2015年09月01日

●「iPS細胞の再生医療は非現実的」(EJ第4110号)

 iPS細胞は、調べれば調べるほど果して再生医療として定着
するかどうか疑問が増えてきます。やはり、最大の心配はがんで
す。遺伝子を操作しているので、何が起きるかわからないからで
す。そして問題は、コストがどのくらいかかるのかです。舩瀬俊
介氏の本に次の1節があります。
─────────────────────────────
 遺伝子操作の不自然性や発ガンリスクの他、忘れてはいけない
のが、コストの異常な高さだ。iPS細胞研究で有名な高橋政代
氏(理研)は、関西で高校生を相手に講演した時、会場から次の
ように質問を受けた。「iPS細胞の再生医療で手術を受けると
いくらかかるのですか?」
 これに対して、高橋研究員は即答している。
 「2000万円です」
 高校生たちが、驚愕して静まり返ったのは、いうまでもない。
こんな治療を自腹を切って受けられる人など、日本には極めて限
られた人しかいないと言ってよい。iPS細胞の再生医療で、現
在、挙げられている治療対象は、網膜、パーキンソン病、ミニ肝
臓などしかない。そのiPS治療費が2000万円では、まさに
非現実の極致。保険に通用したら、一気に保険制度は崩壊する。
 ──船瀬俊介著『STAP細胞の正体/「再生医療は幻想だ」
             復活!千島・森下学説』/花伝社刊
─────────────────────────────
 もっとも2000万円というのは現在の価格です。もっと多く
の人が受けるようになれば、10分の1の200万円ぐらいには
なるでしょう。しかし、それでも非現実的です。それに手術前に
医師に次のように告げられ、それを承諾する文書にサインさせら
れるはずです。
─────────────────────────────
 これをやるとがんになる可能性があります。もちろんそうなら
ないよう努力しますし、なった場合でも最善の治療はします。し
かし、そのことは承知しておいてください。
─────────────────────────────
 200万円も払って、そんなリスクの多いことを果して人がす
るでしょうか。安倍政権は、そんなiPS細胞の研究費に今後の
10年間で1100億円を注ぎ込もうとしているのです。
 その点、STAP細胞は遺伝子操作はしないので、がんのリス
クはゼロで、しかも作製プロセスがシンプルですから、作製コス
トも安くなります。そんなものが出てきたら、ビッグファーマは
崩壊必至です。
 ロックフェラー財閥のやった医療支配について次のようにいう
人がいます。
─────────────────────────────
 彼ら≠ヘ米国の医療をナチュロパシー(自然療法)やホメオ
パシー(同種療法)から無理やりにアロパシー(対症療法)へと
変更した。そしてそれを戦後日本にも導入し、決定的なまでに人
の健康を破壊し、医療費を増大させてきたのである。
 ここで、皮肉なエピソードを一つ付け足さなければならない。
ロックフェラー一族の暮らしぶりが明らかになっているが、かれ
らは、医薬品を一切信用せず、薬は絶対に飲まない。近代医学の
医者たちをいっさい近づけない。なんと、かれらの主治医は、ホ
メオパシーの専門医たちなのだ!
     ──Core院長のブログ http://amba.to/1NI14mB
─────────────────────────────
 つまり、ロックフェラーが支配するまでの医療は、ナチュロパ
シー(自然療法)だったのです。それは、解剖学、病理学などに
加えて、治療法では栄養学と薬草学が主になるのです。
 ホメオパシーというのは、ナチュロパシーの傘下に入るのです
が、同種療法といって、ある症状をひきおこすものは、その症状
を取り去るものにもなりうるという考え方に立って治療するもの
で、18世紀から19世紀初期にかけてザムエル・ハーネマンが
唱えた臨床医学観のことです。丹羽耕三医師を院長とする土佐清
水病院などは、このホメオパシーということになると思います。
 これに対してアロパシーは「逆療法」とも呼ばれ、「体がおこ
している症状と反対の症状をおこすものを与えることで、症状を
取り去る」という考え方に立っています。下痢には下痢止め、吐
き気には吐き気止め、発熱には解熱剤という考え方です。
 ロックフェラー医療は、まさにこのアロパシーであり、西洋医
療とか近代医療など、最も進んでいる医療というイメージを装っ
ています。最近では先端医療という言葉も使っています。しかし
ロックフェラー医療の考え方には大きな間違いがあるのです。
 ユータス・マリンズという人がいます。マリンズは、米国きっ
ての正義派ジャーナリストで、ロックフェラーなどの権力者を痛
烈に批判します。そのため、「陰謀派」のラベルを貼られていま
すが、その主張していることは間違っていないと思います。
 ユータス・マリンズは、自著でロックフェラー財閥を批判して
次のように述べています。
─────────────────────────────
 米国における医学研究の大掛かりなごまかしは、ほとんどすべ
てがロックフェラー医療独占体制と、その支配下にある製薬会社
の圧力によるものである。(中略)
 大学(病院)をロボットのように忠実な下僕たちを養成する飼
育場にしている。これらの下僕たちは、助成金を獲得するため、
あるいは楽に仕事に就くためなら、どんなに卑しい行為にみずか
ら進んで、甘んじるようになる。研究ねつ造の長い歴史は、すで
に慢性化し、これらの下僕たちをおとなしく、いうなりにさせて
おくための理想的な『パナマ帽』、すなわち、操縦装置になって
いる。   ──ユータス・マリンズ著/内海聡訳『医療殺戮』
       ともはつよし社刊/──船瀬俊介著の前掲書より
─────────────────────────────
             ── [STAP細胞事件/083]

≪画像および関連情報≫
 ●「ホメオパシーとアロパシー」について
  ───────────────────────────
   アロパシーは何を基盤としているのか?という問いに対し
  ハーネマンは『アロパシーは物質的な見方に立っている』と
  言っています。アロパシーの考え方は『病気は私たちの肉体
  に基づいているので物質的な物によるのだ』というものであ
  り、この考え方を基礎として『物質がおこしている』という
  理論に基づき、細菌、真菌、ウイルスなどのセオリーが成り
  立ってきているわけです。ですので、細菌、真菌、ウイルス
  等を破壊する薬を開発したりするわけですよね。水虫菌の細
  胞膜を破壊!とかね。
   さて、病気になるとなぜ私たちは大量の種類の薬を飲む事
  になるのでしょうか?『アロパシーでは一人の人間体を色々
  なパーツ(部分)に分けて考えているから』というのがその
  答えです。アロパシーの医者は物質としての肉体に対して薬
  を処方しています。
   例えば、心臓疾患患者には心臓疾患の薬、関節に問題があ
  る場合には関節に対する薬が使われますよね。ついでに薬で
  胃が荒れるといけないですから胃薬も併せておのみ下さい、
  などというようにパーツパーツに特化した薬が処方されるわ
  けです。このような事柄からもわかるとおり、アロパシーで
  は心臓に出ている問題と関節に出ている問題がつながってい
  るという見方はしないわけなのです。このため、心臓と関節
  に問題がある患者は、まず心臓医とリウマチ専門医にかかる
  必要が出てきます。けれども、子供の頃にリウマチ熱を患っ
  た経験のある人は老年になってリウマチと心臓疾患が出てく
  る確率が高いことも今の時点でわかっている事なのです。
                   http://bit.ly/1N3zD6B
  ───────────────────────────

ユータス・マリンズ氏.jpg
ユータス・マリンズ氏
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2015年09月02日

●「医師がストをすると死亡率が減少」(EJ第4111号)

 1969年のことです。ある医学博士がアメリカ癌協会で次の
ような報告を行ったのです。
─────────────────────────────
 実のところ、処置を何もしない「癌」患者の平均余命の方が、
ロックフェラーの承認する化学療法、外科および放射線治療の処
置を受けたものよりも長かった。    http://bit.ly/1LEMo4k
─────────────────────────────
 この医師は米国人ロバート・メンデルソン博士(故人)です。
メンデルソン博士は「アメリカ医師の良心」といわれ、多くの人
に尊敬されている医師です。これは現代医療に対する痛烈な批判
です。メンデルソン博士には次の著書があります。
─────────────────────────────
       ロバート・メンデルソン著/弓場隆訳
     『医者が患者をだますとき』/PHP文庫
─────────────────────────────
 冒頭の発言についてメンデルソン博士は、それを補強する証拠
として、医師の団体がストライキに入ったとき、病人の死亡率が
減少する事例を上げています。
─────────────────────────────
 ▼1973年、イスラエル全土で病院ストが決行された。診察
  する患者の数が1日6万5000人から7000人に減らさ
  れた。ストは1ヶ月続いた。この間、同国の死亡率は半減し
  た。(エルサレム埋葬協会調べ)
 ▼1976年、南米コロンビアの首都ボゴダで、医者が52日
  間ストに突入した。救急医療以外は、いっさい治療は拒否し
  た。現地の新聞はストによる奇妙な副作用を報じた。スト期
  間中に首都の死亡率が35%も低下したのだ。(国営葬儀協
  会調べ)
 ▼1976年、アメリカ、ロサンゼルスで医師がストを決行し
  た。このときも死亡率は18%低下した。研究者が17の主
  要病院を調査したら、スト期間中、手術件数が60%も減少
  していた。そして、ストが解除され医療機器が再び稼働を始
  めると、死亡率はスト以前の水準に戻ったのである。
 ──船瀬俊介著『STAP細胞の正体/「再生医療は幻想だ」
             復活!千島・森下学説』/花伝社刊
─────────────────────────────
 メンデルソン博士は、医療を支配するのは、現代医学教という
名の「宗教」であって、その神は「死神」である。そして現代の
病院は「死の教会」であり、医師が仕事をやめると世の中が平和
になるといったのです。
 メンデルソン博士のいいたいことは、現在の医療は、完全に間
違っているということです。なぜなら、現代的治療を施した患者
のグループと、何も治療しなかったグループでは、後者の方が死
亡率が低いということがそれを証明しているからです。
 そして、現代医学の成果は、どれだけ病人の命を救ったかとい
うことではなく、どれだけ儲けたか、どれだけ利潤を上げたかと
いうことに過ぎないというのです。
 医学の源流とされる古代ギリシャのヒポクラテスは「自然こそ
が最良の医者である」という方法論を示しています。人間には驚
くべき自然治癒力が備わっているというのです。ヒポクラテスの
箴言に次のようなものがあります。
─────────────────────────────
 人間は生まれながらにして、自らの体内に100人の名医を
 持っている。             ──ヒポクラテス
─────────────────────────────
 つまり、医者の主たる役割というのは、身体が持つ自然に治癒
しようとする性質を助けることなのであり、そのために医者は身
体の働きをよく観察し、治癒的な性質の妨げになっているものを
取り除くことによって、結果として身体は、それ自体で健康を取
り戻すというのです。このような考え方は「生命生気論」と呼ば
れるようになります。
 その考え方を打ち破ったのは「近代医学の父」といわれるルド
ルフ・フィルヒョウです。フィルヒョウは「生命機械論」という
立場を取り、人体をモノとみなしたのです。そして自然治癒力を
重視する「生命生気論」を非科学的とこきおろし、「モノに自然
に直す力などない」と断言し、次のように述べたのです。
─────────────────────────────
 病気を治すのは「医者」であり、「医薬」であり、「医術」
 である。          ──ルドルフ・フィルヒョウ
─────────────────────────────
 これは近代医学の根幹理論となったのです。石油王のジョン・
ロックフェラーはフィルヒョウより18歳若く、このフィルヒョ
ウの考え方にヒントを得て、19世紀以降に世界の医療利権を完
全に独占し、現代のビックファーマをつくり上げたのです。
 この生命生気論と生命機械論の違い──舩瀬俊介氏は、次のよ
うにまとめています。
─────────────────────────────
◎生命生気論:動植物など、生命の営みには物理化学的手法では
       解明できない。「非物質」的な力が働いている。
◎生命機械論:生命現象は純粋に物理化学的法則に従う。目に見
       えない生気とか神秘的自然治癒力は存在しない。
                ──船瀬俊介著の前掲書より
─────────────────────────────
 この論戦はどう考えても生命生気論に不利なのです。当時は物
理学全盛の時代であり、世の中のことは何でも物理学で説明でき
ると考えられていたのです。フィルヒョウは、生命生気論を唱え
る学者に対し、もし自然治癒力というものがあるなら、出して見
せろと迫ったといいます。しかも、フィルヒョウは絶大な権力も
あり、誰も対抗できなかったといわれています。
             ── [STAP細胞事件/084]

≪画像および関連情報≫
 ●メンデルソン著『医者が患者をだますとき』の書評
  ───────────────────────────
  「あなた、病院に行くと病気になりますよ!」1979年、
  アメリカで発刊された書の日本語訳ですが、この本を買った
  とき、表紙に帯がついていたものです。驚きというか、馬鹿
  馬鹿しいと思ったひとの方が多かっただろう。いまこれを本
  屋さんで見かけたらどうだろうか?やはり、それほど変わっ
  ていないかも知れない。
   しかし、先回紹介した動画によると、アメリカではようや
  く医療の最先端とされる癌医療で現役の医師達が気づき始め
  たというのだ。しかし、まだまだロバート・メンデルソン医
  博の著には迫れないだろう。それほど、激震の走る内容だか
  らだ。土橋先生でさえも、医療の半分は必要で、あとは正し
  く使える医師が必要だ・・・とネットラジオ放送で言われて
  いる。(遠慮して言わないと葬られるかも?)だが、ロバー
  ト・メンデルソン医博はなんと!!
  現代医療の九割は必要ない!(残りの一割はほとんど救急医
  療だろう)と書いたのだ。しかも、医師の善し悪しなどでは
  ない、現代医学が宗教だからだ。しかも迷信たっぷりだと言
  う。この本は既に日本でも発売以来かなり時が過ぎた。それ
  は、まだ時が熟さず。誰も理解できない状況だったからだろ
  う。日本の敗戦前夜まで、多くの日本人は竹槍訓練していた
  ほどだ。この国のひとたちはお人好しだ。
                   http://bit.ly/1hOhRrh
  ───────────────────────────

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ロバート・メンデルソン医師
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2015年09月03日

●「千島学説とSTAP論文の類似点」(EJ第4112号)

 昨日のEJで取り上げたルドルフ・フィルヒョウ──ドイツの
生理・病理学者で、近代医学の父といわれる人物ですが、日本で
はどういうわけか「ウィルヒョウ」と表記されることが多いよう
です。現在、ベルリンのシャリテーにある「医学歴史博物館」に
はフィルヒョウの肖像画とともに、フィルヒョウにゆかりのある
さまざまな病理資料が展示されています。フィルヒョウは多くの
医学的業績を遺していますが、一番有名なのは次の法則です。
─────────────────────────────
 「全ての細胞は他の細胞に由来する」──すべての細胞は細
 胞分裂から生まれる。    ──ルドルフ・フィルヒョウ
─────────────────────────────
 フィルヒョウの性格は攻撃的であり、好戦的であったといわれ
権勢欲、名誉欲の権化ともいえる人物だったようです。そのため
単なる生理・病理学者におさまっている人物ではなく、政治にも
強い関心があり、彼は次のような発言もしています。
─────────────────────────────
 「医療」はすべて「政治」であり、政治とは、「大規模な医
 療」にほかならない。    ──ルドルフ・フィルヒョウ
─────────────────────────────
 フィルヒョウは政界に進出し、当時の熱血宰相ビスマルクに舌
鋒鋭く論戦を挑むなど、ビスマルクの政治的な敵対者でもあった
のです。実際にフィルヒョウは、公衆衛生の改善を強く訴え、ベ
ルリンに近代的な上・下水道を作るなど、政治家としても立派な
仕事を成し遂げているのです。
 そのため、ドイツ国民の人気は高く、ベルリン医学会会長、ベ
ルリン大学学長の地位まで上り詰めています。日本でいうなら、
日本医師会会長にして東京大学総長を兼務し、さらに野党党首ク
ラスの国会議員であり、国民に絶大な人気を持つ文化勲章受章者
──そのようなイメージの人物だったようです。
 時は今から75年前の1940年、場所は九州大学農学部研究
室での出来事です。九州大学農学部助手千島喜久男(41)(後
の岐阜大学農学部教授/千島教授と表記)は、見てはならないも
のを顕微鏡で見ていたのです。
─────────────────────────────
      赤血球が他の細胞に変化している!
─────────────────────────────
 正確にいうとこうなります。顕微鏡下には、ニワトリの胚子生
殖腺の鮮明な映像が映っており、そのなかで血球が他の生殖細胞
に変化していくさまを明確に確認できたのです。ちなみに、「胚
子」とは受精卵から8週間までの状態です。それを研究するのが
「発生学」と呼ばれる学問です。
 本来こんなことはあるはずはないのです。なぜなら、フィルヒ
ョウによると、赤血球は赤血球細胞からのみ生じ、1個の赤血球
が増殖して、無数の赤血球になるはずだからです。したがって、
赤血球は赤血球以外には変化しないのです。それなのに、顕微鏡
の下では、赤血球の細胞が他の体細胞に変化するさまが映し出さ
れていたのです。
 これについて、このときの千島教授の心境を舩瀬俊介氏は次の
ように書いています。
─────────────────────────────
 千島は顕微鏡の前で呆然自失した。今、観察したようなことは
ありうるのだろうか?
 それは、彼が学んできた生物学を根底からくつがえす現象だっ
たからだ。当然、彼が義務教育から大学にかけて学んだのは「細
胞は細胞分裂のみで生じる」という絶対律である。
 そこでは──赤血球が他細胞に変わる──などという魔法のよ
うなことは、絶対ありえない。あってはならない。しかし、千島
は、赤血球が他細胞へ変化する様子を目撃したのだ。それは、白
日夢では断じてない。彼は研究室の一隅で、声を失い座り込むば
かりであった。               ──船瀬俊介著
        『STAP細胞の正体/「再生医療は幻想だ」
             復活!千島・森下学説』/花伝社刊
─────────────────────────────
 千島教授が見たものをもう少し正確にいうと、赤血球が生殖細
胞に移行し、分化したという事実です。赤血球というのは体細胞
の一種であり、それが生殖細胞になったのですから、赤血球以外
の細胞に変化したことになります。明らかに、フィルヒョウの法
則に反しているのです。
 「何かの間違いかもしれない」と考えた千島は、何回も実験を
繰り返したのです。しかし、どんなに調べてもその事実はかわら
なかったのです。「間違いない」──帰宅した千島は、夫人に、
次のように伝えたといいます。
─────────────────────────────
 これは大変なことになった。生物学はその第一ページから書き
直されねばならぬ。神は私に大きな仕事をさせようとしている。
        ──船瀬俊介著の前掲書より/千島喜久男教授
─────────────────────────────
 赤血球が他の細胞に変化するのは「赤血球が万能細胞である」
ことを意味しています。ここで思い出していただきたいのは、小
保方氏がマウスの脾臓からリンパ球を取り出し、酸性刺激を与え
たら、STAP細胞という万能細胞になったという事実です。こ
こでリンパ球というのは血球細胞のことなのです。つまり、血球
細胞は万能細胞ということになります。そういう意味で、75年
前に千島教授が発見した千島学説とSTAP論文は一致する点が
多いといえるのです。
 しかし、現在「千島学説」について知っている人はほとんどい
ないといえます。また、知っていたとしてもトンデモ学説として
認識しているだけです。つまり、まともな学説として認めていな
いわけです。千島学説は、STAP論文とまさに同じ運命をたど
ることになるのです。   ── [STAP細胞事件/085]

≪画像および関連情報≫
 ●千島学説の浮沈/内海聡氏/フェイスブック
  ───────────────────────────
   千島自身が観察したように、誰か権威ある研究者が先入観
  念を捨てて顕微鏡を覗いてくれるなら、千島学説に間違いが
  ないことが明らかになるはずである。しかし悲しいかな、ほ
  とんどの研究者たちは「そんなバカなことなどありえない」
  と問題にもしてくれない。
   千島が「赤血球分化説」を発表したとき、多くの学者たち
  は感情的な反発を表した。そしてその後も無視、黙殺、排除
  封印等々の憂き目に遭った千島学説ではあったが、なかには
  実際に「赤血球分化説」の検証をした学者もいた。その一人
  が森下敬一医学博士で、森下博士は顕微鏡下に、千島が見た
  ものと全く同じ現象を観察することができたのだった。
   東京医大を卒業した森下は生理学教室に入室、血液生理学
  を専攻し、昭和30年に千葉大学医学部より学位を授与され
  た。その森下博士がクロロフィール(葉緑素)の生理作用を
  観察していたときに、ウサギの赤血球にクロロフィールを作
  用させたところ、なんと、赤血球が奇妙なかたちに変化して
  いった。興味をもってさらに観察を続けていくと、赤血球の
  変化はクロロフィールの作用と関係なく起こることが分かっ
  た。この顕微鏡観察は、千島学説の「赤血球分化説」、つま
  り「赤血球が細胞に変化する」ことをそのままはっきりと裏
  付けるものだった。森下博士はその後もウサギを使って「骨
  髄で血液は造られていない」ことを確認し、千島学説の正し
  さを全面的に認めたのである。ただ、突き詰めて調べていっ
  てみると、千島森下学説はソマチットなどの話の表面にしか
  過ぎないようだ。とにかく世界は広くて面白い。
                   http://bit.ly/1KBnJio
  ───────────────────────────

千島喜久男博士.jpg
千島 喜久男博士
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2015年09月04日

●「千島学説を完全否定した生物学界」(EJ第4113号)

 「赤血球が他の細胞に分化している」──この驚くべき事実を
発見した千島教授は、当時まだ博士号をとっておらず、「鶏胚子
生殖腺」をテーマとする博士論文を書こうとしていたのです。
 なぜ鶏の胚子かというと、当時は日中戦争の最中で太平洋戦争
の前年であり、物資が窮乏し、研究材料としてニワトリのたまご
ぐらいしか、手に入らなかったからです。千島教授は目にした事
実を正確に記録にとどめ、何回も研究を重ねたのです。そのうえ
で、この事実を論文指導教官の丹下教授に報告したのです。その
とき、丹下教授は千島教授に次のようにいったといわれます。
─────────────────────────────
 世界一流の学者の説を覆すような大問題を君が1年や2年の
 研究で解決できるはずがない。もっと研究したまえ。
                      ──丹下教授
 ──船瀬俊介著『STAP細胞の正体/「再生医療は幻想だ」
             復活!千島・森下学説』/花伝社刊
─────────────────────────────
 このようにいわれて千島教授は、その後7年かけてこの研究を
重ね、遂に丹下教授から学位論文として提出することの許可を得
たのです。1947年9月のことであり、論文の正式名称は次の
通りです。これは後世「千島学説」と呼ばれるのです。
─────────────────────────────
   鶏胚子生殖腺の組織発生並びに血球分化に関する研究
                    ──千島喜久男
─────────────────────────────
 九州大学では、論文を正式に受理すると、4ヶ月以内に審査す
る規定になっていたのです。ところがなんとこの千島論文は、そ
の後10年間、日の目をみることなく、店晒しにされたのです。
一度指導教官の丹下教授から「論文を取り下げてくれ」という説
諭はあったのですが、千島教授はこれに対して次のように断固と
して拒否しています。
─────────────────────────────
 私の書いた論文に、事実なり論理なりに対して不備な点を具体
的に示されもせず、うやむやのうちに葬り去られるような要請に
は、私の学問的良心からもそれは断じて出来ません。
                ──船瀬俊介著の前掲書より
─────────────────────────────
 それでは、九州大学としては、どうして論文を否決しなかった
のでしょうか。
 しかし、否決するにはそれなりの根拠が必要です。論文に研究
不正はないか、事実誤認はないか、データ操作はないか、徹底的
に調べたのですが、千島論文は完全無欠であり、非の打ちどころ
がなかったのです。
 それどころか、論文は論旨明快、データも十分、強い説得力が
ある──完璧なのです。ここがSTAP論文と大きく違うところ
です。論文作成には時間をかけており、九州大学の教授がいくら
アラを探そうとしても見つからなかったのです。かといって九州
大学としては論文をパスさせるわけにはいかない事情があったの
です。そこで論文をそのまま放置するしかなかったのです。
 この論文放置について、『千島学説入門』の著書がある忰山紀
一氏は、次のように述べています。
─────────────────────────────
 日本の旧帝大で、このような長期にわたる学位論文審査の放置
は例のないことでしょう。なぜ、審査されなかったかと言えば、
千島論文を認めると、生物学、遺伝学、細胞学、血液学などの定
説が、根本から覆ることになり、九州大学はもちろん、他の大学
からも強い圧力がかかり、通過が阻止されたためだったのです。
そのことは後年になってわかりました。    ──忰山紀一著
                『千島学説入門』/地湧社刊
─────────────────────────────
 「苦難は人をつくり、艱難が歴史をつくる」という言葉があり
ます。学界のこのありさまを見て千島教授は、既成の学界と決然
と袂を分かち、孤高の生物学者として独立独歩、その後の研究者
人生を送ることにしたのです。そして、科学史を根底から覆す8
大発見を成し遂げることになるのです。
 それにしても、その後の学界が千島教授に対して陰に陽に加え
たバッシングや嫌がらせは常軌を逸しており、情け容赦のないも
のであったのです。それはとっくに九州大学の範疇を超え、生物
学の領域さえも超えて、正統学派の既得権を根本から揺るがす学
説として忌み嫌われたのです。
 そして「千島を肯定する者は自らを否定すること」とまでいわ
れ、誰も千島教授に近づく者はいなかったといいます。しかし、
そんななかにあって、唯一千島学説を認めた若き学者がいたので
す。それが森下敬一現・お茶の水クリニック院長(国際自然医学
会会長)です。
 彼は自ら実施した実験によって千島学説の正しいことを知り、
進んで一番弟子になったのです。舩瀬俊介氏は、森下敬一氏と千
島教授の出会について次のように書いています。
─────────────────────────────
 そんな陰湿な空気の中に、後に完結をみる「千島・八大原理」
に大いに触発された学究がいた。それが、若き熱血漢、森下敬二
博士だ。彼は、独自の実験結果との符合に一驚し、更なる実験研
究の前進に没頭した。こうして、孤高の学者は、唯一の得難い後
進を得たのである。
 若き森下先生は、千島教授が岐阜大学農学部在席のおり、その
学位取得の論文等に全面協力、東奔西走し、尽力したと伝えられ
る。ようやく、学位を得た千島教授は、その熟き骨折りに感謝し
郷土名物の豪華な岐阜提灯を森下博士に贈ったという。
                ──船瀬俊介著の前掲書より
─────────────────────────────
             ── [STAP細胞事件/086]

≪画像および関連情報≫
 ●千島喜久男医学博士について
  ───────────────────────────
  ☆間違いだらけの医者たちの復刻版「よみがえる千島学説」
   忰山紀一著/B6版235頁からの抜粋です。
   生物学は医学の基本である。医学は生物学の応用である。
  しかしその生物学が間違っているとしたら・・・。故千島喜
  久男氏は生物学専攻の医学博士であった。氏が唱えた千島学
  説は異端の説として一時日本の学会から葬られようとした。
  しかし、時至って異端が異端でなかったとしょうめいするか
  のように、医学の自壊が始まっている。いつの時代でも異端
  の説というのは、当初は無視され拒絶されるようだ。しかし
  それが真実であるならば、時とともに現れてくるようだ。医
  学の基本となるのは、やはり、生物学。その専門の学者が発
  見したものは何だったのか。著者、忰山氏は千島理論を非常
  にわかりやすく解説されて本にしてくれた。我々はただそれ
  を読むだけで偉大な先人の智慧を学ぶことが出来る。なぜ本
  のタイトルが【間違いだらけの医者たち】なのか、読むにつ
  れて納得していくだろう。もう余り時間は無いのだ。今こそ
  医学革命が必要な時に。「千島学説はノーベル賞に値する」
  千島喜久男−−1899年岐阜で生まれる。生物学選考の岐
  阜大学教授。医学博士。千島学説と称して“赤血球分化説”
  “細胞新生説”“腸菅増血説”など異端の説を唱えた。その
  学説は日本では受け入れられず、むしろ外国で有名になって
  くる。1978年、79歳で没。  http://bit.ly/1JMauGE
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森下敬一博士.jpg
森下 敬一博士
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2015年09月07日

●「千島学説でがんの治療法が変わる」(EJ第4114号)

 千島学説とSTAP細胞──この2つの学説の関係について理
解するには、千島学説について、もう少していねいに説明するこ
とが必要になります。
 千島学説は、生物学者の千島喜久男博士が1932年から19
59年にかけて発表した8つの意見を基にしており、千島教授が
1963年から提唱しています。その3本柱とされているものは
次の3つの学説です。
─────────────────────────────
           1.血球可逆説
           2.腸管造血説
           3.細胞新生説
─────────────────────────────
 これら3つの学説は、もしそれが正しいとすると、いずれも生
物学の常識を根こそぎ覆す破壊力を持っています。千島教授は、
唯一のパートナーである森下敬一博士と共同で、それらを実験に
よって一つずつ立証し、論文として発表しているのです。これら
の論文は素人が読んでも十分理解できるし、納得できる内容であ
り、強い説得力があります。
 ところが、この分野の専門の学者たちは、千島学説をトンデモ
学説としてアタマから相手にせず、嘲笑し、軽蔑し、無視し、誰
もまともに信用しようとしません。千島教授の亡くなった現在に
おいても、その状態は続いているのです。
 それに、メディアもこの学説の存在をまともに取り上げようと
しません。千島学説を紹介する本もきわめて少数です。そのため
多くの人々──一般人はもちろんのこと、その分野の学者たちで
すら、最近ではそのような学説があることを知らないでいます。
このような状態で、50年以上が経過したのです。
 それは、生物界や医学界のバックにいるビッグファーマにとっ
て、まことに都合のよい状態だったといえます。ところが、20
14年に小保方晴子博士によってSTAP細胞が発表されると、
彼らはかなり強引な手口でこの学説を潰したのです。それはST
AP細胞によって、50年以上の間、闇の底に沈んでいた千島学
説が息を吹き返し、再び日の目を見るようになり、多くの人がそ
れを知るようになることを彼らは何よりも恐れたからです。
 しかし、ビッグファーマの恐れは、現実のものになりつつあり
ます。おりしもSTAP細胞とほぼ同時期にノバルティス事件が
起こり、薬品に人々の関心が向けられると、それに関する書籍が
次々と出版されるようになったからです。人命に関わることです
から、関心が高いのは当然です。
 私が千島学説のことを知ったのは、2015年5月に上梓され
た舩瀬俊介氏による新刊書『STAP細胞の正体「再生医療は幻
想だ」復活!千島・森下学説』(花伝社刊)を読んだからです。
これによって、ネットでも千島学説のことを伝えるメッセージが
多く出るようになっています。STAP細胞の異常ともいえる幕
引きに疑問を持つ人が増えたのです。
 もし、千島学説を認めると、がんの発生原因などの知見が一新
され、その治療法として現在確立しているノウハウが覆される事
態になります。ビッグファーマは、抗がん剤などの薬品で莫大な
利益を上げており、千島学説によって治療法が一変してしまうと
大打撃を受けることになるからです。
 したがって、彼らは、そういう恐れのある芽は少しでも早く摘
んでしまうのです。そういうとき、彼らは、厚生労働省を中心と
する政治勢力、医学界、医師会、それにマスメディアのすべてを
使って潰しにかかります。STAP細胞事件でその一端は十分見
えたと思います。
 がんの治療法をめぐっては、牛山篤夫博士の「SIC(低酸無
酸性胃炎薬)」を巡る騒動や、丸山ワクチンのことを覚えている
人は多いと思います。それらは、潰されはしないものの、やがて
忘れられてしまっています。
 1968年のことです。衆議院科学技術振興対策特別委員会で
がん治療の問題に関して千島学説が話題になったことがあるので
す。当時の科学技術庁政務次官の斎藤憲三議員は、次のように厚
生省に迫っています。
─────────────────────────────
 ここへきょう参考人としておいでになっております、森下(敬
三)博士も名を連ねておりますが、岐阜大学教授の千島博士、東
京新宿日赤病院長の鈴木博士、東京竹内病院の長嶋博士、それか
ら化成協会物性研究所の高橋医学博士が名前を連ねて、私あてに
ガン研究推進のためSICを含む諸問題の客観的な検討を政府に
要望いたしますと要望書が来たのです。それまでやったのです。
これでもってSICに対して3回やっているのです。どうして実
験をしないのか、どうしても、厚生省はこの実験をやらないので
す。予算がないというから、それじゃ科学技術庁の調整費を出し
て、じゃ実験をやってくれ、それでもやらない。・・・
                   http://bit.ly/1g2B4DM
─────────────────────────────
 このとき斎藤憲三議員は、厚生省に対して「千島学説が誤りで
あるならば、追試を行ってその誤りを指摘すればよいはずだが、
何故か実験が行われた験しがないのは不自然である」と主張して
いるのです。
 しかし、厚生省は絶対に実験をやらなかったのです。もし、実
験に成功すると、千島学説の正しいことを認めざるを得なくなる
からです。このときの厚生省の考え方は次の通りです。
─────────────────────────────
 現実的には、千島学説を肯定する査読付き論文は皆無であり
「わざわざ実験をするまでもない」。      ──厚生省
─────────────────────────────
 既に述べたように、査読グループはビックファーマが仕切って
おり、彼らにとって都合の悪い論文はすべて葬ることになってい
るのです。        ── [STAP細胞事件/087]

≪画像および関連情報≫
 ●ガストン・ネサンの「ソマチッド論」
  ───────────────────────────
   ガストン・ネサンは、血液中に免疫を司る不死なる知的生
  命体・ソマチッドが存在し、生体をコントロールしていると
  言っています。ある意味で、怖い話です。生命すなわち運命
  が、血液の中のソマチッドに支配されていると言われても、
  簡単に納得できないのは当然です。
   しかしこの事実は大勢の学者によって究明されています。
  日本においては、千島喜久男氏、牛山篤夫氏、松浦優之氏な
  どの学者が、ソマチッドの存在を裏付ける研究をし、それぞ
  れ結果を残しています。
   概ね ガン細胞の増殖メカニズムを、ドイツの病理学者 ル
  ドルフ・ウイルヒョウが唱えた「細胞分裂説」を覆し、血液
  に宿る微生物・ソマチッドの免疫作用に狂いが生じる為と示
  唆しています。これは、外来の病原菌でない疾病を治癒する
  為の、明確な指針となるものです。
   現代医学が、最小生命体(実はソマチッド)をDNAと特
  定する根拠は、既に破綻したのです。DNAを支配する知的
  微生物の存在が、医学の基本も定説も総てを覆します。医学
  界の希望である「ヒトゲノム計画」も、ソマチッドの存在を
  無視しては一歩も進展しないのです。ソマチッドを安易に否
  定する事が、現代医学最大の盲点であり弱点です!
                   http://bit.ly/1UuiNSR
  ───────────────────────────

斎藤憲三氏.jpg
斎藤 憲三氏
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2015年09月08日

●「極めてわかり易い千島学説3本柱」(EJ第4115号)

 「千島学説」のキモについて考えることにします。昨日のEJ
で取り上げた「千島学説」の3本柱を以下に再現します。
─────────────────────────────
           1.血球可逆説
           2.腸管造血説
           3.細胞新生説
─────────────────────────────
 千島学説は特別なことを何もいっていないのです。生命理論の
イロハについて述べているだけです。千島学説をごく簡単にいう
と、次のような当たり前のことになります。
─────────────────────────────
      「食」は「血」となり「肉」となる
─────────────────────────────
 人間は食べないと生きることはできません。これはすべての生
物に共通しています。人間の場合、食べたものは腸で血になり、
全身を巡って肉となります。これが「腸管造血説」です。
 このようにいうと、「ちょっと、待ってほしい。血液は骨髄で
できるのではないか」という人が出てくるはずです。そうです。
現代医学の定説は「骨髄造血説」なのです。現代医学の最高権威
といわれている人がそういっていることは確かです。
 しかし、千島教授のパートナーである森下敬一博士にいわせる
と、骨髄造血説をいまだに盲信している現代医学はその出発点か
ら間違っているというのです。このことは重要です。もし、これ
が本当であると、白血病の治療のきめ手といわれる「骨髄移植手
術」は間違っているということになってしまいます。これについ
ては改めて検証することにします。
 さて、「食は血となり肉となる」は、その逆も真であるという
ことです。次のようになります。
─────────────────────────────
      「肉」は「血」となり「食」となる
─────────────────────────────
 ここで「肉」とは体細胞のことです。つまり、ここでいってい
ることは、体細胞(肉)は血球細胞に戻り、身体の栄養源(食)
になるということです。つまり、このルールは可逆的なのです。
これが「細胞可逆説」です。
 ここで、森下博士は、素人にわかりやすい質問を投げかけるの
です。それは、「太っている人が痩せたとき、その肉や脂肪など
の体細胞はどこに消えたのか」です。そんなことはよくあること
ですが、現代の医学では、このことすらきちんと説明できていな
いと森下博士はいいます。
 ここで森下博士は、リアルな質問を投げかけます。登山などで
遭難し、長期間経って奇跡的に救出された場合、その救出者は、
頬はこけ、やせ細って山を下りてきます。この場合、その肉や脂
肪などの体細胞は、どこに消えたのかという問いです。
 千島学説によると、それらの体細胞は血球細胞に戻り、身体の
栄養源になったというのです。すなわち、人間の身体は、危機に
陥ると、生命を維持するために「肉は血となり食になる」が、そ
こに起きるというのです。
 どうでしょうか。この説明なら、きわめて理路整然としており
素人にも理解しやすいですが、現代医学はこれを説明できないの
です。体細胞が血球細胞に可逆することなどあり得ないという考
え方に立っているからです。
 もうひとつあります。「細胞新生説」です。フィルヒョウは次
のようにいっています。
─────────────────────────────
     細胞は細胞分裂によって細胞から生まれる
           ──ルドルフ・フィルヒョウ
─────────────────────────────
 これに対して千島学説では、「細胞は有機物から形成される」
というのです。細胞は卵白、卵黄、赤血球、食物の消化物、その
他の有機物から形成されます。すなわち、「細胞新生説」です。
千島教授がこの説を主張したとき、既成医学界は「精神鑑定を要
する」とまで嘲笑したといわれます。
 しかし、1970年代になると、この説がにわかに真実味を帯
びてきたのです。これについては、舩瀬俊介氏の本から引用させ
ていただきます。
─────────────────────────────
 1970年代には、「細胞寄生説」が真実として認定されてい
る。これは、それまで人体細胞の一部であると思われてきたミト
コンドリアなどが、過去には別の微生物であり、それが人体の細
胞内に侵入して寄生し共存して生き続けて来た、という驚愕事実
である。これは、ダーウィンの進化論すら覆す現象というしかな
い。さらに、近年、不死の微小生命体が発見されている。それは
ソマチッドと命名され、試験管内では16段階に生態変化するこ
とも観察されている。
 森下敬一博士は、宇宙の生命エネルギーが経絡に吸収されると
このソマチッドが次第に成育・増殖し、それが集合して淋巴球と
なり、次いで赤血球を構成し、赤血球が体細胞に変化する・・と
いう「経絡造血説」を提唱している。まさに、細胞新生・・。だ
から不食、不飲で生きている人々が、現実に数多く存在すること
もまったく不思議ではない。         ──船瀬俊介著
        『STAP細胞の正体/「再生医療は幻想だ」
             復活!千島・森下学説』/花伝社刊
─────────────────────────────
 千島学説を構成するこの「血球可逆説」「腸管造血説」「細胞
新生説」を医学界は、異端学説と切って捨て、完全黙殺して現在
にいたっています。いや、完全黙殺しないと、ロックフェラー財
閥などが構築した医療利権が完全崩壊してしまうからです。しか
し、千島学説はSTAP細胞事件によって少しずつ日の光が当た
りつつあります。     ── [STAP細胞事件/088]

≪画像および関連情報≫
 ●ソマチッドの驚異/細胞間を活発に飛び回る
  ───────────────────────────
   船瀬俊介さんが今月(11月号)の『ザ・フナイ』で触れ
  ていらっしゃるので、すでにお読みの方もいらっしゃるかも
  しれません。
   ガストン・ネサンが発見した体内に存在する微小物質で、
  難病治癒の鍵を握っているのではないかと、今も研究されて
  いる生命体です。ガストン・ネサンがソマチット研究から作
  った「714−X」は1000人の癌患者のうち750名が
  全快するという、驚異的な効果を示したと言います。
   2500万年前の貝の化石からも発見され、しかも活動を
  し始めたという報告もあり、通常の環境の中では不死の生命
  体です。経営戦略コンサルタントにして風水師・真言密教の
  大行満大阿闍梨でもある松永修岳氏によると、密教の中には
  「血脈」という概念があり、「血の中に脈脈と受け継がれて
  いく尊い意識や、魂がある」と弘法大師空海は教えているそ
  うです。松永氏も「不死の生命体が血液の中にある」という
  密教の教えに出会い、その存在を直感的に確信していたと言
  います。氏は続けます。「1200年も前に空海は、血液の
  中に、意識を持った生命体がある事を見抜いていたのかもし
  れません。「神秘」としか言いようがありません。死ぬ事を
  運命づけられた人間。その中に死ぬことのない生命体が生き
  続けている」。          http://bit.ly/1KyeiSz
  ───────────────────────────

ルドルフ・フィルヒョウ.jpg
ルドルフ・フィルヒョウ
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2015年09月09日

●「赤血球は体細胞に分化・可逆する」(EJ第4116号)

 血液とは何でしょうか。われわれは、血液についてどのくらい
知っているでしょうか。千島学説を理解する前提知識として、血
液の基礎から考えることにします。血液は次の2つの成分に分類
されます。
─────────────────────────────
   1.液体部分 ・・・ 血漿成分 55%〜60%
   2.細胞成分 ・・・ 血球成分 40%〜45%
─────────────────────────────
 液体部分である血漿成分の90%は水であり、残りのほとんど
はタンパク質です。これに対して、細胞成分の血球成分の96%
は赤血球、残りは白血球3%、血小板1%です。
 血漿は、栄養分を全身に運び、帰りは細胞や組織などの老廃物
として生じた尿素窒素を受け取って、その処理場である腎臓まで
運搬する役割を担います。
 赤血球は、肺で受け取った酸素を全身へ運び、不要な二酸化炭
素を肺で放出する働きをします。酸素はヘモグロビンと結合して
運ばれます。赤血球は、体中の毛細管を通って各組織に酸素を補
給するのです。そのため、そのカタチにより弾力性に富み、どの
ような狭い毛細管でも形を変えて通り抜けることができます。
 ここで重要なことがあります。赤血球の寿命はおよそ115日
〜120日であるということです。成人では、毎日2000億個
の赤血球が消滅し、2000億個の新しい赤血球が生まれるとい
われます。それは骨髄でつくられるというのが現代医学の定説に
なっているのです。
 これによると、血液は栄養素や酸素を全身に運び、二酸化炭素
を運び去る「運搬役」に過ぎないということになります。しかも
115日でその寿命を終える存在であるというのです。果たして
それだけの役割であろうか──千島教授はそこに漠然とした疑問
を感じていたのです。
 血球は生命の根元です。その血液容量の半分近くを赤血球が占
めているのです。そして、人間成人の血液の量はおよそ5リット
ル、その半分を出血で失えば人間はまず死亡する──このように
血液および赤血球は人間の生命と密接にかかわっています。そう
であるとすると、血液や赤血球には単なる栄養素や酸素の「運び
役」以上の重要な役割があるに違いない──千島教授はそのよう
に考えていたのです。
 しかし、現代生物学では、細胞と赤血球を峻別しています。赤
血球は赤血球、白血球は白血球、細胞は細胞と、まったく別個の
存在としてとらえています。赤血球は何ものにも形態変化をせず
赤血球として、その生命を閉じる老化した細胞としてとらえられ
ています。そして細胞は細胞からのみ分裂して生ずるというフィ
ルヒョウの「細胞分裂説」が定説になっているのです。
 千島教授が1940年に高校教諭の職を捨て、九州大学農学部
の嘱託として、丹下正治研究室で研究員としての生活をスタート
させたとき、教授から与えられたのは次のテーマです。
─────────────────────────────
     鶏胚子の泌尿生殖器官の組織発生の研究
─────────────────────────────
 この研究で千島教授は、中腎(前腎に続いてあらわれる腎臓の
こと。このあと後腎になる)と生殖腺を一緒にした標本を作製し
観察したのです。普通はこういう標本は作らないそうです。しか
し、この研究では、卵内に発生する胚子を孵卵3日目、4日目頃
から調べなければならず、このときは中腎は生殖腺にしっかり結
合されていて、それを切り離すことはほとんど不可能に近かった
からです。
 しかし、この特殊な標本が千島学説の大発見につながったので
す。この世紀の大発見について、忰山紀一氏は、次のように述べ
ています。なお、本日のEJの記述は、この忰山氏のサイトを参
照させていただいております。
─────────────────────────────
 中腎と生殖腺が結合した標本を1ヶ月ほど見続けているうちに
千島は、この両者の間に境はなく、連続的であることに気がつい
た。そればかりでなく、さらにその限界領域では血管外に出た赤
血球が無数にあり、しかもそれが生殖細胞やそのほかの細胞に移
り変わって行く姿をはっきりと確認したのである。(中略)
 また、細胞は自らの核を分裂して増殖するのであって、生命の
起源とされる赤血球といえども、細胞に分化することはないので
ある。なのに、千島は赤血球が生殖細胞に分化しているという、
生物学の常識をやぶった姿を見た。生殖細胞だけではなく、赤血
球はそのほかの細胞にも移り変わっていた。顕微鏡を何度覗き直
しても、作製したどの標本を見ても、赤血球はより集まって、一
つの融合体を形成し、まだ核のないもの、あるいはすでに核を造
りはじめているもの、赤血球が分化して細胞が新生されてゆく過
程の全景が、千島の眼の前で展開されていたのである。
         ──忰山紀一著『間違いだらけの現代医療』
       (株)なずなワールド刊 http://bit.ly/1PYoIsF
─────────────────────────────
 どのような偉大な先達による生物学上の定説であっても、実際
に顕微鏡の下では、その定説を覆す、赤血球から分化して新しい
細胞が生まれているのを自分の目で見て、千島教授は「赤血球こ
そ万能細胞である」ことを確信したのです。そして定説にとらわ
れず、生物学の常識をひとつずつ覆していこうと考えたのです。
 トリの赤血球には核がありますが、人間や哺乳動物のそれは核
がないのです。これは、細胞になる前の幼若な段階を意味してい
て、核を得て細胞になる途中の状態を示しているのです。つまり
人間の赤血球は、核を得て白血球やリンパ球、そのほか中間移行
型を経て細胞に分化する──千島教授は、そのように確信するに
至ったのです。これが千島学説を構成する「血球可逆説(赤血球
分化説)」と「細胞新生説」の根拠なのです。
             ── [STAP細胞事件/089]

≪画像および関連情報≫
 ●赤血球がすべての細胞に分化/本田友人氏/るいネット
  ───────────────────────────
   胎児、幼児時代から脳や肝臓、筋肉等の細胞は細胞分裂な
  しに増加しています。細胞分裂なしに増加することは学界で
  の定説のようになっていることは事実です。その理由につい
  ては、いまもって沈黙が守られたままです。また、1日に約
  2000億個もの赤血球が行方不明のままで、これは肝臓や
  脾臓で破壊されているのだろうという、漠然とした推測で終
  わっています。赤血球の行動をまったく把握できないまま放
  置されている現状は無責任というほかありません。行方不明
  の赤血球はすべて体細胞に変わっているのです。
   毛細管の先端は閉鎖型になっているというのが既成学説で
  す。しかし組織を観察するとき、毛細管の先端は諸所で開放
  型になっており、流出した赤血球が組織中に無数見ることが
  できます。ことにガン組織等の炎症部においては、流出した
  赤血球がガン巣をとりまいている像が明瞭に見られます。ガ
  ン巣は細胞分裂で増殖するのではなく、細胞の増殖は赤血球
  の分化であることを明確に示しています。
  組織を注意深く検索するとき、次段階への移行型中間像が存
  在することを容易に見ることができます。健康なときには正
  常体細胞に、病的環境にあるときにはガン細胞等の病的細胞
  への移行中間像を見ることができます。
   既成学説では赤血球は老化し核を失った死直前の細胞であ
  るとして、1日約2000億個もの赤血球が肝臓、脾臓等で
  破壊されるという定義に、語呂合わせをしている観がありま
  す。赤血球の真の姿は細胞以前のもので、幼児と同じ存在で
  す。体内の環境次第で、どのようにでも発達する子供と同じ
  性質をもつ細胞の卵といえるでしょう。核を失った老化細胞
  とは赤血球にとって迷惑千万なもので、赤血球に心があるな
  らきっと怒っていることでしょう。 http://bit.ly/1OtwQRx
  ───────────────────────────

表彰される千島喜久男博士.jpg
表彰される千島 喜久男博士
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2015年09月10日

●「なぜ『腸管造血説』は異説なのか」(EJ第4117号)

 千島学説の「食は血となり肉となる」を図式にすると、次のよ
うになります。
─────────────────────────────
    食物 ⇔ 血球細胞 ⇔ 幹細胞 ⇔ 体細胞
─────────────────────────────
 千島学説によると、食物は「腸」で赤血球などの多能性分化細
胞(血球細胞)に変化し、さらにそれらは、多種多様な万能細胞
(幹細胞)に変化して行きます。そしてそれが、筋肉、骨、神経
などの体細胞を分化するのです。
 もし、人体に飢餓などのリスクが及ぶと、これが逆流します。
つまり、体細胞は多様な万能細胞(幹細胞)に戻り、それが多様
な血球細胞に戻って栄養源に変化し、エネルギーとして消費され
生命を維持するのです。
 さて、人間の血液はどこで造られているのでしょうか。
 生物学の教科書によると、「骨髄」であるとされています。そ
れは、足の骨格である長骨(大腿骨などの長い管状骨)の骨髄で
造られているというのです。
 しかし、血液のすべてが骨髄だけで造られているわけではなく
臓器や他の器官でも若干の造血作用が行われることは認めており
これを「異所造血」と呼んでいますが、あくまでメインは骨髄で
造られるというのが生物学の世界では定説となっています。
 この骨髄造血説を最初に唱えたのは、1868年にノイマンと
ビッズオセロという2人のユダヤ人の医師といわれています。彼
らは、鶏やハトなどを使って実験を繰り返し、その研究結果から
血球を生成する器官は、骨髄、脾臓、リンパ節などで、その大半
は骨髄で造血がなされるという仮説を打ち出したのです。
 この骨髄造血説は、後年米国の血液学者のダン、キャニンガム
セービンの3人によって提唱され、これが現代医学の定説となっ
て定着しています。いわゆる平均的な医者の特性は、そういうテ
キストに書かれている定説を盲信する人が多いようであり、この
骨髄造血説は長く医学の常識になっているわけです。
 まして、医学の世界では、学説に基づいて治療法が決まるので
後からそれがおかしいと気がついても、なかなかそれを訂正する
ことができないのです。
 しかし、われわれは食べればそれが血となり、肉となると昔か
ら教えられており、感覚的に食物と血液は深い関係があると思っ
ています。それなのに、消化器系統から遠く離れた骨髄で、なぜ
血液は造られるのかという素朴な疑問が湧いてきます。
 千島教授もその点に疑問を持ったのです。彼は、ダン、キャニ
ンガム、セービンの学説に疑問を持ち、追試を通じて、ある事実
を突きとめています。この経緯については、忰山紀一氏の論文か
ら引用します。
─────────────────────────────
 骨髄で造血されることは事実である。千島喜久男もニワトリ、
ハト、そして病気のヤギなどを入手して、追試をおこない確かめ
ている。しかし、それはいずれも、絶食させた場合や病的な状況
下におけるもので、健康で栄養がゆきとどいているときは、骨髄
では造血されていない。すなわち、絶食や病的な状態の造血をも
って、健康体のときの造血が骨髄であると断定していいものかど
うか、千島は疑問をもったのである。
 結論から述べると、健康で栄養がゆきとどいているとき、骨髄
は脂肪で充満していて、細胞分裂はほとんど示さず、したがって
血球造血も行われてはいないのである。人間ばかりではなく、哺
乳類鳥類でも同様で、この事実に反対する血液学者は一人もいな
い。それなのに、骨髄造血説が生物学会で容認されているのは、
アメリカの血液学者、すなわち、ダン、キャニンガム、セービン
の三人の研究を認め、それが権成づけられたからである。
         ──忰山紀一著『間違いだらけの現代医療』
       (株)なずなワールド刊 http://bit.ly/1PYoIsF
─────────────────────────────
 つまり、こういうことになります。骨髄で造血されるのは、ニ
ワトリやハトを9日〜11日間絶食させた場合のみであるという
ことです。そうでない健康で栄養状態が良いときは、血液は骨髄
ではなく、腸で造られるのです。これは、臨床現場では、誰でも
そのように感じていることであるようです。
 実際にどのようにして「腸」で造血されるのかについてまとめ
ておきます。
─────────────────────────────
 1.食物は、胃の消化作用や腸の運動でドロドロの状態(モ
   ネラ状)になる。
 2.このモネラが腸の絨毛組織の表面を覆い尽くすかたちで
   一面に付着する。
 3.次にモネラは、腸の絨毛組織内に取り込まれ、新しい絨
   毛組織に変わる。
 4.そのため、古い絨毛組織は奥の方へ押しやられ、赤血球
   母細胞に変わる。
 5.赤血球母細胞は数10個の赤血球を孕んでいてそれを血
   管内に送り出す。
─────────────────────────────
 「骨髄移植」という白血病の治療に効果があるとされる手術が
あります。「命のリレーは骨髄バンク登録から・・・」のあれで
す。この治療法は、骨髄造血説を前提とした最先端治療です。
 しかし、腸で造血されることが正しいということになると、骨
髄移植はどうなるのでしょうか。骨髄移植は、既に1万例以上の
実績があるようですが、なぜか治癒結果は公表されていないので
す。患者とドナーのプライバシーを尊重するため、公開はできな
いということが建前になっています。
 人の命に関わることです。間違いは正すのがスジであると思い
ます。何もかも「千島学説」というヴェールを被せて覆い隠すの
でしょうか。       ── [STAP細胞事件/090]

≪画像および関連情報≫
 ●異論「骨髄造血」:正論「腸造血」
  ───────────────────────────
   「食べた物が骨髄液になる(骨髄造血説)」と「食べた物
  が血になる(腸造血説)」、二つの論理は天と地ほど違いが
  あり、確実にどちらかが間違っています。具体的な事例を紹
  介します。
   それは、ベストセラーになった『五体不満足』の著者で、
  (現)小学校教諭の“乙武洋匡”さんと、ホームラン記録保
  持者で(現)ソフトバンク・ホークス監督“王貞治”さんの
  健康比較です。
   先天的に手足が短く骨髄量が明らかに少ない乙武さんが、
  貧血症状もなく健康体であるのに比べ、頑丈な骨格を誇る王
  さんは、胃ガン治療で胃の全摘出手術を受け、極端に痩せて
  病弱感が拭えない事です。
   王さんに限らず胃や腸などの内臓を切除した人は、総じて
  貧血症を患い、手術前の体力を回復する事など出来ないので
  す。一方、乙武さんは骨髄量に関係なく健全な内臓を保持し
  ている為、五体不満足であってもスポーツで鍛えた骨でなく
  ても、それ相応の健康を維持できるのです。お二人の健康状
  態は、骨髄から来るものではなく、内臓が左右しているのは
  明白です。胃腸に欠陥がある人は、一様に痩せて血色が悪い
  ものです。この事例は「腸造血説」の信義を、証明している
  のではないでしょうか!      http://bit.ly/1L03QBV
  ───────────────────────────

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腸管造血学説の記事
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2015年09月11日

●「STAP論文と千島学説の一致点」(EJ第4118号)

 「丹田(たんでん)」という言葉があります。ウィキペディア
によると、次の説明があります。
─────────────────────────────
 意味は「気」の「田」のこと。気から成る丹を耕す田。体を上
 下に走る経絡である衝脈の直線と腰回りを一周する帯脈が、下
 丹田の存在する臍の辺りで交叉して田に見えることから、これ
 を丹田と称するとも言う。       ──ウィキペディア
                   http://bit.ly/1Qnk7kt
─────────────────────────────
 ウィキペディアの説明にはないのですが、「丹」は「赤」をあ
らわし、「血液」(赤血球)を意味しているのです。「田」は田
んぼのことで、丹田とは、「血液が造られる田んぼ」を意味して
いるという説もあります。つまり、丹田は「腸管造血説」を意味
していることばであるといえます。
 あるサイトでは、腸管造血説を丹田を使って次のように見事に
説明しています。
─────────────────────────────
 「腸造血説」とは、食べた食物は胃腸で消化され、最終的に小
腸から吸収されますが、吸収された栄養分はお臍付近のリンパ節
の密集した「丹田」と言われる個所で赤血球に変換され、一部が
白血球になり、さらにその一部が細胞に変わる、という説で、細
胞は細胞分裂でしか作られないとする骨髄造血説を否定していま
す。                 http://bit.ly/1LWxSVW
─────────────────────────────
 このように、ネット上でも腸管造血説を支持する言説が非常に
多く見られます。しかし、これは現代医学の世界では、あくまで
「異端」の言説に過ぎないのです。
 とくに大学病院などの大病院の医局に勤務している助教授や講
師や助手たちが、もし千島学説でいうところの細胞新生説や腸管
造血説などを口にしようものなら、この白い巨塔での出世はおぼ
つかなくなるのは必至です。いわばタブーなのです。それほど完
璧にビックファーマが、網を張り巡らせているということなので
しょうか。明らかに間違っていることが明白な定説ですら改める
ことができないほどそれは強力なのです。
 さて、「食は血となり肉となる」という千島学説による「生体
による基本構造」を次のサイトが非常に明快にまとめているので
ご紹介します。
─────────────────────────────
 第1段階は「食」であり、食べ物が消化されることによって腸
壁部の腸絨毛で一旦ここで赤血球母細胞が作り出され、その母細
胞内から放出されて血管内部に送り出された赤血球は、躰全体を
循環して体細胞へと変化する過程に入ります。
 第2段階は「血」であり、組織細胞に辿り着いた赤血球や白血
球は「分化」という変化・発展の段階に入り、まずは周辺の体細
胞から強力な影響を受けて誘導され、その場が肝臓ならば肝細胞
へ、腎臓なら腎細胞へ、脳なら脳細胞へと周囲の環境に順応して
分化を遂げていきます。
 第3段階では「体細胞」への発展で、破壊された体細胞の肩代
りをしたり、壊れた組織を修復したり、このようにして血球から
作り出された体細胞が生体を造り上げるという構造に至ります。
 そして重要なことは、現代医学や生物学が、今日教えているよ
うな「細胞分裂は一切起こっていない」ということです。
    ──癒しの杜の会のサイトより http://bit.ly/1JS6SnA
─────────────────────────────
 ここで述べているように、赤血球の役割は全身に酸素を運び、
炭酸ガスを持ち帰ることにあるとされていますが、本当の役割は
ほかにあるのです。それは、赤血球自体が全身を巡り、体内のす
べての細胞へと分化するという役割です。つまり、赤血球こそ万
能細胞なのです。これは、現代医学の常識を覆えす大発見なので
す。このことに関連して、次のことがいえます。
─────────────────────────────
       白血球は、赤血球から新生される
─────────────────────────────
 白血球の新生過程は、そのときどきの条件によって次の3つの
方式が考えられます。
─────────────────────────────
           1.発芽方式
           2.流出方式
           3.分割方式
─────────────────────────────
 「発芽方式」というのは、赤血球の核の表面に小さな突起がで
きて、それが膨らんで、赤血球膜を破って飛び出し、白血球にな
るという方式です。
 「流出方式」というのは、自然に赤血球膜が破れて細胞質が外
へ流出し、それが白血球へと発展する形式です。
 「分割方式」というのは、赤血球自体が適当な大きさにちぎれ
て、各々の断片が白血球になるという形式です。
 人間の赤血球には核はないのです。無核なのは、細胞になる前
の途中の段階を意味していると千島教授は考えたのです。そして
核を得て白血球やリンパ球などを経て、細胞に分化すると考えた
のです。そうすると、白血球やリンパ球(白血球の一種)は、組
織に分化する前段階としてとらえられます。
 STAP細胞を小保方氏はマウスの脾臓のリンパ球を取り出し
て作製していますが、これは、千島学説の赤血球分化説をそのま
ま行ったものといえます。脾臓というのは、白血球の貯蔵庫のよ
うな役割をする臓器です。
 これで、ビッグファーマがSTAP細胞の発見についてどれほ
ど衝撃を受けたかわかっていただけると思います。STAP細胞
の作製に成功することは、千島学説を蘇らせることと同じである
からです。        ── [STAP細胞事件/091]

≪画像および関連情報≫
 ●忰山紀一著/よみがえる千島学説より
  ───────────────────────────
   既成の学説、すなわち細胞分裂説では説明がつかない現象
  がたくさんある。その顕著な例をあげると、私たち人間の脳
  細胞、肝細胞、筋肉母細胞などは、生後6ケ月以降はまった
  く細胞分裂をしない。なのに、成体での細胞数は、生後6ケ
  月と比べて著しく増加している。このことは組織学者はみな
  知っているが、現在の生物学では説明がつかないため、盲点
  になっている。
   しかし、先に触れたように千島の ”赤血球分化説“ を認
  めれば、この盲点は解決できる。造血現象を発生学的にみる
  と、まず最初に卵子の表面に繊毛ができ、絨毛で卵黄球が赤
  血球に形態変化し、赤血球が分化して細胞は新生される。千
  島のいう卵嚢造血である。哺乳類ではこれに続いて胎盤の絨
  毛で母体の血球から胎児の血球を造血し、細胞を新生する。
  千島のいう胎盤造血である。卵黄嚢も胎盤も発生学的に見て
  消化器系統に属している。
   そこで、出産後、鳥類以下では孵化後は、卵黄や母親の血
  液の補給が絶たれるので、食した食物の消化産物、すなわち
  食物モネラから腸の絨毛で赤血球造血が行われるのである。
  これが千島の ″腸造血説″ である。植物は大地に根をおろ
  し、その根毛から水分と養分をとりいれて、光合成をして生
  長している。動物には根毛はないが、その役割を担っている
  のが腸の絨毛で、絨毛は植物の根毛が伝翻したものと考えら
  れる。              http://bit.ly/1PYoIsF
  ───────────────────────────

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忰山 紀一氏の本
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2015年09月14日

●「水と空気で走る車は実現できるか」(EJ第4119号)

 千島学説もSTAP細胞も、それと利害のある勢力によって潰
されたという話をしています。そういう話をすると「陰謀論」と
いうラベルを貼られてしまいそうですが、それを覚悟してここま
で書いてきています。
 千島学説の内容は、トンデモ学説どころか、現代医学の常識よ
りも、はるかに分かり易いし、説得力があります。「食は血とな
り肉となる」──これは人間であれば誰しも実感していることで
はないでしょうか。
 とくに臨床現場の医師は、患者を診察すればするほど現代医療
の常識に疑問を感じている人は多いといわれます。しかし、それ
を口にしたり、実際にその究明に乗り出したりすれば、大学病院
などの白い巨塔では、医師としての将来はなくなってしまうので
す。つまり、おかしいと思いながらも、巨大な勢力のかべに遮ら
れ、それを修正できないでいるといってよいと思います。
 あるサイトにこんな話が出ていました。1970年代はじめの
頃の米国での話です。オハイオ州に住むスタンリーとスティーブ
ンという双子の兄弟がいたのです。2人は小さいときから、もの
作りが上手で、いろいろなものを作っていたといいます。
 1973年に、第1次オイルショックが世界中を襲い、ガソリ
ン代が高騰し、ガソリンが品切れになって入手できなくなるとい
う事態が生じたのです。米国はもちろん世界中の先進国の経済に
暗雲が垂れ込めたのです。
 ちょうど、30歳になったスタンリーは、それに刺激されてあ
るものの制作に没頭したのです。それは、「ガソリンの代わりに
水で動く自動車エンジンの開発」です。使える水は特殊なもので
はなく、水道水、雨水、川の水、海水など、水なら何でもOKと
いう夢のような技術の開発です。
 開発にはもちろん巨額の資金が必要ですが、2人のベルギー人
の億万長者がその研究に興味を持ち、資金を提供してくれたので
研究は順調に進んだといいます。そして1998年3月、スタン
リーはその夢のエンジンの開発に成功したのです。
 そして、出資者のベルギー人2人と、スタンリーとスティーブ
ンで乾杯をしてお祝いをしたのですが、乾杯直後にスタンリーだ
け倒れ、57歳の若さで死亡してしまったのです。明らかに毒殺
と思われたのですが、死因を調査したコロンバス市警察署は「病
死」と判断したのです。
 この出資者のベルギー人は、おそらく巨大石油資本から派遣さ
れた殺人者であると思われます。もし、水だけで走る車が本当に
出現したら、儲からなくなると考えたのでしょう。
 実は、この話は実話なのです。この水で動くエンジンの開発者
は、スタンリー・アレン・メイヤー氏であり、故メイヤー氏につ
いて、このサイトでは、次のように書いています。
─────────────────────────────
 ガソリンを使わないで、水で走るエンジンができたら今世界中
が抱えている沢山の問題、地球温暖化、環境汚染、石油を求めて
の侵略戦争が、たちまち解決します。
 またそれ以上に私達一般庶民にとって嬉しいのは、ガソリン代
が全くいらなくなるのですから夢のような話──ブッシュを始め
として石油で旨い汁を吸っている連中にとっては悪夢──ですか
ら、もう少し詳しく知る価値はあると思います。ましてその研究
に没頭し、完成にまでこぎつけたスタンリー・アレン・メイヤー
という人間は、世紀の偉人としてもっと世に知られるべきなので
はないでしょうか?          http://bit.ly/1FyQvdN
─────────────────────────────
 このように人類にとって本当に役立つ夢のような技術は、この
ようにすべて抹殺されてしまうのです。常温核融合の技術しかり
千島学説しかり、STAP細胞しかりです。STAP細胞事件で
は人が一人亡くなっているのです。
 しかし、このスタンリーのアイデア、水で動く車──正確には
水と空気で走る車は、どうやら2017年には現実のものになり
そうです。次のサイトで、走行デモの動画が見られます。
─────────────────────────────
 トヨタ・プリウスに代表されるハイブリッドカーが街中にあふ
れ、さらにニッサン・LEAFのように100%電気の力で走行
するEV(フルEV)の姿を見かけることも多くなってきましたが
今度は水と空気を燃料にして走行する「空気アルミニウム電池自
動車」の開発が進められています。
 2017年には、ルノー・日産アライアンスによって実用化さ
れる予定であることも明らかになってきたこの技術は、従来のガ
ソリンの替わりに普通の水をタンクに給水し、アルミニウムと反
応する際に生じる電力をエネルギーとして利用するというもので
理論上は1600キロメートルという距離をノンストップで走り
続けることが可能とされています。   http://bit.ly/1jrP5Xc
─────────────────────────────
 初代ロックフェラーが医療事業を支配しようとしたとき、一番
気を使ったのは、マスメディアの支配であるといわれます。企業
が政治とマスメディアを支配してしまえば、どんなことでもでき
るからです。
 これによって、千島学説のような真の医療に役立つ学説がこれ
までほぼ完全に封印されてきたのです。9月10日のEJ第41
17号の添付ファイルに、腸管造血を伝えた1958年3月28
日付の読売新聞記事を付けましたが、森下敬一博士によると、こ
の掲載以降、読売新聞はこれに関する報道を一切やめてしまった
そうです。他のメディアも同じです。
 おそらくどこかから「報道するな!」の圧力がかかったものと
思われます。しかし、現在はインターネットというものがあり、
これを含めて報道を完全に規制するのは、困難であると思われま
す。千島学説についてもネット上には多くの記事があり、誰でも
読むことができるようになっています。もはや言論封殺は困難な
時代なのです。      ── [STAP細胞事件/092]

≪画像および関連情報≫
 ●水で動く自動車の原理/中央日報
  ───────────────────────────
   (水で走る車の)原理は比較的簡単だ。カン教授が試験管
  に入れた銀色の固体はカドミウム・ニッケルなど金属粉末を
  薄い膜で覆った「カプセル」だ。カプセルが溶け、金属が水
  と反応する。水分子(H20)から酸素(O)を取り出し、
  水素(H2)を発生する酸化反応が起きるのだ。この技術は
  6月に国内特許を受け、国際特許も出願した。今までは特許
  のため秘密裏に研究してきたが、特許を受けてからはこれを
  公開している。
   ◇水素保存技術が課題=油の代わりに水素エンジン・水素
  燃料電池で動く自動車はすでに登場している。しかし水で走
  る水素自動車が出てくるには、▽水素発生速度を高める技術
  ▽水素保存技術、▽金属粉末再生技術−−が開発されなけれ
  ばならない。
   現在、カン教授は1秒当たり2グラムの水素をつくる技術
  を確保している。今後は金属カプセルの大きさを縮小し、1
  秒当たり7グラムの水素をつくる技術を開発する計画だ。1
  秒当たり7グラムなら装甲車も動かせる。
   水素保存技術は発生した水素をひとまず高分子化合物や炭
  素ナノチューブなどに保存する技術だ。車の運転状態と関係
  がなく一定の水素を供給するのに必要となる。金属粉末再生
  技術は、太陽光熱・風力など新再生エネルギーで酸化した金
  属粉末を再び利用できるよう再生するというものだ。
                   http://bit.ly/1NqQ0dO
  ───────────────────────────

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水と空気で走る自動車
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2015年09月15日

●「海水で病気が治っては儲からない」(EJ第4120号)

 人類のために役立つ貴重な発見をしながら、既得権団体の利益
を損うということで、貴重な発見がそのまま闇に葬られようとし
ているSTAP細胞のようなケースは、千島学説をはじめとして
まだたくさんあるのです。
 1907年にはじめてのクリニックをオープンし、1910年
までにフランスに70ものクリニックを開き、50万人以上の命
を救ったフランスの偉大な医師兼生理学者がいます。
─────────────────────────────
      ルネ・カントン/1866〜1925
─────────────────────────────
 カントンは「海水は生命を生かす源ではないか」と考えていた
のです。そこでカントンは、1897年に、とんでもない実験を
行っています。それは、愛犬の血液を海水に入れ替えるという途
方もない実験です。この実験の記事は、『ザ・フナイ』の中で、
船瀬俊介氏が連載している記事を要約したものです。
 そんな「残酷なことを!」と誰だって考えます。そんなことを
すれば、愛犬は死んでしまうに決まっています。海水注入は輸血
ではないのです。海水で、水分とミネラル(塩分)を補給しても
肝心の血球成分──血球がないから生きてはいけないはずです。
しかし、カントンは実験を敢行したのです。
 愛犬の体重は5キログラム。その愛犬に同量の海水を犬の血管
に注入を開始したのです。そして90分かけて、約3・5リット
ルの海水を犬に注入したのです。
 実験の結果はどうだったのでしょうか。
 海水の注入中犬は、腹部が膨張し、グッタリして体温も下がり
腎臓排泄機能も弱まって、生命活動が低下していったのです。と
ころが、注入が終わるとすぐに体温が上がり、生理作用は回復、
実験5日後には、体力はすっかり回復して元気を取り戻し、体重
も元に戻ったのです。そして、むしろ以前よりも元気に、跳ねま
わったといいます。海水によって、細胞生命は完全な状態で生き
ることをカントンは証明したのです。
 続いてカントンは第2の実験を行ったのです。今度は、体重が
10キログラムの犬の血液を瀉血法で抜き取り、極限まで血を抜
いた後に、前回同様、海水を注入するという実験です。つまり、
極限まで血液を抜き取り、次に同量の海水を注入すると、どのよ
うになるかという実験です。これは、大量に出血した患者に、海
水で輸血したのと同じです。カントンは、この実験をなんと公開
で行ったのです。
 それでも犬は死亡しなかったのです。実験の結果、次の4つの
ことが観察されたのです。
─────────────────────────────
        1.白血球の増加傾向
        2.感染に対する抵抗
        3.急速な活力の回復
        4.赤血球の急速回復
─────────────────────────────
 この公開実験の成功によってカントンは、次の結論を発表して
います。それは自身の仮説を裏づける結果だったのです。
─────────────────────────────
 海水は生体内部の機能に働きかける優れた性質を持っている
                   ──ルネ・カントン
─────────────────────────────
 この公開実験は、世界上のメディアで取り上げられ、「カント
ンの犬」として、大反響を巻き起こしたのです。自信を深めたカ
ントンは、第3の実験を行ったのです。それは「白血球が海水中
でも生きるかどうか」の証明です。
 実験に使われたのは、哺乳類(犬、人、ウサギ)、両生類(カ
エル)、爬虫類(トカゲ)、魚類(テンチ)、鳥類(ハト)で、
多岐にわたっています。
 実験のポイントは、「最も過激な細胞の一つである白血球が海
中の中でも機能を保てるか」にあったのです。実験はすべて成功
し、カントンは次の結論を得たのです。
─────────────────────────────
        海水こそ生命を生かす源である
           http://bit.ly/1KbPcCr
─────────────────────────────
 このカントンの実験は、千島学説によって十分説明できるので
す。「食は血となり肉となる」です。生体のなかから血液がなく
なり、海水で水分とミネラルが補給されたものの、肝心の血球成
分がないのに体力が急速に回復したのは、生体の危機的状況に反
応して、体細胞(肉)が血球細胞に戻ったのです。
 しかし、カントンの実験は当時話題にこそなりましたが、その
後、報道が封印され、いまではルネ・カントンの名前を知る人は
ほとんどいなくなっています。それは、やはり、ロックフェラー
医学研究所からの圧力です。初代のジョン・ロックフェラーは、
こういったそうです。
─────────────────────────────
 海水だけで病気が治ってしまったら、儲からないじゃないか
               ──ジョン・ロックフェラー
─────────────────────────────
 もうひとつ、カントンは、同時代のフランスの生化学者、ルイ
・パスツールと医学の考え方が合わなかったのです。パスツール
は、ロックフェラー医学研究所と同じ「対症療法」を主張したの
に対し、カントンは「多くの病気の原因は人体の内部環境のバラ
ンスの乱れにある」と主張し、対立したのです。パスツールの主
張はカントンのそれを圧倒し、カントンは葬り去られたのです。
 聞くところによると、ロックフェラーは、自身の医学研究所の
薬品は一切使用せず、ロックフェラーが信頼する主治医は、カン
トンの「海水療法」を取り入れたそうです。商売のことしか考え
ない身勝手な人物です。  ── [STAP細胞事件/093]

≪画像および関連情報≫
 ●現代医学は大きな嘘に基づいている
  ───────────────────────────
   この嘘は少なくとも150年前に遡る。ルイ・パスツール
  が死の床にあった、1895年あたりまで歴史を遡ってみよ
  う。彼の死に立ち会った人々は、パスツールの最後の言葉を
  詳しく語った。「私の細菌理論は間違っていた。細菌を取り
  巻く環境が病気を左右するのだ」と。
   もし巨大な権力を持つものがこの嘘を利用して巨万の富を
  築く可能性を見いださなければ、このとき世界観がかわって
  いたかもしれない。現実には製薬産業の医療に対する強い締
  め付けによって、この嘘は現在に至るまで膨らみ続けた。
   それはすべてルイ・パスツールとアントワーヌ・ベシャン
  から始まった。一方は有名で称賛を浴びた偽物、他方は変わ
  り者扱いされた、真実を追求する科学者であった。彼らの周
  りに起こった論争は医学者を2つの陣営に分割するこ
  とになった。
   一つは monomorphistsであり、他方はpleomorphists (多
  形態性)である。Pleomorphism は1800年代初頭に発見
  された概念である。多形性の微生物は形を変える(多形、変
  形)微生物のことである。ウイルスは細菌、そして菌類へと
  形状を変え、またその逆にも戻る。すべての細菌は形を変え
  る。病院の研究室などで、条件を全く変えずに微生物を培養
  した場合、その微生物の形状は変わらないが、例えば成長を
  媒介する pH などを変えた場合、細菌は別のもの、別の微生
  物に変化する。          http://bit.ly/1KbZcf6
  ───────────────────────────

ルネ・カントン.jpg
ルネ・カントン
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2015年09月16日

●「ケルヴランの『生体元素転換説』」(EJ第4121号)

 「食は血となり肉となる」という千島学説の腸管造血説が正し
いということになると、食生活を含めた日常生活がきわめて大事
になってきます。
 この「食べる」ということに関連して、科学者を悩ませている
ある謎があります。それは、「ニワトリと卵」の命題です。舩瀬
俊介氏の本から引用します。
─────────────────────────────
 ニワトリが菜っ葉を食べて卵を生む。ただ、それだけなのに、
不思議な現象が存在する。エサの菜っ葉に含まれるカルシウムを
1グラムとする。
 ところが産まれたタマゴは殻を持つのでカルシウムは11グラ
ム。差し引き10グラムのカルシウムは、いったいどこから来た
のだろう?小学校1年生レベルのクイズだ。しかし、なんと現代
科学はこの素朴な問いにいまだ答えることはできない。
                      ──船瀬俊介著
        『STAP細胞の正体/「再生医療は幻想だ」
             復活!千島・森下学説』/花伝社刊
─────────────────────────────
 考えられることはひとつしかないのです。カルシウムがニワト
リの体内で生じたのです。そんなことがありうるでしょうか。
 フランスの生化学者のルイ・ケルヴランは、この現象について
次のように述べています。
─────────────────────────────
 その現象は、菜っ葉の成分のカリウムが、カルシウムに元素
 転換したのである。        ──ルイ・ケルヴラン
               ──船瀬俊介著の前掲書より
─────────────────────────────
 ルイ・ケルヴラン(1901〜1983)は、生体内における
酵素やバクテリアの作用によって、ひとつの元素が別の元素に転
換するという生物学的元素転換という理論を提唱したことで知ら
れる学者です。
 ケルヴランは、フランス政府の命令でサハラ砂漠に赴任して、
そこで働く労働者の「食物と排泄」について研究をしていたので
す。そのとき、「ニワトリと卵の命題」と同じ現象に突きあたる
のです。それは、生体に吸収される元素と、排泄される元素の帳
尻が合わないという現象です。
 たとえば、食物で摂取した以上のカリウムが排泄物から検出さ
れるという現象です。研究の結果、ケルヴランは、それは、食物
中のナトリウムが体内でカリウムに元素転換したのではないかと
考えたのです。そこでケルヴランは、それを論文として著作にま
とめています。このケルヴランの本は、1962年に玄米正食マ
クロビオテックの提唱者である桜沢如一氏によって、次の書物に
翻訳されています。
─────────────────────────────
        ルイ・ケルヴラン著/桜沢如一訳
      「生体による原子転換」/日本CI刊
            http://amzn.to/1ikBpDL
─────────────────────────────
 「ニワトリと卵」の命題に関連して、もうひとつ重要な命題が
あります。それは「植物と動物」の関連の立証です。
─────────────────────────────
   「緑」の草を食べて、どうして「赤」の血が生ずるか
              ──船瀬俊介著の前掲書より
─────────────────────────────
 動物は緑の植物を食べて赤い血を得ています。食べ物が血にな
るという腸管造血説に立つと、体内において、「葉禄素」(クロ
ロフィル)が「血色素」(ヘモグロビン)に転換していることに
なります。
 実は、「葉禄素」(クロロフィル)と「血色素」(ヘモグロビ
ン)の分子式は、添付ファイルにあるように、酷似しています。
異なるのは、中枢に位置する金属元素が違う点だけです。金属元
素は次のように異なっています。
─────────────────────────────
   クロロフィル(葉禄素) ・・・・ マグネシウム
   ヘモグロビン(赤色素) ・・・・      鉄
─────────────────────────────
 これによって次のことが考えられます。ケルヴランの生体元素
転換説が正しいとすると、動物の食べる植物が、生体内でマグネ
シウムが鉄に元素転換されることによって、クロロフィルからヘ
モグロビンが生成されることになります。
 これについて千島学説の研究者である忰山紀一氏は、自著で千
島学説とケルヴランの生体内元素転換説には接点があるとして、
次のように述べています。
─────────────────────────────
 クロロフィールとヘモグロビンは、両者とも4つのピロールリ
ングが結合していて、単なる偶然の類似ではなさそうである。葉
緑素と血色素、すなわちクロロフィールがヘモグロビンに転換す
るということが理解できれば、草食動物が草だけを食べていて、
あの巨大な肉体を形成していることの謎が解ける。(中略)この
二つの学説は接点がある。それは、ケルブラン説は原子レベルに
おける転換であり、千島説は細胞レベルの転換ということで、ど
ちらも変化ということを基本にしている点である。
                      ──忰山紀一著
      『よみがえる千島学説/間違いだらけの現代医療』
                   http://bit.ly/1PYoIsF
─────────────────────────────
 しかし、ケルヴランの「生体内元素転換説」は、千島学説と同
様に、ロックフエラーなどの医療マフィアによって抹殺されたの
です。なぜなら、もしこれを認めるとそれまでの生物学や医学は
成り立たなくなるからです。── [STAP細胞事件/094]

≪画像および関連情報≫
 ●最後の錬金術師/ルイ・ケルヴラン
  ───────────────────────────
   ルイ・ケルヴランがその死の間際まで追究し、そして私た
  ちに残したもの、それは「生物学的元素転換」と「微量エネ
  ルギー元素転換」という二つの命題である。
   生物学的元素転換とは、長年の研究によってケルヴランが
  見出した特殊な生体作用による現象で、生体内における酵素
  やバクテリアの介在によって一つの元素がまったく別の元素
  に転換するという現象と定義することができる。
   たとえば人体にはアミラーゼやプロテアーゼなどの様々な
  酵素が存在しており、生体内の代謝物質を処理する多様な化
  学反応を行なっている。ところがケルヴランによると、こう
  した酵素のあるものは温度やpHなどの特殊な条件の下では
  原子核レベルの反応を生じることがあり、それは原子核物理
  学でいうところの核融合・核分裂に相当する現象だというの
  である。一方微量エネルギー元素転換とは、このような元素
  転換の概念が地質学における変成作用や続成作用、鉱物の相
  転移などに適用されたものである。ケルヴランと後の共同研
  究者のG・シューベルによると、地表面では主に微生物によ
  る元素転換が岩石の変質作用などを生じ、地殻深部では高温
  ・高圧による花崗岩化作用や変成作用として微量エネルギー
  元素転換が生じているというのである。
    http://bit.ly/1FDcDnn
  ───────────────────────────
●図の出典/──船瀬俊介著の前掲書/250ページより

緑の植物が赤い血になる謎.jpg
緑の植物が赤い血になる謎
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2015年09月17日

●「STAP論文が潰された真の理由」(EJ第4122号)

 2015年5月7日から約5ヶ月にわたって書いてきた今回の
テーマ「STAP細胞事件」は来週25日で終了します。書くべ
きことはすべて書いたし、STAP細胞はそれが出現しては困る
勢力によって抹殺されたことが明らかになったからです。
 なぜ、STAP細胞は抹殺されなければならなかったのでしょ
うか。これまで述べてきたことをまとめると、次の3つになると
思います。
─────────────────────────────
 1.STAP細胞の研究を進めると、従来の生物学や医学の
   常識をことごとく覆すことになり兼ねない。
 2.STAP細胞はがんの治療に革命的効果をもたらすが、
   それは既得利権をすべて破壊する力を持つ。
 3.STAP細胞の研究を認めると、iPS細胞は影が薄く
   なり、その世界的利権を失う可能性が高い。
─────────────────────────────
 STAP論文そのものは、論文としては未熟であることは確か
です。そのため、STAP論文はそこから攻め崩されたのです。
潰す方としては、それが一番簡単だからです。
 しかし、重要なのは論文のできではなく、論文の中身です。当
初、理研が本人によるSTAP細胞の追試を渋ったのは、それを
やらせると、それが論文の正当性を認めることになり兼ねないか
らです。小保方氏は自身の会見で「公開でやってもよい」ともと
れる発言をしています。もし、本人が公開で実験し、STAP細
胞が本当にできたら、誰も否定できなくなります。
 それと生物学界や医学界が恐れたのは、STAP細胞の研究を
認めると、必ず千島学説が出てくることです。千島喜久男博士は
多くの論文を書いていますが、千島論文のできはSTAP論文と
違ってほぼ完璧であり、どんな学者もそれを否定できなかったと
いいます。九州大学が学位論文として提出された千島学説を10
年間も店晒しにしたのは、論文の訴えていることが核心を衝いて
いることと、論文そのものがきわめてよくできていたからです。
 そのため、もし千島学説が登場すると、それは従来の生物学や
医学の常識をことごとく覆すことにつながる恐れがあるのです。
したがって、潰しやすいSTAP論文の段階でを集中的に潰した
のです。これが「1」です。
 小保方氏は、2014年1月28日のSTAP細胞の記者会見
で、しめくくりとしてこう述べています。
─────────────────────────────
 従来想定できなかったような新規の医療技術の開発に貢献でき
ると思っています。例えば、これまでだと生体外で組織をつくり
移植するという方法が考えられておりますが、生体内での臓器再
生能の獲得が将来的に可能になるかもしれないし、がんの抑制技
術にも結びつくかもしれない。一度分化した細胞が赤ちゃん細胞
のように若返ることを示しており、夢の若返りも目指していける
のではないかと考えております。      ──小保方晴子氏
            ──毎日新聞科学環境部/須田桃子著
       『捏造の科学者/STAP細胞事件』/文藝春秋
─────────────────────────────
 既に指摘しているように、現代医療は単なる「老化」を病気と
して認定し、莫大な医療費を収奪しています。小保方氏は、ST
AP細胞によって「夢の若返りも目指していける」といっていま
す。これが製薬業界を含む医療側としては、どれほど脅威か計り
知れないものがあると思います。
 さらに小保方氏は、「がんの抑制技術」にも言及しています。
このインパクトはメガトン級です。医療側が小保方氏に対して恐
怖を抱いたとしても不思議ではないのです。なぜなら、現代医療
で一番儲かるのは、がん治療であるからです。STAP細胞はそ
れを根こそぎ変えるパワーを持っています。がん治療には、次の
3大療法があります。
─────────────────────────────
           1.   手術
           2. 抗がん剤
           3.放射線治療
─────────────────────────────
 岡山大学のインターンが付属病院の医療統計を調べたところ、
80%がこの3大療法で死亡していることがわかったのです。そ
こで、これを論文に書いたところ、それは握り潰されてしまった
という話があります。
 年間のがん利権はどのくらいかご存知ですか。15兆円です。
国防費の3倍です。しかも、年々増える傾向にあります。抗がん
剤にいたっては0・1グラムが7万円もするのです。それで治る
のでしょうか。治らないのです。巻末の「画像および関連情報」
の立花隆氏の記事を読んでください。国(厚労省)、製薬会社、
マスコミが組んで何かわるだくみをやっているのです。
 「世界の真実の姿を求めて」というサイトに次のような記事が
出ていたので、ご紹介します。
─────────────────────────────
 厚生労働省にガンの専門技官て(いうのが)いるんです。技官
ていうのは医師免許持ってるんです。要するにプロ中のプロです
よ、日本の厚生行政の。そこに聞いたんですよ。「ズバリ聞きま
す。抗がん剤はガン治せるんですか?」。そしたら、「お答えし
ます。抗がん剤がガン治せないのは常識ですよ」って、はっきり
言った。               http://bit.ly/1O8uc6y
─────────────────────────────
 既得権団体はがん利権は絶対に離さないでしょう。彼らにとっ
て、死活問題になるからです。しかし、STAP細胞が実用化さ
れると、がんの治療法自体が変化する可能性があります。実際に
千島学説によって、がんの治療法を変えている医師も出てきてい
るからです。これが「2」です。「3」については、明日のEJ
で述べます。       ── [STAP細胞事件/095]

≪画像および関連情報≫
 ●『がん/生と死の謎に挑む』/立花隆著
  ───────────────────────────
   僕自身(立花隆)ががんになって癌関係のシンポジウムに
  招かれたときのことです。それは朝日新聞の主催で開かれた
  一般市民向けの大きなシンポジウムだった。僕以外の演者は
  すべて、大学や大学病院のそうそうたる名医ばかりが集まっ
  ていた。昼休みだったとき、控え室でみなが雑談的にいろん
  な話をしていた。いつの間にか話題が抗癌剤の事になってい
  た。抗癌剤がどれほど効かないかの話を一人がしだすと、皆
  が具体的な抗癌剤の名前をあげて、次から次にそれがどれほ
  ど効かないかを争うかのように、話し始めました。
   「結局、抗癌剤で治る癌なんて、実際にはありゃせんので
  すよ」と議論をまとめるように大御所の先生が言い出すと、
  皆そのとおりだという表情でうなずきました。僕はそれまで
  効く抗癌剤が少しでもあるのではと思っていましたが。それ
  じゃ「患者よがんと闘うな」の著者の近藤誠さんの言ってい
  たことが正しかったと言う事になるじゃありませんか?」と
  問うと、大御所の先生はあっさりと「そうですよ、そんなこ
  とみんな知ってますよ」と言いました。私(立花隆)が近藤
  理論が基本的に正しいのだと、認識が大きく変わったのは、
  あの瞬間でした。 ──立花隆著/NHKスペシャル取材班
          『がん/生と死の謎に挑む』/文藝春秋刊
                   http://bit.ly/1O8uc6y
  ───────────────────────────

STAP細胞の発表会での小保方晴子博士.jpg
STAP細胞の発表会での小保方 晴子博士
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2015年09月18日

●「北里柴三郎にも非情のバッシング」(EJ第4123号)

 昨日のEJで、「なぜ、STAP細胞は抹殺されなければなら
なかったのか」について3つ上げましたが、「3」についてはま
だ述べておりませんので、「3」を再現します。
─────────────────────────────
 3.STAP細胞の研究を認めると、iPS細胞は影が薄く
   なり、その世界的利権を失う可能性が高い。
─────────────────────────────
 もし仮にSTAP細胞が、何らかの勢力によって抹殺されたの
だとすれば、なぜiPS細胞は許されるのかという議論をよく聞
きます。それについての答えは明白です。iPS細胞は「夢の再
生医療」といわれていますが、多くの問題があり、それによって
現代の医療体制を大きく変革する力はないからです。
 iPS細胞の問題点については既に述べていますが、舩瀬俊介
氏は、次の6つの問題点を上げています。
─────────────────────────────
        1.導入ウイルスで感染症
        2.ガン抑制遺伝子を妨害
        3.ウイルスによるガン化
        4.発ガン系遺伝子を刺激
        5.ガン防止ブレーキ破壊
        6.超低効率、超高コスト
──船瀬俊介著/『STAP細胞の正体/「再生医療は幻想だ」
             復活!千島・森下学説』/花伝社刊
─────────────────────────────
 これらの問題点について個々に述べることは、繰り返しになる
し、紙面もないのでやりませんが、要するに、遺伝子操作をしな
ければならないiPS細胞と、それをする必要のないSTAP細
胞ではその使い勝手は比較にならず、もしSTAP細胞の研究が
進めば、iPS細胞の影は薄くなり、やがて消えてしまう運命に
あるといえます。そうすればこの利権は泡となって消えます。
 ルネ・カントン、山極勝三郎、千島喜久男、ルイ・ケルヴラン
ロバート・メンデルソン、そして小保方晴子──これらの人々は
真に人類の役に立つ研究に貢献した人たちであるといえます。し
かし、ここまで見てきたように、いずれも自分たちの事業の既得
権益を冒すとして、その研究成果が闇の勢力によって葬り去られ
た人々であるといえます。しかもそれはけっしてレアケースでは
ないのです。
 フランスのパスツールとドイツのコッホといえば、「近代細菌
学」の権威として知られています。彼らは人類のために貢献した
ように見えますが、実は違うのです。ベンジャミン・フルフォー
ド氏は、次のようにコッホとパスツールを批判しています。
─────────────────────────────
 コッホとパスツールたちがつくり出した「近代細菌学」は、ワ
インの品評会で産地と年代を当てるゲームのように、「この病気
はこの菌でした」という“菌当て競争”ばかりやっていて、肝心
の治療法にはまったく無関心だったからだ。
   ──ベンジャミン・フルフォード著/イースト・プレス刊
   『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術』【現代編】
─────────────────────────────
 その治療法を確立したのは誰でしょうか。
 それは、1885年に東洋の島国からコッホのいるベルリン大
学に留学生としてやってきた33歳の若者だったのです。その名
は北里柴三郎──そうです。「日本の細菌学の父」といわれるあ
の北里柴三郎(1853〜1931)です。
 北里は、コッホから「破傷風菌の治療法」の研究を命じられた
のです。破傷風という病気は、傷口から入り込んだ破傷風菌の出
す毒素によって起こる病気で、全身の筋収縮、つまり、全身「足
がつった」状態となり激烈な痛みに苦しみながら死んでいく当時
の難病です。その治療法はなく、パスツールの開発した「予防接
種」によって防ぐしかなかったのです。
 当時破傷風菌は、「他の菌との共生によってのみ生存可能」と
されており、その純粋培養は困難だと思われていたのです。そこ
でコッホは、絶対にできないだろうという前提で北里に治療法の
研究を命じたのです。
 ところが北里は、ごくスタンダードな方法で、2年ちょっとで
その治療法を完成させたのです。破傷風菌の出す毒素を薄めなが
ら、投与して耐性をつけさせ、その血液から血清を取り出すこと
に成功したのです。毒というものは、少量ずつ与えれば、耐性が
ついて、致死量を超えても死ななくなるなどということは、細菌
学を志す者であれば誰でも知っているはずの知識です。北里はそ
れをやったに過ぎないのです。
 しかし、コッホとしては、東洋の未開人に何ができると思って
超困難だと思われる課題を与えたつもりだったのですが、あっさ
りとクリアされ、メンツを潰されてしまったのです。そしてその
腹いせに当時「ベルリン大学日本総督府」といわれた旧東京帝国
大学医学部(現在の東京大学医学部)に何らかの圧力を加えてい
るのです。
 しかし、北里の業績に感激した英国は、細菌研究所を設立して
北里を所長に招聘しようとしたり、米国は高額の報酬を条件に大
学教授として迎えようとしたのですが、北里は科学後進国の日本
の科学推進のため、すべてを断って帰国したのです。そのさい、
ドイツ皇帝は明治天皇に感謝のメッセージを送り、北里にはドイ
ツ人しか与えない「大博士」の称号を贈ったのです。
 しかし、帰国後待っていた北里はひどい目に遭うのです。前に
所属していた内務省からは追い出され、東京大学も北里の受け入
れを拒否し、徹底して北里潰しを行い、医学界から追放しようと
さえしたのです。さらに北里が設立していた伝染病研究所も解体
されてしまいます。まさに「明治時代の小保方晴子」になってし
まったのです。これにはベルリン大学からの嫌がらせともう一つ
理由があったのです。   ── [STAP細胞事件/096]

≪画像および関連情報≫
 ●福沢先生と北里柴三郎/慶応義塾豆百科/50
  ───────────────────────────
  人の一生にとって、ある出会いがその人の生涯を決めること
  がある。北里柴三郎の場合も、福澤先生と出会ったことが、
  彼の人生行路を決定づける上で、大きな役割を果たしたこと
  は否み得ない。北里は熊本の人で東京医学校を卒えるや内務
  省衛生局に入り、当時の局長長与専斎の知遇を得、明治18
  年ドイツに留学、コッホに師事して細菌学を学び、破傷風菌
  の純粋培養と血清療法を発見するなど、数多くのすぐれた研
  究成果を挙げ、明治25年に帰朝した。当時の日本は衛生状
  態もきわめて悪く、各種の伝染病が流行していた。北里は1
  日も早く伝染病研究所を設立することの急務を説いたが、そ
  こには多くの困難があった。北里の終始変わらぬ庇護者であ
  った長与はこうした北里の窮状を福澤先生に打ち明けその援
  助を求めたのである。先生にとって長与は緒方塾以来の親友
  であり、かつ北里の業績にもかねてから注目していただけに
  早速同年10月4日付の時事新報に「医術の新発見」と題す
  る社説を掲げて彼の業績を紹介するとともに、知友の実業家
  森村市左衛門と協力して芝公園の御成門脇に研究所を建て、
  北里の使用に供したのであった。伝染病研究所としてはわが
  国嚆矢のものである。この研究所はその後大日本私立衛生会
  の所管となり、場所も芝愛宕下に移ったが、その時も地域住
  民の激しい反対に対し、先生は時事新報紙上で情理を尽くし
  て説得に当ったことも北里には忘れられ得ぬ感銘であった。
                   http://bit.ly/1FGknFc
  ───────────────────────────

北里柴三郎博士.jpg
北里 柴三郎博士
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2015年09月24日

●「北里柴三郎と森鴎外と脚気の関係」(EJ第4124号)

 現在では、日本の細菌学の父といわれる北里柴三郎が「明治時
代の小保方晴子」的バッシングを受けていたことを知る人は少な
いと思います。それもごくつまらないメンツや誤解による嫌がら
せが原因なのです。今回のテーマの最後として、北里柴三郎にま
つわる出来事をご紹介することにします。
 北里柴三郎はなぜバッシングを受けたのでしょうか。その最大
の原因は「脚気」をめぐる騒動にあるのです。それにあの文豪の
森鴎外もこれに深く関係しています。
 「脚気」とは、ビタミンB1の不足によって起こる病気で、現
在ではなんら重病ではありませんが、かつて日本では国民病とい
われたのです。脚気にかかると、倦怠感や手足のしびれ、むくみ
などから始まり、ひどくなると、末梢神経の麻痺や心臓衰弱で死
にいたる恐ろしい病気だったのです。
 当時日本の陸海軍では、多くの兵士が脚気にかかって死亡する
という事態が起こり、その対策に軍は頭を悩ませていたのです。
当時軍隊全体では26%の兵士が脚気になり、その死亡率は陸軍
で22%、海軍では5%であり、このような脚気の蔓延は、軍隊
にとって重大問題だったのです。
 当時日本の医学は全般的にドイツ医学をその範としていたので
陸軍はドイツ軍隊を手本としたのに対し、海軍は英国海軍から兵
食を含む軍事全般を学んでいました。しかし、米を食べない欧米
人からは発症しない脚気という病気に関しては、欧米の医学にそ
のその知見はまったくなかったのです。
 海軍でこの脚気対策に当たったのは、海軍省軍医の高木兼寛で
す。高木は英国に留学して臨床を重視する英国風の医学知識を身
につけており、海軍ではどの階層の者が脚気にかかっているかを
調べています。その結果、階級が下の水兵に最も多く、下士官に
なると若干少なくなり、将校にはいないことが判明します。これ
によって、高木は脚気は兵食に起因すると考えたのです。
 しかし、欧米風の兵食にすると設備などの面でコストがかかる
などの問題があったものの、最終的に高木は米を使いながら、そ
こに欧米風の料理の試験導入を繰り返しながら、カレーを導入す
るのです。これが有名な「海軍カレー」です。そして以後海軍は
白米は出さず、麦飯を兵食とし、脚気を克服しています。
 これに対して陸軍の責任者は軍医本部次長の石黒忠悳という人
物です。ドイツ医学は学理医学が中心であり、英国医学とは大き
く異なります。石黒は海軍の兵食改善路線を批判し、あくまで米
食にこだわり、ちょうどそのとき大学を卒業して入局してきた若
手医師をドイツに留学させ、研究を命じたのです。この若手医師
の名前は森林太郎──後に文豪といわれる森鴎外です。
 しかし、森林太郎は栄養学的知見や日本の食糧事情をもとに日
本の兵食を論じた報告書を出したものの、脚気については次の記
述をもって逃げたのです。
─────────────────────────────
     米食と脚気の関係有無は、余敢えて説かず
  ──「鴎外は卑怯だったか/軍医森林太郎と脚気」
               http://bit.ly/1F7XcsH
─────────────────────────────
 1885年になって日本で画期的な発見が発表されます。脚気
を引き起こす「脚気菌」の発見です。発見したのは、ベルリン大
学のコッホの高弟、レフレルに学んで帰国した緒方正規です。緒
方は、この功績によって時の帝国大学医学部(以下、東京大学医
学部と表記)で日本ではじめての細菌学の教授に就任します。
 その緒方の下に助手として入ったのが北里柴三郎なのです。ち
なみに、北里柴三郎は森林太郎と同じ東京大学医学部の出身です
が、北里は森よりも10歳年上です。そして、北里は緒方の紹介
でドイツ・ベルリン大学のコッホ研究室に留学することになるの
です。そして、破傷風菌の純粋培養に成功するなど、大活躍しま
すが、そのかたわら緒方の発見した脚気菌について、次の趣旨の
論文を日本の学術誌に投稿しています。
─────────────────────────────
 脚気菌は細菌学の厳密な手続きを経たものではなく、その存
 在は追試では確かめられない。      ──北里柴三郎
─────────────────────────────
 この北里の論文に東京大学医学部は騒然となります。「北里は
師に弓を引いた。師に逆らうのは忘恩の徒である」と非難をした
のです。このことがあったため、北里が数々の成果を上げてドイ
ツから帰国したとき、東京大学医学部は「反北里」の姿勢を鮮明
にしたのです。
 しかし、北里は間違っているものを間違いであると指摘しただ
けです。それは、相手が師であろうとなかろうと関係はないはず
です。人命に関わる話であり、もし、原因が菌でなければ、予防
法や治療法が違ってくるからです。
 高木兼寛軍医の海軍の兵食改革によって、1892年頃にはこ
と海軍に関する限り、脚気で死ぬ兵士は激減したのです。しかし
こういう事実を突きつけてもドイツ医学を信奉する陸軍医務局長
の石黒忠悳は、あくまで海軍の兵食改善に反対したのです。麦飯
が脚気に効くという学理が不明であるという理由からです。この
意見をサポートしたのは森林太郎です。
 そのようにして、1894年に日本は日清戦争に突入するので
す。しかし、石黒は麦飯を兵食に使わなかったのです。しかし、
それは惨憺たる失敗に終わったのです。
 日清戦争時の陸軍の脚気の患者数は4万1431名、死亡者数
4064名に達しています。日清戦争の戦死者数は453名であ
るので、実に9倍以上の兵士が脚気によって死亡していたことに
なります。これほどの明白な失敗はないにもかかわらず、陸軍は
学問的に根拠はないとして麦飯の採用を認めず、反省もしなかっ
たといいます。そして、北里も当時日本の医療の全般を握ってい
た東京大学医学部からは完全な締め出しを食うのです。
             ── [STAP細胞事件/097]

≪画像および関連情報≫
 ●脚気と日露戦争と森林太郎
  ───────────────────────────
   森林太郎は明治三十五年、九州小倉の第十二師団の軍医部
  長から、第一師団の軍医部長に転任することになり、再び東
  京に帰ってくる。明治37年2月、日露戦争が始まった。戦
  争が始まると、陸軍医務局長の小池正直が全軍の衛生問題・
  兵食問題を統括することになった。ところが、麦飯と脚気の
  〈原因的関係〉を認めたはずの小池だったが、兵食は米食と
  なった。日露戦争後、責任を問われた陸軍医務局の田村俊次
  は、挽き割り麦は虫が付きやすく、輸送上困難だったため、
  37年4月までは一粒の麦も送らなかったと弁明しているが
  その真相はよくわからない。(中略)
   その結果、日露戦争での脚気患者数は25万人、脚気によ
  る死者は27800余名という大変な事態になった。一方、
  海軍はほとんど脚気患者を出すことはなかった。高木兼寛の
  麦飯の脚気予防効果の根拠は、当時の栄養学の知識をもって
  しても誤っていたのだが、麦飯が脚気に現実に有効であるこ
  とは、論理の正しさとは別に証明されたといえよう。
  特に海軍の側から、陸軍は厳しい批判にさらされることにな
  る。森林太郎が小池正直の跡を継いで医務局長に就任したの
  はその時期だった。──「鴎外は卑怯だったか/軍医森林太
  郎と脚気」より          http://bit.ly/1F7XcsH
  ───────────────────────────

森林太郎/北里柴三郎.jpg
森 林太郎/北里 柴三郎
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2015年09月25日

●「北里への執拗で陰湿なバッシング」(EJ第4125号)

 どこの国の官僚もそうかもしれませんが、日本の官僚は自分の
やったことに対して絶対にミスを認めないといわれます。役所は
減点主義であり、ミスを認めればそれだけ出世が遅れてしまうか
らです。それに、森林太郎(森鴎外)にも責任の一端は十分あり
ます。彼は脚気菌はないとする北里柴三郎を批判する論文を書い
ているからです。
 脚気の予防には、海軍においては麦飯を兵食にすればよいとい
う結果が出ていたにもかかわらず、陸軍は脚気菌の存在にこだわ
り、あえて麦飯を採用せず、白米を兵食にした結果、日清戦争の
戦死者の9倍の脚気による死亡者を出し、戦争には勝利したもの
の、日本軍に多大の損害を与えたのです。
 それでも高木兼寛軍医や森林太郎は、北里らの主張することは
学理的根拠がないとしていっさい誤りを認めず、謝罪しなかった
のです。それでも彼らは東京大学医学部という鉄壁のバリアに守
られていたので、彼らに対して責任を問う声は上がらなかったと
いいます。その北里も東京大学医学部の出身なのです。
 しかし、東京大学医学部は北里を「忘恩の徒」として糾弾し、
北里が国内で事実上研究を続けることができないようにしようと
したのです。このままでは北里は国外に去ることを恐れた内務省
は、国立感染症研究所の設立計画を何回も閣議に提出したのです
が、すべて廃案にされてしまったのです。
 そこで内務省の幹部は、OBを介して福沢諭吉に助けを求めた
のです。福沢は、優れた学者を擁しながら無為に置くのは国家の
恥であるとし、芝公園の自分の所有地を提供し、私財を投じて研
究所を設立します。1892年の暮れのことです。これが日本初
の「伝染病研究所」です。このようにして民間資本で発足した日
本の伝染病研究所は、やがてドイツのコッホ研究所、フランスの
パスツール研究所と並んで、世界3大研究所のひとつと称される
までになるのです。1899年、伝染病研究所は、内務省の所管
になります。しかし、その設立には、このようないきさつがあっ
たことを知る人は少ないと思います。
 1894年に香港でペストが流行し、欧米各国はその原因菌の
発見に全力を上げていたのです。北里も、内務省から香港に派遣
されたのですが、香港到着2日後に早くもペスト菌を発見し、世
界中を驚かせています。これは英国の雑誌に論文として発表され
たのですが、コッホ研究所の追試でも確認され、北里は世界中の
称賛を浴びたのです。
 ところが、日本での評価は正反対だったのです。北里の発見し
たのはペスト菌ではないと非難する論文が十分な科学的裏付けも
なしに次々と発表されたからです。そのなかには、森林太郎の論
文もあったといいます。
 1901年、科学界のビッグイベントであるノーベル賞が発足
し、第1回のノーベル医学生理学賞を獲得したのはコッホの弟子
であるベーリングで、受賞理由は「ジフテリア血清療法の開発」
だったのです。
 血清療法は、医学に革命をもたらした治療法であり、ノーベル
賞の受賞は当然ですが、そもそも血清療法は北里がコッホ研究所
において破傷風菌について既に開発しており、ベーリングの研究
は、その二番煎じに過ぎなかったのです。
 しかし、ベーリングにはドイツの国を上げての支援があったの
に対し、北里は国を上げて足を引っ張られていたという決定的な
違いがあったのです。このようにして、日本はむざむざノーベル
賞の最初のページに、日本人の名前を記すという栄誉を自らの手
で潰してしまったのです。
 これほど国益を損うことをしながらも東京大学医学部は、北里
柴三郎を許さなかったのです。それは北里が世界的に認められる
業績を上げれば上げるほど、ひどくなっていったのです。執念深
さというか、陰湿な嫌がらせというか、根深い嫉妬というか、そ
こまでやるかという空恐ろしささえ覚えます。そういうものが日
本の医学、生理、生物学界にはあるのです。
 1914年、政府は、所長の北里には何の相談もなく、突然伝
染病研究所を内務省の所管から文部省の所管に移し、東京大学の
下部組織にすると発表したのです。これは、東京大学によって伝
染病研究所が乗っ取られたことを意味します。
 この扱いに激怒した北里以下、所員全員は辞表を叩きつけて伝
染病研究所を去ったのです。その後、北里は北里大学を創立した
り、慶應義塾大学医学部の初代学部長に就任するなど活躍を続け
1931年に78歳で亡くなりました。北里が取れなかったノー
ベル医学生理学賞を日本人がようやく受賞するのは、北里の死後
56年後の1987年だったのです。
 現在、北里柴三郎について調べると、表の文書に関しては、こ
こで述べた裏側の事情については、いっさい伏せられており、日
本の細菌学の父として紹介されているだけです。これほどのバッ
シングにもかかわらず、これだけ数多くの業績を遺したのですか
ら、北里柴三郎は偉人といえます。
 今後の小保方氏について、ベンジャミン・フルフォード氏は、
米軍から勧誘されるのではないかと述べています。具体的には、
DARPA(国防高等研究計画局)への勧誘です。常温核融合の
マーティン・フライシュマンとスタンレーポンズがいるとされる
研究機関です。この常温核融合技術は既に完成し、実用化されて
いるとされています。
 小保方氏には、研究室とともに潤沢の研究資金が提供され、S
TAP細胞研究の継続を保証するという条件で勧誘される可能性
は十分あります。既にSTAP細胞の国際特許は、チャールズ・
バカンティ氏に移っており、理研とは縁が切れています。
 STAP細胞は、再生医療の分野はもちろんのこと、人間の老
化現象を遅らせ、細胞を若返らせる可能性を秘めています。実用
化が進めば、さまざまなことに活用できる夢の技術です。日本は
この貴重な技術を寄ってたかって潰してしまったのです。もった
いないことです。 ── [STAP細胞事件/098/最終回]

≪画像および関連情報≫
 ●STAP細胞が不老不死が現実に
  ───────────────────────────
   STAP細胞は、この100年、医療業界が築き上げてき
  た「老化ビジネス」を根本からくつがえす可能性を持ってい
  る。なぜならその「老化」を治すのが、STAP細胞最大の
  「薬効」だからである。
   STAP細胞は、切断された腕を再生医療で生やすという
  程度のものではない。STAP細胞がもたらす「夢の技術」
  とは、「老化の治療」なのだ。老化とは、体細胞が分裂する
  際、ある一定の割合で起こる複製エラーで細胞数が減る現象
  をいう。30代のとき60兆個あった細胞は、80代を超え
  ころには40兆個近くまで減る。当然、あらゆる機能が低下
  し、健康に支障をきたす。
   さて、STAP細胞は「万能細胞」なので、活動を休止し
  ている幹細胞を復活させることができる。つまり、20兆個
  減った細胞を、STAP細胞でもとの60兆個まで戻すこと
  が可能なのだ。よぼよぼの80代のおじいさん、おばあさん
  が、20代、30代の「若さ」を復活させることができるの
  だ。たとえ胃ガンになつて胃を全摘したとしても、STAP
  細胞で胃を再建すれば新品の胃にとり換えることができる。
  脳細胞が減って認知症になりかけても、脳内にSTAP細胞
  を注射してやれば脳細胞がもとの数に戻って症状は治まる。
  もしSTAP細胞が完全に実用化されたら、年に数回、ST
  AP注射を打つだけで、ほぼ永遠に「若さ」を維持できるこ
  とになる。      ──ベンジャミン・フルフォード著
   『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術』【現代編】
                    イースト・プレス刊
  ───────────────────────────

伝染病研究所(芝公園).jpg
伝染病研究所(芝公園)
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2015年09月28日

●「マレーシアに関係する3航空事故」(EJ第4126号)

 EJでは、世界中で起きる航空機事故に強い関心を持って何回
もテーマに取り上げています。EJは1998年10月15日か
らスタートした日刊メールマガジンですが、スタートから約7ヶ
月後の1999年5月25日から13回にわたって、「日本航空
123便墜落事故(御巣鷹山事故)」を取り上げています。EJ
第132号〜EJ第144号までの13回です。これが評判なり
EJの購読者数は一挙に増加したのです。
 その後、読者の強い希望によって、2003年に新しい情報に
基づき、御巣鷹山事故を26回にわたり再現連載しています。さ
らにそれに続いて、大韓航空機墜落事件についても28回連載し
ています。
─────────────────────────────
   ◎御巣鷹山航空機事故再現
    EJ第1051号(2003年2月24日)〜
    EJ第1079号(2003年4月 4日)
   ◎大韓航空機撃墜事件
    EJ第1105号(2003年5月14日)〜
    EJ第1132号(2003年6月20日)
─────────────────────────────
 これら2つの事故には大きな疑惑があります。御巣鷹山事故に
しても、いまだになぜあのような悲惨な事故が起きたかというこ
とが解明されていません。
 大韓航空機撃墜事件については、もっと大きな疑惑に包まれて
います。2003年6月20日のEJでは、このテーマのしめく
くりとして、この事件を次の4つにまとめています。
─────────────────────────────
 1.この事件は偶発的な事故ではあり得ず、何者かがある目
   的のために何らかの工作をした結果起きたものである。
 2.大韓航空007便のパイロットや乗員が何者かと共謀し
   てスパイ目的で領空侵犯を起こしたものではないこと。
 3.007便はサハリン上空でソ連戦闘機によってミサイル
   攻撃されたが、海上に着水し生存者がいることは確実。
 4.生存者がいることについて、当のソ連と米国は最初から
   確認しており、両国で共謀しその事実を隠蔽している。
      ──EJ第1132号(2003年6月20日)
─────────────────────────────
 一昔前であれば、航空機事故の原因は飛行機の機体やシステム
の故障──エンジンや油圧システムなどの機体のトラブルや悪天
候がほとんどだったのですが、現代の高度に発達したハイテク機
では、機体や天候が原因で起きる事故はほとんどなく、もっぱら
人為的なミス──すなわちヒューマン・エラーが、原因の主流に
なっています。そして、この人為的な原因のなかに含まれるのが
人為的に引き起こされる事故です。大韓航空機撃墜事件は、まさ
にこれに該当します。
 2014年も8つの航空機事故が発生しており、920人が死
亡しています。
─────────────────────────────
   1. 1月 5日
     サウジアラビア航空2841便
     ボーイング767─3WOR/死者0人
   2. 2月16日
     ネパール航空183便
     デ・ハビランド・カナダDHC─6/死者18人
  ★3. 3月 8日
     マレーシア航空370便
     ボーイング777─200ER/行方不明239人
  ★4. 7月17日
     マレーシア航空17便
     ボーイング777─200ER/死者298人
   5. 7月23日
     トランスアジア航空222便
     ATR72/死者48人
   6. 7月24日
     アルジェリア航空5017便
     マクドネル・ダグラスMD─83/死者116人
   7. 8月10日
     セパハン航空5915便
     IrAn─140/死者39人
  ★8.12月28日
     インドネシア・エアアジア8501便
     エアバスA320─216/死者162人
                   http://bit.ly/1LT8Hkn
─────────────────────────────
 この8件の航空機事故のなかでも奇怪なのは、3月と4月に起
きたマレーシア航空機の事故です。同じ航空会社で同じ旅客機、
しかも、世界で最も安全性が高いといわれるボーイング777タ
イプの200ERがわずか4ヶ月足らずの間に2つの事故を起こ
しているのです。
 しかも、370便の場合は行方不明で、現在も発見されていま
せん。現在、米国は超高性能な軍事衛星を配備し、地球上くまな
く監視しています。それに加えて、地上に配置してあるレーダー
は、数100キロ先の小さな鳥ですら感知できる精度を誇ってお
り、あんなに大きいボーイング777が見つからないはずがない
のです。
 それから、12月28日のインドネシア・エアアジア8501
便の事故もマレーシアに関係があるのです。そうなると、マレー
シアに関係する航空機が同じ年に3回の事故を起こし、行方不明
者を含む実に699人が死亡したことになります。何かおかしく
ないでしょうか。偶然に起こった事故とは、とうてい思えなない
奇怪さです。     ── [航空機事故の謎を探る/001]

≪画像および関連情報≫
 ●370便はなぜ消息を絶ったのか?/2015年3月
  ───────────────────────────
   マレーシア航空370便が消息を絶ってから1年になるが
  今もなおブラックボックスはおろか機体の破片すら発見され
  ておらず、墜落位置も特定されていない。しかし、国際的な
  協力体制のもとで、文字通り地球規模の捜索活動が展開され
  た結果、消息を絶つまでのおおまかな流れが明らかとなり、
  墜落想定海域も絞りこまれつつある。だが、民間航空史上最
  大のミステリーとも呼ばれる事件の闇は深く、解明が進むに
  つれて新たな謎も浮かび上がってきた。
   まず、マレーシア航空機はインド洋南部の陸地から遠く離
  れた、人類がほとんど活動していない海域に、それも機体が
  大きな損傷を受けていない状況で墜落した可能性が最も高い
  と考えられている。その根拠はいくつかあるが、レーダーや
  通信の記録、人工衛星からの情報に加えて、破片や遺体が発
  見されていないことなどだ。もし、墜落前に機体が大きな損
  傷を受けていたなら、破片は広範囲に飛散しており、どこか
  に漂着している可能性が高いのである。
   そのため、マレーシア航空機は最後の瞬間まで正常に飛行
  しており、恐らくは燃料切れによって墜落した可能性が最も
  高いとの見方が主流となっている。いちおう、インド洋上空
  で撃墜されたとの説も唱えられているものの、客観的な根拠
  に乏しく、単なる陰謀論の域を出ない。いずれにせよ、本来
  は北京へ向かうはずのマレーシア航空機が、なぜ、どのよう
  ないきさつで正反対の南へ進路を変更したのかが、原因究明
  の大きな焦点とされている。    http://bit.ly/1KIzz6S
  ───────────────────────────

マレーシア航空/ボーイング777─200ER.jpg
マレーシア航空/ボーイング777─200ER
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2015年09月29日

●「松本清張は果して陰謀論者なのか」(EJ第4127号)

 昨日のEJ第4126号で示した2014年の8件の世界の航
空機事故のなかで、マレーシアに関する3つの事故を抜き出して
以下に示します。
─────────────────────────────
  ★1. 3月 8日
     マレーシア航空370便
     ボーイング777─200ER/行方不明239人
  ★2. 7月17日
     マレーシア航空17便
     ボーイング777─200ER/死者298人
  ★3.12月28日
     インドネシア・エアアジア8501便
     エアバスA320─216/死者162人
─────────────────────────────
 これら3つの航空機事故のうち、3番目のエアバスA320─
216の事故がなぜマレーシアに関係するのか疑問を持つ人が多
いと思うので、説明しておきます。
 8501便は、確かにエアアジアのグループ企業であるインド
ネシア・エアアジアが運航しており、機材もインドネシア国籍に
なっています。しかし、エアアジアそのものは、マレーシアに本
社を置く航空会社であり、マレーシアのエアアジアの同社への出
資比率は49%を占めるのです。したがって、マレーシアを代表
する航空会社であるといえます。
 2014年のマレーシア関連のこれら3つの航空機事故には、
次の3つの類似点があります。
─────────────────────────────
   1.いまだに墜落の事故原因が明確になっていない
   2.行方不明者数が多く、死亡者数が確定できない
   3.すべてマレーシア関連の航空会社の事故である
─────────────────────────────
 「マレーシア航空370便」については、機体をはじめとして
乗員・乗客もいまだに行方不明であり、目的も動機も、墜落した
かどうかについても不明です。
 「マレーシア航空17便」は、ウクライナと親ロシア派の戦闘
地域を飛行中に地対空ミサイルで撃墜されたといわれていますが
真偽は不明です。何しろ墜落場所が戦闘が行われている地域であ
ることから、事故調査スタッフも自由に墜落現場に立ち入れない
のです。ブラックボックスと一部の遺体は親ロシア派から返還さ
れたと聞きますが、全部でないことは確かです。
 「エアアジア8501便」は、インドネシア海軍によると、海
面に激突して機体は破壊され、その残骸は10キロ四方の狭い範
囲に集中しているそうです。悪天候が原因といわれていますが、
事故機と同じ空域を通った他の航空機はすべて無事に通過してお
り、真の原因は不明です。乗員・乗客162全員が死亡している
ことは確かですが、現在でも56名が行方不明です。
 こういう不可解な3つ航空事故が、マレーシア関連の航空会社
に、しかも2014年に集中して起こり、699人が死亡(行方
不明を含む)しているのです。そういう意味でも、これらの3つ
の航空機事故には大きな謎があります。
 このマレーシアの航空機事故は、当然のことながら、ウクライ
ナやロシアの政治情勢、それに米国も深く関係しています。そう
いう意味で、1983年9月1日に起きた大韓航空撃墜事件とも
類似点があります。大韓航空撃墜事件は既にEJで取り上げてい
ますが、この事件との関連で一部を再現して検証していくことに
します。また、軍と民間機のからむ事件として、自衛隊機と民間
機が衝突した1971年7月に起きた「雫石事件」についても触
れるつもりです。
 複数の航空機事故が関係するので、タイトルは次のようにした
いと思います。
─────────────────────────────
  「事故原因が解明されていない航空機事故の謎を探る」
    ── 航空機事故の解明を阻む闇がある ──
─────────────────────────────
 2014年に発生したマレーシア関連の3つの航空機事故──
とくにマレーシア航空370便とマレーシア航空17便について
の情報はきわめてわずかしかありません。STAP細胞事件でも
そうでしたが、そういう情報の少ない事件の真相を探るには、ど
うしても陰謀論とか陰謀史観とか批判されてしまう部分が出てく
ることになります。
 しかし、世の中で起きる出来事は、表面的に報道されている通
りとは限らず、必ずウラの部分があるものです。多くの場合、ウ
ラの部分を守ろうとする勢力は、そこに踏み込んでくる者から真
実を隠そうとします。そのとき行われる有効な手段の1つが「陰
謀論者」のラベル貼りです。
 「陰謀論者」のラベルを貼られると、一般論ですが、その言説
は信用されなくなります。仮にその言説が真理を衝いていても、
「陰謀論者」のラベルで、その信用度が低下してしまうのです。
しかし、そういう言説を真面目に読んでみると、真実に近いこと
がたくさん書かれているのです。
 かつて松本清張も「陰謀論者」のラベルを貼られたことがあり
ます。松本清張は、下山事件に疑問を持ち、徹底的に調査を重ね
て「文藝春秋」に連載したのです。そして、下山事件だけでなく
もく星号遭難事件、二大疑獄事件、白鳥事件、ラストヴォロフ事
件、革命を売る男・伊藤律、征服者とダイヤモンド、帝銀事件、
推理・松川事件などを『日本の黒い霧』にまとめています。
 松本清張は、そのほとんどの事件が、GHQ(連合国軍総司令
部)のからんだ謀略と推理したのです。そのため、陰謀論者のラ
ベルを貼られたのです。おそらくGHQがやったのでしょう。し
かし、松本清張はそれから見事に脱却しています。
           ── [航空機事故の謎を探る/002]

≪画像および関連情報≫
 ●『陰謀論にダマされるな!』(ベスト新書)の書評
  ───────────────────────────
   『陰謀論にダマされるな!』竹下節子著(ベスト新書)を
  読みました。巷にあふれる終末論と陰謀論。それらがいかに
  生まれたかのルーツを紐解きながら、実社会にどのような影
  響を与えているかを述べています。
   さらには、終末論や陰謀論との賢い付き合い方を示した本
  です。著者はフランス在住の比較文化史家で、バロック音楽
  奏者でもあります。東京大学大学院比較文学比較文化修士課
  程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高
  等研究所でカトリック史、エゾテリズム史を修めています。
   現在、ネットなどのサーバー空間において、終末論や陰謀
  論が肥大化する一方です。まるで、情報が飽和する中で、個
  人の不安や恐怖を養分としているかのようです。陰謀論の主
  役を見てみると、フリーメイスン、イルミナティ、ユダヤ人
  ヴァティカン、アメリカ政府などが繰り返し登場しているこ
  とに気づきます。
   これらの面々は、いろいろな組み合わせで再利用され、便
  利に使いまわされます。時には互いに陰謀論を投げかけ合い
  やがて、そこに擬似科学を駆使した陰謀論が入り込んでいく
  という構図になっています。最初は、事件の解説型陰謀論と
  して生まれ、やがて、メガ陰謀論、終末予言型陰謀論へと進
  化する。アポロの月面着陸、9・11同時多発テロのケース
  などが好例ですね。        http://bit.ly/1NUjIGy
  ───────────────────────────

松本清張.jpg
松本 清張
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2015年09月30日

●「陰謀論はその扱い方しだいである」(EJ第4128号)

 本題に入る前に、陰謀論の話をもう少し考えることにしたいと
思います。民主党菅政権のときの2011年7月11日の国会に
おいて、陰謀論を人々がどう受け取るかについての象徴的なやり
取りがあったのをご存知でしょうか。
 当時みんなの党の柿沢未途衆院議員(現維新の党)が、自民党
を離党して復興担当政務官に任命された浜田和幸参院議員(現次
世代の党)の資質について追及したのです。
 柿沢氏は、浜田氏が国際政治学者だった頃に書いた論文におい
て、米国が「地震兵器」によってスマトラ沖の津波を起こした可
能性について書いていることを指摘し、そのような人物が国際的
な援助の受け入れという大事な仕事を本当にできるのかと問い詰
めたのです。
 「地震兵器」──この言葉だけで、ほとんどの人は「トンデモ
話」として引いてしまうと思います。これが常識です。まして米
国がそのような兵器を使って、地震を起こすなんてあり得ないと
誰でもそう思うでしょう。
 この柿沢議員の追及に関して、浜田議員は次のように堂々と持
論を展開したのです。
─────────────────────────────
 地震兵器とか自然改変装置というのは別にアメリカだけではな
くて、旧ソ連も今のロシアも中国も多くの国々がですね、研究開
発に余念なく取り組んできた事実があります。でしかも、地震あ
るいは津波を人工的に起こすということは、実は技術的には十分
可能だと言われているのは国際政治軍事上においては常識化され
ているわけであります。そういった意味で、スマトラ沖の問題に
してもそういう可能性がある、ということを十分踏まえたうえで
世界の国際政治の現実、ということを捉える必要があるというの
が私の基本的な考え方であります。       ──田中聡著
           『陰謀論の正体』/幻冬舎新書/347
                   http://bit.ly/1WsF9l8
─────────────────────────────
 この論争で柿沢議員に勝ち目はないと思います。浜田和幸氏は
政治家としては新人ですが、国際政治学者としては、ジョージ・
ワシントン大学大学院で政治学博士号を取得し、1987年から
戦略国際問題研究所主任研究員、1995年からはアメリカ連邦
議会調査局経済部コンサルタントを務めるなど、かなり名前が売
れており、多くの著作があります。
 1997年には国際未来科学研究所を設立し、国際情勢や技術
と社会の未来予測に関する著書を多数発表しています。私は以前
から浜田氏のこれらの著作を参照して「オバマの正体とは何か」
など、アメリカに関するテーマでEJを書いています。私はそん
な浜田氏がなぜ政治家になったのかわからないでいます。
 人工的に地震が起こせるのか、そしてそれを利用した地震兵器
なるものが存在するのか否か──まさか存在するとは思えません
が、そうかといって簡単には否定できないのです。地震兵器の存
在を否定しているのは「常識」でしかないからです。
 それでは、なぜスマトラ沖で地震を起こしたのかということに
ついて、浜田氏は次のように述べています。
─────────────────────────────
 スマトラ島北部はインドネシア独立を求めるイスラム過激派の
拠点であり、ウサマ・ビンラディンの潜伏先の一つに数えられる
ため、地震兵器が使用されたのではないか。地震発生と同時に、
アメリカ軍はイスラム過激派の拠点アチェを制圧できた。東ティ
モールの独立運動も一掃された。インドネシアにとっても、アメ
リカの石油資本(テロ対策に手を焼いていた)にとっても敵が消
えた。         ──『新潮45』/2005年3月号
                 ──田中聡著の前掲書より
─────────────────────────────
 陰謀論者が提示する論拠はすべて状況証拠に過ぎないのですが
結果を見て、その原因となった出来事が、その結果を導くために
仕組まれたものと説くのは陰謀論の定石である──『陰謀論の正
体』の著者、田中聡氏はこのように述べています。さらに田中氏
は「陰謀論是か非か」について次のように述べていますが、これ
は陰謀論の本質を衝いていると思います。
─────────────────────────────
 極論すれば、(「陰謀論是か非か」の論争は)知り得ないもの
のことを、それぞれの世界観に立って主張し合っているにすぎな
いということになる。一方は「常識」であり、もう一方は「非常
識」である。           ──田中聡著の前掲書より
─────────────────────────────
 しかし、そういう本質を見抜いたうえで、陰謀論とされる著作
を読むと、今まで見えなかったウラの諸事情が見えてくることが
多いのです。もともと情報の少ない行方不明の航空機事故のウラ
事情などは、このような著作から見えてくるものです。
 2011年3月11日の東日本大震災の初期データを並べると
次のようになります。なんと、正確に20分ごとに地震と津波が
起きているのです。まるで、誰かが20分ごとに地震と津波の大
きさを調節しているようです。
─────────────────────────────
    14時46分/M9・0の地震と津波第1波
    15時06分/M7・0の地震と津波第2波
    15時26分/M7・2の地震と津波第3波
    15時46分/M5・7の地震と津波第4波
─────────────────────────────
 陰謀論者はこれをもって「人工地震」の証拠であるといいます
が、常識派の人たちはどう考えるでしょうか。それとも偶然の一
致であると考えますか。データは間違っていないのです。
 明日からのEJでは、あくまで常識論に立って、行方不明のマ
レーシア370便について考えていきます。
           ── [航空機事故の謎を探る/003]

≪画像および関連情報≫
 ●浜田和幸参院議員が地震兵器が存在するのは、常識と発言!
  ───────────────────────────
   復興担当の総務政務官に就任(当時)し、自民党を除名さ
  れた浜田和幸参院議員が、2011年7月11日の衆院東日
  本大震災復興特別委員会で、就任前の被災地訪問は「一度も
  ありません」と答弁した。その上で「東北地方には数多くの
  友人、知人がいるし、さまざまな情報を得ていた」と釈明、
  「国際社会から寄せられているがれき処理の支援などと現地
  のニーズをマッチングさせるのが私の使命だ」と述べた。
   質問したみんなの党の柿沢未途氏は、浜田氏が論文などで
  「人工的に地震や津波など自然災害を引き起こす環境・気象
  兵器を米国が敵対国に使用した可能性がある」としている点
  を取り上げ、復興に関する国際協力を得る政府の担当者に不
  適格だと指摘した。
   これに対し浜田氏は「地震や津波を人工的に起こすのは技
  術的に可能で、国際政治、軍事上で常識化されている」と持
  論を改めて展開。同時に「だからといって、米政府などが、
  日本のために援助をしないことはない」とも述べた。
   この浜田和幸参院議員は、数ある国会議員が恐ろしくて、
  口にすることが出来なかった人工地震兵器について衆院東日
  本大震災復興特別委員会で発言したことの意義は大きい!こ
  の一言だけで、浜田和幸参院議員が誕生したことの成果はあ
  ります!             http://bit.ly/1O4IAgp
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地震兵器をめぐる国会での論争.jpg
地震兵器をめぐる国会での論争
posted by 平野 浩 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 航空機事故の謎を探る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする