、何千、何万倍
も増幅されることだ。この超高エネルギーの電磁波が、標的の地
殻を〃振動〃させることで地震を引き起こし、大気を〃加熱″さ
せることで気象災害を引き起こすのだ。それは音大な電子レンジ
〃にたとえられる。       ──舩瀬俊介著の前掲書より
─────────────────────────────
 HAARPを多少でも知る人は、「HAARP=地震兵器」と
理解していますが、これは必ずしも正しい理解とはいえないので
す。なぜなら、その概念はもっと巨大なものであるからです。地
震だけでなく、火山を爆発させ、気象全般を変化させることがで
きるからです。
 HAARP──彼らは、このようなものを研究して、一体何を
狙っているのでしょうか。メディアではHAARPを取り上げる
のはタブーなのです。  ──[現代は陰謀論の時代/013]

≪画像および関連情報≫
 ●国会で質問に取り上げられた「地震兵器」
  ───────────────────────────
  柿沢議員:そこで浜田政務官の国際政治経済学者時代の論文
  を今日は資料として配布をさせていただきました。スマトラ
  沖地震に隠された仰天情報。私なりに要約すると、「アメリ
  カが気象コントロール技術を研究していて、2004年のイ
  ンドネシア・スマトラ沖地震と巨大津波も、アメリカの開発
  した地震兵器、津波兵器が引き起こしたものである疑いがあ
  る」。文字通り仰天するような内容が、此処に書いてありま
  す。資料の3枚目、「アメリカの思惑として、地震と津波の
  襲ったこの地域は熱烈なビンラディン支持者が多い。東ティ
  モールの独立勢力も一掃された。アメリカの石油資本にとっ
  て長年の敵が消滅し、願ってもない自然災害だったと書いて
  ある」。最後にはですね、「悪の枢軸国に対しては地震や津
  波兵器を使うことも厭わぬアメリカ」。こういうふうに書い
  てあります。
   で、浜田政務官がこのような発言をしたり論文を書いたり
  したのは一度や二度ではありません。言わば浜田政務官の持
  論であり信念であると言って差し支えないと思います。まあ
  こういう方をですね、公認して選挙に擁立した自民党もなか
  なか勇気あるなあというふうに思いますけれども、菅総理に
  いたってはこの海外の人脈やパイプを活かして国際的な震災
  復興の協力体制を築いて欲しい、何をどうして欲しいって言
  うんでしょうかね。正直スマトラ沖地震と津波はアメリカの
  地震津波兵器の仕業だ、と言われたら、国際的な震災復興の
  協力体制といったって、むしろアメリカだってこんな人を登
  用するなんて日本国政府は何を考えてるんだと思われてしま
  うんではないかというふうに心配を致します。
                   http://bit.ly/1S1j9gm
  ───────────────────────────

演説するコーエン元米国防長官.jpg
演説するコーエン元米国防長官
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2016年01月22日

●「HAARPで一体何ができるのか」(EJ第4201号)

 HAARPの目的は、「大出力の高周波を電離層に照射して活
性化させ、電離層の挙動や無線通信等への影響を調査する」とこ
ろにあります。したがって、それ自体は「兵器」ではないのです
が、兵器として使うことはできます。つまり、兵器として使える
可能性を探っているといえます。
 この米軍がらみのHAARPの施設が、世界中にできつつある
ことに危機感を抱いたEU議会は、HAARPについて調査を行
い、報告書をまとめています。それによると、少なくともHAA
RPには、10の「攻撃能力」が確認されていると報告されてい
ます。その10の攻撃能力は次の通りです。
─────────────────────────────
 @地震兵器      大地を共振させ人工地震を起こす!
 A気象兵器       世界の気象パターンを操作する!
 B通信兵器  敵陣営の通信を妨害し、自身は通信を継続!
 C探査兵器     X線で石油、ガスなどの資源を探査!
 D幻視兵器     本物のようなホログラティーを投射!
 E精神兵器        幻視を見せ、波動で精神支配!
 F防空兵器          飛来するミサイルを妨害!
 G大気兵器     大気の分子構造を変え大気圏を操作!
 H電磁兵器   電磁パルスで核兵器規模の爆発を起こす!
 I策敵兵器    超水平線(OTH)レーダーを可能に!
    ──「HAARPに関するEU議会報告書」などより
            ──舩瀬俊介著/イースト・プレス
    『明日はあなたに埋められる/死のマイクロチップ』
─────────────────────────────
 このようにHAARPはいろいろなことができるのです。これ
らを有効に使うと、敵に対して有効な打撃を与えられます。した
がって、十分兵器になり得るし、「兵器」といえます。
 戦争においては、通信が非常に重要になりますが、HAARP
は通信にさまざまな操作を加えられます。HAARPは高層大気
の電離層を操作できます。ということは、電離層に混乱を与えて
各種無線信号を無効化することが可能です。また、各国の人工衛
星を操作し、オーロラ中にある巨大な電気の自然流を操作し、地
下や海底まで探査可能な極低周波システムも構築できるのです。
これについて、「WIRED」のサイトは、EU議会報告書に基
づき、次のようにコメントしています。
─────────────────────────────
 文書には「高周波帯(VHF/UHF)での電離層横断伝播は
多数の民生・軍用の通信システム、監視システム、遠隔探査シス
テムすべてにかかわる事象だ」と書かれている。つまり、電離層
に混乱を与えることで、超短波ラジオ、テレビ、レーダー信号を
意のままに無効化できるわけだ。アマチュア無線をやっている人
なら知っているように、電離層の反射・屈折作用は、長距離無線
の受信に大きな影響を与える。HAARPはそれを人工的に起こ
す唯一の手段を提供するのだ。
 文書で興味深い第2の点は、HAARPが「オーロラの電気力
学的回路」に対し影響を及ぼすことができる、という部分だ。オ
ーロラ中には、1O万〜100万メガワットの電気の自然流があ
り、10〜100ヵ所の大規模発電所で発電する電気に相当する
という。電離層の電気特性に手を加えるということは、つまり、
スイッチ1つで電気の巨大な流れをある程度変えられるというこ
とだ。有効に機能するなら、電気の自然流を変調させて、巨大な
低周波無線送信機を作ることもできるだろう。
                   http://bit.ly/1V4rX4i
─────────────────────────────
 気象兵器ということで思い出すのは、2008年8月8日から
24日までの北京五輪です。このとき、北京は雲ひとつない快晴
でしたが、これには明らかに気象兵器が使われています。
 中国には「天候ミサイル」というものがあって、化学物質を積
んだミサイルを何発も上空に打ち上げて、北京に晴天をつくった
のです。しかし、そのひずみを受けて、日本ではひどい集中豪雨
に見舞われています。中国は何かにつけれてこの天候ミサイルを
よく使うようです。
 この北京五輪の直前の5月12日には四川大地震が起き、7万
人の人が被害を受けています。これも米国による地震兵器の仕業
といわれています。中国のロケット発射基地や軍事研究施設、核
兵器の保管庫は四川省にあるので、そこを狙ったのではないかと
いわれています。
 これに対して中国も反撃に出ています。2010年2月に米国
は記録的な大雪に見舞われ、東海岸の都市機能は完全にマヒして
しまいましたが、これは中国がケムトレイルという手段で、化学
物質を米国国内に大量散布したせいであるといわれています。こ
のように中国は化学物質散布の気象兵器、米国はHAARPによ
る地震兵器を使って、互いに応酬合戦を繰り広げているのです。
 ケムトレイルは、航空機によって化学物質などを空中に噴霧す
ることをいい、その結果、飛行機雲に似た航跡が生ずるといいま
す。このケムトレイルについて、舩瀬俊介氏は、デーヴィッド・
アイク氏の言葉として、次のように述べています。
─────────────────────────────
 1998年に、カナダでケムトレイルの散布が始まった直後か
ら研究を続けているウイリアム・トーマスによれば、ケムトレイ
ルから、きわめて毒性の高い病原体が、何種類も見つかったとい
う。そのひとつがマイコプラズマ・ファーメンタンスという病原
体だ。いわゆる“湾岸戦争症候群”と診断された元米国兵のおよ
そ45%から、この病原体が発見されている。散布されたあと、
呼吸器の問題やインフルエンザのような症状、ときには精神錯乱
を起こしたとの報告も寄せられている。
                ──舩瀬俊介著の前掲書より
─────────────────────────────
            ──[現代は陰謀論の時代/014]

≪画像および関連情報≫
 ●『HAARP』は「敵国全体を機能不全にする」兵器
  ───────────────────────────
   複数のロシア人および外国人のアナリストの主張によると
  この米軍によるプログラムは実のところ、超強力なビームを
  生成する地球物理学兵器であり、表面上はそれを隠している
  のだという。HAARPを稼働させる真の動機は、軍事目的
  のために、地球の固体、液体、気体の各層で発生する作用に
  影響を及ぼす手段として使用することだ。
   電離層において人工的に生成されたプラズモイド(高電離
  ガスが塊になった状態)や「球電」(球状の雷)は、その気
  体の中心点をレーザーで移動させることにより、コントロー
  ル可能だ。つまり米国は、巨大な装置を使って、エネルギー
  ・ビームを空に向けて発射することを計画しているのだ。こ
  のエネルギー・ビームは電離層で反射され、低周波の電磁波
  として地球に戻ってくる。
   米国は、各種の憶測を沈静化するための声明を発表してい
  るが、このプログラムに反対する人たちは十分な根拠があっ
  てこれを疑っている。「HAARPによって刺激を受けた電
  離層は、軍の各種ハードウェア――火器管制・誘導システム
  攻撃目標修正修正装置、ナビゲーション・システムなど――
  に組み込まれた無線・電子装置に影響を与える。その結果、
  航空機やミサイルが故障することになる」と述べるのは、軍
  事・地球物理学専門家のAleksandr Plaksin氏だ。
                   http://bit.ly/1PnTjhu
  ───────────────────────────

アラスカのHAARP.jpg
アラスカのHAARP
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2016年01月25日

●「東日本大震災は地震兵器の攻撃か」(EJ第4202号)

 「地震兵器」という兵器が本当に存在するかどうか、確たる証
拠はありません。しかし、あるかないかは別として、東日本大震
災の被害の凄まじさを見ると、戦争において敵国を人工地震で壊
滅させることができれば、それはまさに「究極の兵器」といえる
と思います。
 しかもこの兵器は自然災害を装うことができます。その点、原
爆や水爆を投下するのと違い、それによって国際的に非難を浴び
ることはないのです。したがって、どこかの大国がそういう兵器
の開発を目指していたとしても不思議ではないと思います。
 実は、あの東日本大震災は米国による地震兵器の実験であると
いう説があります。「そんな馬鹿な」と否定することは簡単なこ
とです。世間の常識を信用する人は、アタマから否定すると思い
ます。「なぜ、同盟国の米国が日本を攻撃するのか」という疑問
を持つ人も多いでしょう。
 しかし、事実を積み上げて行くと、多くの疑問はなお残るもの
の、アタマから否定することはできなくなります。やはり、火の
ないところに煙は立たないのです。
 なお、地震兵器は、地震の起きやすい場所に爆発による刺激を
与え、自然地震を誘発させる兵器です。したがって、地震のあま
り起きない国にはこの兵器は役に立ちません。その点、日本は地
震兵器の使える国であるといえます。
 東日本大震災の地震兵器説について、『陰謀論の正体!』(幻
冬舎新書)の著者である田中聡氏は次のように述べています。
─────────────────────────────
 3・11の地震は、一説には、小型の核爆弾を海底の地下で爆
発させて誘発したものだという。すでに歪みがある程度溜まって
いる断層あたりで爆発させるのがコツらしい。阪神・淡路(19
95)、スマトラ島沖(2004)、四川(2008)、ハイチ
(3010)などの地震も地震兵器によるものだったとされる。
 地震が起こってまもない速報では、震源の深さは10キロと発
表された。これは後に24キと訂正されるが、陰謀論の世界では
初期発表、初期報道に真実が潜んでいると考える。訂正されるの
は、後からつじつまをあわせようとしての隠蔽工作である可能性
が高いからだ。で、10キロという浅い震源であったことは、ボ
ーリングして核爆弾をしかけることの可能な深さであったと判断
される。24キロと訂正されたのは、それが不可能な深さだった
とすることで真実を隠蔽するためであった、という。
                       ──田中聡著
           『陰謀論の正体!』/幻冬舎新書347
─────────────────────────────
 地震の大きさを示すマグニチュードについても気象庁は何回も
変更しています。地震発生当時7・9と発表されましたが、それ
が8・8に訂正されています。そして13日にはさらに9・0に
再訂正されたのです。このとき、気象庁はその理由として、おお
よそ次のように説明しています。
─────────────────────────────
 この地震は、3つの震源で、3つの地震が起きるという複雑
 かつ稀な地震であり、これまで経験のない地震である。
                       ──気象庁
─────────────────────────────
 つまり、気象庁自身が「通常の地震ではない」ことを認めてい
るのです。ここでいう「3つの震源」は、核爆弾──水爆が3発
仕掛けられていたのではないかという説もあります。
 さらにもうひとつ、これは前テーマである「航空機事故の謎を
探る」でもご紹介しましたが、地震と津波が正確に20分ごとに
起きている事実です。
 2011年3月11日の東日本大震災の初期データを並べると
次のようになります。なんと、正確に20分ごとに地震と津波が
起きているのです。まるで、誰かが20分ごとに地震と津波の大
きさを調節しているようです。
─────────────────────────────
   ≪2011年3月11日/東日本大震災≫
    14時46分/M9・0の地震と津波第1波
    15時06分/M7・0の地震と津波第2波
    15時26分/M7・2の地震と津波第3波
    15時46分/M5・7の地震と津波第4波
              ──泉パウロ著/ヒカルランド刊
       『本当かデマか「人工地震説の根拠」衝撃検証』
─────────────────────────────
 しかも、東日本大震災は、地震以降5分しかない間に日本にだ
けピンポイントに津波が到達しているのです。東日本大震災を調
査して、その検証結果を書籍にしている泉パウロ氏は、「潮の動
きを考慮して、津波が日本本土到達時に最大になるよう繰り返し
予行演習をして、計算しつくされた人工的な異常現象である」と
結論づけています。
 人工地震を起こすには核爆弾が必要である──このように書き
ましたが、それはおそらく水爆であると思われます。原爆と水爆
には次の違いがあります。
─────────────────────────────
      ◎原子爆弾 ・・・・・ 核分裂反応
      ◎水素爆弾 ・・・・・ 核融合反応
─────────────────────────────
 原子爆弾は核分裂反応なので、大量の放射性物質を撒き散らし
ますが、水素爆弾は放射性物質を殆ど発生させない爆弾であり、
「クリーンな爆弾」といわれます。それでは、水爆であれば本当
に放射物質は出ないかというと、実はそうではないのです。
 というのは、核融合を起こすには約1億度という高温が必要な
のですが、それだけの高温を出せるのは原爆しかないのです。し
たがって、水爆には原爆がセットになっており、放射性物質は出
ることになります。   ──[現代は陰謀論の時代/015]

≪画像および関連情報≫
 ●核分裂爆弾と核融合爆弾の違い
  ───────────────────────────
   昔、小学生の頃だったと思いますが、「水の電気分解」の
  授業の時、水から水素と酸素を分解してつくりました。試験
  管の中に溜まった水素に火を付ければ、ボッと一瞬に燃えま
  す。多少爆発した感じがしたことから、「水爆」とはこのよ
  うなもので、水素の濃度をもっと高めれば大きな爆発が起こ
  り、これが水素爆弾の基本原理だろうと科学者気分になった
  ことを覚えています。
   しかしこれは大きな間違いで、水素爆弾の基本はそのよう
  な化学反応ではありません。ここでは、原子爆弾と水素爆弾
  の違いを説明します。
   ひとくちに言うと、原子爆弾は「核分裂」であり、水素爆
  弾は「核融合」です。原子爆弾は、ウラン235やプルトニ
  ウムの核が分裂するときに生じるエネルギーを利用していま
  すが、水素爆弾は逆に、水素の核が融合する、つまりくっつ
  く時に生じるエネルギーを利用した爆弾なのです。水素爆弾
  のヒントは太陽のような恒星にありました。
   「なぜ、太陽は何十億年も輝き続けられるのか?」という
  疑問から、「決して物が燃えているのではない。物が燃えて
  いるのであれば、数十年で燃え尽きるはずだ」ということが
  わかり、「太陽の中心部では水素同士が融合してエネルギー
  を発している」という結論にたどりつきました。だから水素
  爆弾の原理は、太陽が輝き続け、大量の熱を発散し続ける原
  理と同じなのです。        http://bit.ly/1JrFCC4
  ───────────────────────────

泉パウロ氏の本.jpg
泉パウロ氏の本
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2016年01月26日

●「ベクテル社と海ほたる地震の関係」(EJ第4203号)

 東日本大震災を誘発したものがもし水爆の爆発であるとすると
原爆を爆発させて核融合を起こすので、必然的に放射性物質が撒
き散らされることになります。そのため福島の原発の崩壊が必要
だったと田中聡氏はいうのです。
─────────────────────────────
 しかし核爆弾を使ったとなれば、放射能でばれてしまいそうで
はないか。そこで利用されたのが福島の原発だったという。原発
を爆発させ、そこから放出された放射性物質だとして、ごまかし
たというのである。そのために原発を襲うように津波兵器が使わ
れたとの説もあった。しかしそれでは確実性に欠ける。ちゃんと
原発の内部に爆発の仕掛けができていたのだともいう。容疑者の
筆頭は事故の一年前に福島第一原発にセキュリティ・システムを
納入したイスラエルの防衛会社マグナBSPである。
 この会社は福島第一原発の内部に監視カメラを設置しており、
契約上は許可されていないが、システム的にはイスラエルの本社
からの遠隔操作も可能らしい。(『週刊現代』/2011年5月
21日号「福島第一原発にイスラエルの会社の『謎』」)
                       ──田中聡著
           『陰謀論の正体!』/幻冬舎新書347
─────────────────────────────
 この内部の監視カメラが、小型核爆弾だったのではないかとい
われているのです。イスラエルから遠隔操作して爆破させたので
はないかというわけです。つまり、原発の崩壊は津波が原因では
ないというのです。
 これだけではないのです。どのような事情があるかはわかりま
せんが、日本政府は原発の建屋であるとか、大型の橋梁工事では
その土台部分の最も重要な部分をいわく付きの外国企業にまかせ
ているケースが多いのです。つまり、工事は大林組などの日本企
業が受注しているのですが、一番安全を左右する部分を外国企業
にやらせているのです。それもいわく付きの業者にです。
 そのいわく付きの外国企業とはベクテル社のことです。このベ
クテル社は、明石海峡大橋のボーリング調査をやっているし、海
ほたるの地下構造物建設部分を請け負っています。ちなみに明石
海峡大橋は阪神・淡路大震災の震源地なのです。このようにベク
テル社がボーリングをしたところはなぜか地震が多いので、「ベ
クテル地震」という言葉すらあります。
 実は2011年3月11日の翌日以降のことですが、東京湾内
の海ほたる付近を震源とする連発地震が起きているのです。それ
は通常の余震とはまったく異なるタイプの余震です。しかも震源
地は、すべて同じ場所、同じ深さの30〜40キロなのです。こ
のような同じ震源地で、何回も繰り返される地震など、過去に例
のないことです。以下は、気象庁のデータから、既出の泉パウロ
氏が集計したものです。
─────────────────────────────
 3月12日15時57分 北緯35・3度 東経139・5度
 3月13日15時14分 北緯35・3度 東経139・5度
 3月14日05時21分 北緯35・3度 東経139・5度
 3月15日01時36分 北緯35・3度 東経139・5度
 3月15日04時59分 北緯35・3度 東経139・5度
 3月15日09時51分 北緯35・3度 東経139・5度
 3月15日13時05分 北緯35・6度 東経139・9度
 3月17日13時05分 北緯35・3度 東経139・5度
 3月17日13時10分 北緯35・3度 東経139・5度
 3月17日13時59分 北緯35・3度 東経139・5度
              ──泉パウロ著/ヒカルランド刊
       『本当かデマか「人工地震説の根拠」衝撃検証』
─────────────────────────────
 ところで、ベクテル社とはどういう企業でしょうか。
 少し資料が古いですが、1975年12月29日号の「ニュー
ズ・ウィーク誌」はベクテル社を次のように紹介しています。
─────────────────────────────
 ベクテル企業グループという言い方はあまり耳慣れない。この
会社は個人企業として77年間も秘密主義の壁に隠れて経営を続
けてきた。その壁の堅固さは競争の激しい大型建設業界では不釣
り合いだと見なされている。同社の総収入は推定で年間20億ド
ルといわれており、これはゼネラル・ミルズ社やオハイオ・スタ
ンダード石油とほぼ同額である。
 ベクテル社がこれだけの収益を上げるには、個人企業ならでは
の経営戦略とあわせて、直接に政府と結託する経営戦略が用いら
れた。
 連邦エネルギー省のある役人によれば、この会社は軍産複合体
機構の現代版を形成しつつあり、これにより将来の成長市場にお
いて有利な位置を確保しているそうである。今世紀が終わるまで
に、ベクテル社はいわば『新ゼネラル・モーターズ』と呼ばれる
ような存在になるだろう。──高橋五郎著『誰が大韓航空007
         便を“撃墜”したのか/早すぎた死亡宣告』
                   KKベストセラーズ刊
─────────────────────────────
 ロナルド・レーガン政権の誕生においてベクテル社は大活躍し
ているのです。ベクテル社はレーガンを大統領に当選させ、ジョ
ージ・シュルツ国務長官、キャスパー・ワインバーカー国防長官
ウイリアム・スミス司法長官などを閣僚として送り込んでいます
が、これらはすべてベクテル社の人間なのです。
 つまり、ベクテル社は、自分たちの都合に合わせて仕立て上げ
た大統領をワシントンに送り込み、多くのスタッフが閣僚になっ
て、レーガン政権当時、事実上米国を支配していたのです。ベク
テル社は、現在も非上場ながら年間5兆円を超す世界最大の企業
であり、それはIBMとAT&Tを合わせたよりも巨大な企業体
なのです。このベクテル社については、その名を覚えておいてい
ただきたいと思います。 ──[現代は陰謀論の時代/016]

≪画像および関連情報≫
 ●米ベクテル社が東京湾での地震を画策
  ───────────────────────────
   何故かベクテル社が請け負う工事の場所は、その後、地震
  が起きると言われています。阪神大震災もベクテル社が起こ
  したとの噂があります。ベクテルは、アメリカ合衆国カリフ
  ォルニア州サンフランシスコに本拠を置き、総合建設業を営
  む多国籍企業。石油コンビナート、発電所、ダム、空港、港
  湾などの建設を請け負う世界最大級の建設会社。
   ベクテルと言えばダレス兄弟です。その昔ヒットラーの兵
  器開発会社として大きくなった会社でした。ダレス兄弟を調
  べればご存じあの国際決済銀行BISに行き着く。ナチスと
  BISの間で暗躍したのがダレス兄弟なのです。そしてベク
  テルは第二次大戦後はアメリカのCIA企業となりました。
  ナチス人脈は米国CIA人脈となってるのです。つまりベク
  テルとは別名CIA建設会社なのでした。
   ベクテル社の工事後ではなぜか地震が起きる。工事最中に
  ボーリングで地中深くに爆発物をしかけ、その後、人工的に
  地震を起こすと噂されてるのです。もし人工的に何かをやる
  ならここだ!とかなり前から睨んでいました。ベクテルは、
  東京湾アクアライン、海ほたるの工事に参画しています。
                   http://bit.ly/1lESmtu
  ───────────────────────────

アクアラインと海ほたる.jpg
アクアラインと海ほたる
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2016年01月27日

●「なぜイスラエル企業が管理するか」(EJ第4204号)

 昨日のEJで簡単にふれた福島第一原発にイスラエルの警備管
理システムを導入した話の続きです。原発の警備管理システムと
いえば、その国の安全管理の根幹です。どうしてそのような大事
なものを日本政府は外国の業者に委ねたのでしょうか。
 それにしてもなぜイスラエルの業者なのでしょうか。それに当
然のことながら、このことは今まで極秘にされてきたのです。こ
れを暴いたのは、311の事故後に発売された『週刊現代』の次
の記事です。なお、現時点でEJは、この『週刊現代』を入手で
きておりません。
─────────────────────────────
       『週刊現代』/2011年5月21日号
    「福島第一原発にイスラエルの会社の『謎』」
─────────────────────────────
 それでは『週刊現代』はどこからその情報を得たのかというと
おそらく「ウィキリークス」の情報だったと思われます。これに
よると、米国は2007年2月26日付の在日米大使公電で、日
本政府に対し、日本各地の原発に武装警備管理を強化することを
要請しています。
 米国がこんなことを日本政府に要請するのはスジ違いですが、
表面的にはテロ防止のために要請してきたようです。そのさい米
国は、イスラエルのマグナBSP社のセキュリティシステムを採
用するよう強く迫ったものと考えられます。
 当初日本政府は拒否したそうですが、何事も米国に弱い日本政
府のことですから、最終的にマグナBSP社の警備管理システム
を採用することになったのです。具体的には、監視カメラによる
モニタリングシステムです。このことについて、次のイスラエル
2紙は、次のように報道しています。
─────────────────────────────
◎防衛会社マグナBSPが福島第一原発内に設置した監視カメラ
 は、問題が起きている炉心を内部当局者の視点で撮影し続けて
 いる。           ──「エルサレム・ポスト紙」
◎約1年前に導入されたマグナ社の警備システムは、(中略)放射
 性物質を入手し、テロに利用しようとする敵対分子から発電所
 を守るため設計された。          ──ハアレツ紙
─────────────────────────────
 しかし、米国の本当の狙いは別にあると思われます。それは日
本の核利用の監視にあります。米国は、日本の核武装を何よりも
恐れており、それをマグナBSP社に監視させようとしたのでは
ないでしょうか。
 問題は、マグナBSP社の警備管理システムを受け入れたのが
福島第一原発だけではなく、日本の他の原発すべてに入っている
のではないかと思われることです。なぜなら、米国の要請の趣旨
からみると、マグナBSP社のシステムが、日本の全原発に入っ
ていなければ意味がないからです。そうであるとすると、日本の
原発の全情報が、イスラエルの一企業に握られていることになっ
てしまいます。
 ところで、マグナBSP社の正体がいまひとつはっきりしませ
んが、ウェブサイトをご紹介します。
─────────────────────────────
           マグナBSP社
      http://www.magnabsp.com/
─────────────────────────────
 サイトを見てまず、注目されるのは、左上と左下にある2種類
のマグナBSP社のロゴマークです。非常に薄気味悪いマークで
す。これはどう見てもコンパスに見えます。コンパスといえば、
フリーメイソンのコンパスが有名であり、類似性があります。
 マグナBSP社は、約10年前にハイム・シボーニ氏によって
作られ、設立当初から、日本の全ての原発の安全管理の業務を担
当するという基本的な取り決めができていたといわれます。わず
か10年程度のキャリアの浅い企業に、いくら米国からの強い要
請があったとはいえ、日本政府は日本の全原発の警備管理システ
ムを任せたのでしょうか。いずれにせよ、相当の政治的な高圧力
がないと、そんな大きな仕事は獲得できないと思われます。
 マグナBSP社は、日本ではみずほ銀行から資金援助を受けて
います。そこでみずほ銀行の主な株主構成を調べてみると、ロッ
クフェラー系列であることがわかります。
 ところで、マグナBSP社が福島第一原発に設置した監視カメ
ラはどのようなものなのでしょうか。これについては、添付ファ
イルをごらんください。添付ファイルの右の塔のように見えるも
のがマグナBSP社製の「オウル」という監視カメラです。とて
もカメラには見えない代物です。大きいし、重いのです。その重
量は1000ポンド以上(453キロ)になるといいます。それ
だけに中に何かを入れることは可能のようです。
 左側のアタッシュケースのようなものに入っているのは小型原
子爆弾です。原爆というと、巨大なものというイメージが強いで
すが、これは「ガンタイプ(銃型原発)」といわれています。
筒状の状態でトリガーを弾くとストンと爆発するタイプです。驚
くべきことですが、ここまで小型化されているのです。塔型の監
視カメラのなかにも収めることが可能な大きさです。この「ガン
タイプ」の原爆を作れるのは、米国、ロシア、フランス、イスラ
エル、中国ぐらいです。まさかと思いますが、福島第一原発に本
当に銃型原発が仕掛けられていたのでしょうか。
 注目すべき情報があります。当初マグナBSP社のスタッフは
12人が福島第一原発で仕事をしていたのですが、事故の起きる
直前に全員イスラエルに帰国しています。もちろん、イスラエル
と日本を行ったり来たりするので、帰国するスタッフがいても不
思議ではありませんが、12人全員が事故前に引き上げているの
は、かなり怪しいことです。事前に事故が起きることを知ってい
たのではないかと考えることもできます。
            ──[現代は陰謀論の時代/017]

≪画像および関連情報≫
 ●東電がいちばん触れて欲しくないマグナBSP社
  ───────────────────────────
   東電がいちばん触れてほしくないイスラエルのマグナBS
  P社はモサド=CIAだと思われますが、福島原発を内部か
  ら破壊工作しているのではないかと疑っている人々が沢山い
  ます。どうして日本の原発全ての保守管理をイスラエルの一
  企業にまかせているのでしょうか。
   考えられることは日本の一部の勢力が核武装することをア
  メリカが警戒して管理している面もあるのかもしれません。
  いずれにしても原発がなくても電力はまかなえるのに日本中
  に原発をつくってアメリカの言うことを日本が聞かない場合
  には原子力発電所を破壊すれば一石二鳥で日本を粉々に破壊
  することが出来ると思います。
   日本の全ての原発の安全管理はイスラエルの会社が行って
  いますが、この事をメディアは一切報道しません。頻繁に東
  電の記者会見が行われているにもかかわらず、何故か管理会
  社の事は全て伏せています。まさに伏魔殿。911同時多発
  テロの当時、WTCの警備関連の請負企業もイスラエル企業
  だったような。というか、911直前にイスラエル企業に契
  約が変更されたと記憶。そして、911大惨事が起き、WT
  C高層ビルが木っ端微塵になった。 http://bit.ly/1Peg6k0
  ───────────────────────────
 ●画像出典/ http://bit.ly/1UjQPFe

小型原子爆弾とマグナBSPの監視カメラ.jpg
小型原子爆弾とマグナBSPの監視カメラ
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2016年01月28日

●「終戦直前の隠された2つの大地震」(EJ第4205号)

 「地震兵器」のことを書いていて気が付いたことがあります。
それは、この言葉を使うことに何かしら強い抵抗感を感ずるので
す。この抵抗感は一体何なのか、と。
 それに、「そんなものがあるはずがない」とか「それは陰謀論
の世界の話」だとか、「核爆弾で人工地震を起こすなんてあり得
ない」などという批判を浴びせられます。まして次の批判は説得
力があります。
─────────────────────────────
 東日本大震災が地震兵器で起こされたというが、米国が同盟国
の日本に対してそんなことをして、何のメリットがあるのか。
─────────────────────────────
 普通の日本人であれば当然の疑問です。しかし、日本人はお人
好しです。国家は国益によって行動を起こすものです。日本の行
動が米国の国益を害すると判断すれば国家というものは、何だっ
てやるのです。まして、地震兵器であれば、自然災害を装って目
的を達することができるので好都合です。大災害になれば、援助
や支援を申し出ることができ、感謝すらされます。
 問題は地震兵器がいつ完成していたかです。何となく太平洋戦
争後に完成したようなイメージになっています。そうであるとす
ると、戦争後にそんな兵器を使うことはあり得ないと考えること
ができます。
 しかし、戦前ないし、戦争中に完成していたと考えると、その
存在は強いリアリティを持ってきます。なぜなら、米国は日本に
対して必ずそれを使ったと思われるからです。米国としてはこの
戦争を早く終わらせたかったのです。そのために、原爆が広島と
長崎に落とされたのです。もし、地震兵器が完成していたらきっ
とそれは何回も使われているはずです。
 そこで、終戦直前に日本で起きている地震の記録を調べてみた
のです。その結果によると、終戦直前に次の2つの大地震が起き
ていたことが判明したのです。
─────────────────────────────
    ◎「東南海地震」/1944年12月 7日
    ◎「三河 地震」/1945年 1月13日
─────────────────────────────
 これら2つの地震はどのような地震だったのでしょうか。ウィ
キペディアには、次のように記述されています。
─────────────────────────────
◎「東南海地震」
 東南海地震は、紀伊半島沖から遠州灘にかけての海域(南海ト
ラフの東側)で周期的に発生するとされている海溝型地震。規模
は毎回M8クラスに達する巨大地震で、約100年から200年
周期の発生と考えられている。東南海大地震とも呼称される。
 最新のものは1944年(昭和19年)12月7日に、紀伊半
島南東沖を震源として発生したものであり、元来「東南海地震」
はこの昭和東南海地震を指す名称であった。
 この地震により遠州灘沿岸(東海道)から紀伊半島(南海道)
に渡る一帯で被害が集中したために「東南海」と呼ばれるように
なり、現在では過去の同地域の地震についても東南海地震と呼ば
れるようになっている。        http://bit.ly/1n2tQPz
◎「三河 地震」
 三河地震は、1945年1月13日午前3時38分23秒に、
愛知県の三河湾で発生したマグニチュード6・8の直下型地震で
ある。また、1945年の終戦前後にかけて4年連続で1000
人を超える死者を出した4大地震(鳥取地震、東南海地震、南海
地震)の一つである。
 1ヶ月前の1944年12月7日に発生した昭和東南海地震の
最大規模の余震とする説があるが、同地震に影響を受けて発生し
た誘発地震とする説もある。地震発生当初は昭和東南海地震(第
一次地震)に対して第二次地震と呼称された。
                   http://bit.ly/1imZ6nO
─────────────────────────────
 「東南海地震」では、15メートルを超える大きな津波が起き
ています。そのため、志摩半島南岸などで、多くの村々を壊滅さ
せたのです。この地区には、三菱重工、安立電気、中島飛行機な
どの工場が集結しており、それらの工場は全滅したのです。さら
に米軍は、B29爆撃機編隊により名古屋を空襲しています。
 この地震に追い打ちをかけるように、東南海地震の約1ヶ月後
の1945年1月13日起きたのが「三河地震」です。あまりに
もタイミングが良過ぎます。このときは、2306人の死者・行
方不明者が出ているのです。東南海地震と合わせると、3529
人の死者・行方不明者になります。
 終戦直前のこの1944年から1945年にかけての2つの大
地震が地震兵器によるものと考えることは、戦時中のことであり
納得できると思います。この大震災について、当時の政府は、と
くに軍需産業が壊滅しているので、これによって国民の戦意が喪
失されることを恐れ、メディアに対し、厳しい報道管制をひいた
のです。したがって、救出活動についても、不十分なものになら
ざるを得なかったものと思われます。これについてウィキペディ
アには、次の記述があります。
─────────────────────────────
 地震が発生した当時は太平洋戦争中であり、当時の政府当局に
よって国民の戦意を低下させないことや軍需工場の被害を伏せる
ため(敵への情報流出も作戦へ影響する)報道管制が敷かれ、地
震発生の報道はなされたものの被害規模やその後の状況などは多
くが伏せられた。ただし、地元でもある中部日本新聞(現・中日
新聞)は比較的多い報道を行なったほか、名古屋大学教授らから
なる震害地学術調査団を現地に派遣している。
                   http://bit.ly/1imZ6nO
─────────────────────────────
            ──[現代は陰謀論の時代/018]

≪画像および関連情報≫
 ●終戦直前の米軍による人工地震攻撃
  ───────────────────────────
   「人工地震」なんて、そんなものあるわけがないと嘲笑さ
  れている皆さん、NHKの番組の意味が分かりますか?終戦
  直前に愛知県で大地震があり、米軍が「地震の次は何をお見
  舞いしようか?」とB29から撒いたビラで恫喝したという
  ことです。
   「まさか、当時、地震を米軍が引き起こしたとでも言いた
  いのか?馬鹿な」と再度嘲りの声を上げたあなたにお答えし
  ます。その通りです。1944年末の東海地方の地震は、米
  軍が日本の軍需工場を壊滅させるために引き起こした「人工
  地震」と思われ、土屋嘉男さんがまさにその証言をしてくれ
  たわけです。
   「人工地震」なんて65年前に完成した旧式の陳腐な大量
  破壊兵器なのです。実際に、M7・9の地震でおきた津波で
  数千の日本人がなくなり、日本の軍用機生産拠点であった三
  菱重工業と中島飛行機の工場が壊滅的打撃を受けています。
   当時の日本国政府は、なぜ、この地震被害を「密封」した
  のでしょうか?政府はそれが「米軍による人工地震」であっ
  たと知っていたのです。地震直前の読売新聞の記事をご覧く
  ださい。「米軍は地震兵器で日本を攻撃しようとしている。
  笑止千万」といった内容のストックホルム発の記事です。添
  付ファイル参照。         http://bit.ly/1JwVhA0
  ───────────────────────────

「人工地震で対日攻勢」/読売東京新聞.jpg
「人工地震で対日攻勢」/読売東京新聞
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2016年01月29日

●「米国の機密文書が明かす地震兵器」(EJ第4206号)

 終戦直前の1944年暮れから1945年の始めにかけて、2
つの大地震が日本で起きています。東南海地震と三河地震です。
この2つの地震が米軍の地震兵器による攻撃であるとすれば、そ
の地域に軍需産業が集結していただけに、きわめて効果的な攻撃
であったということができます。
 東南海地震が起きたのは1944年12月7日のことですが、
1945年1月9日付で、読売新聞はストックホルム発で「米軍
は地震兵器で日本を攻撃しようとしている。笑止千万」という見
出しの記事を発信しています。記事の現物は、昨日のEJの添付
ファイルでご紹介しましたが、不鮮明で内容が読めないと思うの
で、次に全文をご紹介します。
─────────────────────────────
【人工地震で対日攻勢 敵アメリカ・笑止な皮算用】
【ストックホルム特電】日本攻撃に手を焼いたヤンキーどもは、
夢の中で夢を見るような計画を立て対日攻勢手段を大真面目に研
究している。その一つに人工地震で日本をやっつけようというの
がある。この計画は陸軍省からアメリカの著名地震学者レオ・ラ
ンネーという男に研究を命じたものといわれ、その構想は日本本
土沿岸の軍海域に天文学的数量の炸薬を設置して一挙にこれを爆
発させることによって人工地震をおこさせようというもので、東
京、大阪、名古屋などの重要都市地域はこのため大騒動が起り、
激震に見舞われるだろうという皮算用だ。
 ランネーの計算によれば、大阪沿岸の海底約四千平方呎(フィ
ート)に仕掛けて相当の地震を発生させるには五億トンの爆薬が
必要であり、多数の潜水艦がこの爆薬を約六百万トン鋼鉄の筒に
入れて、爆雷と同様三千呎の海底に沈下させなければならぬとい
う。しかもこんな苦労をして地震を起こしたとしても果たしてど
の程度の地震が起こるか測定することは不可能だという結論が出
てご破算、さすがのヤンキーもフームと唸っているという。
           ──読売東京朝刊/1945年1月9日
                   http://bit.ly/1ZYCQLQ
─────────────────────────────
 この内容を読んでわかることが二つあります。一つは、この記
者は「米国は人工地震で日本をやっつけようとしている」と明言
していることです。この発言で、そういう兵器があるらしいこと
を日本の新聞記者は認識していたことになります。
 二つは、この記者はその地震兵器など役に立たないと嘲笑して
いることです。海底で天文学的数量の炸薬を爆発させて地震を起
こすというが、どれほどの規模の地震が起きるかについて疑問を
持っていることです。ということは、12月7日に起きた東南海
地震は自然地震だと思っているということです。
 ところが、まるでこの記者の挑発に応えるように、約1週間後
の1月13日に今度は三河地震が起きているのです。とても偶然
の一致とは思えない2つの地震の発生です。
 未確認情報ですが、これら2つの地震のあと、米軍のB29が
ビラを撒いたようですが、そのビラには次のように書いてあった
そうです。これが本当であれば、2つの地震は、やはり地震兵器
によるものと思われます。
─────────────────────────────
     地震の次には、何をお見舞いしましょうか
              http://bit.ly/1JwVhA0
─────────────────────────────
 太平洋戦争も末期になると、米国は勝つことがわかっているこ
の戦争を何とか早く終わらせようと、いろいろな仕掛けをしてい
るのです。地震兵器はそのためのひとつであり、日本各地に人工
地震を仕掛けています。
 そのとき、米戦略事務局OSS(CIAの前身)は、そのもの
ズバリ「日本本土への地震兵器による心理的軍事作戦」を作成し
ています。そのなかに次の記述があります。
─────────────────────────────
 日本人の間に集団ヒステリーとパニックを起こすのに大きな歴
史的役割を果たしてきた2つの顕著な要素がある。それは、「火
事」と「地震」である。この2つが経済的にひどく追い詰められ
た時に起こると、その後に社会的混沌が続いた。今や我々は、経
済的な問題が既に日本国内に存在することを知っている。また、
「火事」は、現在我々の大規模な爆撃により適宜起こされている
(B29による焼夷弾爆撃)。今我々が利用すべきものが一つだ
け残されている。それは『地震』である。──米OSS「戦略事
務局」作成機密文書「日本本土への地震兵器による心理的軍事作
戦」(「原本資料」全14ページ中10ページから抜粋)より
              ──泉パウロ著/ヒカルランド刊
       『本当かデマか「人工地震説の根拠」衝撃検証』
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 この資料は、2005年4月に米国で公開されたものです。こ
の資料では明確に「地震兵器」の文字が書かれています。そうい
う兵器があることは確かです。米国は第2次世界大戦末期の時点
では、地震兵器を保有しているのです。この資料のタイトルの英
語表記は次のようになっています。
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   PHYCHOLOGICAL WARFARE EARTHQUAKE PLAN AGAINST
   JAPANESE HOMELAND
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 このように地震兵器は存在し、それは米国だけでなく、核兵器
を保有する国のほとんどが所有しているのです。そんなものは存
在しないといっているのは、平和ボケしている日本人だけです。
陰謀論でも何でもないのです。
 現在では、地震兵器の研究はさらに進んで、HAARPによっ
て、どこでもピンポイントで地震を起こせるようになっていると
いいます。HAARPによる人工地震発生のメカニズムは来週の
EJで説明します。   ──[現代は陰謀論の時代/019]

≪画像および関連情報≫
 ●地震兵器とは何か/ウィキペディア
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   東日本大震災でも証明された通り地震は大変恐ろしい自然
  現象である。それを兵器として使用したらどうだろうか。広
  範囲の地域を一発で壊滅させる兵器は相手の戦力を削ること
  もでき、またいつ起こるか分らない地震に対処しなければな
  らないので、敵に大変大きなプレッシャーを与える事が出来
  る。さらに、この兵器の利点は核兵器と違い放射能など長期
  的な副次的な被害はない。まさに核兵器を超える最強の兵器
  なのだ。ちなみに、フランスエールフランス航空などが毎年
  のように墜落事故を起こしているが、雷などの可能性もある
  もののこの兵器によるものである可能性も指摘されている。
   この地震兵器は、(自称)世界の警察アメリカによって開
  発された。1999年に公開された極秘外交文書によると、
  「ニュージーランドの沖合いで実施された津波爆弾『プロジ
  ェクト・シール』の実施では、30メートルを超える津波の
  発生に成功。日本を降伏させるために、この津波爆弾を使う
  か原爆を投下するか検討されたが、精度が高く、効果が大き
  い原子爆弾が使用された」としている。非常に効果絶大らし
  い。また、これは第二次世界大戦中に行われた実験である。
  50年以上たった今ならさらに大規模な津波を起こせるだろ
  う。だが、30メートルの津波を観測する観測者はちゃんと
  生きて津波を観測出来たのだろうか。また、東日本大震災ク
  ラスの30メートルの津波をニュージランドで起こすと遠い
  日本にも少なからず波が届くはずなのに、戦時中の日本は、
  地震兵器の存在に気が付かなかったのだろうか。
         ──ウィキペディア http://bit.ly/1TkB02D
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環境・気象兵器を伝える読売新聞
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代は陰謀論の時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする