2015年12月01日

●「プーチン大統領機と間違えて撃墜」(EJ第4169号)

 撃墜されたマレーシア航空17便には、乗客乗員298人が搭
乗していたのです。その内訳を調べてみることにします。なお、
乗員は15人で、全員マレーシア人です。
─────────────────────────────
     オランダ ・・・・・・・・・ 192人
     マレーシア ・・・・・・・・  43人
     オーストラリア ・・・・・・  27人
     インドネシア ・・・・・・・  12人
     イギリス ・・・・・・・・・   9人
     ドイツ ・・・・・・・・・・   4人
     ベルギー ・・・・・・・・・   4人
     フィリピン ・・・・・・・・   3人
     カナダ ・・・・・・・・・・   1人
     ニュージーランド ・・・・・   1人
     その他多国籍 ・・・・・・・   1人
     ―――――――――――――――――――
                    298人
        ── ウィキペディア http://bit.ly/1NBKB4v
─────────────────────────────
 そのとき、このMH17便には、国際エイズ学会がオーストラ
リアで開く「国際エイズ会議」に出席予定の研究者約100人が
搭乗していたという報道がしきりに流されていたのです。
 現在、エイズの研究は進んでおり、その治療薬は既に開発され
ているといわれています。これは、ビッグファーマにとって不利
であり、MH17便を撃墜することによって、エイズの学者をま
とめて殺害し、治療薬の開発を遅らせようとしたのではないかと
いう陰謀論がしきりに流布されていたのです。
 しかし、この報道は正しくないのです。実際に国際エイズ会議
出席のためMH17便に搭乗し、亡くなった人は6人であり、こ
の報道は正しくないと思われます。
 国際エイズ学会の関係者は、2014年7月19日に次のよう
に述べて、死亡者の数を修正しています。
─────────────────────────────
【7月19日AFP】国際エイズ学会のフランソワーズ・バレシ
ヌシ議長は7月19日、オーストラリア・メルボルンで開催され
る「第20回国際エイズ会議」に出席の予定だった関係者のうち
17日にウクライナ東部で墜落したマレーシア航空MH17便に
搭乗していたのは6人だったことを明らかにした。当初、会議出
席者で同便に乗っていたのは100人と報じられていた。
 「オーストラリアとマレーシア、オランダの当局と連絡を取り
確認したところ、死亡した会議出席者は6人だった。ほかにも数
人いる可能性はあるが、これまでに報道されていたような人数で
はない」という。(中略)死亡が確認された乗客には、オランダ
人で、安価な抗レトロウイルス治療のパイオニア、IAS元会長
のヨープ・ランゲ氏も含まれていた。  http://bit.ly/1On9VKg
─────────────────────────────
 MH17便撃墜について、それぞれ犯人と疑われている、ウク
ライナ、ドネツク州武装勢力(親ロシア派)、ロシアはそれぞれ
次のようにコメントしています。
─────────────────────────────
◎ウクライナ
 ウクライナのポロシェンコ大統領は、今回の事件について「事
 故ではなく、テロリストの攻撃によるもの」と断定。その上で
 親ロシア派の武装勢力に対する軍事行動を強化すると明言。
◎親ロシア派
 ドネツク州の武装勢力「ドネツク人民共和国」の代表者は「墜
 落については報道で知った。我々は、上空1万メートルを飛ぶ
 機体を撃ち落とせる武器は持っていない」と説明している。
◎ロシア政府
 ロシア24というテレビ局は、マレーシア航空の尾翼のロゴマ
 ークはロシア国旗と色使いが極めてよく似ており、プーチン大
 統領専用機を狙い、誤って旅客機を撃墜した可能性がある。
─────────────────────────────
 大きな疑問は、MH17便が撃墜された場所は、ウクライナと
親ロシア派が戦闘を繰り広げている戦場であり、旅客機が本来航
路とすべき場所ではなかったはずです。
 しかし、マレーシア航空は、ウクライナの戦闘地域は飛んでも
“安全”という保障を国連の国際民間航空組織(ICAO)が得
ているといってきているのです。もし本当であれば、ICAOに
は重大な責任があります。
 ロシアの第1チャンネルというテレビ局によると、ラテンアメ
リカを歴訪していたロシアのプーチン大統領は、MH17便が撃
墜された日と同じ2014年7月17日にモスクワに戻っている
のですが、ロシア大統領機とMH17便は同じ時間帯に、東ヨー
ロッパ上空を通過しているのです。
 したがって、ウクライナ空軍がMH17便をプーチン大統領機
と間違ってMH17便を撃墜したのではないかという疑惑が出て
いるのです。その根拠としては、現実にプーチン大統領の専用機
とMH17便は、撃墜日の同時刻に同じ現場の上空を通過してい
るからです。
 それに加えて、マレーシア航空の尾翼のロゴマークはロシア国
旗と色使いが極めてよく似ていることです。MH17便を大統領
専用機と間違えても不思議はないということです。これについて
は、添付ファイルの写真をご覧ください。確かによく似ていると
思います。
 しかし、ウクライナ空軍が、プーチン大統領機がその場所を通
ることをどうして知ったのでしょうか。どこの国でもそうですが
国のトップの外国歴訪の飛行ルートは厳秘のはずであり、簡単に
入手できるものではないからです。
           ──[航空機事故の謎を探る/044]

≪画像および関連情報≫
 ●マレーシア航空撃墜の犯人は何か
  ───────────────────────────
   17日に撃墜されたマレーシア航空をめぐってロシアや中
  国は、同じ航空路を飛行したプーチン大統領が襲撃目標かと
  伝えているのに対して、アメリカやウクライナは親ロシア派
  が制圧している地域から発射された地対空ミサイルで撃墜さ
  れた証拠があると断じている。
   まったく異なる見解の対立となった形だが、国際社会がど
  う真相を究明するのか。米ロ両国がお互いに非難合戦の宣伝
  の場となる可能性の方が強い。
   ロシア・イタルタス通信は消息筋の話として、17日に撃
  墜されたマレーシア航空MH17便がロシアのプーチン大統
  領専用機とほとんど同様の航空路を飛行したと伝えた。ロシ
  ア・トゥデイが報じた。
   同紙は「プーチン大統領の専用機がマレーシア航空のボー
  イング777型旅客機とほとんど同じ航空路を飛行した。マ
  レーシア航空機はモスクワ現地時間午後3時44分に、プー
  チン大統領専用機は午後4時21分にそこを通った」と語り
  「2機の外観、カラーなどがほとんど同じで、2機の区分け
  をするのは難しい」と付け加えた。マレーシア航空のボーイ
  ング777型旅客機が17日、ロシアの国境地帯に近いウク
  ライナ東部のドネツク州内に墜落した。機内にいた295人
  (乗客280人、乗員15人)の全員が死亡した。
                   http://bit.ly/1jqMva4
  ───────────────────────────

ロシア大統領専用機とマレーシア航空機.jpg
ロシア大統領専用機とマレーシア航空機
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2015年12月02日

●「本当にロシアが撃墜の犯人なのか」(EJ第4170号)

 マレーシア航空17便撃墜事件の犯人は誰か──この問題を追
及して行くと、犯人と目されているロシアよりも、ウクライナの
不自然さが浮かび上がってきます。
 ウクライナ保安庁側からいきなり出てきたのは、傍受したとい
う電話の記録です。親ロシア派とロシア軍関係者の会話とみられ
ます。会話には2つありますが、それぞれ2つのサイトに出てい
るので、そのすべてを示します。
─────────────────────────────
 ≪会話記録@≫
 親露派メンバー:飛行機を撃ち落とした。エナキエボの辺りに
         落ちた。
 ロシア軍関係者:パイロットはどこにいる?
 親露派メンバー:捜索を出して飛行機の写真を撮った。柱のよ
         うな煙が見える。
 ロシア軍関係者:何分前だ?
 親露派メンバー:約30分前だ。   http://bit.ly/1lnJb0N
 ≪会話記録A≫
 親露派兵士/1:飛行機が空中でばらばらになった。地上に民
         間機の破片が落ちている。
 親露派兵士/2:武器は?
 親露派兵士/1:そういったものはない。死体の海だ。女性や
         子どもも。今、コサックたちが調べている。
         テレビではウクライナの輸送機AN26だと
         言っている。だが、マレーシア航空と書いて
         ある。
 親露派兵士/2:この飛行機はウクライナ領土で何をしていた
         んだ?
 親露派兵士/1:スパイを運んでいたということだろう。分か
         らないが・・。ここでは戦争が行われている
         んだ。       http://bit.ly/1TeE8uz
─────────────────────────────
 これらの会話記録には数々の疑問があります。「会話記録@」
についての疑問は、飛行機の墜落のことを話題にしていますが、
「マレーシア機を撃墜した」とは一言もいっていないことです。
この戦場では多くの飛行機が墜されており、どの飛行機を指して
いるかは不明です。
 「会話記録A」については、「マレーシア航空」という言葉が
出てくるので、MH17便のことを指していることはわかります
が、墜落の原因、すなわち親ロシア派が撃墜したとは一言もいっ
ていません。
 以上から、これら2つの会話は複数の会話を繋いで事前に編集
したとみられるものであり、MH17便の墜落のことを会話して
いるよう作っています。つまり、この会話記録は“造りもの”で
あり、事前に作成されたものと考えられます。
 そうであるならば、撃墜事件の起きた翌日の7月18日にその
音声記録を発表できて当然です。そうであるとすると、ウクライ
ナ側はMH17便撃墜事故が起きることを事前に知っていたこと
になります。これはどういうことでしょうか。
 これに関して、ロシアの国営テレビは、ロシアの専門家の分析
の結果として次のように報道しています。
─────────────────────────────
 この会話記録は捏造されている。これは、複数の会話の音源
 を組み合わせている。    ──ロシアの国営テレビ報道
─────────────────────────────
 さらにウクライナ政府は、19日に、親ロシア派勢力が墜落さ
れたマレーシア機の残骸や遺体を持ち出していると発表し、証拠
隠滅、調査の妨害であると非難したのです。まさに矢継ぎ早やの
親ロシア派非難の連続攻撃です。世界のメディアは、これをほぼ
そのままのかたちで流したので、ロシアのイメージは一挙に悪化
してしまうのです。
 7月21日に国連安全保障委員会は、マレーシア航空機撃墜を
非難する決議を全会一致で採択しています。この決議にはロシア
は賛成しています。そして、国連として徹底的な国際調査を実施
することを決めています。しかし、この国際調査団はなかなか現
場に立ち入って、調査を行おうとはしていないのです。
 そして世界は、メディア報道によって、それは墜落現場を支配
する親ロシア派が調査の邪魔をしているように思っていますが、
実際はそれとはかなり事情は異なるのです。
 これに関して、岩上安見氏が主宰するブログでは、次のように
述べています。
─────────────────────────────
 だが、その後しばらくの間、事故調査団が現場に到着すること
はなかった。親露派が現場を荒らしている、という非難がほうぼ
うから投げかけられたが、他方、その親露派のリーダーが事故現
場の調査を行ってくれ、と言っており、現にマレーシアのナジブ
首相が墜落現場の遺体・遺留品の捜索に関してボロダイ氏と22
日には合意しているのだが、この事実はほとんど報じられること
がなかった。
 そして、肝心の国際調査団は、なぜか現地入りを躊躇したので
ある。結局、親ロシア派勢力が回収したブラックボックスはマレ
ーシア政府に引き渡され、23日にイギリスに到着した。イギリ
ス政府の航空事故調査部門がデータの取り出しと解析を行ってい
る。──【岩上安見のニュースのトリセツ】
   「IWJウィクリー66号」より http://bit.ly/1TeE8uz
─────────────────────────────
 ウクライナのバックには米国がついており、ロシア犯人説を強
調していますが、冷静に分析すると、ロシアよりもむしろウクラ
イナの方のやっていることの方が、多くの疑問や矛盾があるので
す。MH17便を撃墜したのは、本当にロシアの仕業なのでしょ
うか。        ──[航空機事故の謎を探る/045]

≪画像および関連情報≫
 ●マレーシア航空撃墜事件の新犯人
  ───────────────────────────
   9・11の同時多発テロだって、見事にアメリカは自作自
  演で、世界の目を欺こうとした。こういう過去を知っていれ
  ば、ウクライナ&アメリカがせっせとロシア側の犯行の“証
  拠”だと挙げてきては、オバマ大統領が眉をしかめてロシア
  を非難するさまは、「ああ、またか」でしかない。
   ロシアはそういう宣伝が上手ではない。だから今もマレー
  シア航空事件では宣伝が後手にまわっている。事件を発表し
  たウクライナのポロシェンコ大統領の目は泳いでいた。ウソ
  だとわかっていたから、そのやましさが、当人の良心を揺さ
  ぶったのだろう。まだ大統領になって日が浅く、しかも傀儡
  であるから演技が下手なのである。
   世界中のマスゴミがこぞって「怪しいのは親露派だ」と言
  い出したということこそ、本当は動かぬ証拠であって、事件
  の仕掛けはアメリカだと強烈に匂うのだ。
   だが、プーチンもしたたかだから、そういうアメリカの陰
  謀に加担している可能性もないではあるまい。第二次世界大
  戦は全部八百長だったのだ。要するに戦争を起こしてカネを
  儲けられれば、人の命なんかどうでもいいとする連中なのだ
  から。              http://bit.ly/1lnJb0N
  ───────────────────────────

米人工衛星の撮影したMH17便の残骸.jpg
米人工衛星の撮影したMH17便の残骸
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2015年12月03日

●「MH17便撃墜は米国の偽旗作戦」(EJ第4171号)

 ウクライナ政府による相次ぐ情報発信により、マレーシア航空
17便は、親ロシア派のブークよによって撃墜されたものという
世論形成ができた時点での安保理による「マレーシア航空機撃墜
非難決議」に賛成するかどうかについて、米国とロシアは相当激
しい議論を展開したといいます。
 しかし、旅客機撃墜を非難し、独立した国際調査を求めた決議
に米ロ双方とも最終的に合意したため、決議は全会一致で採択さ
れたのです。ロシアとしては、賛成しなければ、ますます疑われ
ることやウクライナの方が相当怪しいとする情報を多く掴んでお
り、十分反論できると考えたからです。
 国連安保理決議の翌日の7月22日、ロシア空軍のマクシェフ
中将は記者会見を開き、MH17便の撃墜の直前にその近辺にウ
クライナ戦闘機とみられる2機が飛行していたことを発表したの
です。これについて、2014年7月22日付、ウォール・スト
リート・ジャーナル紙は、「ロシア、撃墜にウクライナ関与を示
唆/マレーシア機」のタイトルで次のように報道しています。
─────────────────────────────
 テレビで放送されたロシア国防省による記者会見の内容は、親
ロシア派が航空機を撃墜したとする西側やウクライナの主張とは
食い違う。(中略)
 モスクワで記者会見したロシア空軍のマクシェフ中将は、27
日の航空機撃墜で誰がミサイルを発射したかに言及することは控
えた。またミサイル軌道を示す画像やレーダー・衛星関連の証拠
も提示しなかった。
 だがマクシェフ中将は、ロシアのレーダーが航空機の墜落直前
にその近辺に2機目の航空機を発見し、これがウクライナの戦闘
機であった可能性が大きいと述べた。レーダー記録に基づくとさ
れる画像を示しながら、撃墜前の同地域で民間機4機とウクライ
ナ戦闘機1機をレーダーが捉えていたと説明した。
 会見では、ウクライナが事件前にミサイル一式を同地域に移動
した可能性にも言及し、ミサイル移動を示すとする衛星画像数枚
を公開した。           http://on.wsj.com/1qGqx5D
─────────────────────────────
 このことを裏付ける他の情報もあります。ロシアのカルトポロ
フ大尉は、MH17便の3キロから5キロのところを追尾するよ
うにウクライナの軍用機が飛行しており、その軍用機には対空ミ
サイルが搭載されており、それは12キロ範囲内を標的とするこ
とができるとしています。
 なぜ、ウクライナの軍用機がMH17便と同じ時間に、同じ高
度で、MH17便の航路に沿って飛行していたのでしょうか。ロ
シアはウクライナ政府に対し、このことについて説明を求めまし
たが、その返答はなかったといいます。
 もうひとつ証言があります。BBCのレポーターがマレーシア
機墜落の目撃者数人にインタビューをしたとき、次の発言があっ
たことです。
─────────────────────────────
・もうひとつ飛行機がいた。軍用機で、マレーシア機のとなりに
 いた。皆それを見ている。
・軍用機がマレーシア機の直下を飛んでいるのを見た。民間機の
 真下を飛行していたのだ。      http://bit.ly/1MPcB0Y
─────────────────────────────
 これら一連の証言はロシア側の主張を完全に裏付けています。
しかしこのBBCの取材ビデオは、ウェブサイトにアップロード
されたのですが、なぜかその直後に削除されています。何があっ
たのでしょうか。
 MH17便撃墜事件で注目すべきは米国の態度です。事件直後
の17日から、国連決議の21日までの米国の態度の変化につい
て分析します。
 17日の事件直後、米国は「このような事態になったのはロシ
アのせいである」という声明を出しています。そして、18日に
は、今度はオバマ大統領が次の発言をしています。つまり17日
の発言の根拠を示したのです。
─────────────────────────────
 マレーシア航空17便を撃墜したのは、地対空ミサイルであ
 り、それは親ロシア派の支配地域から発射されている。
                    ──オバマ大統領
─────────────────────────────
 ロシアや親ロシア派が撃墜したとはいっていませんが、この発
言は誰が聞いてもロシアが犯人だと断定しています。それだけ自
信に溢れた発言であるといえます。
 20日になると、今度はケリー国務長官がオバマ大統領の発言
を補強し、次のように発言したのです。
─────────────────────────────
 ロシアは親ロシア派に対し、武器を提供している。これには
 膨大な証拠がある。         ──ケリー国務長官
─────────────────────────────
 MH17便はSA11地対空ミサイルで撃墜されたといわれて
いますが、ケリー国務長官はその武器を親ロシア派に提供したの
はロシアであり、その多くの証拠を米国は握っていると述べてい
ます。20日のロイター電は、これに関して次のように報道して
います。
─────────────────────────────
 ケリー長官は、米当局が、ロシア製SA11地対空ミサイルの
親ロシア分離派勢力への移送に関する会話を傍受したほか、ロケ
ットが少なくとも1発なくなっているミサイル発射装置がロシア
に戻るのを撮影した動画を確認したと指摘。「ロシアが武器供与
に関与したことを示す膨大な量の証拠がある」とCBSの番組で
述べた。               http://bit.ly/1Ij8hZ9
─────────────────────────────
           ──[航空機事故の謎を探る/046]

≪画像および関連情報≫
 ●MH17便にウクライナ軍機2機が追尾
  ───────────────────────────
   米政府高官は、マレーシア機が撃墜された時に別の航空機
  が存在したとのロシア政府の主張について、「必死の」プロ
  パガンダだとして切り捨てた。米高官は自らの主張を裏付け
  る証拠を示していないものの、ウクライナの戦闘機は墜落時
  に地上にあったとする同国の21日の発表に言及。さらに、
  マレーシア機が飛行していた3万フィート(約9100メー
  トル)の高度ではウクライナの戦闘機は飛行できないと述べ
  た。「ロシア政府には比類のないプロパガンダマシンがある
  ことをこうした陰謀説は示している」とある高官は述べた。
   マクシェフ中将は、ロシアは衛星画像やレーダーのデータ
  を含むすべての情報を欧州当局に提示する用意があると述べ
  た。ロシア国防省はまた、マレーシア機の墜落時に米国の衛
  星を近隣で発見したと主張、米国に当時の衛星画像を公開す
  るよう要請したことを明らかにした。米国はこの主張につい
  て直ちにコメントすることは控えた。
                 http://on.wsj.com/1qGqx5D
  ───────────────────────────

ロシアを非難するケリー国務長官.jpg
ロシアを非難するケリー国務長官
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2015年12月04日

●「米国は重要衛星写真を隠している」(EJ第4172号)

 オバマ政権がマレーシア航空17便撃墜事件に関して、一方的
にロシア関与説を強調・展開することについて、米国内から異論
が出てきたのです。それは、2014年7月22日から突如とし
てあらわれたのです。これについて、国際政治学者の田中宇氏は
自身のブログで次のように述べています。
─────────────────────────────
 事件から5日後の7月22日になって、米政府は諜報担当官の
匿名の記者会見で「ロシアがMH17機の撃墜に何らかの関与を
していたと考えられる根拠がない」「ロシアがウクライナ東部の
親露勢力にミサイルを渡して撃墜させたと考える根拠がない」と
述べ、それまでの「ロシアがやったに違いない」という主張を引
っ込め始めた。米国務省は「ウクライナ東部の親露勢力が(ロシ
アから与えられたのでなくウクライナ軍から奪うなど独自に入手
した)SA11を使って、MH17機をウクライナ軍機と間違え
て撃墜した」という新たな説明をし始めた。
   ──「マレーシア機撃墜の情報戦でロシアに負ける米国」
                   http://bit.ly/1YD4JoP
─────────────────────────────
 それは、マレーシア航空機を撃墜した犯人が親ロシア派かロシ
アであるとして、それが彼らにどんなメリットをもたらすかを考
えてみると、何もないということです。それをやったところで、
ウクライナ内戦の戦況がよくなるわけではないのです。
 旅客機を戦闘機がミサイルで攻撃する──そんなことをすれば
全世界の怒りを買って国は孤立し、時の政権は崩壊しかねないの
です。このように、何のプラスにもならないリスクの多いことを
果してやるだろうかという考え方です。
 それは、むしろロシアや親ロシア派と利害が対立する反対側の
国であるウクライナや米国にとってプラスになることではないで
しょうか。つまり、自分でやっておいて、相手のせいにする「偽
旗作戦」ではないかというわけです。
 国内で反オバマの旗を振る、元共和党大統領候補のロン・ポー
ル元議員は、そもそもウクライナで今起きていることに責任があ
るのは、米国であるとして、次のように述べています。
─────────────────────────────
 アメリカが支援する”レジーム・チェンジ”(キエフにおける
ユーロマイダンによる政権転覆のこと)がなかったとしたら、そ
の後に続いた動揺で何百人もが殺されるという事態は起きなかっ
ただろう。マレーシア航空の墜落だって起きなかっただろう。
       ──ロン・ポール元議員 http://bit.ly/1XrF312
─────────────────────────────
 そもそも現在のウクライナ政府は、米国の後押しによる暴力的
クーデターによって、親ロシア派のヤヌコビッチ政権が崩壊して
誕生した政権なのです。ロシアとしては、このクーデターこそが
ウクライナ東部の紛争や同国の経済破綻を招いた原因であると主
張しているのです。ロン・ポール元議員はそういうロシアの主張
に理解を示しているのです。
 さらにロン・ポール氏は、MH17便撃墜事件について、次の
ように述べています。
─────────────────────────────
 ウクライナで起こっていること全てを監視することができるス
パイ衛星を持つアメリカが、誰がどこで何をしたのかの正確な証
拠を持っていないとは考えにくい。したがって、マレーシア機の
撃墜について米国政府は重大な隠し事をしている。
                  ──ロン・ポール元議員
─────────────────────────────
 米国は世界中を見通せるスパイ衛星を持っており、世界中で起
きたことをすべて把握しています。しかし、2度にわたるマレー
シア航空の事故について、米国は何も語っていないのです。
 それにこの撃墜事件はロシアの国境付近で起きていることから
この付近一帯を常に監視しているロシアもすべてを把握している
と思われます。そのすべてを知っている同士が奇妙な駆け引きを
して、事実を隠しているのです。
 こんな情報があります。MH17便のコックピット付近の残骸
には多くの弾痕があるというのです。内側にえぐられている穴と
外側にえぐられている穴の両方があり、これはコックピットの両
側から撃たれたことを意味しています。これは、戦闘機による銃
撃以外考えられないのです。
 そうであるとすると、MH17便は、その墜落当時、近くを飛
行していたウクライナの戦闘機によって銃撃され、対空ミサイル
で墜落されたということになります。そのことをロシアはもちろ
んのこと、米国も知っていることになります。
 これに関連して、ロン・ポール元議員は、親ロシア勢力がロシ
アで作られた地対空ミサイル「ブーク」によってMH17便を撃
墜したとする西洋メディアの報道に対して、次のように批判して
います。
─────────────────────────────
 彼らは、ウクライナ政府もまったく同じロシア製の兵器を使っ
ていることは、知っているのに報道しない。
                  ──ロン・ポール元議員
─────────────────────────────
 そして、2014年7月23日にまた奇怪なことがおきるので
す。MH17便機墜落現場の近くで、ウクライナ軍用機2機が撃
墜されたのです。この2機は、17日にMH17便の近くを飛行
していた戦闘機と同型機です。ウクライナ国防省のリシェンコ報
道官は、対空ミサイルによる撃墜だと発表しています。
 ここまでの分析によると、MH17便は、どうやらウクライナ
の戦闘機によって撃墜されたことは間違いないようです。しかも
MH17便は戦闘機からの銃撃の後で、空対空ミサイルで撃墜さ
れたと考えられます。ウクライナ軍は何のためにこんなことをし
たのでしょうか。   ──[航空機事故の謎を探る/047]

≪画像および関連情報≫
 ●米国政府はウクライナ政府が関与した衛星写真を隠している
  ───────────────────────────
   アメリカはウクライナ政府がマレーシア航空機を墜落させ
  たことを示唆することになる衛星写真を隠しているかもしれ
  ない、とアメリカの政治評論家が指摘した。
   南アメリカや中東に関する本を何冊か書いているジェーム
  ズ・ペトラ教授は、プレスTVとの電話インタビューで、元
  共和党大統領候補のロン・ポールのコメントに言及し、アメ
  リカがマレーシア航空MH17便の撃墜にかんする真実を隠
  している、と指摘した。
   7月17日、ボーイング777─200旅客機はウクライ
  ナの紛争地帯に墜落、乗っていた298人全員が死亡した。
  アメリカの情報と軍関係の高官によれば、この航空機はロシ
  ア製のSAシリーズのミサイルによって撃たれたという。
   「・・・非常に広範で徹底しているアメリカの衛星写真に
  は、アメリカの公的な政策とウクライナ政権を支持すること
  に対して矛盾する内容を示す映像が恐らくあるだろう。その
  内容は、アメリカがその映像が広く知られることを願わない
  内容で、それは反ロシア・キャンペーンの信用を落すもので
  あろうし、恐らく国連が完全な調査を要請し、アメリカに対
  し、これら衛星写真を渡すよう要求するだろう」とペトラは
  語った。             http://bit.ly/1lUcFDQ
  ───────────────────────────

ローン・ポール元米議員.jpg
ローン・ポール元米議員
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2015年12月07日

●「MH17便撃墜現場の不可解な謎」(EJ第4173号)

 マレーシア航空17便が撃墜された現場のことです。MH17
便が墜落した場所は、ウクライナ・ドネツク州グラボヴォ村とい
うところです。この現場に関連して、不可解なことがたくさんあ
るのです。
─────────────────────────────
 1.墜落地域は親ロシア派とウクライナ軍の戦闘が行われて
  いる地域であり、オランダ主導の国際調査団がなかなか墜
  落現場に立ち入ることができなかったということ。
 2.現場には大破した機体とともに乗客のものと思われるス
  ーツケースや荷物などが散乱しているようだが、いずれも
  汚れや汚染がなく、綺麗な状態で発見されている。
 3.この2回にわたるマレーシア航空の事故は、239名が
  行方不明、298人が全員死亡、合計537名もの人が不
  明なのに、遺族の動きがほとんど見えないでいる。
─────────────────────────────
 「1」に関する不可解さについて考えます。
 撃墜現場は、親ロシア派とウクライナ軍との戦闘が行われてい
る地域であり、国際調査団もなかなか立ち入れないでいる──こ
のようにメディアが伝えているので、世界中の人がそれを信じて
いると思います。
 しかしこれは事実とは異なるようです。国際調査団が入れない
状況にもかかわらず、民間人が現場に立ち入っているからです。
2014年7月27日付のAFP通信は、そのことを次のように
伝えています。
─────────────────────────────
【2014年7月27日AFP】乗客乗員298人を乗せてウク
ライナ東部の親ロシア派支配地域に墜落したマレーシア航空MH
17便に乗っていた女性の両親が、26日、犠牲者の親族として
は初めて墜落現場に足を踏み入れた。
 墜落現場付近では、ウクライナ軍と親露派武装勢力の双方が停
戦を宣言しているが、そこから60キロメートルほど離れた場所
では激しい戦闘が続いており、親露派の拠点があるドネツクの西
と北の郊外では、大きな爆発音が一定の間隔で鳴り響いている。
 オーストラリア人のイェルジ・ディジンスキーさんとアンジェ
ラさん夫妻はこの日、事故で亡くなった一人娘のファティマさん
(25)との約束を果たすためとして、安全上の警告を無視し、
付き添いなしで墜落現場を訪れた。   http://bit.ly/1rOeZva
─────────────────────────────
 これを見ると、最大の192人が亡くなっているオランダが主
導する国際調査団であるのに、少しでも早く現場に入ろうという
積極性はほとんど感じられないのです。この撃墜事故は何かがお
かしいと思います。
 「2」に関する不可解さについて考えます。
 添付ファイルのMH17便の撃墜現場写真を見ていただきたい
のです。これらの写真は、撃墜から24時間後に現場を撮影した
FNNの映像です。
 左上の写真は、兵士がパスポートを持っていますが、いずれも
完全に残っていて、とても綺麗です。左下の写真は、パスポート
の中身は写真を含めて完全に無傷です。右上の写真では文書の文
字が完全に読めるかたちで残っています。
 右下の写真は、バックなどがまるで整理して並べたように、完
全なかたちで残っています。とても高度1万メートルでミサイル
で撃墜され、落下した荷物とは思えないのです。
 ここにMH17便の撃墜直後の墜落現場を写したとする動画が
あります。5分程度の動画ですが、視ていただくと不可解なこと
がたくさんわかります。        http://bit.ly/1Ix2hMo
 「3」に関する不可解さです。
 この2回にわたるマレーシア航空の事故に違和感を感ずること
がもうひとつあります。もし、行方不明になっているMH370
便の乗客乗員も全員亡くなっている仮定すると、これは、全員で
537人の人が亡くなっている大事故なのです。
 それなのに、いずれも遺族の動きが見られないのです。2つの
事故では、MH370便では中国人、MH17便ではオランダ人
の乗客が非常に多いのですが、それらの国での遺族の情報はまる
でないのです。
─────────────────────────────
    MH370便 中国人 ・・・・・ 152人
    MH 17便 オランダ人 ・・・ 192人
─────────────────────────────
 それぞれの国では、遺族の動きに関する映像は流れているとは
思いますが、それが日本で報道されることは皆無ですし、これほ
どの事故にしては遺族の動きはあまりにも静かです。
 MH17便撃墜の遺体に関して、AFP通信は次のように報道
しています。
─────────────────────────────
 【7月23日AFP】ウクライナ東部の親ロシア派支配地域に
墜落したマレーシア航空MH17便の乗客乗員の遺体を受け取っ
たオランダの専門家チームは22日、遺体の数が親露派の約束し
た数よりも約80体少なかったことを明らかにした。
 親露派の武装勢力は21日、現場から収容した282人の遺体
を乗せる保冷機能付きの貨車を、現場から北西に約300キロ離
れたウクライナ政府の支配下にあるハリコフに送り出したと述べ
ていた。だが、遺体を引き渡されたオランダの専門家チームによ
ると、列車に乗せられていた遺体は200体のみだったという。
                   http://bit.ly/1XL5grM
─────────────────────────────
 このように、撃墜現場、遺体に関しては多くの謎が残っていま
す。遺体の身元は果して本当に確認されたのでしょうか。そうい
う情報は、ネット上でもきわめて少ない情報しかないのです。
           ──[航空機事故の謎を探る/048]

≪画像および関連情報≫
 ●オランダ政府ブラックボックス公開を拒否
  ───────────────────────────
   7月22日号「ロシア:ブラックボックスで全ては明らか
  になる」という記事があるように、マレーシア航空17便の
  撃墜事件の真相はブラックボックスの解明ではっきりさせる
  ことができるのであり、だからこそロシア側はそれを当初か
  ら指摘しているのだが、そのブラックボックスを保管しその
  内容を解析したオランダ当局は結局、このブラックボックス
  の内容の開示を拒否している。
   7月23日号「ロシア軍:ウクライナ・アメリカへの10
  の質問」では以下のように記した。「フライト・レコーダー
  の解析とその発表がまともに行われると考えるのは早計だろ
  う。欧米・ウクライナ側は必死になってこのブラックボック
  スの内容を自分達に有利にしようと画策する可能性がある。
  いろいろな圧力も掛けられるであろう。真相が出てくるかど
  うか、これもまだ分からない」。
   事態はまさしくこの予想通りの展開となっている。結局、
  この世界は力と力で出来上がっている世界なのでアメリカの
  都合の悪い情報はこのように闇に葬られる事になっている。
  しかし同時にこのことで、マレーシア航空機17便の撃墜の
  下手人はウクライナ政府側である、ということも明白になっ
  たと判断するべきである。     http://bit.ly/1qj2J5G
  ───────────────────────────

MH17便撃墜の現場写真.jpg
MH17便撃墜の現場写真
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2015年12月08日

●「事件の真相を隠蔽する西側関係国」(EJ第4174号)

 MH17便撃墜事件では、関連する西側各国の態度はいずれも
少しおかしいのです。マレーシア、ウクライナ、オランダ、米国
などがそうです。
 MH17便の撃墜から一週間後の2014年7月23日のこと
です。オランダのヒルフェルムス市の市長がとんでもない発言を
して謝罪に追い込まれています。オランダ在住のロシアのプーチ
ン首相の娘であるマリア・プーチン氏に対し、「オランダから出
て行けといいたい」と発言したのです。市長はこの発言に対し、
謝罪しましたが、その思いを次のように述べています。
─────────────────────────────
 多くのオランダ人が感じている抑えようのない感情から発言
 してしまった。          http://bit.ly/1rBblq3
─────────────────────────────
 はっきりしていることは、この市長が、いやオランダ市民の多
くが、MH17便を撃墜したのはロシアに決まっていると思って
いることです。しかし、これまで検証してきているように、MH
17便を撃墜したのはロシアではなく、むしろウクライナ軍であ
る疑いが濃厚です。おそらくオランダのメディアは、ロシア犯人
説を流しているものと思われます。
 それでいて、オランダはMH17便のブラックボックスを親ロ
シア派が受け取って解析しているが、なぜかその公開を拒否して
いるのです。もし、ブラックボックスの解析によって、ロシアが
犯人であるという証拠が得られたのであれば、公開を拒否する理
由はないはずです。そのことについて、グローバル・リサーチ・
カナダのサイトは次のように伝えています。
─────────────────────────────
 ウクライナで7月17日にマレーシア航空MH17便が撃墜さ
れ、搭乗していた298人全員が死亡したことについて、主流メ
ディアが語らなくなっていることは注目されるべきことだ。
 当時、証拠もないままアメリカとNATO高官らは即座にロシ
アと親ロシア派ウクライナ反政府勢力がこの航空機撃墜をしたと
非難した。この嫌疑をヨーロッパ連合はロシアに対する経済制裁
を実施するよう利用した。
 アムステルダムから出発しウクライナで墜落したこの便に対す
る調査の最初の実際に判明した事柄についての予備報告書が一週
間以内に発表されると、オランダ安全理事会は8月11日発表し
た。オランダは墜落した航空機のブラックボックスあるいはフラ
イト・データの保管をしている。
 8月25日付けでオランダ政府はこの記録の公開を拒絶してい
る。これは当然にウクライナのキエフ当局が墜落の下手人である
との疑惑をたちまち浮上させた。キエフ当局がなぜブク地対空ミ
サイルシステムを、航空機を持たない反政府勢力が存在する現場
付近に設置したのか、なぜマレーシア航空機はキエフ当局によっ
て数百マイルもコースを逸れて戦闘領域に入ることになったのか
またなぜ航空機の航空管制データとレーダー・データが未だに公
開されないのか、という疑惑が持ち上がっていた。
                   http://bit.ly/1PLpm0K
─────────────────────────────
 2014年9月9日になって、オランダ安全委員会は、実に意
味不明の報告をしています。この報告書では、MH17便の崩壊
を引き起こしたものについて、次のように述べています。
─────────────────────────────
 多数の高エネルギー物体」が飛行機の崩壊を引き起こしたと考
えられるが、その物体が何であるかは特定されていない。
   ──マレーシア機撃墜の第1報告書/オランダ安全委員会
─────────────────────────────
 これでは何をいっているのか不明です。その物体の性質やどこ
からきたものかについては調査していないとし、その理由につい
て、ウクライナ政府と親ロシア派勢力分離主義者勢力のあいだの
紛争のなか、安全が保証されていないため、調査員が墜落現場に
行くことができなかったと述べています。これについては既に述
べているように、多少の危険はあるものの、MH17便墜落現場
には一般人でも立ち入っているのです。オランダの調査団は最初
から調べる気持など全然ないのです。
 もっと不思議なのは、マレーシア航空の対応です。そもそもマ
レーシア航空は、なぜウクライナと親ロシア派が戦闘を繰り広げ
ている危険な戦闘地域の上空を飛んだのでしょうか。
 もっと驚くべきことは、MH17便撃墜の後、すべての航空会
社がウクライナ上空の飛行を取りやめるなか、マレーシア航空は
シリアの上空を飛んでいるのです。シリアの上空の飛行は禁止さ
れているわけではないが、きわめて危険であると、国際民間航空
機関(ICAO)は警告を発しています。これについて、ニュー
ズ・ウィークのサイトは次のように述べています。
─────────────────────────────
 乗客乗員298人を乗せたマレーシア航空17便が、ウクライ
ナ東部で地対空ミサイルによって撃墜されたのは先週の17日。
その後他のすべての航空会社と同様に、マレーシア航空もウクラ
イナ上空の飛行は回避している。
 ウクライナ上空はアジア各地の拠点空港とヨーロッパを結ぶ最
短ルートだが、各航空会社は安全確保のために回避せざるを得な
いのが現状だ。しかしウクライナ東部と同様、迂回ルートにも危
険が潜んでいる可能性はある。マレーシア航空は事故からわずか
3日後の20日、クアラルンプール発ロンドン行きの4便を、内
戦が続くシリア上空に飛行させ、再び批判にさらされている。
                   http://bit.ly/1tf6UBJ
─────────────────────────────
 2つのマレーシア航空の事故は、何かがきわめておかしいとい
えます。マレーシア航空は、これほどの事故を起こしておきなが
ら、今度はシリアの上空に旅客機を飛行させるというのは、明ら
かに異常です。    ──[航空機事故の謎を探る/049]

≪画像および関連情報≫
 ●なぜ、MH17便は危険な上空を飛んだのか
  ───────────────────────────
   なぜマレーシア航空機は、あえて戦場であるウクライナ東
  部の上空9000メートルを飛んでいたのか。素人目に考え
  てもちょっと迂回することはできなかったのか。オランダの
  アムステルダムから東南アジアのマレーシアを目指す最短距
  離はといえば、確かにウクライナ上空を通過するのが最短の
  飛行ルートだということは間違いありません。3月に370
  便の謎の失踪事件を起こして以来、経済的にも窮地に追い込
  まれている貧しい航空会社としては、燃料の節約のために少
  しでも短い飛行距離を選んだ。というのはよくわかります。
   またB777型機のような大型旅客機が航行する飛行高度
  は1万メートルと高く、一般的に言って地上戦で用いられる
  ロケット砲やミサイルの射程距離から離れています。このこ
  とから地上戦の影響を受けることはないだろう、ミサイルな
  どの流れ弾があたる確率は概ね低いだろう、と判断したこと
  も十分考えられます。その判断そのものは航空業界の常識か
  ら言っても妥当なものだったと僕は考えています。
   しかし現実にマレーシア航空機は撃墜された。これはいっ
  たい何を意味しているのでしょうか?不運が重なったという
  ことも言えるでしょう。また武装集団の行為が常軌を逸した
  テロ行為だったというのは言うまでもありません。だからと
  いって単なる偶然と言えるのでしょうか?
                   http://bit.ly/1NBNFHu
  ───────────────────────────

マリア・プーチン氏.jpg
マリア・プーチン氏
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2015年12月09日

●「背景にあるウクライナ問題を知る」(EJ第4175号)

 マレーシア航空17便の撃墜で、飛行機は空中でバラバラにな
り、機体と遺体は親ロシア派とウクライナ軍が戦闘中の戦場に落
下したのです。この機体と遺体には既に述べているように、いく
つもの不審なことがあります。
 こういう見方があります。犯行を行った側にとっては、機体と
遺体が戦場に落下することは、いくつかの面において都合がよい
ことが多いということです。
─────────────────────────────
 1.戦場だと事故調査団が現場に立ち入ることが困難になり
   犯行側は種々な工作ができる。
 2.ブラックボックスなど墜落原因を特定できる重要情報を
   先取できるなど優位に立てる。
─────────────────────────────
 これら2つのことは現実のものになっています。事実、オラン
ダを中心とする国際調査団は、十分なかたちで現場に立ち入るこ
とができなかったのです。もっとも国際調査団は、墜落直後から
の動きを見ていると、戦場であることを理由に自ら積極的に現場
に行こうとはしていないようにみえます。同胞が192人も亡く
なっているにもかかわらずです。
 ブラックボックスは親ロシア派が手に入れており、比較的早く
オランダ側に渡されています。親ロシア派が中身を調べたフシは
ないようです。しかし、オランダ側はブラックボックス解析の結
果は公表しないと宣言しています。
 もうひとつ奇怪な情報があります。東部ウクライナの親ロシア
派の指揮官は次のような発言をしているのです。英文サイト「ビ
フォー・イッツ・ニュース」に出ています。
─────────────────────────────
   MH 17 Plane Crash Bodies Were NOT Fresh,
                Reeked of Decomposition!
 撃墜された航空機の乗員・乗客の遺体は、その時に死亡したの
ではなく、数日前に既に殺害されていた疑いがある。遺体は血ま
みれの状態であり、既に腐敗臭がしていた。
                   http://bit.ly/1n0Gccw
─────────────────────────────
 真偽のほどはわかりませんが、これは一体何を意味しているの
でしょうか。それには現在起きている、いわゆる「ウクライナ問
題」について知る必要があります。
 ニュースで伝えられるイメージでは、ロシアが悪いように見え
ます。ロシアがウクライナの親ロシア勢力に武器や兵器を与える
など支援して、内戦を起こさせているように見えます。
 一方、ウクライナのバックにはEUと米国がおり、何とかして
ウクライナを親EU化させたいと考えています。しかし、ウクラ
イナの東部にはロシアにシンパシィを持つ住民が大勢いて、ウク
ライナの親EU化は困難な情勢です。
 ところが、EU諸国はロシアからのエネルギーに依存しており
ロシアとは本格的にはことを構えたくないのです。そこで米国が
ウクライナをサポートし、いろいろな画策をしています。まさに
「ロシア対米国」の対決の構図になっているのです。
 ウクライナ問題の本質は「ロシアの封じ込め」にあります。地
政学的にいうと、旧ソ連の最大の防壁は、東ヨーロッパ諸国のワ
ルシャワ・パクト(ワルシャワ条約機構)だったのです。しかし
冷戦終結後にこれが解体してしまいます。そうなると、ロシアに
とってNATOとの緩衝地帯はウクライナだけになります。
 したがって、もしウクライナが親EUになると、ロシアはすべ
ての防壁を失い、丸裸になってしまいます。それに加えて、黒海
の出入り口であるクリミアも失うことになります。これはロシア
にとって大打撃です。
 旧ソ連時代においてウクライナは、旧ソ連最大の軍需都市だっ
たのです。ICBM、核開発、戦車、軍艦などはすべてウクライ
ナで製造していたのです。そういうわけで、ソ連崩壊でウクライ
ナが独立すると、ウクライナは国際謀略の最前線になり、武器商
人が暗躍する主戦場と化したのです。
 ところで、「ディナモ・キエフ」をご存知ですか。
 ディナモ・キエフは、有名なサッカークラブで、ウクライナの
矢といわれ、世界的なスーパースターシェフチェンコが所属し、
UEFAチャンピオンズリーグでも活躍する名門クラブです。
 このクラブには、「ディナモ・キエフの美談」という有名な話
が伝わっています。これはシルベスタ・スタローンの主役で『勝
利への脱出』(パラマウント映画)として映画化されています。
─────────────────────────────
 FCディナモ・キエフは、ウクライナの首都キエフを本拠地と
する世界的なビッグクラブだ。伊セリエAの名門・ACミランや
イングランドプレミアリーグの強豪・チェルシーなどで活躍した
スター選手のアンドリー・シェフチェンコを輩出したほか、ヨー
ロッパチャンピオンズリーグ(CL)の常連とあって、日本での
知名度も高い。そのディナモ・キエフを世界的に有名にしたのが
第二次世界大戦時代にナチスと行った親善試合で、世に知られる
「デス・マッチ」(死の試合)である。
 ナチスの占領下となったウクライナで、ナチスはサッカーの親
善試合を企画する。当時からヨーロッパ屈指の強豪でウクライナ
人の誇りとなっているクラブをナチスが倒し、ナチスの優秀性、
それに歯向かう愚かさを教え込むのが目的だった。「もしナチス
に勝つようなことがあれば、選手は全員処刑する」、そう脅され
ながらも、ディナモ・キエフを中心に編成されたFCスタルトの
選手たちは、母国の誇りのために死力を尽くして戦い、占領下の
国民のために勝利した。ナチスは再試合の場を設けるが、その試
合でもFCスタルトが勝利したため、選手たちは全員処刑される
ことになった。            http://bit.ly/1QbYCpX
─────────────────────────────
           ──[航空機事故の謎を探る/050]

≪画像および関連情報≫
 ●映画『勝利への脱出』(パラマウント映画/1981年)
  ───────────────────────────
   1943年。第2次大戦下のドイツ南方ゲンズドルフ収容
  所。そこでは、捕虜になった連合軍兵士たちが、鉄条網の中
  で、ボール・ゲームに暮れる絶望的な日々を送っていた。そ
  んな捕虜たちの中に、目立って機敏なゲームぶりを発揮する
  男がいた。米軍大尉ハッチ(シルヴェスター・スタローン)
  である。
   彼らの様子をじっとみつめる者がいた。ドイツ情報将校フ
  ォン・シュタイナー(マックス・フォン・シドー)で、彼は
  ふと、ドイツ・ナショナル・チーム対連合軍捕虜のサッカー
  試合を思いついた。戦前、英国ナショナル・チームのリーダ
  ーとして活躍していた捕虜のリーダー、コルビー大尉(マイ
  ケル・ケイン)は、このプランを受け入れ、条件として、ド
  イツ各地の捕虜収容所からの選抜でチームを組むことを要求
  した。その中には、サッカーの経験のないハッチの名もあっ
  た。コルビーは、このサッカー・ゲームを利用した巨大な脱
  走プランを練っていたのだ。一方、ドイツ軍上層部は、この
  試合をイベントとして対外宣伝に利用しようとしていた。捕
  虜チームの猛練習がはじまった。イギリスのテリー(ボビー
  ・ムーア)など各国から、ならず者たちが集まるが、団結固
  い彼らに、部外者だったトリニダードのルイス(ペレ)がチ
  ームに参加した。         http://bit.ly/1R6yvRw
  ───────────────────────────

映画『勝利への脱出』ポスター.jpg
映画『勝利への脱出』ポスター
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2015年12月10日

●「ウクライナの歴史を検証してみる」(EJ第4176号)

 「ディナモ・キエフ」の話の続きです。旧ソ連時代のディナモ
・キエフは、単なるサッカー・チームではなく、ソ連最高の軍事
機密を扱う「商社」のような存在であったといえます。なぜなら
米ソ冷戦の最中であってもサッカーの強豪チームであれば、どこ
の国でも自由に出入りができるので、スパイ活動には何かと都合
が良かったからです。
 そして、ディナモ・キエフの経営母体は、旧ソ連時代はKGB
が管理し、冷戦後ウクライナが独立した後も、ウクライナ秘密警
察が管理しています。この「商社」を通じて旧ソ連の軍事技術や
武器が大量に世界に拡散され、世界各地で多くの戦乱を巻き起こ
していったのです。
 ここでウクライナの歴史を簡単に振り返ってみます。ロシアと
ウクライナはもともと「ルーシ」というひとつの民族です。とこ
ろがこのルーシ族は、モンゴル軍の侵攻によって、滅ぼされてし
まいます。
 その後、「コサック」と呼ばれる武士団が成長し、ルーシ族は
モンゴル支配から脱却します。そして民族は2つのグループに分
かれます。1つは、隣国ポーランドの保護国になります。これが
現在のウクライナです。もう1つは、北方のモスクワを中心に建
国し、やがてロシア帝国になり、強大化します。そしてこのロシ
ア帝国がポーランドを滅ぼし、その保護国であるウクライナを併
合するのです。
 しかし、ロシア革命に乗じてウクライナは再び独立しますが、
たちまちソ連によって再征服されてしまいます。ソ連のスターリ
ンは、外貨を稼ぐため、ウクライナに輸出用穀物の供出を命じ、
そのため、ウクライナでは数百万人の餓死者を出す大飢饉が起き
るのです。これにより、ウクライナ人のなかにはソ連(ロシア)
に対する抜きがたい不信感が芽生えることになります。
 ところが、ソ連が崩壊して、ウクライナは3回目の独立を手に
します。しかし、独立後もウクライナには、親ロシア政権が続き
ソ連時代の指導部と共産党の官僚組織、さらに非効率な国営企業
が残存していたので、ウクライナの経済は低迷を極め、国民は一
向に豊かになれなかったのです。
 ところがウクライナにひとつの転機が訪れます。ウクライナの
EU加盟を目指す親西欧派の人々が西部で結束し、折からのオレ
ンジ革命に乗じて親ロシア政権を崩壊させます。これがユシチェ
ンコ政権です。2004年のことです。これには、米国の投資家
ジョージ・ソロス氏が莫大な資金援助を行ったといわれます。
 それに対してロシアは、天然ガスの価格を使って早速ユシチェ
ンコ政権に揺さぶりをかけてきます。ロシアは親ロシア政権のと
きに認めてきた天然ガスの優遇価格を廃止し、市場価格に合わせ
ると通告します。市場価格に合わせると、天然ガスの価格は倍に
なってしまい、財政事情が良くないウクライナは代金が支払えな
くなり、ロシアとの間でトラブルになります。これは、欧州各国
を巻き込んだ騒ぎに発展し、ユシチェンコ大統領派の内閣は、野
党提出の内閣不信任案が可決され、退陣にに追い込まれます。
 これに対して与党は、ティモシェンコが中心になって多数派を
形成し、何とか政権を維持しようとするものの、大統領との権限
争いで議会も分裂し、両派の妥協の産物として最高会議は解散し
2007年に臨時最高会議選挙が行われ、ティモシェンコ内閣が
誕生します。
 そして、2010年に地域党党首ヤヌコーヴィチとティモシェ
ンコの間で大統領選が行われ、第1回投票の結果、ヤヌコーヴィ
チが35%の得票率で第1位を占めものの、過半数に達しなかっ
たので、決選投票が行われ、ヤヌコーヴィチが勝利します。
 しかし、ティモシェンコが選挙では不正が行われたと主張し、
最高行政裁判所に提訴しますが、それでも勝てないと悟ったのか
途中で訴えを取り下げたため、2010年2月25日、晴れてヤ
ヌコーヴィチが第4代ウクライナ大統領に就任します。ロシアに
とって久しぶりの親ロシア政権の成立です。
 しかし、2013年にウクライナはEUとの政治・貿易協定の
仮調印を済ませたものの、ヤヌコーヴィチ大統領は、ロシアから
150億ドルの財政支援の約束などを示され、ロシアに配慮し、
正式調印を見送ります。これに対しEU寄りの野党勢力から強い
反発が起こり、ウクライナ国内は大規模な反政府デモが発生し、
大騒乱状態に陥ります。
 事態収拾のため、大統領側から挙国一致内閣の樹立や大統領選
挙の繰り上げ実施などを提案しますが、デモ隊の動きを止めるこ
とはできず、身の危険を感じたヤヌコーヴィチ大統領はキエフを
脱出し、ロシアに逃れます。2014年2月22日のことです。
 ウクライナ議会は、ヤヌコーヴィチ大統領の解任を決議します
が、ヤヌコーヴィチ大統領はクーデターであると主張し、同意し
ていないのです。したがって、厳密にいうと、現在のポロシェン
コ大統領の正当性には疑問があります。
 ウクライナ問題を日本から見ていると、一貫してロシアが悪い
ような印象を受けます。ロシア政府がウクライナの親ロシア勢力
に武器などを供与し、内戦を起こさせているようにみえます。そ
れは西側メディアの報道のせいです。そのポロシェンコ大統領就
任の約1ヶ月後にMH17便の撃墜事件が起きるのです。
 しかし、事態を冷静に分析すると、そうではないようです。ロ
シアにとってウクライナはなくてはならない国なのです。ロシア
側からみて、ウクライナとの関係は、少なくとも「友好的」に維
持したい国であるといえます。そのためには、どうしてもウクラ
イナには親ロシア政権が必要なのです。少なくともウクライナの
EU加盟は何としても阻止したいからです。
 もし、現在のウクライナを含む欧米とロシアの関係は最悪の状
態にあります。なぜ、そうなるのかというと、複数の勢力がロシ
ア潰しに動いているからです。そのために、このところロシアの
国際的なイメージは非常に悪くなっています。
           ──[航空機事故の謎を探る/051]

≪画像および関連情報≫
 ●ウクライナ問題を斬る/アレクサンドル・ドゥギン氏
  ───────────────────────────
   いわく「ウクライナ問題ではひとつの法則性が示された。
  『米国はカオスをもたらし、ロシアは秩序をもたらす』。米
  国が介入すると必ず、アフガンでもイラクでもリビアでもシ
  リアでもウクライナでも、人々は狂わされ、社会は分断され
  国家は瓦解する」。ドゥギン氏は次のように続けている。
   米国のゆくところ、破壊あるのみである。いままた一つ、
  ウクライナという国家がカオスに覆われてしまったが、合法
  則的なことだ。アメリカの増大によってカオスも増大する。
  いま徐々に、グローバル規模の定式が確立しつつある。ロシ
  ア=秩序VS米国=混沌、というものだ。米国はグローバル
  規模の「混沌への投資」によってヘゲモニーを握ろうとして
  いるのだ。
   一方のロシアは、大文字の秩序、すなわち個々の具体的秩
  序でなく、原理としての秩序の側に立つ。つまりプーチンは
  単に個別的・具体的秩序を追求するのでなく、秩序全体を志
  向している。
   ウクライナ問題におけるロシア人への嫌悪、プーチンへの
  憎悪は、スキゾ患者の医師への憎悪、酩酊漫歩者の巡査への
  憎悪と何ら異なるところがない。あるいは、病者が健常者に
  対してもつ深い羨望と同質のものである。この傾向は今後も
  止むことはない。         http://bit.ly/1NFrPY9
  ───────────────────────────

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ヤヌコーヴィチ氏とティモシェンコ氏
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2015年12月11日

●「ウクライナをウラから動かす勢力」(EJ第4177号)

 世の中で起きているさまざまな事件──とくに世間の耳目を集
める大きな事件は、報道されている通りのことが真実ではないこ
とが多いのです。EJでは前回のテーマ「STAP細胞事件」や
大勢の人が死亡している今回のマレーシア航空事件など、その種
の多くのテーマをこれまでに取り上げてきています。
 ウクライナ問題について、元駐ウクライナ兼モルドバ大使であ
る馬渕睦夫氏は次のように述べています。
─────────────────────────────
 ウクライナ情勢は「プーチンを陥れる情報戦」である。それ
 を仕掛けているのは国際金融資本である。国際金融資本がこ
 れまで何を行なってきて、ロシア経済において何が起こり、
 プーチンが何をしてきたのかを知る必要がある。
                     ──馬渕睦夫氏
─────────────────────────────
 馬渕睦夫氏といえば『正論』(産経新聞社)2014年5月に
掲載された「『ウクライナ』で怯むな!対露外交を深化させる世
界的意義」という論文があります。この論文について、衆院法務
委員の西村真悟氏は自身のサイトで次のように論評しています。
─────────────────────────────
◎ウクライナ危機の本質は、ロシアの石油と天然ガスの天然資源
を誰が支配するかを巡るロシアと欧米との戦いだ。その上で、馬
渕氏と親しいウクライナの大学教授は、「今回のウクライナの騒
動は、マフィアとマフィアの争いだ」とシニカルに見ていた。ウ
クライナの政変は、「民主化運動」ではなく、民主化の衣を着た
「民族政権転覆活動」で、その背後にアメリカがいる。
◎今回のウクライナ危機が、ヤヌコビッチ大統領がEUとの連合
協定を拒否したことを切っ掛けに起こったことは確かであるが、
親欧米の大統領の時は、EUの方が、ウクライナの加盟に反対し
ていたのだ。EUの側がウクライナの加盟に反対していたという
事実は意図的に報道されない。西側の報道機関は、ヤヌコビッチ
大統領は、2010年の民主的な選挙で正当に大統領に選ばれた
大統領であることを、何故か報道しない。この民主的手続きで選
出された大統領を、欧米の支援のもとに暴力で転覆させたのが今
の暫定政権(当時)であることもあまり報道されない。
                   http://bit.ly/1RFMoWe
─────────────────────────────
 馬渕睦夫氏は「プーチンを陥れる情報戦を仕掛けている国際金
融資本」という言葉を使っています。これは、高橋五郎氏のいう
「国際金融ビジネスマン」と同義語であり、ユースタス・マリン
ズの「寡頭勢力」にも通ずる言葉です。 http://bit.ly/1leJhYz
 また、この馬渕睦夫氏は一連のウクライナでの動きの「その背
後にアメリカがいる」と発言していますが、ここでいうアメリカ
は、必ずしもわれわれのイメージしているアメリカではないので
す。正確にいうなら、アメリカを支配してきた勢力のことをいっ
ています。
 ここでいう「アメリカの支配者」とは何でしょうか。
 この「アメリカの支配者」について、既出のベンジャミン・フ
ルフォード氏は、きわめて興味深いことを述べています。
─────────────────────────────
 日本のメディアは、ワシントンD.C.を単純にアメリカの「首
都」という扱いをしている。それが長い間、「真実」を隠してき
た。ワシントンD.C.の「D.C.」は「コロンビア特別区」と訳
される。表向きは連邦議会が管理するエリアとされる。しかし実
態は違う。イタリアにおけるバチカン市国と同じように、アメリ
カ国内に存在する「もうひとつの独立国家」なのだ。日本で言え
ば国会議事堂のある「永田町」が、千代田区でもなく、東京都で
もなく、日本国でもなく、「独立国家永田国」として独自の法律
で、運用されていると思えばよい。そのワシントンD.C.が「ア
メリカ合衆国」を支配している。より正確に言えば、ワシントン
D.C.を牛耳っている一部勢力が存在するのだ。
   ──ベンジャミン・フルフォード著/『崩壊するアメリカ
      巻き込まれる日本/2016年、新世界体制確立』
                   KKベストセラーズ刊
─────────────────────────────
 アメリカを支配している勢力といえば、かつては国際謀略の主
役といわれるCIA(アメリカ中央情報局)の存在があります。
旧ソ連にもKGB(ソ連国家保安委員会/現FSB)があり、国
際的な大事件のウラには、必ずといってよいほどこういったスパ
イたちが暗躍したものです。しかしベルリンの壁崩壊ではじまっ
たソ連解体で、国際謀略の主役が交代するのです。
 CIAに変わって主役に躍り出たのは、巨大企業(メジャー)
なのです。その代表格が、ウォール街の国際金融資本のロスチャ
イルドや石油メジャーのロックフェラーです。そして、そういう
勢力の行動原理を決めていたのは、フリーメイソンなのです。
 フリーメイソンは、フランス革命、アメリカ独立戦争、ロシア
革命、それに第一次世界大戦と第二次世界大戦を裏から画策して
きたといわれています。しかし、最近になって存在感を表してき
たのが、フリーメイソンの上位組織であるといわれる「イルミナ
ティ」です。
 イルミナティといえば、2003年に一世を風靡したダン・ブ
ラウン『ダウィンチ・コード』があります。十字軍におけるテン
プル騎士団が見つけた「聖杯伝説」、キリスト教最大のタブーと
いわれる「マグダラのマリア」、秘密結社「シオン修道会」、そ
してレオナルド・ダ・ヴィンチが隠した多くのアナグラムなど。
そして、ダ・ヴィンチの暗号を解くと、「イルミナティ」という
謎の組織にたどり着くのです。
 EJでは、2006年7月24日から9月15日まで40回に
わたって『ダウィンチ・コード』を取り上げています。(EJ第
1883号〜EJ第1922号)
           ──[航空機事故の謎を探る/052]

≪画像および関連情報≫
 ●安保に反対は中国だけである/馬渕睦夫氏
  ───────────────────────────
  ◎中国経済社会はひどいことになっており、共産党政権は近
  い将来必ず崩壊する。その時中国は排外主義になり、とりわ
  け日本人を排撃する可能性が極めて高い。そのことは過去の
  歴史から明らかだ。したがって日本は、安保法制を成立させ
  ることが死活的に重要だ。
  ◎国際金融資本が動かしているアメリカは、独裁中国の共産
  党を利用し尽くしてもはや利用価値なしと見限ったし、ロシ
  アのプーチンを打倒してロシアの天然資源を市場化すると決
  めた。しかし中国共産党もプーチンもバックダウンするつも
  りは全くなく、アメリカの国際金融資本も対決を敢えて辞さ
  ないので、このままでは戦争になる。
  ◎アメリカがプーチンを追い詰めると、プーチンは心ならず
  も独裁中国に近づかざるを得なくなるが、そうなったら日米
  と中ロの戦争になる。そうならないように安倍総理がロシア
  とアメリカを説得して、ロシアと独裁中国がくっつかないよ
  うにする必要がある。それが結局アメリカの利益にもなる。
  ロシアと日本とアメリカが一緒になってシベリア開発をしよ
  うと言うくらいの提案をすべきだ。
  ◎プーチンはロシアの伝統と市場経済化を両立させる必要が
  あり、それには日本に教えを乞うしかないと分かっている。
  エリツィンの時にアメリカに教えを乞うたが、国際金融資本
  とロシア国内の財閥が手を握ってロシアの天然資源を売り飛
  ばそうとしたので、アメリカには懲りている。日本はそんな
  ことはしないとプーチンは知っている。
                   http://bit.ly/1IGmeAG
  ───────────────────────────

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プーチンロシア大統領
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2015年12月14日

●「イスラム教徒でなくイルミナティ」(EJ第4178号)

 一般論として、公式の場で「イルミナティ」などいう言葉を出
すと、「この人は陰謀論に毒された頭がヘンな人」として相手に
されなくなります。それほど「イルミナティ」という言葉は、お
どろおどろしい言葉であるといえます。
 確かに、ISによる残虐非道なテロや、これから解明しようと
しているマレーシア航空の連続事故の真相などは、イルミナティ
のようなものを持ち出してこないと、常識では、とても説明がつ
かないからです。
 ところで、その「イルミナティ」という言葉を公式の場で堂々
と使った有名人がいます。その有名人とはフランスのオランド大
統領です。それは、オランド大統領がイスラム過激派のテロによ
るシャルリ・エブド本社襲撃事件を受けて、2015年1月10
日に行ったテレビ演説のなかにに出てくるのです。
 はじめに、この演説を1月11日に報道したNHKニュースを
ご紹介します。
─────────────────────────────
 フランスのオランド大統領は、日本時間の11日午前4時前か
らテレビ演説を行い、今回の事件(シャルリ・エフド本社襲撃)
と宗教の問題を結び付けるべきではないと強調したうえで、国民
に団結してテロに立ち向かおうと呼びかけました。
 この中でオランド大統領は、パリ東部の食品店で起きた立てこ
もり事件で、4人が死亡したことを明らかにしました。また犯人
の1人がユダヤ教の戒律に基づいた食料品店を狙ったことについ
ては、「人種差別は絶対に認められるものではない」と述べて、
厳しく批判しました。
 そして、「イスラム教徒はまったく関係ない」と述べて今回の
事件と宗教の問題を結び付けるべきではないと強調しました。そ
のうえで、「テロに立ち向かうのはわれわれの任務だ。団結こそ
が最大の武器で、力と団結でテロリストにこれからも立ち向かっ
ていく」と述べて国民に団結を呼びかけました。
        ──2015年1月11日付、NHKニュース
   ──ベンジャミン・フルフォード著/『崩壊するアメリカ
      巻き込まれる日本/2016年、新世界体制確立』
                   KKベストセラーズ刊
─────────────────────────────
 このニュースのどこにも「イルミナティ」などという言葉は出
てきませんが、実はオランド大統領は「イスラム教徒はまったく
関係ない」と述べる前の言葉で、次のように述べているのです。
NHKはその言葉を意識してカットしたものと思われます。
 もちろん大統領はフランス語で述べているのですが、ここでは
フランス語ではなく、英語と日本語で記述することにします。
─────────────────────────────
 Those who have committed those actions:those terroists,
 those illuminati,thoses fanatics,have nothing to do
 with Islam.
 それらのアクションにコミットした人、これらのテロリストは
イルミナティで、それらの狂信者はイスラムと何の関係もない。
       ──ベンジャミン・フルフォード著の前掲書より
─────────────────────────────
 このように、オランド大統領は「イルミナティ」(フランス語
で『イリュミネ』)とはっきり述べているのです。なお、この話
には続きがあります。
 2015年3月6日のベルギーの国会で、ロラン・ルイという
国会議員は、イルミナティの過去の行為についてさんざん批判し
たうえで、次のように述べたのです。
─────────────────────────────
 イルミナティは多くの国々の政府や政治リーダーを没落させて
きた。そのイルミナティの根拠地となってきたアメリカは、NW
O(ニュー・ワールド・オーダー「世界新秩序」)という陰謀計
画に基づき、平然と他国を騙して戦争に参戦させ、その結果、我
が祖国のベルギーは、人道に反した犯罪を行うこととなり、良識
ある政権を倒す陰謀に加担してイスラム過激派の政権を誕生させ
てしまった。           ──ロラン・ルイ国会議員
       ──ベンジャミン・フルフォード著の前掲書より
─────────────────────────────
 イルミナティについて少し説明します。ベルギーのロラン・ル
イ国会議員は「イルミナティの本拠地はアメリカ」と断じていま
すが、これに関して面白い話があります。
 それは、イルミナティの英語表記(illuminati)の文字を逆に
して「itanimulli」という文字にし、次のサイトをアクセスして
みてください。
─────────────────────────────
        http://www.itanimulli.com/
─────────────────────────────
 何と「アメリカ国家安全保障局(NASA)」のホームページ
が表示されます。実は、これはある人がこのドメインを買い取り
NASAのサイトにリンクさせたいたずらであることがわかって
いますが、イルミナティを米国と結びつけようとする動きがある
ことは確かです。
 イルミナティは「光」と深い関係を持っています。世界は神が
創ったのになぜ悲劇で満ち溢れているか──その命題を追及した
結果、「神こそが悪魔」という結論にいたったのです。悪魔が創
造主なので、その悪魔と戦った「堕天使」、すなわちルシファー
(光の天使)を崇めるようになったことに由来するのです。だか
ら、光と関係があるのです。このように考えるイルミナティは、
「グノーシス派イルミナティ」と呼ばれています。
 いずれにせよ、今回のマレーシア航空の2つの航空機事故に深
い関係を持つのは米国なのです。あらゆる状況証拠が、米国が深
く関与していることを示しています。それは9・11とも関係が
あるといわれています。──[航空機事故の謎を探る/053]

≪画像および関連情報≫
 ●イルミナティがネット上に堂々と再現!
  ───────────────────────────
   しかしいよいよ彼らは堂々と登場しはじめました。しかも
  入会方法まで伝えています。欧州のロスチャイルドや米ロッ
  クフェラーもイルミナティの代表メンバーですが、彼らはル
  シファー(悪魔)の指示通りに動いているのです。生贄儀式
  を通してルシファーから魔力をもらい、世界のカネと権力を
  わが物にし、世界中の国々や人々を支配してきました。
   彼らの活動がクライマックスに来ているのでしょうか?彼
  らは本当にニューワールドオーダーを世界に創設させ、世界
  の人口を極端に削減し、残った人類を家畜のように扱おうと
  しているのでしょうか。
   「ルシファーも他の悪魔たちも神によって既に地獄に送ら
  れた。そのためイルミナティがいくらルシファーに生贄をさ
  さげてもルシファーの魔力を得ることができなくなった」。
  と伝える人がいますが・・。どちらが正しいのやら・・。そ
  れにしても世界中で起きている地震や火山噴火の中にはイル
  ミナティが仕掛けたものも沢山あるのでしょうか。それとも
  それを許しているのが宇宙創造神であるなら。宇宙創造神は
  最終的に人類をどうしようとしているのか。疑問です。
                   http://bit.ly/1v76b4A
  ───────────────────────────

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ロラン・ルイベルギー国会議員
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2015年12月15日

●「謀略論のなかに『真実』が見える」(EJ第4179号)

 ベンジャミン・フルフォード氏の本に、ナチスの宣伝相、ヨー
ゼフ・ゲッペルスの言葉が出ているので、ご紹介します。
─────────────────────────────
 もしあなたが十分に大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々は最後
にはその嘘を信じるだろう。嘘によって生じる政治的、経済的、
軍事的な結果から人々を保護する国家を維持している限り、あな
たは嘘を使える。よって、国家のために全ての力を反対意見の抑
圧に用いることは極めて重要だ。真実は嘘の不倶戴天の敵であり
したがって、真実は国家の最大の敵だ。 ──ゲッペルス宣伝相
   ──ベンジャミン・フルフォード著/『崩壊するアメリカ
      巻き込まれる日本/2016年、新世界体制確立』
                   KKベストセラーズ刊
─────────────────────────────
 ゲッペルスの言葉にあるように、国家は必要に応じて国民に嘘
をつくのです。「国がそんなことをするはずがない」と思うなか
れ、多くの嘘をつくのが国家というものです。独裁国家ならとも
かく、民主国家ではそういうことはないという人がいるかもしれ
ませんが、民主国家であっても真相を発表すれば国益を失うと判
断すれば、大胆な嘘だってつくのです。
 日本でも多くの嘘があります。戦時中の「大本営発表」にはじ
まり、現在でも国の財政の状況、外交問題、安全保障問題などに
おいて多くの嘘がまかり通っています。マスコミは政府のいうこ
とを垂れ流すだけで本当のことを伝えようとしないのです。
 本来であれば、国家がつくそういう嘘を暴くために新聞やテレ
ビなどのマスコミの役割があるのですが、現在の日本ではそのマ
スコミまでが政権にコントロールされ、社会の木鐸としての役割
を放棄しています。
 こういうとき「真逆だったらどうなるか」と考えてみると、そ
のことが本当に真実なのかどうかは別として、新しいものの見方
ができます。ベンジャミン・フルフォード氏はこういいます。米
国が「シリアのアサド政権は非情な独裁政権である」と批判すれ
ば、「シリア国民にとってはよい政権」、「毒ガスを使用した」
といえば「使用していない」、米国が「IS(イスラム国)はテ
ロ組織」といえば、「ISは米国の工作組織」というように何で
も真逆に考えると、そこに真実が見えてくるというのです。今回
のマレーシア航空をめぐる事件も、そういうものの一環であると
私は考えています。
 「NWO(ニュー・ワールド・オーダー)世界新秩序」などと
いうと、たちまち陰謀論者と思われてしまいますが、そういうも
のを目指す国家を超える組織というかグループがあっても不思議
はないと思います。秘密結社などは、そういう目的で生まれてお
り、何百年もかけてNWOの実現を目指しています。
 もしそういう組織があると仮定すると、どういう手順を踏んで
くるでしょうか。おそらく何らかの方法で、人々を管理するため
のシステムを作ろうとするはずです。実際に、その計画は着々と
実現しつつあるのです。
 現在、IS(イスラム国)によるテロが世界各地で起きており
日本も標的のひとつになろうとしています。そういう場合、国家
としては何をするだろうかと考えてみるのです。当然犯人を特定
するために、国家的管理体制を強化しようとします。
 実際にそのために世界の国のあらゆる場所に監視カメラが設置
され、超監視社会が実現されようとしています。「犯罪を防ぐた
めに」という目的のために誰も反対はできないでいます。しかも
カメラの性能は年々向上し、顔認証、歩行認証などもできるよう
になり、それに盗聴まで加わり、裏付けとなる法整備が完了する
と、超監視社会ができ上がるのです。つまり、NWOを目指す組
織は、ISなどによるテロを世界各地で起こすことによって、自
然に監視国家ができ上がるのです。したがって、ISのバックに
もNWOを目指す組織がいるといわれています。
 そしてこれをさらに強化しようとしているのが「マイナンバー
制度」です。これによって、国家による監視は、人々の個人情報
の詳細にまで及ぶことになります。なぜ、このようなものがいつ
の間にかできてしまったのでしょうか。国会審議はきちんと行わ
れたのでしょうか。周知させるためのメディアによる報道があっ
たのかというと、これといって思い出せない人が多いはずです。
いつの間にか法律が成立していたというのが実感です。
 これがさらに進むと、マイクロチップの人体への埋め込みが行
われるはずです。マイナンバーをカードではなく、人体に埋め込
むのです。これについても銀行口座の指紋認証などで少しずつ、
実験を重ね、これから実行されようとしているのです。実はこの
こととマレーシア航空の一連の事件には関係があるのです。
 謀略論についてベンジャミン・フルフォード氏は、「謀略論に
は真実が隠されている」として、次のように述べています。
─────────────────────────────
 欧米社会では、「謀略論」を語ると、間違いなく「頭のおかし
い人」と思われる。(中略)謀略論を否定する風潮は、1963
年のケネディ大統領暗殺事件から生まれた風潮。裏読みすれば、
噂となって広まる謀略論のなかには「真実」が含まれているとい
う証拠であろう。だからこそ、謀略論全体を否定しようと躍起に
なってきたのだ。
 しかし、近年は違う。謀略論だからこそ「真実」ではないか。
そう考える人が増えている。謀略論を否定する風潮がケネディ暗
殺から生まれたとすれば、謀略論を肯定する傾向を生み出したの
が2001年の「9・11」だ。そのとき、垂れ流されたアメリ
カ政府のプロバガンダを安易に受け入れた「結果」に多くの人が
後悔した。それが謀略論のなかから「真実」を見抜こうとする人
たちを輩出することになったのである。
       ──ベンジャミン・フルフォード著の前掲書より
─────────────────────────────
           ──[航空機事故の謎を探る/054]

≪画像および関連情報≫
 ●“超”相互監視社会が到来するのか
  ───────────────────────────
   セキュリティの強化に伴って、我々は社会において監視さ
  れることが増えている。コンビニエンスストアに防犯カメラ
  が設置され、24時間体制で来店客を録画しているのは周知
  の事実だ。商店街のような人の集まる場所に監視カメラが設
  置されることも珍しくなくなった。
   警察は――今なお決して存在を認めてはいないが──幹線
  道路のあちこちに自動車のナンバプレートを読み取り、通行
  時刻と共に記録する「Nシステム」を配置しており、どの自
  動車が、いつどの方向に向かって走っていたかを監視してい
  る。Nシステムの設置個所がオウム真理教の事件があった時
  期から急増しているのは、公知の事実だ。
   果たしてこのような監視強化は、セキュリティとして意味
  があるのだろうか。本書の著者は、「それもまたトレードオ
  フの問題だ」とした上で、興味深い問題提起をする。「冷戦
  時代、自由主義の西側諸国に対して、東側諸国の監視システ
  ムはより厳重だったわけだが、その結果東側諸国の国民の利
  便性と安全性はより高まったろうか」と。もちろんそんなこ
  とはなかったわけで、つまりあまりに厳しい監視は、セキュ
  リティ、ひいては社会全体のコストパフォーマンスを悪化さ
  せるわけだ。だが、わたしは著者とは別の未来像があり得る
  のではないかと考える。ひょっとして近い将来、我々は今ま
  で以上の“超”相互監視社会に住むことになるのではないか
  と予感しているのだ。      http://nkbp.jp/1QDBKhF
  ───────────────────────────

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ベンジャミン・フルフォード氏
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2015年12月16日

●「MH17便には重大な疑惑がある」(EJ第4180号)

 現代にはインターネットがあります。マスメディアが伝えない
情報もネット上にはすべて出ています。問題はそれらの情報の真
贋を見極めることができるかどうかです。EJでは慎重にネット
の情報の真贋を見極めながら、テーマを書いています。
 2015年10月13日のことです。オランダ政府の安全委員
会は、MH17便は、ロシア製の地対空ミサイルの「ブーク」に
よって撃墜されたという最終報告を発表しています。
 このような報告を聞くと、撃墜の犯人は親ロシア派かロシアで
あるという疑いを誰でも抱くと思います。大事なことを発表して
いないからです。それは、ウクライナも「ブーク」などロシア製
の兵器を多く保有しているからです。したがって、ブークが使わ
れているといっても犯人がロシアとは限らないのです。ロシアと
しては、名指しこそされなかったものの、この最終報告について
強く反発しています。
 ところで、撃墜されたMH17便には次の2つの重大な疑惑が
あります。
─────────────────────────────
 1.ウクライナで撃墜されたMH17便は機体の残骸を見る
   限り、MH17便ではないと考えられる。
 2.記録によると、MH17便は「飛行中止」になっており
   飛行していない事実が記録に残っている。
─────────────────────────────
 これは衝撃的な事実です。実はネットでは、こういう驚愕情報
は早くから出ているのですが、その事実を表のメディア──マス
メディアが取り上げない限り、たとえ証拠があったとしても人々
はそれを本当のことと認めない風潮があります。
 「1」を検証してみます。添付ファイルを見てください。これ
は、現在も行方不明になっているMH370便とMH17便を比
較したものです。MH370便もMH17便も同じボーイング7
77─200ERであり、まったくの同型機です。
 この写真をよく見ると、MH17便のマレーシア国旗の左端の
下には丸い窓があるのに対し、MH370便のその部分には、窓
が塞がっています。それぞれ3枚ずつの写真があり、よく見てい
ただくと、確認できると思います。マレーシア航空の関係者によ
ると、間違いなく、MH370便のその位置の窓は塞がっていた
そうです。
 そうなると、ウクライナの上空で撃墜されたのは、MH17便
ではなく、MH370便ということになります。これは一体どう
したことでしょうか。
 考えられることは、犯人側は失踪したはずのMH370便を何
らかの方法で、MH17便であるよう偽装して撃墜したことにな
ります。何のためにそのようなことをしたのでしょうか。
 しかし、犯人側はひとつ大きなミスを犯したのです。まさかM
H370便の窓が、ひとつ塞がっていたことを計算に入れていな
かったことです。それとも1万メートルもの上空からミサイルで
撃墜されれば、機体はバラバラになって、見分けはつかなくなる
と考えたのでしょうか。
 「2」を検証してみます。添付ファイルを見てください。
 マレーシア航空の「MH17便」の記録を見ると、2014年
7月17日付のアムステルダム発/クアラルンプール行きのMH
17便は「キャンセルド(飛行中止)」と明記されています。こ
れはどうしたことでしょうか。
 MH17便は飛行していないのです。そのMH17便がウクラ
イナの上空で撃墜されたことになります。そうなると、撃墜され
たボーイング777─200ERは、現在行方不明になっている
MH370便ということになります。まるでミステリー小説のよ
うな飛行機のすり替えです。
 この謎解きは後でするとして、MH17便の撃墜は、17日夜
に行われたイスラエル軍のガザへの大規模な地上軍投入と、これ
までの空爆による大虐殺から世界の目をそらすために起こされた
という説があるのです。
 イスラエル軍のガザへの大規模な地上軍投入の報道は、次の通
りです。
─────────────────────────────
 【カイロ=小泉大介】パレスチナ自治区ガザへの空爆を激化さ
せてきたイスラエル軍は2014年7月17日夜、同地に対する
地上侵攻を開始し、18日も継続しました。国際社会が強く懸念
していたガザへの地上軍投入は、1400人以上のパレスチナ人
が死亡した2008年末から翌年初頭にかけての大規模攻撃以来
で、情勢は新たな重大局面に入りました。
 ガザではイスラエル軍とイスラム武装抵抗組織ハマスとの間で
17日に国連が要請した人道物資搬入のための5時間の一時停戦
が実施されましたが、期限が切れた同日午後から交戦が再開しま
した。イスラエル軍は現在のところ、地上侵攻の目的はガザから
イスラエルに通じるトンネルやロケット弾の発射施設を破壊する
ことだとしています。
 しかし、同国のネタニヤフ首相は17日夜の声明で「地上作戦
の拡大準備を命じた」と述べるとともに、政府はこれまで決定し
ていた4万8000人の予備役兵招集に加えて、新たに1万80
00人の招集を承認しました。市街戦に発展するようなことがあ
れば民間人犠牲者が激増することは必至です。
       ──しんぶん「赤旗」  http://bit.ly/1NiBmmr
─────────────────────────────
 米国とイスラエルは条約に基づく法的な同盟国ではありせんが
公式の同盟関係にあるどの国よりも緊密な関係にあります。その
イスラエルがガザ地区に大規模な地上戦を仕掛けた日にMH17
便がウクライナで撃墜されたのです。当然のことながら、17便
撃墜のニュースが大きく扱われ、イスラエル軍のガザ地区侵攻の
ニュースの扱いは相対的に小さくなったのです。
           ──[航空機事故の謎を探る/055]

≪画像および関連情報≫
 ●撃墜されたMH17便の検証作業についての疑問点
  ───────────────────────────
   主要メデイアの宣伝や米国・英国政府の主張が、急に静か
  になってしまった。その沈黙振りは当初のはしゃぎ様と比べ
  るとまさに異様な感じがする程である。
   そこへ、8月18日、「メデイアやオバマ政権はMH17
  便に関してなぜ沈黙してしまったのか?」と題する記事が現
  れた。同記事が言わんとする内容は一般大衆が抱く常識的な
  疑問を代弁しているように感じられた。その記事を部分的に
  引用してみよう。こんな具合だ。
   MH17便がどのようにして撃墜されたのかを結論付ける
  ことは時期尚早ではあるが、数多くの証拠によると、それら
  の証拠はウクライナ政府が犯人であることを示唆しており、
  その背後には米国政府とヨーロッパのNATO諸国が控えて
  いる。彼らはMH17便を破壊する環境を整え、この2月に
  はキエフでクーデターを支援し、西側に傾倒する勢力を政権
  の座に就かせた。そして、西側のメデイアはウクライナ東部
  において反政府派を武力で制圧するというキエフ政権の政策
  を支持した。これがウクライナ東部を戦場と化してしまい、
  MH17便は同地域で撃墜された。 http://bit.ly/1Y6AwS9
  ───────────────────────────

MH17便とMH370便の違い.jpg
MH17便とMH370便の違い
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2015年12月17日

●「マレーシア航空事故のナゾを解く」(EJ第4181号)

 ここで11月27日付のEJ第4167号でご紹介した「オペ
レーション・ノーズウッズ」を思い出していただきたいのです。
なぜなら、マレーシア航空の2度の事件は、このオペレーション
・ノースウッズのマレーシア版であるとみられるからです。
 ベンジャミン・フルフォード氏によるこのマレーシア航空事件
の謎解きをご紹介します。
─────────────────────────────
 マレーシア航空機「撃墜事件」計画を整理してみよう。
 まず2014年3月7日、370便がアメリカによって乗っ取
られる。ハイジャックされたのか、もともと乗客全員が工作員と
「すり替わっていた」のだろう。
 そうして370便は予定航路を外れてインド洋へと向かう。そ
の先には、アメリカとイギリスの共同基地「ディエゴガルシア」
がある。そこに着陸した370便は乗員乗客を降ろす。私の取材
源によれば、その後、370便はイスラエルの基地から次にフロ
リダ(ジュブ・ブッシュの牙城)へと渡ったという。その間、爆
弾を装備して17便が出発するオランダヘ飛んだ。(中略)
 ここからの情報は確認していないが、次のような推測も出回っ
ている。ノースウッズ作戦のストーリー通りだったとすれば同時
に「本物」の17便も別の場所から飛び立ち、軍用機信号を出し
たのだろう(それがウクライナ空軍の輸送機として確認されてい
る)、ウクライナ上空で合流後、今度は信号を入れ替える。本物
の17便が民間機信号を出し、370便が空軍機信号を出す。こ
れで一瞬の間にすり替わる。まさにカッパーフィールドさながら
の「イリュージョン」となる。事実、撃墜寸前、両機の信号が一
瞬、途絶したのはロシア当局が発表している。
   ──ベンジャミン・フルフォード著/『崩壊するアメリカ
      巻き込まれる日本/2016年、新世界体制確立』
                   KKベストセラーズ刊
─────────────────────────────
 実に大胆な推論です。しかし、スジは通っていると思います。
道具立ては揃っています。ノーズウッズ作戦を実行するには、2
機の同型飛行機が必要になりますが、マレーシア航空事件の場合
は、その条件がクリアされています。なぜなら、MH370便が
現時点でも行方不明のままであるからです。
 しかし、この作戦には数々の疑問点があります。それを以下に
列挙してみます。
─────────────────────────────
 1.MH370便の乗客乗員は生存しているのか。ウクライ
   ナ墜落場所の遺体は何の遺体か。
 2.この作戦は、関係国(米国、マレーシア、オランダ)な
   どの合意がないと実行できない。
 3.世界の誰からも気がつかれないように巨大なMH370
   便を一体どこに隠していたのか。
 4.墜落していないはずのMH17便はどこに行ったのか。
   現在はどこに存在しているのか。
 5.この犯行を行った犯人は米国であるとして、その狙いと
   いうか目的は一体何であろうか。
─────────────────────────────
 「1」に関しては、12月9日のEJ第4175号で指摘した
奇怪な情報があります。MH17便のウクライナの墜落現場の遺
体は墜落によって死亡したのではなく、墜落前に死亡している疑
いがあるということです。飛行機が戦場に落下しているので、現
在も詳しい情報がわからないのです。
 「3」に関しては、米軍基地「ディエゴガルシア島」ならジャ
ンボジェット機が離着陸できる滑走路もあるし、そこに置いてお
くことが可能です。MH370便が向った方角は、ディエゴガル
シア島の方角であり、これについては目撃情報もあります。
 しかし、数ある疑問のなかで、最大の疑問は「5」ではないか
と思います。いくらなんでもあの米国(必ずしも米国というわけ
ではなく、米国に影響を与えているある勢力)がそんな大胆なこ
とをするだろうかという疑いがあります。しかも、この作戦は米
国だけでは絶対にできないのです。少なくともマレーシアの協力
がないと不可能です。
 それにこれまでの歴史を調べてみると、既に述べているように
米国はこの種の作戦、偽旗作戦とかノースヴッズ作戦に近いこと
を何回もやってきています。大韓航空撃墜事件なんかもそのひと
つであると思います。その多くが、ソ連ないしロシアに関連して
います。ロシアの封じ込め作戦なのです。
 「2」に関してベンジャミン・フルフォード氏は次のように述
べています。
─────────────────────────────
 今回のウクライナ版ノースウッズ作戦では、マレーシア航空と
マレーシア当局の協力が不可欠となる。マレーシアはアメリカの
軍事力や「暴力」による圧力で、渋々、国際謀略の片棒を担がさ
れた。これを快く思わず、反発していたのがマレーシアのナジブ
首相だった。先にも述べたよう、370便がインド洋方面、暗に
アメリカ軍基地のある「ディエゴガルシア」に向かったと暴露し
たのが何よりの証拠だろう。
 そのナジブ首相は、ノースウッズ作戦の全貌を告白しようとし
ていたという。その脅しとしてエアアジア8501便を「撃墜」
したというのである。こちらは墜落場所、遺体や機体の残骸も見
つかっているが、墜落原因は不明で、突如、海面に衝突したこと
だけがわかっている。乗員乗客155名が亡くなつたが、そのう
ち16名が子どもだった。
       ──ベンジャミン・フルフォード著の前掲書より
─────────────────────────────
 実はマレーシア航空の事故は、2014年中に3回起きている
のです。それは、2014年12月28日のエアアジア8501
便の墜落です。    ──[航空機事故の謎を探る/056]

≪画像および関連情報≫
 ●1年で旅客機3機に悲劇「呪われているのか」と嘆く家族
  ───────────────────────────
   2014年12月29日、現地メディアによると、インド
  ネシア・スラバヤ国際空港では、捜索が続くエアアジア機に
  乗っていた多くの家族が安否の情報を得るため沈痛な面持ち
  で待ち続けている。「マレーシアは呪われているのか」と嘆
  きの声も聞かれた。
   マレーシアでは今年3月、国営マレーシア航空のクアラル
  ンプール発北京行き・MH370便(ボーイングB777)が
  乗客乗員239人とともに行方不明。続いて7月には298
  人が乗ったマレーシア航空オランダ・アムステルダム発クア
  ラルンプール行き・MH17便(ボーイングB777)が、紛
  争地帯のウクライナ上空でロシアに撃墜された。
   今回のLCCエアアジア8501便(エアバスA320)は
  第3の惨事となった。フェイスブックには、「神よ、マレー
  シアを救いたまえ。洪水、竜巻、MH370便便の失踪、M
  H17便の撃墜。エアアジア8501便の無事を祈っていま
  す」と書き込まれていた。
   専門家は「積乱雲の上を飛ぼうとして、高度を上げ過ぎて
  計器が氷りつき、機体のバランスを崩してしまったのではな
  いか。高度を上げずに雲と雲の隙間を縫う様に飛ぶことは出
  来なかったのか」と話している。  http://bit.ly/1OttGf7
  ───────────────────────────

墜落したエアアジア8501便.jpg
墜落したエアアジア8501便
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2015年12月18日

●「KL03マイクロチップの特許権」(EJ第4182号)

 一連のマレーシア航空事故を米国(米国を事実上支配している
ある勢力)の仕掛けたものであるとすれば、これは国際的な大謀
略ということになります。単に「ロシアの封じ込め」などという
謀略にしてはあまりにも多くの人々の命が失われており、リスク
が大き過ぎます。
 狙いは別にあるとする説があります。米国テキサス州にフリー
スケール・セミコンダクタという半導体製造企業があります。こ
の企業は、2004年にモトローラ社の半導体部門が分離して設
立された企業です。通信や車載の組み込みシステム向けのチップ
を主要な製品としている企業です。
 フリースケール・セミコンダクタは、「KL03マイクロチッ
プ」の開発に成功しています。このチップの特徴は、極めて小さ
く軽いことです。このチップを使うと、ハエのサイズで飛行する
軍事ロボットの開発も可能になるといいます。
 しかし、このチップは同社の中国人エンジニアのチームが開発
に成功し、MH370便が行方不明の時点では特許の申請中です
が、当のフリースケール・セミコンダクとしては、特許の20%
の権利しか持っていないのです。残りの80%の権利は次の4人
の中国人エンジニアが持っていたのです。
─────────────────────────────
           ベイドング・ワング
           ジージュン・チェン
                チェング
         リー・イング・ジォング
─────────────────────────────
 実はこの4人の中国籍のエンジニア全員がMH370便に載っ
ていたのです。というのは、この飛行機の乗客239人のうちの
ほとんどが中国やマレーシアの半導体工場で製造されるチップを
開発していた人たちであり、この飛行機に乗っていても不思議で
はないのです。
 重要なのは、このKL03マイクロチップの特許がMH370
便が消息を絶って4日後に、フリースケール・セミコンダクタに
対して100%承認されていることです。米国の特許法は、権利
を持っている人が亡くなった場合、その権利を残った人たちで分
け合う決まりになっているのです。
 しかし、それにしても行方不明になって4日後に死亡したこと
にするとは早過ぎると思いますが、どうせそんなことは関係者で
なければ、誰も知りえないはずのことであり、さっさと死亡とい
うことでケリをつけたのでしょうか。
 ところで、このフリースケール・セミコンダクタという企業は
どういう企業なのでしょうか。
 この会社の株主は、「カーライル・グループ」です。かつて、
ジョージ・ブッシュシニア(パパブッシュ)元大統領と、ジョン
・メイジャー元英首相がこの会社の顧問をしていたことがあるの
です。カーライル・グループ傘下の会社の元顧客に、オサマ・ビ
ン・ラディンの家族が所有する建設会社「サウジ・ビンラーディ
ン社」が含まれています。それにこのカーライル・グループは、
ジェイコブ・ロスチャイルドが所有しています。
 これが本当であるとすると、KL03マイクロチップの特許が
中国軍部にわたることを恐れ、その開発エンジニアごと抹殺しよ
うとしたのではないかと思われます。軍事に関わることであり、
何があっても不思議ではないのです。まして、MH370便の行
き先は北京であり、その4人の中国人エンジニアから、チップの
詳細が中国軍部に漏れる可能性は十分あったのです。
 MH370便がディエゴガルシア島に強制着陸されたことはど
うやら間違いないようです。情報は次の4つがあります。
─────────────────────────────
 1.モルディブのクダフバドウ島の島民数人が、MH370
   便らしい飛行機を目撃している事実。
 2.マレーシアのマハティール元首相が370便は米軍の遠
   隔操縦で強制着陸させられたと発言。
 3.FBI超能力捜査官のマクモニーグル氏による370便
   の透視の結果がディエゴガルシア島。
 4.ディエゴガルシア島から、MH370便の乗客からのも
   のと思われるメールが着信している。
─────────────────────────────
 「1」については、10月27日のEJ第4146号で既に取
り上げています。しかし、航空評論家の杉江弘氏は、パイロット
としての経験から、この目撃情報には不自然であるとしています
が、事実だったのではないかと考えられます。モルディブのクダ
フバドウ島からディエゴガルシア島は近いからです。
 「2」のマハティール元首相の発言は、この事件の米国(CI
A)の関与を明言し、しかもMH370便は遠隔操縦操作によっ
て強制着陸させられたと述べています。いろいろなことを知った
うえでの発言といえます。
 「3」は、FBI超能力捜査官のマクモニーグル氏の透視結果
です。これは、月刊誌『ムー』/2014年11月号で明らかに
されたものです。特殊な雑誌ではありますし、私は「透視」とい
うものを基本的には信じないのですが、このマクモニーグル氏の
透視の威力は凄いのです。
 『奇跡の扉/TVのチカラ』というテレビ朝日の番組があった
のです。2002年10月〜2006年9月までレギュラー放送
されていたのです。その番組にたびたび登場したのが、FBI超
能力捜査官マクモニーグル氏ですが、番組にウソがないとすれば
彼の透視は本当によく的中するのです。彼にとっては、370便
の透視など簡単にできるはずです。
 とにかく多くの情報が、MH370便の行き先はディエゴガル
シア島であることを指しているのです。決定的なのが「4」です
が、これについては来週のEJで詳しく取り上げます。
           ──[航空機事故の謎を探る/057]

≪画像および関連情報≫
 ●「FBI超能力捜査官」による驚愕の透視結果
  ───────────────────────────
   2014年3月、乗客乗員239名を乗せたマレーシア航
  空MH370便が、飛行中に突如として姿を消すという前代
  未聞の航空機事件が発生した。各国による捜査も虚しく、未
  だMH370便についてはその機体の場所はおろか、正確な
  飛行ルートすら判明していない。このまま迷宮入りしてしま
  う、そんな事態があってはならない。もはや、サイキックま
  でも含めた、今を生きる全人類の叡智を結集して事に当たる
  べきなのではないのか!?
   ということで今回は、過去にヨーロッパで起きた航空機墜
  落事件と、その原因を的中させた霊媒師の事例、さらには、
  なんと『月刊ムー11月号』(学習研究社)が取材した、現
  代を代表する超能力者ジョー・マクモニーグル氏によるMH
  370便失踪事件の透視の一部をまとめてお伝えしよう。
   3月に突如として通信が途絶えて以来、MH370便を巡
  っては様々な憶測が飛び交ってきた。そもそもMH370便
  の機体であるボーイング777型機は、多重にわたる通信手
  段を備えているので、それらが一斉に遮断することなど考え
  難い。緊急事態を告げることなく全ての通信が途絶えるケー
  スは、一瞬のうちに空中爆発を起こすなど極めて限られた場
  合のみとなる。そのため、一部のメディアやインターネット
  上では、何らかの陰謀により撃墜されたのではないかとする
  説までもが飛び出したのだ。    http://bit.ly/1YmnXNk
  ───────────────────────────

KL03チップ/フリースケール・セミコンダクタ.jpg
KL03チップ/フリースケール・セミコンダクタ
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2015年12月21日

●「MH370とディエゴガルシア島」(EJ第4183号)

 マレーシア航空370便が米軍基地ディエゴガルシア島に誘導
されたのは、ほぼ間違いないようです。それに関する4つの情報
のうち、3つについては既に述べています。そこで、今日は第4
の情報について述べることにします。以下に再現します。
─────────────────────────────
 4.ディエゴガルシア島から、MH370便の乗客からのも
   のと思われるメールが着信している。
─────────────────────────────
 ディエゴガルシア島からのメールとは何でしょうか。ネット上
にはこの種の情報がたくさん出ています。試みに「ディエゴガル
シア島からのメール」というキーワードで検索すると、たくさん
出てくると思います。ということは、それが根も葉もない話では
ないことがわかります。
 しかし、それらの情報をていねいに読んでみると、情報源は少
なく、ほとんどひとつに絞り込まれることがわかります。つまり
少数の情報が拡散されているのです。そこで、ネットではなく、
この情報が出ている書籍を探してみたのです。少なくともネット
よりも書籍の方が多くの編集者や校閲者のチェックが加わるので
内容に信頼がおけるからです。見つかったのは、次の意外なタイ
トルの本だったのです。
─────────────────────────────
                      舩瀬俊介著
  『死のマイクロチップ/明日はあなたに埋められる?』
             ──株式会社イースト・プレス
─────────────────────────────
 舩瀬俊介氏といえば、EJの前回のテーマである「STAP細
胞事件」でも登場しましたが、ユニークな考えを持つジャーナリ
ストです。12月18日のEJ第4182号で、この一連のマレ
ーシア航空機の事故は、米フリースケール・セミコンダクタ開発
の「KL03マイクロチップ」の特許に関係することを指摘しま
したが、その情報はこの舩瀬氏の本から得られたものです。根拠
は、ジム・ストーンという人のサイトからの情報と思われます。
上記の舩瀬氏の本から、MH370便の行方に関する部分を引用
します。
─────────────────────────────
 ハイジャックされた370便は、目的地、北京とは逆のインド
洋に向かわされた。そこには米軍の秘密基地が存在する絶海の孤
島、ディエゴ・ガルシアがある。そこに強制着陸させられたこと
も間違いない。超低空で同基地に向かう370便が多くの人々に
目撃されており、もはや隠しようがない。
 決定的証拠は乗り合わせた乗客が携帯電話で送り続けたメール
だ。乗客の名はフィリップ・ウッド氏。IBMのエンジニアだ。
「ハイジャックされたとき、なんとか自分の携帯電話をお尻に隠
した」「目隠しされて、よくわからない軍人によって人質にされ
ている」そして、ハイジャック機は着陸した。
 「私はほかの乗客から隔離されている。私はいま独房にいる」
「何か麻薬のような注射を打たれているせいか、はっきり考える
ことができない」。このメールには、真っ黒な画面が添付されて
いた。そして、発信記録から緯度と経度も判明した。それは、な
んとディエゴ・ガルシア基地の位置そのものだった。舩瀬俊介著
    『死のマイクロチップ/明日はあなたに埋められる?』
               ──株式会社イースト・プレス
─────────────────────────────
 MH370便には、3人の米国人が乗っていたのですが、どう
やらIBMのエンジニアだったようです。この記事の真偽は不明
ですが、本全体を読んでみると、そういうことがあっても不思議
ではないという気持ちにさせられます。
 そうすると、上記のフィリップ・ウッド氏を含むMH370便
の乗客乗員はどうなったのかということです。これについて、舩
瀬氏は次のように述べています。
─────────────────────────────
 気になるのは乗客239人と乗員の運命だ。決死のメール送信
を行ったウッド氏をふくめ、残念ながら全員殺害されたはずだ。
残虐非道というほかない。    ──舩瀬俊介著の前掲書より
─────────────────────────────
 つまり、こういうことです。MH370便は、マレーシアの管
制から離れた直後に電波的にハイジャックされ、強制的にディエ
ゴカルシア島に誘導されたのです。ボーイング社は航空機のハイ
ジャック事件に備えて、自社航空機を遠隔操作する技術の特許を
取得していますが、事の性格上、このことは公開されていないの
です。この遠隔操作技術を使うと、操縦士は航空機の一切の操縦
はできなくなり、目的地に誘導されるままになります。まさに完
璧なハイジャック対策ということになります。その技術が今回悪
用されたことになります。
 ところが犯人たちにとって都合の悪い事態が生じたのです。と
いうのは、MH370便の行き先が早くからディエゴガルシア島
ではないかと推測され、この島が話題になったからです。一番多
かった憶測は、MH370便は最初からディエゴガルシア島の米
軍基地に突っ込む計画だったのではないかというものです。
 しかし、このままでは、ディエゴガルシア島が話題になり、基
地に駐機しているMH370便が発見される恐れもでてきたので
何らかの処分が必要になったのです。そこで出てきたのが、ノー
スウッズ作戦です。決死のメールを発信した人の名前がウッズ氏
ですから、少し話ができ過ぎの感がありますが・・・。
 そこで、MH370便は遺体を乗せてディエゴガルシア島から
無人で離陸し、MH17便としてウクライナに向い、戦場の上空
で撃墜されたか、MH370便に搭載されていた爆薬によって、
爆破されたのではないかというのが、舩瀬氏のいうマレーシア航
空機事件の驚愕の真相というわけです。あなたは果して信じられ
るでしょうか。    ──[航空機事故の謎を探る/058]

≪画像および関連情報≫
 ●MH370便の失踪とディエゴガルシア島/竹下雅敏氏
  ───────────────────────────
   マレーシア航空370便の失踪事件で、一番最初にディエ
  ゴ・ガルシア島に言及していたのがこの4つ目の記事です。
  ほぼ同じタイミングで、ロシアの船団がインド洋に向ってい
  ます(3つ目の記事)ので、ロシアは飛行機がディエゴ・ガ
  ルシア島に強制着陸させられた事を知っていたに違いありま
  せん。航空機は消息を絶った後、限界高度を越える高さまで
  上昇していますが、恐らく,乗務員と乗客を気絶させるため
  だったと思います。彼らは外部からのリモートコントロール
  によってディエゴ・ガルシア島に運ばれた後、島の約100
  キロ北にある地下秘密基地に収容されたのではないかと考え
  ています。この事件の本質は、3月27日に紹介したジム・
  ストーン氏の説明で、ほぼ正しいと感じます。
   “続きを読む”以降の最初の写真ではディエゴ・ガルシア
  島の北側に不自然に直線で囲まれた部分があります。自然の
  形状ではなく、明らかに画像処理されたものだと感じます。
  この地下に秘密基地があり、ディエゴ・ガルシア島からトン
  ネルでつながっていると思います。この近辺には不自然な島
  がいくつもあります。先ほどの秘密基地と思われる場所の西
  側にはダンガー島があり、ここを拡大してもフィルターがか
  けられ、はっきりと見えないようにされています。ダンガー
  島の北側にイーグル島、シーカウ島があり、南にはエグモン
  ト諸島がありますが、これらの島ははっきりと写っているの
  です。したがってこのダンガー島は米軍の秘密施設があると
  考えられます。          http://bit.ly/1RwJt30
  ───────────────────────────

舩瀬俊介著『死のマイクロチップ』.jpg
舩瀬俊介著『死のマイクロチップ』
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2015年12月22日

●「人体にマイクロチップを埋め込む」(EJ第4184号)

 もし、戦闘が続くウクライナ上空で撃墜された飛行機が行方不
明になっているMH370便であるとすると、MH17便はどこ
に行ったのでしょうか。
 マレーシア航空の記録では、「MH17便は欠航」扱いになっ
ており、どうやら飛行していないことは既に述べた通りです。そ
れなら、そのMH17便の機体はどこにあるのでしょうか。
 今回のマレーシア航空事件が、米国によるノースウッズ作戦で
あったとすると、マレーシア政府は完全にその犯罪の片棒を担が
されていることになります。マレーシア政府が協力しないと、こ
の作戦は実行不能だからです。
 それでは、MH17便はどこに行ったのでしょうか。ウクライ
ナ上空で撃墜されたのは、あくまでMH17便ということになっ
ているので、マレーシア航空としては、そのままにしておくわけ
にはいかないはずです。
 読者からの情報提供があり、マレーシアのクアラルンプール空
港には持ち主不明の3機のジャンボジェット機が置き去りにされ
ているというニュースが入ってきています。もしかしたら、この
3機のなかにMH17便があるのではないか、と。
 しかし、この3機はボーイング747─200であることが判
明しており、ボーイング777─ERであるMH17便とは別の
飛行機です。それでは、MH17便はどこにあるのでしょうか。
 おそらく、MH17便はマレーシア航空が利用できるどこかの
空港にあり、別の便名で運航されていると思われます。しかし、
すべて塗装が塗り替えられているはずです。飛行機は機体の塗装
を塗り替えることは簡単にできますし、どこの航空会社もやって
いることであり、誰も不審には思わないでしょう。
 気になるのは、米国(というより米国を支配している勢力)が
このような国際謀略を起こした理由が、「KL03マイクロチッ
プ」の特許権であることです。このチップは何のために使われる
ものでしょうか。
 ヒントになる映画があります。2005年3月に日本で公開さ
れた『クライシス・オブ・アメリカ』という米国映画です。米国
という国は、映画でいろいろな情報を発信します。あるときは米
国の持つ最新の攻撃システムを映画で紹介し、米国に敵意を抱く
国や組織を牽制したり、これから起こり得る人類の恐るべき未来
を暗示して見せたりします。
 この映画も人類の将来への暗示という内容を含んでいます。映
画のあらすじは、次のようなものです。
─────────────────────────────
 湾岸戦争下、ベン・マルコ(デンゼル・ワシントン)率いる小
隊が、敵の奇襲攻撃に遭ってしまう。その危機を救ったのは他の
隊員とは馴染めずにいた、いわば落ちこぼれの隊員レイモンド・
ショー軍曹(リーヴ・シュレイバー)。
 そして終戦後、ショーはその行為がきっかけで隊員時代には誰
も予想していなかった時代を象徴する英雄になり、大物上院議員
である母エレノアの強力な後ろ盾のもと、政界へと進出。若くし
て副大統領候補にまで選出される。
 一方、マルコはある悩みを抱えながら、終戦後も軍務を続けて
いた。その悩みとは、部隊の危機を救った英雄のショーが、仲間
の隊員を殺している夢を観ることだった。事実とはまるで反対の
夢を繰り返し見るマルコ。しかし、それがただの夢とはどうして
も信じ切れず、ついに独自の調査を開始する。
 そうして、マルコはやがて自分たちの記憶が、“何かあったと
き”のための個人情報、として体内に埋め込まれたチップによっ
て書き換えられていたことを知り、やがて背後にある大きな陰謀
に気づく。 ──ザ・シネマ・ブログ  http://bit.ly/1RzsOMd
─────────────────────────────
 これは、人間の体にマイクロチップを埋め込み、外部からそれ
をコントロールし、本人の意思に関係なく、殺人などをやらせる
という怖い話です。映画の話であり、そんなことは現実の世界で
は起こり得ないと考える人は多いと思います。それに本人の意思
に反して、マイクロチップを体に挿入させることなど不可能であ
ると考える人もいるでしょう。
 しかし、残念ながら、その考え方は甘いといわざるを得ないの
です。なぜなら、このことはペットにおいては既に行われている
ことだからです。舩瀬俊介氏は次のように述べています。
─────────────────────────────
 いま現在、世界でチップ埋め込みが強制されているのは、ペッ
トである。昨今の獣医は、チップを犬や猫に埋め込む手術を勧め
る。理由は「迷子になったとき、すぐ探せるから」というが、本
当は利益のためである。そればかりではない。彼らは、人間への
チップ埋め込みに先導役を果たしている。
 フランスでは、すでにペットへのチップ埋め込みは、義務化さ
れているという。これは将来の人体への埋め込みをにらんだ、一
種の動物実験なのである。            舩瀬俊介著
    『死のマイクロチップ/明日はあなたに埋められる?』
               ──株式会社イースト・プレス
─────────────────────────────
 それにこのマイクロチップは現在超小型化が進んでおり、別名
「パウダーチップ」と呼ばれる微細なチップも存在します。それ
どころか肉眼では見えない「ナノチップ」すら存在するのです。
ナノチップであれば、注射器の針を楽々と通るので、ワクチン接
種などのさいに体内に入れることは可能です。
 現在「IoT(インターネット・オブ・シングス)」が流行し
ています。あらゆるモノにICチップを内蔵させ、インターネッ
ト経由で相互に情報をやり取りするシステムのことです。
 このIoTの次に来るのは、人間の体内にICチップを埋め込
む「ヒト・インターネット/IoP」の時代が来るのではないか
と考えられます。恐ろしい話ですが、すでに世界中でこの動きは
始まっています。   ──[航空機事故の謎を探る/059]

≪画像および関連情報≫
 ●皮膚にマイクロチップを埋め込み社員証にする
  ───────────────────────────
   エピセンターのCDO(最高破壊理論責任者)であり、ス
  ウェーデンのバイオハッキング団体バイオニフィケン会員で
  もあるハンス・ハーブラッド氏の見解では、好む好まないに
  かかわらず、近い将来、マイクロチップの埋め込みは避ける
  ことができなくなるという。
   同氏によれば、大企業や政府がこうしたチップの埋め込み
  を推進し出す前に、その意味合いをよく把握しておくことが
  重要であり、その役割をバイオハッカーに期待しているそう
  だ。エピセンターでは、このチップは文字通りアクセスを可
  能とする。例えば、チップ入りの手をかざすことでドアが開
  く。また、オフィスのプリンターの前でIDカードをもたも
  たと探さなくても手の中にあるチップを読み込ませるだけで
  プリンターの起動を行える。
   手軽で便利な一方、ドアやプリンターは利用者を認識し、
  使用履歴を残す。こうした記録は従来なら非常に煩雑だった
  作業である。無論、RFIDを皮膚に埋め込むことに抵抗を
  感じる人もいるだろう。だがフィットネス・トラッカーやス
  マートフォンなど、自分の日常生活を24時間記録する機器
  はそれほど珍しいものではない。  http://bit.ly/1LmRgsE
  ───────────────────────────

映画「クライシス・オブ・アメリカ」.jpg
映画「クライシス・オブ・アメリカ」
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2015年12月24日

●「オバマケアとICチップ埋め込み」(EJ第4185号)

 オバマケア(医療保険制度改革)は、バラク・オバマ氏が20
08年の米大統領選で公約に掲げて勝利し、2009年に大統領
に就任するや法案の審議を進め、民主党が優位になった上下両院
で法案を通過させ、2010年3月に大統領が署名して成立した
医療保険制度です。
 日本の健康保険制度の米国版であり、民主党がクリントン大統
領の頃から成立を目指していた制度であり、本来米国民に歓迎さ
れてよい制度であるといえます。しかしこの制度はなぜか評判が
きわめてよくないのです。とくに共和党はこの法案に強く反対し
ていたのですが、オバマ政権で遂に成立の運びになったのです。
 この制度は、発足当時からしきりにいわれていることがあるの
です。それはこのオバマケアは「体に何らかのICチップ埋め込
まれる」こととセットであるというのです。そんなことはあり得
るでしょうか。
 舩瀬俊介氏の本に、これに関する次の記述があるので、ご紹介
します。
─────────────────────────────
 2010年、オバマ大統領は“オバマケア≠ニ称する、医療保
険制度改革法案を成立させた。建前は、「米国のすべての国民に
安価な医療を提供するため」。国民皆保険を導入することによっ
て、医療難民を救済するという。「医療難民を救済」といえば、
いかにも弱者の味方≠ナある民主党らしく聞こえもいい。「健
康保険の加入率を、83%から96%まで引き上げる。個人の保
険加入を義務づけ、非加入者には罰則を科す・・・」
 しかし、それは表向きであり、民衆から支持を得るためのエサ
でしかなかった。こうして、2014年6月26日、ついに米国
で人類史上まれにみる恐怖の法が発動された。「法律が施行され
て36ヶ月=3年)以内に、マイクロチップが導入される」(同
法)それはまさに医療保険法をかたった“独裁支配法”だった。
チップを埋め込むことで、国民総背番号制を確立し、個人情報を
管理する。つまり、人類家畜化へのプロセスなのだ。
         ──舩瀬俊介著/株式会社イースト・プレス
    『死のマイクロチップ/明日はあなたに埋められる?』
─────────────────────────────
 「そんなバカなことが・・」と誰でも思います。実際にそんな
ことはあり得ないはずです。しかし、このような情報でもその真
偽を確かめる必要があると思います。
 ネットでその情報のルーツを探ると、共和党の元議員であるロ
ン・ポール氏が「日本と世界の宇宙の動向」というサイトで、そ
のことを暴露したといわれています。ロン・ポール氏といえば、
共和党のなかでもオバマケアに突出して反対した議員であり、調
べてみる必要があると思ったのです。
 しかし、確かに「日本と世界の宇宙の動向」というサイトはあ
るのですが、ICチップの埋め込みに言及した記事は発見するこ
とはできなかったのです。
 さらに舩瀬俊介氏は、このオバマケアの陰謀に気づいた市民の
一人として、リンゼイ・ウイリアムという人物の発言を紹介して
います。
─────────────────────────────
 チップ埋め込みの陰謀に気づいた米国市民のひとり、リンゼイ
・ウィリアム氏は、オバマケアの分厚い議案書の中に、とんでも
ない条項がひそんでいることに気づいた。彼はインターネットを
通じて、その衝撃を伝えている。
 「オバマケアは本当の医療保険じゃない!法案を見てごらん。
1014ページ目に恐ろしいことが書いてある」
 まず、3000ページを超えるという法案のボリュームに驚か
される。補足条項を加えると、2万ページ!法案に賛成した議員
ですら、全部を読み通した者は皆無だろう。しかし、ウィリアム
氏はその分厚いファイルを読み込んだことで、息をのむことにな
った。「1017年までに、全米国人にマイクロチップを埋め込
む。その理由は、税金逃れを防ぎ、全国民に公正な負担を課すた
めである」。          ──舩瀬俊介著の前掲書より
─────────────────────────────
 このリンゼイ・ウィリアムスという人は実在するし、ネット上
には写真も掲載されています。リンゼイ氏は、ネット上でさまざ
まな主張を展開するブログ・ライターであると思われます。
 上記の舩瀬氏の記事のソースは次のものと思われます。これは
リンゼイ・ウイリアムス氏自身の警告です。
─────────────────────────────
 エリートらの計画では、米国の金融崩壊は、無理のない医療保
険法が完全実施された後に起こされます。米議会が成立させた新
たな医療保険法(オバマケア)は、本当の医療保険ではないので
す。この法律の中身は議員ですら読んだことがないのです。何も
知らずに法案を通過させました。中身をよく熟知しているエリー
トによると、この医療保険法は、米国民の医療のためではなく、
政府が米国民を独裁的に支配するための法律なのだそうです。最
初に、米議会は愛国法を成立させました。次に医療保険法を成立
させました。この医療保険法が完全実施されたときに、米国には
NWO体制が敷かれることになり、米国民を独裁支配することに
なります。そして米国の金融崩壊は、この医療保険法が完全実施
された後に起こります。    ──リンゼイ・ウイリアムス氏
                  http://amba.to/1S6Z1Ka
─────────────────────────────
 リンゼイ氏は「法案の1014ページ」とページ数を指摘して
います。ICチップの埋め込みのことがこのページにあるという
のでしょうか。ちなみに、リンゼイ氏はオバマケアが法案の段階
でこの指摘をやっているのです。
 本当に「法案の1014ページ」には、ICチップの埋め込み
のことが記述されているのでしょうか。このことは、明日のEJ
で追及します。    ──[航空機事故の謎を探る/060]

≪画像および関連情報≫
 ●オバマ大統領の正体/サニナのブログ
  ───────────────────────────
   リンゼイウィリアム氏によれば、オバマケアは本当は医療
  改革法案なんかじゃない。米国民を独裁的に支配するための
  法案なんだと言ってます。
   オバマケアというのは、オバマさんの提唱する医療改革法
  案のことですよね。去年の10月頃アメリカの民主党と共和
  党がこの法案を通すとか通さないとかで議会紛糾した経緯が
  あります。
   で、最近、そのオバマケアの法案の1014ページ目に、
  2017年までに全てのアメリカ国民にマイクロチップを埋
  め込むと書かれてあると判明して騒がれてるようです。バー
  ジニア州などいくつかの州が法案停止に動き始めたとか。
                   http://bit.ly/1QHqiDn
   レポートによれば、マイクロチップはすぐに個人を特定す
  るために入れられます。RFIDマイクロチップは政府にあ
  まりに多くの権限を与えます。マイクロチップによりあらゆ
  る動きを追跡可能になります。若干の州(ヴァージニア州な
  どの)では、これを阻止するために動き始めました。
   レポートによれば、脳に挿入されるマイクロチップも開発
  されており、実際に複数の人間で、すでにテストされている
  ようです。            http://bit.ly/1ZmxHJJ
  ───────────────────────────

リンゼイ・ウイリアムス氏.jpg
リンゼイ・ウイリアムス氏
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2015年12月25日

●「ICチップ人体埋め込みは本当か」(EJ第4186号)

 そもそも「オバマケア」のどこが問題なのでしょうか。
 オバマケアは、「アフォーダブル・ケア・アクト(ACA)」
という米国の医療制度を改革する法律のニックネームです。米国
は国民皆保険ではないので、国民は病気に備えるため、民間保険
会社の医療保険に入っています。しかし、医療保険に加入するに
は基本的に健康であることが条件になります。
 これに対しオバマケアでは、持病を抱えている人の加入を拒む
ことはないし、医療費が巨額になったからといって加入している
保険プランから追い出されることもない。保険金の支払いに上限
を設けることもないのです。
 しかも、医療費の自己負担分が年間で一人当たり6350ドル
(約62万円)、家族当たり1万2700ドル(約125万円)
を超えてはならないとされています。大きな病気や事故でこの上
限を超えた費用がかかる場合、その分はすべて医療保険が負担す
ることになります。
 その代り、国民がきちんと保険料を支払わないと、この制度は
成り立たないのです。したがって、保険料を支払わない人に対し
ては、厳しい罰則が設けられています。支払わない人には年収の
1%の罰金が科せられ、それでも支払わないと、翌年は2%、翌
々年は2・5%と罰金は高くなります。
 これに対して共和党の多くの議員は、この制度に反対しており
この医療保険制度は憲法違反であるとして、最高裁判所に訴えた
のですが、2012年に合憲の判断が下されているのです。
 そのせいか、オバマケアは合憲判決が出た後もすこぶる評判が
悪く、条文には「あらゆる人にICチップを埋め込む」があるな
どと騒がれています。共和党議員の嫌がらせか、一部の陰謀論者
のたわごとであるとする向きもありますが、その真偽を探ってみ
ることにします。
 まず、2012年5月、オバマ大統領が、ホワイトハウスの記
者会見で次のように明言しているという証言があります。
─────────────────────────────
 国民すべてがチップ埋め込み(Implantable Device)を受ける
べきだ。納税に漏れがないようにするためである。
         ──舩瀬俊介著/株式会社イースト・プレス
    『死のマイクロチップ/明日はあなたに埋められる?』
─────────────────────────────
 オバマ大統領の2012年5月の記者会見をネット上で探して
みると、次の動画を発見しました。この動画(2分58秒)の1
分22秒のところで、オバマ大統領は確かにチップに言及してい
ます。これについては、添付ファイルをご覧ください。
─────────────────────────────
     タイトル「Everyone has to chip in 2013」
     オバマ大統領の記者会見 /2012年5月
               http://bit.ly/1mgmImO
─────────────────────────────
 次に、リンゼイ・ウィリアム氏のいう「オバマケアは本当の医
療保険じゃない!法案を見てごらん。1014ページ目に恐ろし
いことが書いてある」といっていることについて、その真偽を検
証してみます。
 H.R.4872法案の1014ページを見ると、次のように書
かれています。確かに、「クラス2のデバイスのインプラント可
能」と記述されています。これが何を意味するのかの詳細はわか
りませんが、クラス2のデバイス(チップ)の埋め込みは可能と
読むことはできます。クラス2のデバイスは「生命維持のための
クラス2の埋め込み型機器」(『ニューズウィーク』誌の表現)
を意味しているようです。
 H.R.4872法案は2309ページありますが、URLを付
けておきますので、実際にご自身で、1014ページまでスクロ
ールして確かめてみていただきたいと思います。(⇒は著者)
─────────────────────────────
 ◎H.R.4872法案の1014ページ
 National Medical Device Registry
 The Seceretary shall establish a national medical device
 rgistly to facilitate analysis of postmarket safty and
 outcomes data on each device that─
 (A)is or has been used in or on a patient;and
 (B)is─
     (i) a class V device; or
 ⇒   (A) a class U device that is implantable,
     Life-supporting,or life-sustaining.
     ──H.R.4872法案 http://1.usa.gov/1mzZAjC
─────────────────────────────
 これに関して『ニューズウィーク』誌/2010年4月号(日
本語版)で、ティモシー・ノア氏は、それは単なる流言飛語に過
ぎないとして、次のように反論しています。
─────────────────────────────
 「医療改革法=陰謀」説を主張する人々は、もっともらしさを
演出するために「法案の○○ページ」だとか「△△にある条文」
と問題の箇所をピンポイントで指す。
 だが「生命維持のためのクラス2の埋め込み型機器」なんて文
言は、このたび可決された改革法案と修正法案のどこを探しても
出てこない。実はこの表現が登場するのは下院の改革法案のもっ
と以前のバージョンなのだ。
 いずれにしろ、脳味噌にマイクロチップを埋め込むことを求め
たものではない。手術で体内に埋め込んだ医療機器の医学的効果
をきちんと調べ、万一の場合にはリコール情報をユーザーに届け
るため、そうした機器に関するデータを集めるように厚生省に求
めた規定なのだ。           http://bit.ly/1U4vaAy
─────────────────────────────
           ──[航空機事故の謎を探る/061]

≪画像および関連情報≫
 ●オバマケアとマイクロチップの陰謀/心に青雲ブログ
  ───────────────────────────
   2010年に成立した医療保険改革法は全国民にRFID
  チップを埋め込むことを要求している。マイクロチップには
  追跡可能な国民一人ひとりの個人情報が含まれるだけでなく
  一人ひとりの銀行口座にもリンクする。法律が施行されてか
  ら36か月以内に、マイクロチップ導入が開始される。20
  13年3月23日までには国民一人ひとりの皮膚の下にRF
  IDチップが埋め込まれることになる。
   これに対して野党民主党が、チップ埋め込みに反対してい
  るとする報道は聞かれない。民主党も共和党も同じ穴のむじ
  ななんだから、いずれは手をとりあって、保険制度はともか
  くマイクロチップの埋め込みは実施していくだろう。
   要は国民に対して、政府職員の給与、生活を「人質」にと
  って、マイクロチップによる支配管理を強行してくるのだろ
  う。アメリカ人は愚かにもキリスト教を信仰している奴が多
  いから、なんの、教会を通じて信者らを洗脳し、それが神の
  ご意志だから受け入れるようにと言われればそれっきり、楽
  勝で全国民に埋め込まれる。
   それだけでもう説明の必要がないほど、おぞましい事態で
  ある。そのうちにさらに超小型化し、盗聴もできるようにな
  るのかもしれない。プライバシーはかけらもなくなる。だが
  私はさらに恐ろしいことが待ち受けていると思う。
                   http://bit.ly/1NCkmb2
  ───────────────────────────

オバマ大統領オバマケアについて語る.jpg
オバマ大統領オバマケアについて語る
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2015年12月28日

●「極小チップが必要なIoPの時代」(EJ第4187号)

 2014年に起きたマレーシア航空の2つの航空機事故は、米
フリースケール・セミコンダクタ製作の「KL03チップ」の特
許権を奪うための米国(を支配しているある勢力)による「ノー
スウッズ作戦」の疑いが濃厚である──これがEJが3ヵ月にわ
たって追及してきたひとつの結論です。あなたは、この結論を信
じられるでしょうか。
 このKL03チップの特許権がこれほど大型の国際犯罪を犯し
てまで、必要なものだったのでしょうか。それとも特許権の80
%を握っていたのが中国系の技術者だったことから、その技術が
中国に流れるのを阻止したかったのでしょうか。既に述べたよう
に、フリースケール社の親会社はカーライル・グループであり、
このグループは、ジェイコブ・ロスチャイルドが所有しているの
です。KL03チップは、次のような仕様です。
─────────────────────────────
 KL03は、前モデルのKL02から15%小型化した1.6
ミリ×2.0ミリサイズに、プロセッサやRAM、フラッシュメ
モリなどを搭載。ゴルフボール表面の窪み1つに収まるほど小さ
なMCUです。
 また同社はコンパクトさとともに省電力性も特徴として挙げて
おり、KL03をウェアラブル端末など、あらゆるものがインタ
ーネットに繋がるIoT、いわゆる「モノのインターネット」の
時代に最適な製品としています。   http://engt.co/1QNejEE
─────────────────────────────
 KL03チップについては、添付ファイルを見てください。ゴ
ルフボールと比較すると、チップがいかに小さいかがよくわかる
と思います。このサイズであれば、わざわざ人体に埋め込むまで
もなく、衣服などに忍ばせることによって、「IoP/ヒト・イ
ンターネット」を実現できます。つまり、ウェアラブルチップと
して活用することができます。
 「IoP/Internet of Person」は私が作った造語ですが、そ
ういうものがあっても不思議はないと思います。現在、米国での
人体へのICチップ埋め込みだけでなく、多くの国において、国
民に番号を付け、管理しようという企みが進行しています。日本
でも国民に利益がほとんどないマイナンバー制度がいつの間にか
決まり、来年から実施されようとしています。
 まず、国民にカードを持たせ、それがないと生活が不自由にな
るようにするのです。そして、カードは落としたり、忘れたりす
るので、次のステップはウェアラブルになり、最後はチップの埋
め込みへと進んでいくのです。
 「THINKER」 という若者のグループがあります。このグループ
は、『マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている』(徳間
書店)という本のなかで、次のようなことを述べています。舩瀬
俊介氏の本から引用します。
─────────────────────────────
 アメリカでは、医療目的や身分証明目的で、マイクロチップを
体に埋め込む政策が進んでいる。マイクロチップは爪の先ほどの
大きさ、最近では毛ほどの大きさのチップに個人情報を記憶し、
外部機器から無線で読み取りできる機能を搭載したハイテク機器
である。(中略)
 米国への不法入国で逮捕された人々の中には、強制的にチップ
を埋め込まれた人も多い。2010年には、国民皆保険を隠れみ
のにして、全国民にチップ埋め込みを義務化するオバマケア法が
成立している。(中略)
 驚くべきことに、テレビのデジタル化の理由のひとつは、従来
のテレビで使用されていたアナログ波帯を大幅に空けることによ
って、その周波数帯を国民ひとりひとりの“無線管理”に用いる
ためだったという、ある大手情報管理企業の内部告発者の話もあ
る。       ──舩瀬俊介著/株式会社イースト・プレス
    『死のマイクロチップ/明日はあなたに埋められる?』
─────────────────────────────
 これらの現象から思い出されるのは聖書の「ヨハネの黙示録」
です。黙示録は、使徒ヨハネが神からの啓示を受けて記した書簡
であるとされています。1章と2〜3章では、当時の7つの教会
を中心として、教会の姿がどう展開されるかが記されています。
4章から22章までの大部分を用いて、人類歴史の終末が近づい
てくる様子が、多様でかつ奇妙な現象の描写によって始終繰り広
げられています。その13章に次の記述があります。
─────────────────────────────
 また、小さい者にも、大きい者にも、富んでいる者にも、貧し
い者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々にその右の手か
その額かに刻印を受けさせた。また、その刻印、すなわち、あの
獣の名、またはその名の数字を持っている者以外は、だれも買う
ことも、売ることもできないようにした。ここに知恵がある。思
慮ある者はその獣の数字を数えなさい。その数字は人間をさして
いるからである。その数字は666である。
              ──「黙示録13:16−18」
─────────────────────────────
 人体へのマイクロチップの埋め込みは、まさにこの予言に酷似
しています。予言が当たっているというよりは、何らかの巨大組
織が、予言に合わせてことを進めているようにも感じます。
 現在ISなどによって世界中で起きているテロに対して各国は
あらゆるところに監視カメラを配備し、一大監視社会を作り上げ
ようとしています。それだけではありません。ドローンをはじめ
顔認証、歩容認証、そして盗聴と、ありとあらゆるハイテク機器
を駆使して、監視を強めつつあります。国ごとというより、地球
ごと監視社会になりつつあります。
 マレーシア航空の事件もそういう動きのなかで発生したといえ
ます。年末でもありますし、今回のテーマは本日で終了すること
にします。ご愛読を感謝します。新年は、1月4日からEJをお
届けします。 ──[航空機事故の謎を探る/062/最終回]

≪画像および関連情報≫
 ●世界の終りの話/ヨハネの黙示録
  ───────────────────────────
   新約聖書の一番最後に置かれている「ヨハネの黙示録」は
  ユダヤ教・キリスト教の黙示文学の中でも、後の時代に対し
  て最も大きな影響力を持った書物である。その影響力は現在
  にも及んでいる。1986年にロシアのチェルノブイリ原発
  事故が起こったときにも、本書は話題になった。“チェルノ
  ブイリ”はロシア語で“苦(にが)よもぎ”という意味だが
  本書の中にも“苦よもぎ”が登場し、そのために多くの人が
  死んだと記されているためだった。もちろん、黙示録の著者
  がチェルノブイリ原発事故を予言したと考えるのは不可能だ
  が、そのような読まれ方をすることにも、本書の影響力を見
  て取ることができる。
   多くの黙示文学がその時代の状況に対する抵抗文学として
  書かれているが、本書もまた同様の性格を持っている。本書
  が書かれたのは小アジアのどこかで、ローマ帝国のドミティ
  アヌス治世(紀元81〜96年)の紀元95年頃だとされて
  いる。この時代は悪名高いネロ皇帝の時代(54〜68年)
  と同じく、キリスト教徒にとって過酷な時代だった。このよ
  うな時代に際して、近づいている世界の終末と完成を預言す
  ることで、大きな危険にさらされているキリスト教徒たちを
  激励するのが本書の目的だった。  http://bit.ly/1SfTm4x
  ───────────────────────────

KL03チップ.jpg
KL03チップ
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 航空機事故の謎を探る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする